韓国の女性の現在を紹介する、「女性家族部」と「統計庁」発表の「2016統計で見る女性の人生(2016 통계로 보는 여성의 삶)」(6/28発表)を通じて、中央日報(日本語版)の記事、「統計でみる韓国女性の人生」(6/29)は、次のように伝えている。(改行など加工しています。容赦)
(本ブログ関連:”人口”)
いずこも同じ、<高齢化>に伴う女性人口の増加、初婚・出産の高齢化に伴う<少子化>といった課題があるようだ。
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韓国の「女性人口100人あたりの男性の数」を意味する「性比」が初めて100を下回った。女性の<平均寿命>の延びなどの影響で、こうした「女超現象」はますます明確になる展望だ。
「女性家族部」と「統計庁」が28日に発表した「2016統計で見る女性の人生(2016 통계로 보는 여성의 삶)」によれば、
今年の女性人口は、
・女性人口 2542万1253人 (男性人口を4万人以上上回った)
・男性人口 2538万152人
昨年に続き2年連続上回り、性比は
・昨年100.0 (男女差1万人余りに過ぎず)
・今年 99.8 (初めて100を下回った)
今後さらに激しく進むと展望され、
・2020年 99.4、
・2030年 98.6
統計庁の関係者は、「<男子選好>思想からある程度脱却した上に、人口の<高齢化>で男性よりも寿命が長い女性の人口が増加した影響と解説される」と話した。
年齢別では
・50代まで 男性
・60代以上 女性の方が多かった。
特に女性人口は、90年より
・50~60代 約2倍
・70代以上 約3倍 (高齢層に行くほど増加幅が大きかった)
年齢帯別の女性人口は次ぎの順だった。・40代 16.3%
・50代 16.1%
・30代 14.4%
女性の平均初婚年齢も初めて30代に進入した。
・1990年 24.8歳から着実に上がる
・昨年 30.0歳 (cf. 男性32.6歳)
出産率は次の順だった。 (該当年齢女性人口1000人あたり)
・30~34歳 116.8人 (平均初婚年齢以後)
・25~29歳 63.1人
・35~39歳 48.3人
結婚しなければならないとの(13才以上)の考え
・女性 52.3%
・男性 61.5%
2008年(61.6%)から着実に減少している傾向だ。
女性雇用率は
・2012年 48.4%
・昨年 49.9%
雇用率が相対的に高かった (68.6%)2つの年代。(⇒ 結婚・出産などでキャリア断絶発生)
・30代前後(25~29歳)
・40代
非正規職労働者
・女性 40.3%
・男性 25.5%
女性就職の障害要因として「育児負担」が1位(50.5%)
・30代 65.4%
期待寿命(2014年)
・女性 85.5歳 (男性より6.5年さらに長く生きる)
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