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2025年5月1日木曜日

自然観察園、八十八夜

暖かな陽射しのもと、心地よい南の風が吹く。そんな昼過ぎ(午後2時)、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。

(本ブログ関連:”自然観察園”)

コバノタツナミ(写真左)、オドリコソウ(写真右)
・目指す野草が見つからず、観察園の東奥へ進んだとき、「コバノタツナミ」の群れに出会った。木洩れ日の下に突然現れた白い花は、実に清楚だ。紫色の花が咲く「タツナミソウ」の仲間だそうで、白い花は「白花品種として区分される」(Wikipedia)という。
・観察園内の随所に「オドリコソウ」が群生している。散策路を巡っていると、白い花のオドリコソウと出会った。そういえば、目を凝らすとあちこちに見つかる。オドリコソウの花は薄紅色と思っていたが、白いものもあることを知った。花の色の違いを陽の当たり方のせいかとネットで調べたが、そうでもないようだ。そもそも、オドリコソウは陽当たりのよい場所で好んで生育するという。


シラン(写真左)、ミズヒキ(写真右)
・観察園入口から金網柵に沿って少し東に進むと、南向きの小さな斜面に、鮮やかな紅紫色~紺色の「シラン」の花が群生していた。とても目立つたたずまいだ。
・観察園入口に近い金網柵の足元に、葉に奇妙な記号が付いた野草がいる。写真に撮って、自然観察センターに尋ねたところ、「ミズヒキ」だろうとの回答を得た。
ー 「時季(初夏の頃)によっては葉に『八』の字の模様(鼻緒のような模様)が入る。」という。(Wikipedia)


観察園の「かがみ池」は水が干上がって、あちこち水底が顔を出している。そんな岸辺を、「キセキレイ」がいつものように1羽歩いていた。また、干上がった場所で「カルガモ」が1羽、首をすくめて休息していた。


きょうは、「八十八夜」とのこと。

■ Youtube(登録:ひまわり [童謡・唱歌・日本のうた] )
「茶摘み(♬夏も近づく八十八夜)byひまわり×6🌻【合唱/日本の歌百選】歌詞付き」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=D6R0UJqjHXQ

2025年4月30日水曜日

きょうで4月が終わり、ことしも1/3過ぎた

きょうで4月が終わる。あっという間に、今年も「3分の1が過ぎた」ことになる(こんな風に、区切りのいい終わり方として、この後、6月の末に「2分の1が終わった」と語ることになるだろう)。

気象庁の季節区分で、「春」は3~5月で、後5月を残すのみ。6月初旬に東京では「梅雨入り」になる。せわしい「夏」が待っている。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

もうすぐ夏がやって来る、その前に・・・

■ Youtube(登録:クレイジーケンバンド - トピック)
CKB 13thアルバム 『ITALIAN GARDEN』: 「Early Summer」  夏っ子
    ー https://www.youtube.com/watch?v=IBJVKfmeHzo

2025年4月29日火曜日

昭和の日(昭和100年)

きょうは、国民の祝日「昭和の日」で、昭和世代にとってわずかに残った証のような日である。テレビの芸能番組では、過去を懐かしむ最も古い時代として扱われる。そりゃそうだろう、今年は <昭和100年> にあたるのだから。

昭和世代にとって、最大のできごとといえば、戦前・戦後と語られる歴史的区分となった「WWⅡ(第2次世界大戦)」だろう。それに参戦した当時の日本政府は「大東亜戦争」と閣議決定した。一方、連合国側は「太平洋戦争」と呼んだ。

ブログに記したことだが、随分と以前、新入社員から「戦争に行ったのですか」とたずねられた経験がある・・・若者にとって、WWⅡについての話し振りから、私はすでに遠い過去の人間のように思われたのかもしれない。

演歌に「昭和最後の秋のこと」(阿久悠 作詞、浜圭介 作曲、1999年)がある。ともにハスキーボイスの森進一と桂銀淑が歌った。森進一は、意外にあっさりと唄い流している。桂銀淑には、今となっては昭和をどう思っていたのか知りたいところだ。
私は、この歌をカラオケの持ち歌にした。歌うほど万感胸に迫るものがあったが、戦争を経験した人たちに(この歌が)どう受け入れられたのか知らない。

(本ブログ関連:”昭和最後の秋のこと”)

■ Youtube(登録: cbrbn)
「昭和最後の秋のこと  森進一 mori sinichi」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=9yV_Mbmn8IY

2025年4月28日月曜日

バナナのスムージー

子どものころ、バナナはめったに口にできない果物だった。繁華街の路上で、バナナの叩き売りを見かけると、大人たちの隙間から売人の口上を見たものだ・・・親父は、そんな私の執着に応えてくれなかったが。バナナは気軽に食べるものではないことを承知した、

(本ブログ関連:”バナナ”)

それでも、随分以前からのことだが、バナナをスーパーで手軽に買えるようになった。

近ごろ、(小型のミキサーのような)ミルサーを使って、バナナのスムージーを飲んでいる。スムージーなんて表現をするため、ネットでジュースとの違いを確認したところ、繊維質のまま砕いたものをスムージーといい、繊維質を取り除いたものをジュースというそうだ。

作り方を工夫をしている。といっても、バナナ1本を3cmほどに小さく輪切りして、ヨーグルトを大さじ3杯ほど足したところに、ミルクを注ぎ、砂糖を少々加える。5秒x3回ほどミルサーをまわすと、口にとろやかなバナナのスムージーが出来あがる。

