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2018年3月16日金曜日

パーマ大佐のMV「J-POPの歌詞あるあるの歌」

声質はどう見ても、否どう聞いても「さだまさし」である歌上手の芸人さん、パーマ大佐のMV「J-POPの歌詞あるあるの歌」と、Youtubeで偶然巡り会った。聞くほどに、やがて笑いがこみ上がる。

(本ブログ関連:”Jポップ”)

いわゆる「J-POP」って、<日記>じゃないのとか、<応援歌>それも自分のための、何て思ったりするのだけど。今回のMVは、それに増して、言葉というか考え方をとらえて面白くおかしい。パーマ大佐の芸風である飄々とした歌いに乗せられてしまう。MVもぴったりなできばえで、物語になっていて見入ってしまうし。

J-POPのコード進行については、<王道>があるなんて話題があって、Youtubeに例示されているけど、そこまでいくとどうなのかなあって気がする。そんなこといったら、「演歌」はどうなることでしょう。ものごとは、常に軽妙洒脱でありたいものです。


(Youtubeに登録のパーマ大佐に感謝)

⇒ 「J-POPの歌詞あるあるの歌」の Part.2 フルver.

ところで、音楽産業規模が日本と全然違う韓国の、いわゆる「K-POP」については、輸出商品のような気がしています。その意味で、国内需要の歌謡歌手は機会作りも大変だろうかと・・・。

2018年3月15日木曜日

春何番

今年の「春一番」について、ブログに記していない。関東地方(東京)の場合、3月1日に最大(瞬間)風速15.7m/s、最高気温20.3℃、最低気温6.7℃だった。春一番の定義である、「春一番は立春から春分までの間に日本海側の低気圧が発達し、風速8メートル以上の南風が吹き、気温が上がった日を目安に発表される。」(日本経済新聞、3/2)に、当日が合致するので、確かに吹いたはずだが・・・。

3/1のブログには、穏やかなポカポカ天気と記しているが、風速について触れていない。調べてみると、近隣の街でも最大(瞬間)風速12.4m/s しかなかった。どおりで、春一番を感じなかったはずだ。(← 8m/sを超えているが)

実は、今日の夕方、風のつよさに驚いた。地元施設(通用口)から出ようとしたとき、緊急の張り紙があり、ドアが閉鎖されていた。余りの風の強さに一時的だろうけど閉めたようだ。そして、屋外で目にしたのは、駐輪場の自転車が風向きに合わせて、置く位置(方向)を変えていたのだ。管理者がひとつひとつ作業してくれたのだろう。(風に自転車が倒された結果の対処だったろうことが推測される)

そんな光景に驚きながら、それでも、寒さと無縁な春を感じた。風は柔らかく、浴びるほど心地よい。ああ、春だ、本当の春が来たと実感した。今日の風は、春何番だったのか。

(追記)3/15の東京の気象データ(気象庁「日ごとの値」より)
   ・気温: 22.1℃(今月最高)
   ・風速: 16.1m/s(今月順位、3/5 > 3/9 > 3/15 > 3/1)

2018年3月14日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 春の生命

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(3/7)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、春の生き物にまつわる話を紹介した。
(今回未聴のため他言語放送を参照、要約した)

▼ 朝鮮後期の学者「蔡之洪(채지홍)」(1683年~1741年)の<啓蟄>の詩*をもとにした、今様のピリ演奏曲「蛙に(개구리에게)」。
(*)蔡之洪の詩:春雷にいろいろな虫が驚く(鳳巖集卷之二「觀曆有會」、「驚蟄(경칩)」より)
        陽長已過半
        乾坤淑氣回
        雷聲驚百蟄
        萬戶一時開

▼ パンソリ「興甫歌」で、ツバメが中国大陸から興甫の村に飛んでくる行程を歌った「燕路程記(제비노정기)」。(歌 呉貞淑

▼ 立春の明るさ軽快さ、水が上がる(물이 올랐다)樹液の力強さを今様に演奏した「Spring Dance」。(演奏 그림

2018年3月13日火曜日

(雑談) Uコン

昔の小学校の校庭は呑気だったのか、あるいは学校と交渉があってのことか知らないが、飛行機マニアが「Uコン」機を飛ばしていた。航路の円周の中心に操縦者が位置して、プロペラ機の片翼とワイヤーでつなぎ飛行をコントロールする(有線の操縦)。燃料が切れるまで、遠心力を利用して飛ばし続けた。

