今日は、立春から数えて7番目の節気、立夏にあたる。このままストレートに盛夏には行かず、途中に梅雨が入るため、立夏を実感するには至らない。それに、今はまだ春の気分から抜け切れていないし。
ところで、端正な新妻聖子が夏到来を丁寧に歌う「夏は来ぬ」(作詞:佐佐木信綱、作曲:小山作之助、1896年)の歌詞に、「五月雨(さみだれ)」の言葉がある。五月雨は旧暦5月、新暦6月頃に降る雨で、梅雨に重なる。本格的に夏の来ることを実感するのは、やはり6月を過ぎて梅雨明けてからになる。
わたしたちの身の回りに立夏に関連する行事をよく知らないし、隣国の「東国歳時記」にも立夏に関わる記事がない。名前だけなのが残念な気もする。
(Youtubeに登録のnobu102891に感謝)