ところで、歳とともに、バナナのスムージーを飲み干した後、喉の奥にイガイガ感が増している。これは、リンゴの場合もそうだ。花粉症がゆるくなったのに反比例して、 果物のアレルギー感が増してきたようだ。
子どものとき、好きな色が「黄色」だったのは、バナナへのあこがれにちなんだはずなのに。バナナが次第に遠くになりそうで心配だ。

2025年4月27日日曜日

札幌のサクラが満開

ウェザーマップの情報によれば、きょう、札幌のサクラが満開に達っしたという。満開の賑やかさが北上し、列島を一巡した。ここに至って、薄紅色のサクラは、花吹雪とともに4月の温もりの中に溶け込んでいくことになる。5月も間近。

すでに武蔵野のサクラ並木はすっかり緑の若葉を装い、その後を追ったハナミズキの花も終えつつある。

■ ウェザーマップ
「さくらの開花・満開発表履歴 2025」
    ー https://sakura.weathermap.jp/sp/point.php?city=Sapporo
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【4月27日 札幌 さくらの満開日】平年より9日早い。昨年より3日遅い。(27日15:34発表
【4月26日 室蘭 さくらの開花日】平年より8日早い。昨年と同日八幡宮。(26日15:44発表)
【4月23日 札幌 さくらの開花日】平年より8日早い。昨年より5日遅い。(23日15:45発表)
【4月23日 函館 さくらの開花日】平年より5日早い。昨年より5日遅い。五稜郭公園。(23日15:06発表)
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ところで、わたしたちは北国に対して、なぜか共通の思いをはせる。演歌の世界だ。「あの故郷(ふるさと)へ 帰ろかな 帰ろかな」と唄うとき、サクラの花が咲いたと知ったとき、遠くにあった郷土が急に近くなる。いまでも、演歌は郷土(ふるさと)を歌ってくれる。

(本ブログ関連:”故郷”)

■ Youtube(登録: 泰言)
「北国の春 千昌夫」(作詞 いではく、作曲 遠藤実)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Bvbbx78NBIU

2025年4月26日土曜日

野鳥観察のフィールドから脱落

早朝、野鳥観察(探鳥会)に出かけた。(6:20ころ)気温 14.5℃、北東の風・風速 5.6m/sec 、気温はまあまあだけど、風向きが北東で、風速が思いのほかあって、集合地点で待ち合わせするころには冷え込んでしまった。

朝の挨拶をしていたとき、鼻水が出てきた。しかも、鼻の奥がムズムズしてクシャミを連発した。4回目のクシャミのとき腰が悲鳴を上げたようだ。それから調子を崩したらしく、フィールドに入ってしばらくしてきつくなり・・・ 同行を断念した。
結果、きょうの野鳥観察会への参加回数を表記に記すこと能わず、ただ脱落したことを示すのみ。

帰宅後、昼過ぎに、残念な思いがして街に出た。書店に寄って、「東京都三多摩原人」(久住昌之著、集英社文庫)を手にした。始めから興味深い話題の連発だ。「仙川」をむかし「どぶ川」と呼んだこと、三多摩の由来(西多摩、北多摩、南多摩)のことなど・・・。

九州から東京に来たのが小学校高学年で、福岡県の地理をしっかり学んだ後だった。そのころ、東京の小学校では都内の地理を終えていた時期になる。だから、東京の区や市の位置関係をいまもよく分からずにいる。東京都の行政白地図に市区の名前を完璧に書き込む自信がない。
それでも、三多摩という言葉には魅かれる・・・むかし、使ったような気がする。

2025年4月25日金曜日

自然観察園、オドリコソウとコナラの雄花、野川の旧石器時代展

昼過ぎ(15:00~16:00)、公園に併設の自然観察園へ出かけた。鈍色に重く雲が垂れこめた空は、いつでも雨が降りそうな気配がした。そんな中でも、来園者がぽつりぽつりいた。
結局のところ、雨に濡れることなく巡ることができた。

オドリコソウ
観察園内のあちこちに、「オドリコソウ」が群落となって花を咲かせていた。前回(4/16)訪問した時と比べて、圧倒的な広がりに驚いた。年を経るごとに群落の大きさが変わってきたような気がする・・・。


コナラの雄花
観察園内の「ひょうたん池」に、「コナラ」の雄花が水面を埋めるほどに浮かんでいた。公園で配布の「レンジャーミニ図鑑」(テーマ別に印刷)に次のように解説されている。
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コナラ(小楢)
・特徴:若葉は銀色に見える
・花の大きさ:約0.3cm
4~5月に黄色っぽい花をさかせます。雌花は葉の根元につき雄花はひものように集まります。武蔵野の林を代表する気で、公園にも多いです。
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落下していた、ひも状の雄花の長さは 7.5cm ほどあった。


「野川中流域の旧石器時代」展
改装された「自然観察センター」は、野川流域で発見された 35,000年以前の旧石器時代の遺物を紹介している。テーブル上に展示された国分寺崖線の立体模型を俯瞰して見るのは楽しい・・・まるで、鉄道模型のジオラマを想い起させる。また、いろいろな種類の旧石器標本は、ガラスケースのなかにおさまっている。成形した黒曜石の輝きが美しい。

2025年4月24日木曜日

(資料)マキノの日

きょうは、牧野富太郎(1862年5月22日〈文久2年4月24日〉~ 1957年〈昭和32年〉1月18日)博士の生誕(旧暦の文久2年4月24日)を記念して、高知県立「牧野植物園」は「マキノの日」と制定している。