(本ブログ関連:”飛行機”) ←  リンク先画面下右側の<次の投稿>をクリックすると更に続きます。

Uコンについてブログに記す際、Wikipediaを確認したところ、正式な操縦手段を「コントロール・ライン」と呼ぶようだ。子どもたちにとって、Uコンマニアが大人っぽく見えたけど、考えてみれば中高生ぐらいだったのかもしれない。昔は、無線のハムと同じくらい、Uコンもジャンルを確立していた気がする。

ところで、操縦者が中心にいて、円を描いて飛ぶ模型飛行は恐ろしく早い。ワイヤーの長さを半径にした円周だから、飛行規模はそれほど大きくない。その分、エンジンの爆音と速度を近くに感じて、おっかなびっくり離れて観察した。Uコン機と操縦者が一体化しているのが分かった。

飛行機が着陸すると、子どもたちは機体のそばに集まった。自分も操縦したい、Uコン機を作りたい、いろいろな思いをしながら、Uコンマニアに混じっていつまでも眺めていた。其処には、甘い揮発性の燃料の香りがした。香りに包まれると、自分もその仲間になったような錯覚すらした。それが楽しかった、嬉しかった。

最近の模型飛行の中心である無線操縦の「ラジコン(RC)」機体と違って、Uコン機は極めてシンプルな仕上がりだった。プラモデル機の延長にあるような精緻なフォルムでない、まさに質実剛健な構造で、板きれを頑丈に組み合わせたようなものだった。見た目に格好良くは無かった。Youtubeなど参照すると、今でも、一体感のある無骨なままのようだ。

2018年3月12日月曜日

東大寺お水取り

今夜も、奈良東大寺の二月堂の舞台から松明を突き出して、その先の火の粉を舞い散らしては、見上げるひとびとに春を知らせていることだろう。毎年この時期、ブログに「お水取り(修二会)」に出かけたことがあると書くけれど、今年もと思いながら果たせないでいる。

(本ブログ関連:”お水取り”)

火にまつわる宗教的な話は別にして、京都八坂神社の新年の祭りに「をけら詣り」がある。学生時代、京都の友人の下宿を拠点にして、一冬を楽しんだことがある。余談だが、下宿屋の主人に、無断で泊まったときつく咎められた。
縄の先に火を灯して、それが消えないように振り回しながら自宅に持ち帰るのだが、下宿先へ運ぶことはなかった・・・。

(本ブログ関連:”をけら参り”)

火は、新年や春といった、季節の区切りに使われる。火は永遠であり、炎を繋ぐことができる。火は熱と明かりを等しく照らしだす共感の対象でもある。古来のひとびとが何かを感じても不思議はないだろう。

今日の日中は暖かだった。そのつもりで軽装で外出したが、夕方の帰り道はえらく冷えた。まだ気を許すほどの温もりじゃない。だから足元のストーブを仕舞い込めないでいる。

2018年3月11日日曜日

(参考)イ・ソンヒの高音: ベルチング唱法

イ・ソンヒの唱法について、地声の強さ、音域の高さなどが伝説的に語られる。彼女が歌えば、マイクロフォン(あるいはスピーカー)を壊したとか、(従来よく使われた)大学のホール(体育館など)を会場にしたコンサートで、彼女の歌声が数棟先の建物まで聞こえたという。それが「押し出すような」とか、「爆発的な」といった表現で語られた。
高音についても同様で、今も若手歌手が太刀打ちできないほどしっかりした音程で、彼らとのテレビの座談で歌ってみせたりする。

彼女の歌唱力の秘密を、以前に音楽教育を受けたからというより、天性のものとして了解される。父親が仏教音楽の指導者で、その声量が豊かだったこと。祖父が音楽的な関心が深かったことなどを、彼女の自伝で知ることができる。

