先日、ちあきなおみの「黄昏のビギン」を聞いたばかり。秋雨に冷えた今日も、彼女の「紅とんぼ」(吉田旺作詞、船村徹作曲、1988年)を聴いてみよう。
(本ブログ関連:”紅とんぼ”、”黄昏のビギン”)
この「紅とんぼ」、歌手がその力量を競う歌でもあるようで、昔、歌謡番組でケイ・ウンスクと名前を失念したがもうひとり若手の女性歌手が歌い合った。ケイ・ウンスクの歌いこみは実に素晴らしかったように記憶している。
それでも、ちあきなおみの歌は、新宿の駅裏、そっと店仕舞いする酒場に出入りしたひとびと女将との関わりまでが、細やかに情感あふれて聞こえてくる。学生でもない、文士気取りでもない、口下手な男たちが集まるところ。何気ない言葉ひとつで癒しをもらう場所、そんな酒場「紅とんぼ」があったようだ。
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2017年9月22日金曜日
2024年2月25日日曜日
歌謡曲中、名を呼ばれる男たち
砂金採りで、川底の砂利や水辺の草の根についた泥砂を皿にのせて、流れる川水に浸して揺すり、余分なものを水中に洗い落とす。それを何度も何度も繰り返すと、皿の底に黄金色に輝く小さな粒が残ることがある。目を凝らして、じっと動かぬもの、それが砂金だと知る。
山崎ハコ: 「織江の唄」
・織江は、幼馴染みの「信介」(五木寛之の「青春の門」の主人公)を慕い名を呼ぶ
https://www.youtube.com/watch?v=hOGUHjdDPek
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藤圭子: 「圭子の夢は夜ひらく」
・やさぐれの遊び仲間だった「マー坊」、「トミー」、「ジョージ」、「ケン坊」の名を呼ぶ
https://www.youtube.com/watch?v=Og5vcOlo3J0
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ちあきなおみ: 「紅とんぼ」
・新宿駅裏、店仕舞いする女将は馴染みの客だった「ケンさん」、「しんちゃん」、「チーちゃん」の名を呼ぶ
https://www.youtube.com/watch?v=DVsj61GDsj8
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山崎ハコ: 「織江の唄」
藤圭子: 「圭子の夢は夜ひらく」
ちあきなおみ: 「紅とんぼ」
2024年8月25日日曜日
アカトンボ
自然観察会のベテランの方から、毎日送っていただいている公園の観察写真に、「ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)」があった。「赤とんぼ」と括(くく)られてしまいがちだが、違うとのこと。正式な「アカトンボ」(赤とんぼ)は、「アカネ属」に属するトンボになる。
とはいえ、一般に赤とんぼは、秋ぐちの公園、川沿いの小道、或いは高原で出会う、この時期の涼しい風に浮かび、まるで出迎えるようにして飛ぶ、人懐っこさのあるものだ。
赤とんぼと間違えられるトンボに「ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)」と「ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)」があるという*。私としては、ウスバキトンボは、公園で見かける、薄茶色した地味なトンボで、赤とんぼに一緒くたにしてしまう。また、ショウジョウトンボは見るからに赤く、気持ちとしては、これこそまさに赤とんぼと言いたくなる。
(*)「神戸のトンボ Odonata of KOBE」「モノグラフ:アカトンボ」
ー https://www.odonata.jp/02odonatology/sympetrum/index.html
(本ブログ関連:”ウスバキトンボ”)
作詞者三木露風が満5歳のとき、両親が離婚して、母と弟が去った。兵庫県竜野市を流れる川岸で、取り残された寂しさを歌にしたといわれた。けれど、三木露風が語ったのは、北海道で生活したころ、自分を負ってくれた子守娘(姐や)を思い出してのことだという**。ただし、母親への思慕は、ずっと後年の母の死に際しても続く。
