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2025年4月13日日曜日

4月の満月(ピンク・ムーン)、桜もち

きょう(旧暦3月16日)*の月は「満月」。今晩20時過ぎに曇りから小雨となるが、月の出は17時36分なので、19時頃に東南東、高度15.2度の空に浮かぶはず・・・。どうやら天気の按配がよくない。(実際のところ、満月の時刻は9:22 )
(*)旧暦3月の和名の「弥生(やよい)」は、「木草(きくさ)弥(いや=ますます)生(お)ひ茂る月」を語源とされているとのこと。

(本ブログ関連:”満月”)

■ ウェザーニュース
「3月のいろいろな呼称 『弥生』以外にも桜にまつわるものなど」(2023/03/01 05:00)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202302/280125/

米国の「農事暦」**では4月の満月を、この季節に満開になるピンク色の「芝桜」に由来して「ピンク・ムーン(Pink moon)」という。
(**)農事暦(The Old Farmers’ Almana): https://www.almanac.com/

■ ウェザーニュース
「春の夜空を照らす満月『ピンクムーン』が浮かぶ」(2022/04/16 19:57)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202204/160185/


桜もち
そういえば、秘密(自称)の桜並木は緑が増して、普通の並木道に戻った。それを惜しんで「桜もち」を食ってみたくなる。この菓子には三つの悩みごとがある。下記の選択について、わたしの場合、いずれも後者になるのだが。
・一つ目は、菓子を包む葉***を一緒に食べるか、食べないかだ。
・二つ目は、餡を包むのが、小麦粉の薄焼きの「長明寺」か、もち米の「道明寺」かだ。
・三つ目は、餡が粒餡か、漉し餡かだ。
(***)桜もちの葉: 「オオシマザクラ」の葉が使われる。先日(4/6)の観察会で、花の顎下部分を切って舐めると、かすかな甘味を感じた。

■ ウェザーニュース
「『桜餅』といえばどっち派?全国各地で“関西風”が優勢」(2022/04/03 12:14)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202204/020185/

ところで、歳時記「俳句歳時記 生活」(楠本憲吉編、カラーブックス 保育社)の「桜餅」の項に、高浜虚子の「三つ食へば葉三片や桜餅」の句がある。勢いで三つ食うほどに美味かったのだろう。皿に残った三片の葉を見て思い出し、苦笑いしているところか。ちなみに、虚子さんは、葉を食べない派のようだ。

(付記)
昔、珍しくカラーページを多用した文庫本スタイルの保育社の「カラーブックス」が流行った。図鑑の出版社らしく、あらゆる分野を網羅的にまとめていた。ポケットサイズで手軽、満喫した覚えがある。現在、新刊本はどうなのだろうか?