そんなわけで、とくに高音域の力強さについて、裏声を利用しないで、地声のまま発するという「ベルト」(ベルチング(Belting)唱法)について、韓国のnamu.wiki 「벨팅」の解説は、韓国歌手(主にトロット歌手)の一例として、次のように記している。

(声楽の専門技法について疎いので、次の内容を評価できませんが・・・紹介します)
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イ・ソンヒ : なぜかベルチングであるようだが、イ・ソンヒ特有の「スピーカーを爆発する」ものすごい声量は、明確に80年代風のベルチングだ。イ・ソンヒの特異な点なら、地太さを押し上げて、ベルチングを使いながらも声自体は澄んだ方だが、高音に行くほど声が深まるのは、他の歌手たちに比べて相対的に厚い舌と調音を活用した方式。おそらくその音域帯でベルチングを使いながらも声帯に無理がないほど、パッセージがかなり高かったことのためと見える。実際に、音域帯D3 - A5の内、真の音域帯がF#5までである。00年代以後では、ミックスボイスをさらに多く使って、ベルチングは過去のヒット曲を歌うときに主に使う。
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2018年3月10日土曜日

新燃(しんもえ)岳

霧島火山群のひとつ、宮崎県に接して鹿児島県側に位置する成層火山の「新燃岳」(1421m)が噴火を繰り返している。今日、警戒範囲が更に広がっており(4km)、先行きが不安だ。本日、溶岩が火口西側より流出したとの報がある。(2017年10月に噴火して以来、今月3/6には、7年振りの爆発的噴火をした)

(本ブログ関連:”火山”) ← リンク先画面下右側の<次の投稿>をクリックすると更に続きます。

地理院MAP:
 http://maps.gsi.go.jp/#12/31.909444/130.886389/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

(3/8放送の「日本テレビ」ニュース番組と思われる)

(Youtubeに登録のilove japanに感謝)

霧島火山群
北西から南東へ、① 大浪池や「韓国(からくに)岳」などを含む北西部(韓国群)と、② 高千穂峰や「新燃岳」などを含む南東部(高千穂群)に分けられる。(Wikipedia)

カルデラ
霧島火山群の周囲には、「小林カルデラ」、「加久藤カルデラ」(小説「死都日本」の舞台)、「安楽カルデラ」などが並置する。

(本ブログ関連:”「死都日本」”)

2018年3月9日金曜日

(資料)ショーレム・アレイヘムの短編「番い」 (続)

先日2/23、ショーレム・アレイヘムの短編「番(つが)い」に関する資料を、素人ながら記させていただいた。そこで、調子に乗って、次の資料を見つけたので追記したい。(すでに、2/23のブログに赤字で追記済み)

(本ブログ関連:”番い”、”ショーレム・アレイヘム”)

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(先に紹介の)pdfの書式が旧いようで、次のネット資料イディッシュ語の世界が参考になる。
・  http://yiddish.haifa.ac.il/tmr/tmr01/porfolk.pdf
・  ラテン文字変換  (  http://yiddish.haifa.ac.il/tmr/tmr01/tmr01.020.txt  )
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<理由>
次の理由で、役立つものを探したところ、「イディッシュ語の世界」サイトと巡り会い追記しました。そこは、初心者には手に負えないほどの <宝の山> です。
① 先に紹介のテキスト文字が少し小さいので、見やすい大きさのものを探した。
② 先に紹介のテキストは、פ と פֿ の区別が分かりにくい。
③ テキストの読みにあたって、ラテン文字変換した資料も同じサイトで見つかった。

2018年3月8日木曜日

(資料)イディッシュ語のネット教材「YIDDISH.biz」

英語に活字体と筆記体があって、それを経験したものにとって、現在の中学校で筆記体を必修にしないのに合点がいかない。どうやら「ゆとり教育」がきっかけだそうで、教師の裁量に任せて以来とのこと。しかも、アメリカでも筆記体離れの傾向が進んでいるという。(「学研サイト」より)

あるときテレビ番組だったろうか、若者が英文の手紙を見て「あれが筆記体というのか!」と口にした。えっ、中学生だけじゃないのかと唖然とした。筆記体を使わない英語の時代なんだと知った。

