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2021年2月4日木曜日

春一番 2021

きのうは「立春」だった。その翌日のきょう、東京に「春一番」が吹いた。気象庁のきょうの天気記録を見ると、<都心>での「最大瞬間風速」が「15.2(m/s)南の風)」(13時06分)で、関東地方の春一番の<条件>に適ったようだ。

とはいえ、テレビニュースで春一番を知ったわけで、当地に近い気象庁の観測地点での「最大瞬間風速」は、「12.2(m/s)(西の風)」(13時51分)だったにもかかわらず、家の中にいたためか、それらしい気配を感じることはなかった・・・。

(本ブログ関連:”春一番”)

昔、中学校舎のそばにあった畑から、春の風に関東ローム層の火山灰土壌が土煙となって巻き上がるのを経験した。何十年もたつと畑地がおとなしくなったせいか、風で砂塵が家の中まで潜り込むようなことはなくなった気がする。それとも歳のせいで気にもかけなくなっただけか。


1. ウェザーニュースの記事(抜粋)
「関東地方で『春一番』吹く 過去最も早い発表に」(2021/02/04 14:10)
https://weathernews.jp/s/topics/202102/030105/
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気象庁は今日2月4日(木)、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年に比べて18日早い発表です。

これまで関東地方で最も早く春一番の発表があったのは、1988年の2月5日なので、過去最も早い記録を更新したことになります。

「春一番」の発表条件とは
関東地方の「春一番」の条件は次の通りです。
 ・立春から春分までの期間
 ・日本海に低気圧がある
 ・強い南寄りの風が吹き、気温が上がる(東京で8m/s以上の風で前日より気温が高い)

定義は地域によって違う
春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指し、地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7~8m/sが一つの目安になります。

(地名) (基準)
九州南部   8m/s
九州北部   7m/s
 四国  10m/s
 中国  10m/s
 近畿    8m/s
 東海    8m/s
 北陸  10m/s
 関東    8m/s

※「春一番」は期間が限定されており、発生しない年もあるため、「平年値」での比較は行われないことになっています。
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2.気象庁の気象情報
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① 「 天気予報等で用いる用語 > 風」にある「春一番」の定義
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/hyougen.html
冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風。」
(備考)
「気象庁では立春から春分までの間に、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(やや)強い南よりの風としている。」

② 「こんにちは!気象庁です!」(平成28年3月号)より --- 一部編集
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/jma-magazine/1603/index.html
「春になると日本付近を低気圧が発達しながら通過することが多くなり、船舶の遭難にもつながることから、漁業関係者の間では古くから春先に吹く強風を『春一』や「春一番」と呼んで警戒してきました。気象庁では、立春から春分までの間に、・・(日本海に低気圧がある気圧配置のときに)・・広い範囲で暖かい南よりの強めの風が吹いた際には、地方ごとに「春一番のお知らせ」を行っており、・・・」
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(付記)花粉症
沿岸漁業と縁のない東京地方にあっては「春一番」は、春の景気づけのようなもので、そんなに悪い気がしないけど、「花粉症」の前触れと煙たがられたりする。
歳をとると花粉症まで感度が鈍くなったのか、最近つらい思いをしたりすることが少なくなった。中学時代に決まって、花粉症で痒い目をこすって結膜炎になっていたことを考えれば悪くない。