(本ブログ関連:”韓国ギャラップ”)
韓国の若者情報サイト「イルベ」に、「韓国ギャラップ」と世界最大手の「ギャラップ(米国ギャラップ)」との関係性が掲載されて、その内容が、日本語紹介サイト「カイカイ反応通信」に報じられている。どうやら、以前から衆知のことだったようだ・・・。
韓国ギャラップは、米国ギャラップの直接傘下にないというのが結論のようだ。
ではどうして、ギャラップの名を韓国ギャラップが使っているのかといえば、同社が「ギャラップ国際協会(ギャラップインターナショナル:WIN/GIA)」に属している*からということになる。
(*)韓国ギャラップの会社紹介に、ギャラップインターナショナル所属を記載。
米国ギャラップは、以前、同社設立者が別途立ち上げたギャラップインターナショナルから、彼の死後、脱退している。Wikipediaによれば、「両社は『ギャラップ』という商標の使用をめぐって各国で争っている。」とのこと。
日本のテレビで、韓国通のコメンテーターが、信頼できる情報源として韓国ギャラップの名をよく語るが、<ギャラップ>の名称から(米国ギャラップと関係あるかのような)誤解を与えないよう気を配る必要があるかもしれない。
ちなみに、日本に、米国ギャラップの日本事務所がある一方、ギャラップインターナショナルの協会員である調査会社*もあるものの、<ギャラップ>の名を冠していない。
(*)「株式会社日本リサーチセンター」のレポートに次のように注釈記載されている。
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<WIN/GIA(ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション)とは>
1947 年にジョージ・ギャラップ氏とヨーロッパの仲間によって設立され、チューリッヒに本部があります。現在世界の 70 カ国以上でメンバーを持ち、100 カ国以上の国々で世論調査や市場調査を実施しています。
※なお、米国調査会社 Gallup, Inc.とは関係ありません。
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