ところで、イディッシュ語は、活字体と筆記体が当然のごとくあって、(授業で)ホワイトボードの書式は当然、筆記体となる。一方、ネットやテキストなどは、ほぼ活字体で表現される。

書体の課題が残るのを承知しても、ネット上に、イディッシュ語のフリー語学教材があってありがたい。そして、希少な言葉を残そうと努力されているのに驚く。筆記体のマスターは必至だが、活字体で理解することに徹して・・・。

今回、ネット上にあるフリーのイディッシュ語教材、Youtube版「YIDDISH.biz」を(つまみ食いしただけだが)、下記②に追記する。

① アニメソフト版「YiddishPOP」 ← 以前紹介済み(アニメが楽しい)
    ・現在 Level 1 まで(全4章、各章5Lesson構成)

② Youtube版「YIDDISH.biz」 ← 授業スタイル風(音声解説)
   ・Beginners course (初心者入門) ← 解説文の人物名が、教室でも学んだ代表的な名前。
   ・Uppers Beginners course(初心者上級)
   ・Low Intermediate course(中級者入門:文章作成)
   ・Yiddish 2017(リスニング)《新設》   ← Lesson 1は、教室でも学んだ内容です。
   ・Upp Intermediate course(中級者上級)《未開設》

当り前ですが、最良の理解のために、誤植などの改訂・改版を重ねた教材と、専門家の直接指導に勝るものはないでしょう。


(ご紹介)
なお、ヘブライ文字の活字体、筆記体を学びながらスタートする「イディッシュ語入門講座」が、4月から東京外国語大学の「オープンアカデミー」で始まる。
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【A1804010】 イデッシュ語初級Ⅰ:ヘブライ文字で書くユダヤのことば 
この授業ではイディッシュ語の会話や文法の初歩を学びながら活字体を読み、筆記体を書けるようになります。
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2018年3月7日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 牙筝

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/28)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、擦弦楽器の「牙筝アジェン아쟁)」にまつわる話を紹介した。(前回にあたる 2/21放送については未聴です)

最初に、牙筝の名手「金雲鸞(または金雲蘭、김운란)」について次のように紹介された。
・「金雲鸞」は、朝鮮時代最高の教育機関「成均館」に学んだ優秀な人材だったが視力を失い、牙筝を習い名人になった。朝鮮中期の儒学者「李珥(이이)」は、その音に惚れて、<楼閣から牙筝の音が聞こえると、あまりにも驚いて声も出なくなった> と、牙筝を深い悲しみの音と表した。ある日、金雲鸞が古い位牌堂の傍で牙筝を奏でると、堂中から泣き声がした。死者の霊にも響いたのだ。彼は恐怖に牙筝を持って逃げだしたという。

▼ Bruch作曲の「Kol Nidrei(신의 날)」という曲を、牙筝とピアノ演奏で聴く。

(参考)

(Youtubeに登録のCPR Classicalに感謝)

次に、「牙筝」、「奚琴(ヘグム、해금)」、「伽耶琴(カヤグム、가야금)」や「玄琴(コムンゴ、거문고)」の弦楽器の違いについて次のように紹介された。
・牙筝は、伝統楽器中、最も低い音を出して心の深いところに届く。時に牙筝と、二弦擦弦楽器「奚琴」を混乱することがある。牙筝と奚琴は、両方とも擦弦楽器だが形状が異なり、奚琴は牙筝と比べて小さく、弦も細いため高音が出る。
牙筝は、<桐>の胴にいくつかの弦をのせた楽器で、撥弦楽器の「伽耶琴」や「玄琴」と似た形だが、奚琴は、小さい筒に竹を刺して弦を繋げたハンマーに似ている。伽耶琴と玄琴は弦を弾くのに対し、牙筝と奚琴は弦を擦って音を出す。