(本ブログ関連:”牧野富太郎”)

牧野富太郎博士が収集した標本類は、主に東京都立大学の「牧野標本館」に、また、蔵書・直筆原稿・植物画などは高知県立「牧野植物園」の「牧野富太郎記念館」に保管されている。

■ ChatGPTとのQ&A
Q.牧野富太郎博士が採集・収集した標本は、現在どこに保管されていますか?
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A.牧野富太郎博士が生涯をかけて採集・収集した膨大な植物標本は、現在、主に以下の2つの施設に保管されています。​

1.東京都立大学 牧野標本館(八王子市)
牧野標本館は、1958年に牧野博士の遺族から寄贈された約40万点の未整理標本を整理・保管するために設立されました。​現在では、これらを中心に藻類・コケ・シダ・裸子・被子植物など約50万点の標本を所蔵しています。​特に、牧野博士が新種として発表したタイプ標本や、絶滅した植物の標本など、貴重な資料が多数含まれています。​標本は学術研究や教育に活用されており、一般の方々にも一部が展示されています 。​

2.高知県立牧野植物園
高知県立牧野植物園は、牧野博士の出身地であり、博士の業績を顕彰するための施設です。​ここには、博士が描いた植物画や、博士の研究活動に関連する資料が展示されています。​また、東京都立大学に寄贈された標本の一部も移管されており、標本の保存・展示が行われています 。​

これらの施設は、牧野博士の植物学に対する情熱と業績を後世に伝える重要な拠点となっています。​特に東京都立大学 牧野標本館では、標本の閲覧や貸出が行われており、研究者や一般の方々に広く利用されています。
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(付記)
アカデミックな世界で、有機化学 + 代謝生理学 → 生化学 → 分子生物学 へと進化していく中で、生物の分類学(植物系統分類学)は、次第に隅に追いやられた時代があった。今は、DNA解析を元に系統樹が再構成されたりしている。もしかしたら、流行りの「多様性」(本来、生態学の用語のはず)といった言葉で、復帰する側面があるのかもしれない。

2025年4月23日水曜日

オナガ

野鳥観察(探鳥会)のベテランの方が、会員へ毎日観察した結果を複数の写真を添えてメール配信されている。先日の写真に、「オナガ」(カラス科、雌雄同色、留鳥)の群れがあった。ちょうどそのころ、近所の電柱のいただきに、オナガが1羽とまっているのを見た。何で1羽だけといぶかしんだ。

(本ブログ関連:”オナガ”)

九州から、父の転勤で東京に来たとき、杉並の社宅にオナガの群れがしょっちゅうやって来て、庭木にぶら下がるようにして小休止しては、せわしく飛び去った。今まで見たことのない鳥だった。それは、黒い頭と対称に腹は白く、グレイの背につづく尾は美しい淡青色をしていた。しばらく、調和のとれた色彩に関心を持っていたが、やがて「カラス」の仲間であることに気付いた。実に喧しいのだ。

鳴き声について、どの野鳥図鑑や歳時記を見ても好意的とはいえない。
・「ゲー」、「ギィーイ」、「ゲッ」、「キュキュキュ・・・」
    ー 「くらべてわかる野鳥」(叶内拓哉著、山と渓谷社)
・「グェーイ」、「グェーイグェーイグェーイ」、「ビリビリビリ」
    ー 「野鳥」(正木広造監修・写真、永岡書店)
・「ゲーイゲイゲイ」
    ー 「庭や街で愛でる 野鳥の本」(大橋弘一著、山と渓谷社)
・「ギェーエ」、「ギューエ」
    ー 「野鳥歳時記」(山谷春満著、冨山房百科文庫)

オナガの分布
現在、関東から北日本に棲息するという。かつて九州にもいたという話がある。
・「1970年代までは本州全土および九州の一部で観察されたが、1980年代以降西日本で繁殖は確認されておらず、留鳥として姿を見ることはなくなった。」(Wikipedia
・上記の写真図鑑「野鳥」でも「かつては九州にも分布していた」とある。
これには驚いた。九州(北九州)にいたころ小学生だったとはいえ、これほどの大きさなら覚えていそうなものだが・・・。
・上記の(原寸大図鑑)「庭や街で愛でる 野鳥の本」に、世界で見たとき、(ユーラシア大陸の両端の)東アジアとイベリア半島のスペイン・ポルトガルに棲息しているという。東洋との香辛料貿易で連れられてヨーロッパに渡ったと考えられたが、イベリア半島に4万年以前のオナガの化石が発見されたそうだ。 

2025年4月21日月曜日

公園の花咲く樹々

このところ「夏日」(最高気温 25℃以上の日)が続いている(除:4/20)。きょうの昼下がり(14:30~15:30ころ)、日射しと暖かさにつられて2つの公園を巡った。下記の樹の花以外に、タンポポ(カントウタンポポ)の群落と、小川に「ダイサギ」が1羽いるのを見た。

月日(曜日)最高気温℃(時刻)
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4/17(木)    25.4
4/18(金)    26.2
4/19(土)    29.2
4/20(日)    24.8 13:46)
4/21(月)    26.0  (14:34)
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月曜日の平日ながら、2つの公園を流れる小川で、子どもたちが水遊びしている姿が見られた。かれらにとって、春と夏の区別はないようだ・・・遊びをせんとや生まれけん。何よりの驚きは、保護者の姿を見かけないことだ(確かに、この小川の水深は全く問題ないのだが)。

