「自然観察会」の公開イベントには、地元公園の観察を中心にした月一定例のものと、季節や文化的テーマに合わせて観察場所を選ぶ月一のものがある(結局、月二開催になる)。
定例の観察会に参加しているのは、公園の自然に親しむだけでなく、膝痛の回復にも有効であるので積極的に同行させてもらっている。膝痛のリハビリ終了時に、どんどん出歩くよう勧められていて・・おかげで、万歩計で 3,500歩ほど歩いている。
きょうは後者の観察会で、埼玉県の西浦和にある「国指定特別天然記念物 田島ケ原」の「サクラソウ 自生地」を巡り、一日総計 8,568歩いた。正直なところ、観察を終えて解散場所の駅に戻る道のりはきつかった・・・みなに追いつこうとするも足が泳いでしまったのだから。
とはいえ、観察会は、明るい日射し(ときにまぶしく暑さを感じるほど)を受けて、実に健康的だった。(開催していただいた関係のみなさまに、感謝です)
サクラソウは「準絶滅危惧種」に指定されていて、これからも保護が必要とのこと。このサクラソウの成長を邪魔するように「ノウルシ」が取り囲み群生している。これとて「準絶滅危惧種」という。
ノウルシの花は一見地味で、サクラソウの花のような鮮やかさがない。そのため、入門者にとって、<余計なことをする> と思えてしまう・・・ともに準絶滅危惧という解説を聴きながら、植物の世界も大変だと思いいたる。
今回、たくさんの野草(および水鳥を含めて野鳥も)を教えていただいたが、観察手帳の記載が不十分で、ブログに記すのがむつかしい。
(付記)
観察終了後、西浦和の駅に戻る道ばたに白色の「ハナニラ」が咲いていた。ハナニラの増殖おそるべし。
以前、わが町に特定外来植物に指定されたオレンジ色の「ナガミヒナゲシ」が蔓延したが、(多分)役所の手で刈り取られたようだ・・・最近目にしなくなった。ナガミヒナゲシに変わって、ハナニラが増えているような気がしてならない。
ところで、ハナニラの花に、白色の他に薄い紫色のものがあって、会長から薄い紫色がお気に入りとうかがった。合わせて、ハナニラに似た「オオアマナ」についても教えていただいた。