アマチュアの入門をひたすら停滞する私には、理解ままならないニュースだが、「新鉱物」という響きに耳だてる。
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・山口大によると、鉱物は2011年4月、三重県の鉱物研究家が採集し、共同研究グループが分析。国際鉱物学連合が今年2月、新種と認定した。レアアースの「ランタン」が主成分で「ランタンフェリ赤坂石」、「ランタンフェリアンドロス石」と名付けた。
・同じ資料からは、山口大が13年3月「ランタンバナジウム褐簾(かつれん)石」と名付けた新鉱物が見つかっている。
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詳細は、山口大学、愛媛大学、東京大学共同のプレスリリース「レアアースを主成分に持つ二種類の新鉱物を発見 」(4/2)に解説されている。(抜粋)
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柱状結晶:新鉱物2種の顕微鏡写真 |
・「ランタンフェリ赤坂石」・・・は、緑簾石族鉱物の結晶化学の解明へ大きく貢献してきた,島根大学の赤坂正秀教授にちなんで命名されました。
・今回の「ランタンフェリ赤坂石」・「ランタンフェリアンドロス石」の発見によって,伊勢市山中の鉄マンガン鉱床からは合計4種*ものレアアース・レアメタルを主成分とする新鉱物が見いだされたことになります。
(*)4種の鉱物: 「ランタンフェリ赤坂石」、「ランタンフェリアンドロス石」、「ランタンバナジウム褐簾石」と「伊勢鉱」
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ところで上記研究グループのメンバーに、「鉱物研究家」が加わっているが、普通、鉱物マニアと呼ばれるアマチュアだろうけれど・・・ただのアマチュアではない。その最高峰には、自ら「アマチャ」と呼び、料理店の主人であり続けた、桜井欣一博士がいらっしゃる。
桜井欣一博士のアマチャ精神については、ブログ「石さまざま」(こいぬさん)に紹介されている、著書「蟇石庵塵語」で楽しく知ることができる。その中で、「アマチュアの欠点」の一つに、「独占欲が強すぎる人がある」というのは笑ってしまう。(感謝)
(本ブログ関連:”薄田泣菫「石を愛するもの」”)