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2023年1月15日日曜日

自然観察(15)

月一開催の「自然観察会」(通常、午前9時から12時頃の間)へ参加。先月(昨年12月度)は朝寝坊して欠席したため、今月は一睡もせず万全を期したつもり(気づかぬうち転寝したろうけど)。
家を出るとき、昨夜来の小雨のせいか道筋が黒く湿っていた(気象庁の1時間ごと記録では、降雨ゼロだったが)。とはいえ曇り空のまま雨がぱらつくことなく、気温はきのうと比べてわずかに高目の11℃、久し振りに穏やかな天気だった。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

集合場所の前を流れる小川に、カルガモ(水中に頭を突っ込んで元気に水紋をたてるものがいた)や、ダイサギ(後に小川の流れに沿って飛翔した)がいた。この光景に、きょうの観察会のよい予兆を感じた。


20名ほどの参加者はいくつかに分散して、公園の樹々(主として木の実を中心に)、野鳥など観察して廻った。引率され、話をうかがった内容を次の通りメモしたが、聞き間違いなどあったらご容赦を。

<樹木>
赤い実のなる木
・マンリョウ: 実は下向きになる、実は落ちてすぐに芽を出す、0.3~1mの
・(参考)センリョウ: 実は上向き、芽はすぐに出ないので水に漬けたりする、0.5~1m
・(参考)アリドオシ:「千両、万両、有り通し」3種を壺に入れ飾り付けする(関西地方)
・ナンテン: 実は咳や喉に効く生薬になる(のど飴)、上記いずれも常緑低木、1~3m
・(参考)イイギリ: 別名「ナンテンギリ」、落葉高木 ≒ 20m
・サネカズラ: 常緑つる性木本

黒い実のなる木
・イヌツゲ: 実が小さいとき虫が侵入してできる「虫こぶ」の話題、(ツゲの木とは別)
・トウネズミモチ: 帰化植物、在来種の「ネズミモチ」と比較される

冬芽
・トチノキ: 冬の乾燥から守るためベタベタしている
・(参考)セイヨウトチノキ: ベタベタしない

<野鳥>
・ツグミ: 冬鳥として渡来、今年は数が少ないとか話題があった
・ヒヨドリ: 国内を移動する「旅鳥」で、一か所にとどまる「留鳥」ではない
・アオジ: 旅鳥
・イカル: 上空や樹の枝に群れて行動する、頭の黒い頬っ被りを双眼鏡で確認
・(その他): カルガモ、コガモ(羽が傷ついた)、ダイサギ、アオサギ


午後に、恒例の年始講演会(今回は、観察会幹事さんによる)「(野川の)昆虫の四季について」 があり、こちらにも参加した。
・前段は、「フユシャク」蛾の系統分類の紹介で、頭が混乱して分類できず・・・。
・後段は、「春の散歩」として、野川沿いの各地点に見られる昆虫たちの紹介。
昆虫について、基本知識がないので混乱するばかり・・・なにしろ、「なぜ昆虫の足は3対、6本なのか」が気になるばかりで。

(追記)Youtube【ゆっくり解説】・・・ 昆虫の進化を分かりやすく紹介
「宇宙から来た⁉『昆虫』とは何者なのか?を解説/昆虫宇宙起源説とミッシングリンク・昆虫の進化の歴史について」
    - https://www.youtube.com/watch?v=PSXTIg6GlEM