シャクナゲ
公園南側に、「シャクナゲ(石楠花)」の樹(丈3mほど)が立っていて、真紅で大振りの花を全体に飾っている。原産地はヒマラヤ山麓だそうだが、むしろ灼熱の乾燥地帯の方が似合っていそうな気がする・・・それほどに、情熱的な花だ。

(本ブログ関連:”シャクナゲ”)


ハナミズキ(写真左側2枚)、ヤマボウシ(右側2枚)
「サクラ」の後を追うように、「ハナミズキ(花水木)」の花(白や紅)が咲き、東京の街路樹を1位で飾っている。それに対して、「ヤマボウシ」の花(白)は身近でない。両者ともに「ミズキ属」に位置し、花は花弁でなく「総苞」である。花をアップした写真を載せたが、余りにそっくりなのに焦ってしまった(ヤマボウシの花は先が尖っている)。

(本ブログ関連:”ハナミズキ”、”ヤマボウシ”)

2025年4月20日日曜日

穀雨 2025、春の雨、葭(ヨシ)と葦(アシ)

きょうは二十四節気の「穀雨(こくう)」、春の雨は植物にとって恵みの雨で、この後の夏の日のもとですくすく成長を促す。

(本ブログ関連:”穀雨”)

4月に入っての雨は、4/1~3、4/10-11、4/13-14だけ(きょうまで約3割の降雨)で、晴れが勝っている。いい具合に雨が降ってくれているようだが、公園の小川の水位や自然観察園の池の貯水が心配。最高気温も今週末に夏日が続いていて、しばらく雨が望めないのだろうか。

春の雨
Googleの生成AI「Gemini」に、春の雨につけられる名を挙げてもらった。
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春雨(はるさめ):  しとしとと静かに降り続く春の代表的な雨です。潤いをもたらし、草木を芽吹かせる優しい雨というイメージがありますね。
菜種梅雨(なたねつゆ):  菜の花が咲く頃に降る、しとしととした長雨のことです。梅雨という言葉が入っていますが、梅雨よりも早く、3月から4月頃にみられます。
木の芽雨(きのめあめ):  草木の芽が出始める頃に降る雨です。新しい生命の息吹を感じさせる、希望に満ちた雨ですね。
催花雨(さいかう):  花を咲かせるのを促すように降る雨のことです。特に桜の開花を待ちわびる気持ちと結びつけられることが多いです。
甘雨(かんう):  草木を潤し、万物に恵みを与える、喜ばしい雨のことです。春の雨は、まさにこの甘雨という言葉がぴったりくるものが多いでしょう。
小糠雨(こぬかあめ):  非常に細かい、霧のような雨のことです。しっとりと辺りを濡らす、静かで繊細な印象を与えます。
霧雨(きりさめ): 霧のように細かい雨のことです。小糠雨と似ていますが、より空気中に漂っているようなイメージがあります。
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この他に、桜が咲くころの「花時雨(はなつゆ)」、春の長雨の「春霖(しゅんりん)」(=菜種梅雨)などがある。


七十二候
「穀雨」の期間を三つに分ける「七十二候」はつぎの通り。
・初候: 始生(よし はじめて しょうず) 水辺の葭/葦( あし)が芽を吹き始めるころ
・次候: 止出苗(しも やんで なえ いず) 霜が終わり稲の苗が健やかにそだつころ
・末候: 牡丹華(ぼたん はな さく) 牡丹の花が咲きだすころ


葭(ヨシ)と葦(アシ)
・葭/葦:  葭(ヨシ)と葦(アシ)は同じイネ科ヨシ属の多年草(ヨシはアシの音のイメージを避けて名付けられた)。水湿地の地下茎(根茎)の節からひげ根を出して次つぎ生える。葉先は垂れ、茎は中空で節がない(茎を編んで作った簾(すだれ)で、日よけ(葦簀(よしず)張り)にしたりする。また、水の浄化にもつながるため、「吉原」の地名に通じる。(「自然観察会」の会長の解説・資料などより)
・Wikipediaに、「4~5月に採取した若芽」を調理して食用にできると紹介がある。

2025年4月18日金曜日

シバザクラ

街の通りに信号機があり、その足元近くの敷地に「シバザクラ」*の薄紅紫の花が絨毯のようにびっしりと植えられていた。集合住宅の駐車場の角地であり、敷き詰める余裕があるのだろう。その場を通り過ぎて、引き返してポケットサイズのコンデジで撮った(次の3枚とも)。民家の草木の花が、いかに美しくても、カメラを取り出して撮影するのは今どきあり得ないが、今回は、場所がら大目に見ていただけるだろう。
(*)シバザクラに園芸種がいくつもあるだろうけれど、Googleの画像検索で同定した。


シバザクラについて、図鑑を見たが直接該当するものがない。Wikipediaの記載もあっさりしていて、この花の属名は「フロックス属」といい、「① キキョウナデシコ(草丈15~50cm)、② クサキョウチクトウ(草丈40–120cm)、③ シバザクラ」があり、「シバザクラのように数cm程の高さにしかならない種も多い」とある。人気の花なのに地味な扱いだ。

4月~5月、シバザクラで知られる公園でフェアやイベントが開かれるようだ。
これらのフェアやイベントは、人工的な栽培のためか、自然観察の立場でみなでうかがうことはないため、個人的に出向くしかない。それはそれで大変な・きついことで・・・。

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「【2025年】関東の芝桜の名所7選!芝桜祭り・見頃情報も」(2025/04/02)
    ー https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/trend/shibazakura

2025年4月17日木曜日

(Gemini)ホンダのジェット機から宇宙のこと

Googleの生成AI Gemini に、ホンダのジェット機から宇宙のことまで聞いた(たずねた)。回答から、本当に夢のある、本気でやり遂げる企業だなと思った。

質問した言葉だけ記す。
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ホンダジェット機を制作した技術者は、どんな経歴の人たちですか? もともと自動車の技術者としてホンダに採用された人たちですか、それとも、航空技術に関係する会社からの転職者たちが多いですか?