▲ 奚琴の演奏で「記憶の中のワルツ(기억 속의 왈츠)」を聴く。セピア色に今様に。

最後に、牙筝の奏法、改良について次のように紹介された。
・牙筝は、高麗時代に中国伝来の楽器で、<桐>の胴体で、人の身より大きく、弦も太いのが特徴。伽耶琴や玄琴は膝の上で演奏するが、牙筝は大きく重たい楽器のため、台上で演奏する。レンギョウの木製の棒を擦って音を出す。鈍音なので、変化の激しい演奏に相応しくないが、20世紀初頭、半分に縮小したものが作られた。弦も細く、弦と弦の間の距離も短くなり、馬の尻尾製の棒で、よりなめらかな音色で演奏するようになった。伝統的な牙筝は、主に宮中音楽を演奏し、新しい牙筝は舞踊の伴奏音楽や祭祀音楽の演奏に使う。

▼ <雨や雪が降る日に似合う、哀切な音色が楽しめる曲>という「牙筝の散調中のチンヤンジョ(=リズム)」を聴く。緩く現代風に。

2018年3月6日火曜日

啓蟄 2018

今日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。地中の虫も、そろそろ春を感じて這い出してくるという。たしかに、3月に入って東京の最高気温は、ほぼ15℃ を越えていた。それが今日に限って、最高気温が今月で一番低い。皮肉である。

(本ブログ関連:”啓蟄”)

15℃はモードの分かれ目で、この気温を境にして、冬服と春服の着替えが始まるそうだ。今日の最高気温は、残念ながら13℃だった。(天気予報は、生憎なことに、しばらく冬へ逆戻りという)

近隣の小学校の生垣の「沈丁花」は、赤紫に蕾(つぼみ)を膨らませている。赤紫に見えるものの、その下からやがて白い花弁を開く。傍に寄ると、うっすらと香りを漂わせ始めたのが分かる。いずれ、灯台のごとく、夜道にもその存在を明らかにすることだろう。

少し冷え込んで、虫も這い出すのを躊躇しそうな啓蟄だったが、春は傍に寄せて、上野動物園のシャンシャンとともに、確かなものになっていく。シャンシャンの動作は安定してきたようだが、やっていることは幼い盛り。


(Youtubeに登録のSankeiNewsに感謝)

2018年3月5日月曜日

イ・ソンヒのカバー「Tonight I Celebrate My Love」

昨日、ブログに「死の賛美」について記したので、今日は「愛の賛美」を甘く記してみよう。

ピーボ・ブライソンとロバータ・フラックのデュエット曲「Tonight I Celebrate My Love(愛のセレブレイション)」(1983年)がYoutubeにある。映像から <愛の賛美> だけでなく、愛を歌う余裕さえ感じる。

自分たちの愛で世界を征服する陶酔が聞こえてくる。恥ずかしいほど愛に彩られたラブソングである。とはいえ、異を唱える野暮もない。若者が、一度は経験する、あるいは経験を願うことだから。

イ・ソンヒとビョン・ジンソプのデュエットによる、「今晩、私の愛を祝って(오늘밤 나의 사랑을 자축하며)」が、KBSの青少年の健全をめざした歌番組「若者の行進」(1991年2月8日)で、<イ・ソンヒとビョン・ジンソプのコンサート> として歌われた。「Tonight I Celebrate My Love」のカバーである。
原曲の後に並べると、聞き比べしたくなる。国境を越えたカバーがいかに大変か・・・こんな風に横並びされるなんて思ってなかったろうけど。イ・ソンヒはとても頑張っている。

原曲

(Youtubeに登録の21sweetpeeに感謝)


(Youtubeに登録のAcaciaに感謝)

2018年3月4日日曜日

(雑談)「ドナウ川のさざなみ」と「死の賛美」

(懐かしい言葉になった)「ムード音楽」の巧者でもあるアルフレッド・ハウゼのオーケストラによる、イヴァノヴィチ作曲の美しい舞曲「ドナウ川のさざなみ」(1880年)をYoutubeに聴く。ヨーロッパ・タンゴが名手だが、ここでは爽やかなオーケストラ・ストリングを響かせる。

この「ドナウ川のさざなみ」に、悲哀というべき歌詞を被せた歌があった。

15年ほど前のこと、「韓国映画同好会」が開いた鑑賞会で見た映画「死の賛美(사의 찬미)」(1991年)に通低する、「ドナウ川のさざなみ」の旋律をベースにした、映画と同名の歌「死の賛美」があった。

