先日(2/15)、ロシアのウラル山脈南端にあるチェリャビンスク州方面に降った隕石情報について、一段落しつつあるようだ。東京新聞の記事「湖の鉱物 隕石と断定 『チェバルクリ』命名へ」(2/18、モスクワ=原誠司)は、次のように報じている。(抜粋)
・ロシア科学アカデミー所属の研究者は、隕石が落下したとされる同国ウラル地方・チェリャビンスク州のチェバルクリ湖の氷上で採取した小さな鉱物片を隕石の一部と断定した。湖の名前にちなみ「チェバルクリ隕石」と名付けられる予定。国営ロシア通信が十八日伝えた。
・鉱物片は〇・五~一センチの黒くごつごつした球状で、採取したウラル連邦大のビクトル・グロホフスキー(Viktor Grohovsky)教授らが成分を分析。「約10%の鉄分を含む一般的な特徴を備えた球状隕石*」と判明した。