ホンダがジェット機開発に興味を持ち、開発に着手したのはいつ頃からですか?

現在のホンダジェット機の開発に、日本とアメリカの技術者が参加しているようですが、日米の開発の分担はどのようになっているのでしょうか?

ホンダジェット機の販売は、国別にみるとどのような割合になっているでしょうか?

ホンダにおける、ホンダジェット機の売り上げは、現在~将来(計画)に渡って、どれくらいの規模と割合でしょうか?

(参考)「ライトビジネスジェット 市場規模・予測 2025 に 2032」(stlentyd、2025.04.02)
        ー https://pando.life/article/975457

想像ですが、ホンダが航空機事業を出発点として進化し、将来、宇宙産業に乗り出す気配はあるでしょうか?
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技術を捨てない、技術者を見捨てない企業だとつくづく感じた。

2025年4月16日水曜日

自然観察園の黄色い花

春の陽は次第に長くなって、午後3時過ぎでも鋭くまぶしい。そんな中、公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。観察園は、4時30分に閉園するので、滞在時間はわずかだったが、それでもちらほらと来園者の姿が見えた。

今回は、春らしい陽気な黄色の花を探した。日射しが強く、ポケットサイズのコンデジカメラでは上手くいかず、黄色の花弁が真っ白に写っていたりした。できるだけ、そんな花弁をのぞいて選んだものを次に並べてみる。

ヤマブキ(写真左)、クサノオウ(写真中央)、ヤマブキソウ(写真右)
① 観察園入口に、草花の写真を地図に付した掲示板がある。その掲示板の傍に、落葉低木「ヤマブキ」の木立が黄色の花を咲かせている。
② 同じく掲示板の横に「クサノオウ」が黄色の花を密集して咲いている。
③ ヤマブキと似た花を咲かす「ヤマブキソウ」の群落がある。一面黄色の花が広がっているのは圧巻だ。


カントウタンポポ(写真左)、キジムシロ(写真右)
④ 春の黄色といえばタンポポだろう。萼片が上向きから「カントウタンポポ」と判別した。
⑤ 小さな斜面に、「キジムシロ」の黄色の花が密集して塊りになって、存在を示していた。


ちなみに、観察園の「かがみ池」の少ない水溜まりに、「カルガモ」が2羽より添うように浮かんでいた。

2025年4月15日火曜日

BIRDER 4月号、ラピスラズリ

野鳥趣味の月刊誌「BIRDER」は、毎月16日に号が新しくなる。実は 4月号の特集が「美しき青い鳥」で、購入しようと思っているうちに時が進み、明日から5月号が書店に並んでしまう。あわてて、近隣の書店に駆け込んで4月号を求めてきた次第。

① 「BIRDER」4月号の表紙は、「コルリ」が尾をぴんと立て、沢の倒木にとまっている写真だ。軽快なさえずりが聞こえてくるようだ。(撮影 大塚敏敏之)

② 特集「美しき青い鳥」の代表として、写真ページ「瑠璃三鳥」に、「オオルリ(大瑠璃、夏鳥)」、「コルリ(小瑠璃、夏鳥)」、「ルリビタキ(瑠璃鶲鶲、漂鳥)」が並び、瑠璃色の姿を堪能させる。(撮影・文  吉野俊之)
(瑠璃色の鳥といったら、「カワセミ」を見た以外にないのが残念)

(本ブログ関連:”瑠璃”)

コルリは喉から腹部にかけて白く、背の瑠璃色とのコントラストが、まるでWWⅡ当時の海軍戦闘機の塗装を思わせる(上から見れば海色、下から見れば空の眩しさ)。
また、色彩の豊かさでいえば、わき腹を橙色で飾るルリビタキが華やかかも知れない。

③ 漫画ページ「青い羽は強い雄の証拠」(漫画 一日一種)は、瑠璃三鳥の強い雄の話題を提供してくれるが、最後に思わぬ展開がある。カッコウ科「ジュウイチ」が、瑠璃三鳥を相手に托卵させるという・・・お人好しにもほどがある。

童話に「青い鳥」がある。メーテルリンクの原作童話を読んだわけでないが、幼い兄妹が幸せの青い鳥を求めて旅するが、クリスマスの朝目覚めて気付いたのが、本当に幸せの青い鳥は身近にあるということだったようだ。

ともあれ、「青」には幸せのイメージがあるようだ。青色は、人類にとって自然をイメージするものであって、先日(4/13)の本ブログに記したように、緑色より先に言語化されたという。
ちなみに、宝石で、ダイヤモンドの中で希少・高価なのに「ブルーダイヤモンド」がある。グリーンにあたる宝石といえば「エメラルド」(緑柱石:ベリル)だが、この石にはマフィ〇のにおいがする。

石の話になってしまったので、瑠璃色についていえば、かつての「シルクロード」を、人々が求めた石「ラピスラズリ(瑠璃)の路」ともいえると、「楽しい鉱物学」(著者 堀秀道)で語られていたのを思い出す。