鑑賞会で配布された資料に、この「死の賛美」について、「韓国歌謡史1895-1945」*(朴燦鎬、晶文社:日本語版)の解説が紹介された。孫引きになるが次に一部記す。
(*)「韓国歌謡史」: 同書1895-1945版増補改訂、および同1945~1980版と合わせて2巻が日本でも出版されるとのニュースがネットにあるが。

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1926年に「死の賛美」という歌が大ヒットした。それは、歌謡史上初のヒット曲として記録されている。
(歌詞)
   荒れた曖野を  駆ける人生よ
   どこを目指し  行くのか
   さみしい世界  険しい苦界に
   何を求めんと  するのか
   涙のこの世  死ねばそれっきり
   倖せ求める  人生よ
   お前の求めるのは 悲しみ
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この映画は、1926年、玄界灘に身を投げた尹心悳(윤심덕)と金祐鎭(김우진)の「情死」事件をモデルにしている。上記の歌詞は、日本で声楽を学んだ尹心悳が付したとされる。彼女は、妻子ある金祐鎭との関係を心中というかたちで清算した。

そして、大衆は何かをきっかけに時代を感じる。


(Youtubeに登録のfukusuke1100に感謝)


(Youtubeに登録のhsfine0768に感謝)

2018年3月3日土曜日

星出彰彦宇宙飛行士、国際宇宙ステーション船長就任決定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「星出彰彦宇宙飛行士」が、国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在、および同船長に就任が決定したと、毎日新聞小学生新聞(毎小ニュース)の記事「星出さん、ISS船長に決定」(3/3)は次のように伝えている。

(本ブログ関連:”国際宇宙ステーション(ISS)”)

ニュース紙面が総ルビの体裁で、日々経験のない珍しさと懐かしさ。大人の目に少し古風に見えないでもないが、久し振りに子どもの気持ちに返って読んでみたい。

ちなみに、ISS船長に日本人がなるのは、「若田光一宇宙飛行士」が「2014年3月9日、第39次長期滞在において、日本人初となるISS船長(コマンダー)に就任」以来2人目。ISSにおける、日本人宇宙飛行士の更なる活躍がうれしい。子どもたちにとっても、宇宙が目指すべき場所であり、手にすることのできる現実であることを教えてくれる素晴らしいニュースだ。

(本ブログ関連:”若田光一ISS船長”)

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星出氏(JAXA掲載)
宇宙航空研究開発機構うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう(JAXA)は2ふつか宇宙飛行士うちゅうひこうし星出彰彦ほしであきひこさん(49)=写真しゃしん・JAXA提供提供ていきょう=が2020ねんがつごろから約半年間やくはんとしかん国際宇宙こくさいうちゅうステーション(ISS)に長期滞在ちょうきたいざいすると発表はっぴょうしました。後半こうはんの2か月間げつかん船長せんちょうとして、搭乗員とうじょういん指揮しきします。
     船長せんちょうは、ISSの安全あんぜん任務にんむ実行じっこう滞在者たいざいしゃ健康管理けんこうかんりなどに責任せきにん大切たいせつ役割やくわりです。日本人にっぽんじん船長せんちょうつとめるのは、若田光一わかたこういちさん以来いらいふたりです。
     星出ほしでさんは01ねん宇宙飛行士うちゅうひこうし認定にんていされ、これまでに2かいISSに滞在たいざいしています。「20ねんには東京とうきょうオリンピック・パラリンピックが開催かいさいされます。わたし船長せんちょうとして、てしなき宇宙うちゅう挑戦ちょうせんしたい」とコメントしました。
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    2018年3月2日金曜日

    「らばQ」で紹介された話:子ザルの帰還

    「らばQ」のサイトは、いつも興味深い話題を提供してくれる。先日も、生き物の愛情あふれる光景を紹介した。「ケガした子ザルを保護、3週間後に野生に返すと…家族と感動の再会」(2/26)は、丁寧な解説を付している。(感謝)

