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2018年4月24日火曜日

(参考)「韓国ギャラップ」について

これまでブログに、大規模で信頼できる韓国の市場調査会社として、大手新聞紙に扱われることの多い「韓国ギャラップ(Gallup Korea)」のレポートをとりあげてきた。同社の調査は、一般「世論調査」以外に、年末恒例の大衆が関心を持つ歌手や映画俳優など芸能分野のランキング調査まで含めて多様だ。

(本ブログ関連:”韓国ギャラップ”)

韓国の若者情報サイト「イルベ」に、「韓国ギャラップ」と世界最大手の「ギャラップ(米国ギャラップ)」との関係性が掲載されて、その内容が、日本語紹介サイト「カイカイ反応通信」に報じられている。どうやら、以前から衆知のことだったようだ・・・。

韓国ギャラップは、米国ギャラップの直接傘下にないというのが結論のようだ。

ではどうして、ギャラップの名を韓国ギャラップが使っているのかといえば、同社が「ギャラップ国際協会ギャラップインターナショナル:WIN/GIA)」に属している*からということになる。

(*)韓国ギャラップの会社紹介に、ギャラップインターナショナル所属を記載。

米国ギャラップは、以前、同社設立者が別途立ち上げたギャラップインターナショナルから、彼の死後、脱退している。Wikipediaによれば、「両社は『ギャラップ』という商標の使用をめぐって各国で争っている。」とのこと。

日本のテレビで、韓国通のコメンテーターが、信頼できる情報源として韓国ギャラップの名をよく語るが、<ギャラップ>の名称から(米国ギャラップと関係あるかのような)誤解を与えないよう気を配る必要があるかもしれない。

ちなみに、日本に、米国ギャラップの日本事務所がある一方、ギャラップインターナショナルの協会員である調査会社*もあるものの、<ギャラップ>の名を冠していない。

(*)「株式会社日本リサーチセンター」のレポートに次のように注釈記載されている。
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<WIN/GIA(ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション)とは>
1947 年にジョージ・ギャラップ氏とヨーロッパの仲間によって設立され、チューリッヒに本部があります。現在世界の 70 カ国以上でメンバーを持ち、100 カ国以上の国々で世論調査や市場調査を実施しています。
※なお、米国調査会社 Gallup, Inc.とは関係ありません。
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