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2014年11月16日日曜日

公園の秋

日向と日影の差に驚き、あるいは雲間に隠れた太陽を探して、暖かい陽のありがたさを思い知る。休日の昼過ぎ、近所の公園を久しぶり散策した。

(本ブログ関連:”公園1”、”公園2”、”公園3”)

木々は、すっかり葉を染め、また樹下に落ち葉を敷き詰めている。二十四節気の暦の上では冬に入っているものの、秋の景色がたっぷり残っていた。

健康体操教室で教えていただいた通り、公園は映画のような秋景色で迎えてくれた。公園の中央に北側へ通り抜ける路があって、見上げるように高いユリノキが一部片側に並んでいる。

何だかフランス映画に出てきそうな洒落た光景だ。といっても、フランスに行ったこともないけれど・・・多分そんな秋があるんじゃないかなと妄想する。左写真のユリノキの木立の隙間から、児連れ家族が三々五々遊んでいる、いこいの広場を見ることができる。左側から、キャッキャッという子どもたちの遊び声が聞こえてくるようだ。

ユリノキは、見上げるような高い木立だ。初夏にチューリップに似た大きな花を咲かせる(ボソッという感じで落ちてくるが)。秋には、葉を染めて周りを落葉で埋める。陽が傾いて、幹の長い影が伸びてくる。ところで、木立の周りに厚く積もった落ち葉を盛り集めているものがあった。焼き芋でも作るのかな・・・落ち葉が香りすることも忘れてはいけない。

陽が傾くのが速い。3時頃には、寒さが辺りをつつみ始めた。そそくさと帰り仕度する。これで秋の景色を見に行こうという思いを果たした。