(本ブログ関連:”ラピスラズリ”)

瑠璃色はひとを引き寄せる。

2025年4月14日月曜日

スモモも モモも モモのうち

きのうの午後からきょうの午前3時ころ深夜まで、雨が降りつづいた。このところ天候が乱れ気味だが、今朝になって打って変わって陽光がまぶしいほど輝き、清々しい一日を満喫できた。

春も変化している。サクラについて、「ソメイヨシノ」の並木道は、緑の葉影に交替している。苗圃の「シダレザクラ」の花には勢いがない。住宅街の塀越しに咲く「ヤエザクラ」だけが頑張っているくらい。

むかし、テレビ番組でいかにも市民劇のような創作(現代劇)ミュージカルを見たことがある。そこでのメインテーマに歌われた歌詞に「スモモもモモもモモのうち」があった(みな同じ仲間と表現していた)。この言葉が耳に残ったが、よく考えれば早口言葉遊びに使われている。
観察する範囲で見かける「モモ」は、「ゲンペイモモ」(観賞用で実は食えない)くらい。本来の「モモ」も「スモモ」もどこかで花を咲かせているかも知れない・・・ただ、気付いてないだけなのかも知れない。

■ Googleの生成AIの「Gemini」より抜粋

❶ 東京での、「モモ」、「スモモ」、「サクラ」の開花順序を聞いた
どうやら、モモとスモモはほぼ同時期に、サクラはちょっと遅れて咲くようだ。ということは、モモとスモモの開花を知らずにいたが、4月は咲きつづけているようだ。
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一般的な開花順序(東京):
モモ(桃): 一般的に3月中旬から4月下旬にかけて見頃を迎えます。サクラよりもやや早く咲き始める傾向があります。
スモモ(李): スモモの開花時期は、品種によって幅がありますが、一般的には3月から4月にかけてです。モモとほぼ同時期か、やや遅れて咲くことが多いです。
サクラ(桜): ソメイヨシノなど一般的なサクラの見頃は、東京では3月下旬から4月上旬です。モモやスモモよりも後に咲くことが多いです。
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モモとスモモの系統分類を聞いた
ネットで調べたところ、両者の属を異なるとするものがあるが、「Gemini」によれば、現在では次のように「サクラ属」にまとまっているという。
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モモもスモモも、現在ではサクラ属 (Prunus) に属しています
・かつて「スモモ属」と考えられていたグループは、現在ではサクラ属スモモ亜属として扱われています。
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2025年4月13日日曜日

(雑談)青と緑、どちらが先か?

以前(2/24)、本ブログの雑談として「アオ(青)とミドリ(緑)」の混用について記した。絵の具の「青」と「緑」は容易に区別できるのに、言葉になると使い分けが曖昧になる点だ。例えば、交通信号機の青ランプ=実際は緑色、青い山脈=実際は緑の木々におおわれている、といった言語と視覚の差異でもある。

(本ブログ関連:”アオ(青)とミドリ(緑)”)

そこで、今回は言葉に即して「青」と「緑」の発生を、日本語と英語について、Google の生成AI Geminiに問うてみた。長い回答を得たがそのまま載せる。

結論日本語と英語ともに、「青(Blue)」から「緑(Green)」が分化したという


■  日本語の「青」と「緑」の発生

Q.日本語で「緑」と「青」は曖昧です。「緑」と「青」のどちらが先に発生したと言えますか?
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A.日本語における「緑」と「青」の曖昧さはよく知られており、歴史的にも興味深い現象です。結論から言うと、「青」の方が先に色の概念として存在その後に「緑」が分化してきたと考えられています

以下にその理由を解説します。

1. 古代の色の認識:
古代の言語、特に色の語彙が発達していない段階では、色の区別が大まかでした。明るい色(白、黄、赤など)暗い色(黒)といった基本的な区別は早くから存在しましたが、中間色である緑や青は、他の色との境界線が曖昧だったと考えられます。
多くの言語で、青と緑を区別する語彙が比較的新しい時代に現れる傾向があります。

2. 日本語における「青」の広範な意味:
古代日本語の「青(あお)」は、現代の「青」だけでなく、緑色のものに対しても広く使われていました。例えば、青葉(あおば - 緑の葉)青菜(あおな - 緑色の葉野菜)青々とした(あおあおとした - 緑が鮮やかな様子)などがその名残です。
これは、「青」という言葉が、未熟で生き生きとした植物の色、あるいは自然の色全般を指す広い概念を持っていたことを示唆しています。

3. 「緑」の成立:
「緑(みどり)」という言葉は、平安時代頃に「萌葱色(もえぎいろ)」など、植物の芽出しの色を表す言葉から独立してきたと考えられています。
「みどり」の語源は、「瑞々しい(みずみずしい)」「芽出し(めだし)」といった言葉と関連付けられています。これは、「緑」がもともと植物の新芽の色、つまり生命力溢れる色として認識されたことを示唆しています。
徐々に、植物の色特にの色を表す独立した概念として「緑」が定着していきました。

4. 現代語における曖昧さの残存:
現代日本語でも、「青信号」「青りんご」「青汁」のように、実際には緑色のものを「青」と表現する例が残っています。これは、かつて「青」が緑を含む広い範囲の色を指していた名残と考えられます。

