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2022年7月3日日曜日

(延期)公園サービスセンター植物観察会

コロナ禍で中断した、都立公園(サービスセンター)主催の「植物観察会」が、きょう再開するというので期待したところ、連日の高温を用心して延期(9月に)するという連絡を、昨日、わが家の固定電話(留守録)で知った。

ここ一週間、35℃以上の「猛暑日」である「最高気温(℃)」が続いた。家にいるときはエアコンと扇風機を併用(体に当てるように)して涼をとったりした・・・。

■ 気象庁「アメダス」資料より
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・6/26 35.4
・6/27 35.8
・6/28 35.0
・6/29 36.0
・6/30 36.9
・7/01 37.1
・7/02 34.8)  ← 通信障害のためアメダスのデータ不十分
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きのう(7/02)以来、気象庁のアメダスは、KDDIの通信障害(ルーター交換工事の不具合など)のため、観測データ収集が完遂できなかったようだ。とはいえ、アメダスに頼らずとも、きょう(7/03)の最高気温は、体感からためらうほどでないと思ったけれど。残念ながら、観察会延期がくつがえることはなかった。

とはいえ、わたし一人になっても、公園の「自然観察園」に出向き、少しでも植物に接してみようと出かけてみた。公園の小川に多数の家族が連なるように、特に子どもたちの水遊びで歓喜する声が、あちこちで湧いた。自然観察園にも、年配者が次々訪れた。

自然観察園と外部の境界に設けられた柵の下に、「ヤブヘビイチゴ」の赤い実が見えた。あちこちから顔を覗かせているけれど、だれも試食していないのだろう。Wikipediaによれば、「この果実は食べられるが、味はほとんどしない」という・・・いろいろネットでも不評のようだ。

ヤブヘビイチゴ

ヤブカンゾウ」の花は、まるで「ノカンゾウ」の花が萎れてしまったものと、一瞬間違えそう。でも、同じ場所を2つの花が二分しているのを見て気づくはず。(正直なところ、図鑑で違いを知るまで考えあぐねた)

左:ヤブカンゾウ、右:ノカンゾウ

コムラサキ」の紫色の実は、日本古代の色感を想い起させる。それに比べて、花の時点では淡紅紫色という、白っぽくて少々頼りなさげな感がする。実のなる秋までしばらく楽しみを待とう。

コムラサキ