市役所から住民に、健康診査の案内が来たのはだいぶ前のこと。年末までに受診するよう記されていたが、億劫できょうまでずるずると延ばしていた。この歳になると(家族のために健康を維持して働かねばならぬとういう義務は終えているので)、気楽なはずなのに、健診で怪しいものでも見つかるのが嫌で後回しにしたい気持ちでいた。例年のこととはいえ(観念して?)、病院へ行くことにした。
これまで何も変わりなかったのだから、今回も変わりはないはず。一通り検査項目をこなして、最後に医師の軽い問診のとき、全ての検査結果は(データとなって)今月末にあらためて聞くというに、妙に元気を装ってしまう。
病院を出ても尾を引いているのだろうか、もしかしたら何か見つかるかもしれないと杞憂する。そんな気分を知らず、街はクリスマス準備のためだろう落ち着いている。本屋には、来年のカレンダーが吊るされ、年賀状デザインの書籍が山積みされている。健診のことなんか「関係ない!」のだ。
来年は子年(ねどし)なので年賀状デザインは、古いミッキーマウスの動画から探してみようかな。
(Youtubeに登録のBig Takataに感謝)