まとめ:
以上のことから、日本語においては、まず「青」という広い概念の色名が存在し、その後に植物の色、特に新芽の色を表す「緑」が分化・独立してきたと考えるのが自然です。現代に残る「青」の曖昧さは、その歴史的な経緯を物語っています

これは、言語における色の認識が、文化や自然環境との関わりの中で徐々に細分化・明確化されていく過程を示す興味深い例と言えるでしょう。
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■  英語の「青」と「緑」の発生

Q.それでは、「英語」の単語の場合、「Blue」と「Green」の発生はどちらが先だったのでしょうか?
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A.英語の単語「Blue」と「Green」の発生に関しても、日本語と同様の傾向が見られ、「Blue」の方が先に色の概念として存在し、その後に「Green」が分化してきたと考えられています。

以下にその理由を解説します。

1. 歴史的な記録:
インド・ヨーロッパ祖語(PIE)に遡ると、青を表す語根である *bʰlēw-* が存在していました。この語根は、ラテン語の flāvus(黄色)古代教会スラヴ語の blěvъ(青白い)古高ドイツ語の blāo(青)など、多くのインド・ヨーロッパ語族の言語に痕跡を残しています。英語の "blue" もこの語根から派生しています。
一方、「Green」に対応する明確なインド・ヨーロッパ祖語の語根は特定されていません。これは、緑が初期の色の語彙において、他の色(特に黄や青)との区別が曖昧だった可能性を示唆しています。

2. 古英語の状況:
古英語の時代には、現代の「blue」に相当する語(blāw など)が存在していました。これは、空や海の色を表す基本的な色として認識されていたと考えられます。
「Green」に相当する古英語の grēne は存在しましたが、その意味範囲は現代英語の「green」よりも広く、未熟な新鮮な活気のあるといった意味合いも含まれていました。これは、緑が植物の成長や生命力と強く結びついて認識されていたことを示唆しています。

3. 言語間の比較:
多くの言語において、青を表す基本的な語彙が古くから存在し、緑を表す語彙が比較的後から分化する傾向が見られます。これは、空や水といった自然界の顕著な青色の存在が、初期の色認識において重要だったためと考えられます。
緑は植物の色として多様であり、他の色との境界も曖昧だったため、独立した色概念として確立するのに時間がかかった可能性があります。

4. 文化的な要因:
古代社会において、空や海の色である青は、神聖さや遠い世界といったイメージと結びつけられることがありました。一方、緑は身近な植物の色であり、生命や成長の象徴ではありましたが、独立した色名として強く意識されなかった可能性があります。

まとめ:
英語においても歴史的な言語学的証拠や他の言語との比較から「Blue」の方がより古い起源を持ち基本的な色の概念として先に存在していたと考えられます。「Green」は、植物の色、特に成長や生命力を表す意味合いを持ちながら、徐々に独立した色概念として確立していったと考えられます。

この現象は、人間がどのように自然界の色を認識し、言語化していくかの過程を示す興味深い事例と言えるでしょう。基本的な自然の色、特にの色が、初期の色の語彙において重要な役割を果たしたと考えられます
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ジャングルを出てサバンナへ向かった我々の祖先は、「緑」に覆われたジャングルを忘れ、「青々」と天空の広がる大地の記憶から始まっているのだろうか? それとも、植物の緑が当たり前過ぎたのだろうか?

4月の満月(ピンク・ムーン)、桜もち

きょう(旧暦3月16日)*の月は「満月」。今晩20時過ぎに曇りから小雨となるが、月の出は17時36分なので、19時頃に東南東、高度15.2度の空に浮かぶはず・・・。どうやら天気の按配がよくない。(実際のところ、満月の時刻は9:22 )
(*)旧暦3月の和名の「弥生(やよい)」は、「木草(きくさ)弥(いや=ますます)生(お)ひ茂る月」を語源とされているとのこと。

(本ブログ関連:”満月”)

■ ウェザーニュース
「3月のいろいろな呼称 『弥生』以外にも桜にまつわるものなど」(2023/03/01 05:00)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202302/280125/

米国の「農事暦」**では4月の満月を、この季節に満開になるピンク色の「芝桜」に由来して「ピンク・ムーン(Pink moon)」という。
(**)農事暦(The Old Farmers’ Almana): https://www.almanac.com/

■ ウェザーニュース
「春の夜空を照らす満月『ピンクムーン』が浮かぶ」(2022/04/16 19:57)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202204/160185/


桜もち
そういえば、秘密(自称)の桜並木は緑が増して、普通の並木道に戻った。それを惜しんで「桜もち」を食ってみたくなる。この菓子には三つの悩みごとがある。下記の選択について、わたしの場合、いずれも後者になるのだが。
・一つ目は、菓子を包む葉***を一緒に食べるか、食べないかだ。
・二つ目は、餡を包むのが、小麦粉の薄焼きの「長明寺」か、もち米の「道明寺」かだ。
・三つ目は、餡が粒餡か、漉し餡かだ。
(***)桜もちの葉: 「オオシマザクラ」の葉が使われる。先日(4/6)の観察会で、花の顎下部分を切って舐めると、かすかな甘味を感じた。

■ ウェザーニュース
「『桜餅』といえばどっち派?全国各地で“関西風”が優勢」(2022/04/03 12:14)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202204/020185/

ところで、歳時記「俳句歳時記 生活」(楠本憲吉編、カラーブックス 保育社)の「桜餅」の項に、高浜虚子の「三つ食へば葉三片や桜餅」の句がある。勢いで三つ食うほどに美味かったのだろう。皿に残った三片の葉を見て思い出し、苦笑いしているところか。ちなみに、虚子さんは、葉を食べない派のようだ。

(付記)
昔、珍しくカラーページを多用した文庫本スタイルの保育社の「カラーブックス」が流行った。図鑑の出版社らしく、あらゆる分野を網羅的にまとめていた。ポケットサイズで手軽、満喫した覚えがある。現在、新刊本はどうなのだろうか? 