ちなみに、この曲は、NHKが1989年に募集した「日本の歌 ふるさとの歌」で人気ナンバー1だったそうだ。
(**)「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)
■ 演歌「紅とんぼ」(作詞:吉田旺、作曲:船村徹、1988年)
新宿の小料理屋が店じまいするとき、常連の客におかみが語る。いろいろな歌手にカバーされているが、何といっても、ちあきなおみの「紅とんぼ」の原曲にはかなわない。
(本ブログ関連:”ちあきなおみ”)
2019年9月23日月曜日
秋分の日 2019
きょうは、二十四節気の「秋分」と重なる、昼と夜の長さが同じという「秋分の日」。でも空は鈍く曇りときたま強風が吹き、台風(17号)の余波を感じる。祝日気分には遠いというか薄いようだ。
(本ブログ関連:”秋分の日”)
天体の動きから、実際は昼の時間が少しだけ長いという。ウェザーニュースの記事「二十四節気 / 『秋分』季節は少しずつ冬へ」*(9/23)は、きょうの日の出から日の入りまでの時間が、12時間9分という。つまり、9分だけ夜より長いことになる。
(*)記事: https://weathernews.jp/s/topics/201909/220055/
・昼の時間:12時間9分
・夜の時間:11時間52分
そのうえ大気の屈折で、地平線下の太陽が微妙な時間見えるため、更にもう少し長く感じることになるという・・・けれど、あいにくの曇り空。
ところで、今日を含めて今年も残り100日しかない。これから昼間は短くなるし、日めくりカレンダーも一枚はがすたび揺れが大きくなる。
街に出れば、何処のショーウィンドウも秋物ばかり。お洒落に敏感でないわたしでも、商品の色合いの変化には気付くというもの。そういえば公園の小川のそばで「赤とんぼ」を見かけた。もしかしたら「ウスバキトンボ」だったかも知れないが。
(本ブログ関連:”赤とんぼ”)
というわけで昨日につづき、ちあきなおみの「紅とんぼ」(吉田旺詞、船村徹曲、1988年)を聞こう。
(本ブログ関連:”紅とんぼ”)
(Youtubeに登録の392kidに感謝)
(本ブログ関連:”秋分の日”)
天体の動きから、実際は昼の時間が少しだけ長いという。ウェザーニュースの記事「二十四節気 / 『秋分』季節は少しずつ冬へ」*(9/23)は、きょうの日の出から日の入りまでの時間が、12時間9分という。つまり、9分だけ夜より長いことになる。
(*)記事: https://weathernews.jp/s/topics/201909/220055/
・昼の時間:12時間9分
・夜の時間:11時間52分
そのうえ大気の屈折で、地平線下の太陽が微妙な時間見えるため、更にもう少し長く感じることになるという・・・けれど、あいにくの曇り空。
ところで、今日を含めて今年も残り100日しかない。これから昼間は短くなるし、日めくりカレンダーも一枚はがすたび揺れが大きくなる。
街に出れば、何処のショーウィンドウも秋物ばかり。お洒落に敏感でないわたしでも、商品の色合いの変化には気付くというもの。そういえば公園の小川のそばで「赤とんぼ」を見かけた。もしかしたら「ウスバキトンボ」だったかも知れないが。
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というわけで昨日につづき、ちあきなおみの「紅とんぼ」(吉田旺詞、船村徹曲、1988年)を聞こう。
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2015年11月2日月曜日
ちあきなおみの「黄昏のビギン」
午前中の雨脚に、天気予報の通り夕方まで降るのかと気が滅入りそうだった。昼過ぎどうやら治まってくれた。とはいえ、冬並みの寒さが一日続いた。
雨が止んでも、空はどんより重く、晴れ間はついに訪れなかった。そんなとき、気分を変えてくれる歌が欲しくなるものだ。かといって、あけっぴろげな元気を求めていたわけではない。
今も絶大な人気を誇りながら、自らステージを去った歌手、ちあきなおみの歌「黄昏のビギン」(作詞:永六輔、作曲:中村八大)は、その昔、コーヒーのコマーシャルにも歌われて、ちょっとした大人気分だった。(原曲は、1959年の水原弘の歌だった)
