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2013年11月14日木曜日

頭痛薬

風邪のせいか、気圧の変化のせいか、頭がズキズキする。鎮痛剤を飲めばすぐに治まるのに、このときばかりなぜか、やせ我慢する。そして、耐え切れなくなって棚から薬を探し出すことになる。

飲むのは頭痛薬の「ノーシン」だ。それも、昔からの散剤(紙に包んだ粉末薬)である。同じノーシンでも錠剤の方はダメなのだ。わが家の常備薬であった散剤の方でなければ効かない。分かっているが、多分に心理的な効果もあってのことだろう。

ここ数日の寒さは、「12月上旬から下旬並み」という。まるで、映画「デイ・アフター・トゥモロー(The Day After Tomorrow)」のように、飛行中のヘリコプターにいっきに氷が張り付くような厳しさを想像する。慣れれば別だろうが、まだ「しばれる」感じだ。

NHKとBBCが共同制作した、自然ドキュメント番組「フローズン・プラネット」で、南極の浅海に氷柱ができ、それがやがて海底を這う現象である「Brinicle(ブライニクル)」(「死のつらら」)を見たことがある。ヒトデなど海底生物が氷漬けされていくさまは、見ているだけで恐ろしい。氷漬けされたら、頭がジンジンしてきつかったことだろうと思った。(ところで、棘皮動物のヒトデには頭はないようだ)