2025年4月12日土曜日

(資料)「笈埃(きゅうあい)随筆」にある八百比丘尼

先日(4/9)の「八百比丘尼」の続き。

「江戸奇談怪談集」(須永朝彦 編訳、ちくま学芸文庫)には、江戸期の奇談・怪談について記した書物を並べ、それぞれの代表的な話題をピックアップしている。八百比丘尼を語るとき、まずあげられる資料に、桃井塘雨(ももいとうう)の「笈埃(きゅうあい)随筆」がある。

(本ブログ餡連:”八百比丘尼”)

上記 <奇談怪談集> に掲載の「笈埃随筆」の「八百比丘尼」から、ポイントを抜き出して以下に記す。

① 書き出しは、万葉集の歌から始まる。坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ:坂上郎女(いらつめ)の長女)が、万葉集編者の大伴家持に贈った相聞歌である。(この二人は後に結婚した)
「かにかくに人は言ふとも若狭道後瀬の山(のちせのやま)*の後も逢はむ君」
後瀬山は、文字面から象徴的に(後に逢瀬するの意で)使われただけで、都びとが若狭まで足を運んだわけではないようだ**。
(*)八百比丘尼は各地を巡った最後に小浜(おばま)に戻り、「後瀬山」で入定したとされる。
(**)資料:「すさまじきもの ~「歌枕」探訪~」の「後瀬山(福井県小浜市)」
    ー https://saigyo.sakura.ne.jp/nochisenoyama.html

②「八百比丘尼の父は秦道満(はたのどうまん)と申す由」とあり、秦の苗字を名乗っていて帰化系の響きを感じてしまう。また、名は堂満で、「陰陽師」(おんみょうじ)の「安倍晴明」と宿敵である「蘆屋道満(あしやどうまん)」が浮かんでくる・・・。

③ 八百比丘尼が「隠岐」まで訪れて杉を植え、「八百歳を経て後に、また来りて見ん」といったとある。上記の八百比丘尼が各地を巡った例のひとつ。

④ 伝説で、父親がある宴から不信に持ち帰ったもの(人魚の肉)を、娘が知らずひそかに食して八百比丘尼になるというのが主な展開だが、妻が食った例もある。妻は、その味覚・感触を次のように語った。
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・ 一口食した時は、味わい甘露のごとくに覚えましたるが、食し終えるや身体(からだ)蕩(とろ)け死して、夢のようにござりました。
・ 暫(しば)しの後、覚めますると、気骨は健やかに、目は遠くまで利き、耳はよう聞こえ、胸中は明鏡のように覚えまする。
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結果、妻は長寿を得て、親族七代を経ても生き続けた。「遂には若狭の小浜に至ったという」。

2025年4月10日木曜日

ゲンペイ(ハナ)モモ

体操教室の帰り道、畑地の端に人の背丈ほどの高さの「ハナモモ」の木と出会った。
例年この時期、ハナモモの2本の木立が、白い花と薄紅色の花を同じ幹から咲かせている。紅白二色が見られることから、源平の戦で源氏(旗色:白色)と平家(旗色:紅色)の旗色に合わせて、「ゲンペイモモ」と呼ばれる「モモ」の園芸種である。

今年、なぜか手前の木(写真左側)の花に、白色が多いように見え、奥の木(写真右側)にはいつも通り、白色と薄紅色の花が咲いている。

(本ブログ関連:”ゲンペイ(ハナ)モモ”)


ハナモモの原木である「モモ」について:
・以前(2005年4月17日)、水晶の代表的産地である山梨県の「乙女鉱山」に鉱物採集に行くため、勝沼のICを降りたところ、盆地一面に桃の薄桃色の花が広がっていた。驚嘆して、目一杯春を感じた思い出がある。

(本ブログ関連:”乙女鉱山

・陶淵明は、「桃花源記」で、桃の林の奥先に時間が止まった「桃源郷」との不思議な出会いの伝説を詩っている。モモの花には、サクラと違う物語がある(強いていえば、モモには時間の永続性が、サクラには時間の局面性が・・・)。

(本ブログ関連:”桃源郷”)


■  資料(Googleの「Search Labs 」AI による)
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桃には、果実を食べる「実桃と、花を楽しむ「花桃の2種類があります。
                                 実桃                                            花桃                           
用途                食用として栽培される                観賞用に栽培される
特徴                果実が大きく、甘みがある          花が大きく、八重咲きのものもある
生育環境          比較的暖かい地域を好む             寒冷地に強いという特徴がある        

実桃
「黄桃」や「白桃」など、よく知られている桃です。日本には弥生時代に渡来したとされ、平安時代には「桃の節句」に桃の花が観賞されるようになりました。

花桃
 園芸種として栽培されており、「ひな祭り」の時期に購入できることもあります。花桃は、枝いっぱいに咲き誇る桃の花が淡いピンク白色花びらで満たされ、その光景はまるで桃色の雲が空に広がるかのように美しいです。
花桃には、実がなることもありますが、苦みや酸味が強かったり、あまり大きくならなかったりと、一般的に食用には向いていません。
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