ちあきなおみの歌で、私のお気に入りは、「紅とんぼ」(作詞:吉田旺 作曲:船村徹)だ。なぜかって、カラオケでは、イ・ソンヒの歌とともに歌わせてもらっているから。新宿駅裏の小さな飲み屋が店仕舞いする。女将と客たちの別れ歌だ。
(Youtubeに登録のtoshiyuki maeda、HirooTanakaに感謝)
雨が止んでも、空はどんより重く、晴れ間はついに訪れなかった。そんなとき、気分を変えてくれる歌が欲しくなるものだ。かといって、あけっぴろげな元気を求めていたわけではない。
今も絶大な人気を誇りながら、自らステージを去った歌手、ちあきなおみの歌「黄昏のビギン」(作詞:永六輔、作曲:中村八大)は、その昔、コーヒーのコマーシャルにも歌われて、ちょっとした大人気分だった。(原曲は、1959年の水原弘の歌だった)
ちあきなおみの歌で、私のお気に入りは、「紅とんぼ」(作詞:吉田旺 作曲:船村徹)だ。なぜかって、カラオケでは、イ・ソンヒの歌とともに歌わせてもらっているから。新宿駅裏の小さな飲み屋が店仕舞いする。女将と客たちの別れ歌だ。
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2015年12月31日木曜日
蛍の光2015 (イ・ソンヒ「惜別の情」)
(丁寧に)さようなら、(洋画にも使われそうに)サヨナラ、(関西風に)さいなら、いずれにしても、(ちあきなおみの「紅とんぼ」風に)いろいろお世話になりました。
一年というリンゴの実も食い尽くし、残るは種だけです。これが来年の実になるといいのですが。酸っぱいもあれば、甘いも・・・なかったな、そんな一年でした。あっというまに過ぎ去った、鞍馬天狗かはたまた月光仮面、疾風のように去っていくのです。
「いつしかとしも、すぎのとを、あけてぞけさは、わかれゆく。」(唱歌「蛍の光」)、いよいよ今年とお別れです。明日になれば、来年がおはようといって入ってきます、猿ですけど。今年を送る大掃除も、来年を迎える正月飾りもしてないので、今日は軽く過ごすことにしましょう。
(本ブログ関連:”蛍の光”)
ところで、韓国では国歌が正式に決まるわずかの間、「蛍の光」の旋律が使われたそうです。「蛍の光」を、イ・ソンヒは「冬の日のものがたり(겨울날의 이야기)」(1988年)に所収の「惜別の情(석별의 정)」として次のように歌っています。
久しく付き合いし 親しき我が友よ
別れとはどうしたことか 行かねばならぬか
いずくへ行こうとも忘れようか 厚い我らが情
再び会うその日のため 歌を歌おう
さらば立派であれよ 祝杯を挙げた手に
惜別の情忘れ難く 涙だけ流すよ
いずくへ行こうとも忘れようか_厚い我らが情
再び会うその日のため 祝杯を挙げよう
いずくへ行こうとも忘れようか 厚い我らが情
再び会うその日のため 歌を歌おう
(Youtubeに登録の이예재に感謝)
一年というリンゴの実も食い尽くし、残るは種だけです。これが来年の実になるといいのですが。酸っぱいもあれば、甘いも・・・なかったな、そんな一年でした。あっというまに過ぎ去った、鞍馬天狗かはたまた月光仮面、疾風のように去っていくのです。
「いつしかとしも、すぎのとを、あけてぞけさは、わかれゆく。」(唱歌「蛍の光」)、いよいよ今年とお別れです。明日になれば、来年がおはようといって入ってきます、猿ですけど。今年を送る大掃除も、来年を迎える正月飾りもしてないので、今日は軽く過ごすことにしましょう。
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ところで、韓国では国歌が正式に決まるわずかの間、「蛍の光」の旋律が使われたそうです。「蛍の光」を、イ・ソンヒは「冬の日のものがたり(겨울날의 이야기)」(1988年)に所収の「惜別の情(석별의 정)」として次のように歌っています。
久しく付き合いし 親しき我が友よ
別れとはどうしたことか 行かねばならぬか
いずくへ行こうとも忘れようか 厚い我らが情
再び会うその日のため 歌を歌おう
さらば立派であれよ 祝杯を挙げた手に
惜別の情忘れ難く 涙だけ流すよ
いずくへ行こうとも忘れようか_厚い我らが情
再び会うその日のため 祝杯を挙げよう
いずくへ行こうとも忘れようか 厚い我らが情
再び会うその日のため 歌を歌おう
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