    そこで、元のYoutube映像に戻って、情報を得てみた。

    タイトル「Umsizi Vervet Monkey Rescue release of Pearce..」にある「Umsizi」は、南アフリカのズールー語*で「支援、手助け」の意があり、ウムコマアス(UMKOMAAS)の地に、その名を冠した「ウムシズィ・ウムコマアス・ベルベットモンキー救援センター」が、小ザルのピアースを親元に放したといった内容のようだ。
    (*)ズールー語の発音: 「青年海外協力隊として南アフリカ共和国で活動している」方のブログに紹介がある。

    子ザルの帰還について、Youtubeに次のように記されている。
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    Pearce(ピアース)は、1歳のベルベットモンキーで、足を怪我したため捕捉され、治療と休養の後、彼は家族に戻されました... このビデオは、母親とだけでなく、群れ全体およびボスザルをふくめて、驚くべき絆(きずな)を見せてくれます... お楽しみあれ...

    (画面)かけがえのない愛... 気をつけて坊や
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    人間と変わらぬ・・・といったら陳腐だろうか。わが子が無事に戻って安堵する母ザル、それを見守る集団とリーダー。そこには、忘れることのなかった、情愛の集団的共感があるようだ。逆に、人間もそれを理解できる存在だといった方がいいのかもしれない。それにしても、戻った坊やの母親へのしがみつき方がたまりません。


    (Youtubeに登録のNigel Wrightに感謝)

    (雑談)
    Unix OSを祖に持つお手軽版ともいえるLinuxのひとつに、Ubuntuがある。このネーミングは、Wikipediaによると、< ズールー語で「他者への思いやり」、「皆があっての私」というような意味 > だそうだ。

    2018年3月1日木曜日

    3月

    早いもので、今年も 1/6 を終えて3月に入った。あっというまのできごと。過ぎた2ヶ月を、自分の年齢で除すれば、微々たるもの。そう気付くのはまだよくて、最近では、年単位でしか時の流れを感じなくなった。齢重ねるたび、おのずから里程標の在庫を気にとめる。無駄に杭打ちはできない。

    名目ともに季節は春。ちなみに、今日の都内の最高気温は 20.3℃ で、今年最高。昨日と比べて +5.6℃、4月下旬並みという。ぽかぽか陽気といってよいが、気温は次第に下っていくそうだ。まだストーブに未練がある。

    春は、若い人に眩しく、期待と不安のまじる季節。3月には「卒業式」がある。私には、これといった記憶がない。何かが試されるようなこともない平凡な時代だった。だから、せめて歌やドラマに託すのだろうけれど。(今の男子は大変だ・・・ボタンやチョコレートやら)

    そんなわけで、イ・ソンヒ(1964年生まれ)と照らしてほぼ同年代の、柏原芳恵(1965年生まれ)の卒業の歌「春なのに」(作詞・作曲 中島みゆき、1983年)を聴いてみよう。曲名の通り、「春なのに」のフレーズの切なさ、可憐さがいつまでも耳に残る。そしてなんという可愛らしさ。イ・ソンヒファンとしては、語るに複雑な心情である。

    (本ブログ関連:”柏原芳恵”)


    (Youtubeに登録のrokumaru sirakawaに感謝)

    2018年2月28日水曜日

    2018年度春期間イディッシュ語講座の紹介

    今年度の「イディッシュ語講座」について紹介します。

    イディッシュ語を身近に聞き、楽しく学ぶことができます!

    東京外国語大学の社会人向け「オープンカレッジ・アカでミー」で、一昨年(2016年)の<夏期講習>に始まった「イディッシュ語講座」が、昨年から、<通年(春期+秋期)コース>として開催されています。

    授業は、東京外国語大学非常勤講師の鴨志田聡子先生が担当されます。(⇒ 先生のブログ
    ---(先生の自己紹介)------------
    東京大学でユダヤ人の言語について研究しながら、東京外国語大学で非常勤講師としてイディッシュ語を教えています。ヘブライ語の児童文学も翻訳しています。博士論文はイスラエルのイディッシュ語の歴史と現状について現地での調査をもとに書きました。今はイスラーム世界出身のユダヤ人の言語とコミュニティについてエジプトやトルコなどでも調査しています。
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    2018年度は、新旧順送りに進むため、通年コースが初級と中級クラスになりました。初めての方も最初から学ぶことができます。講座概要とクラスの詳細については、次のリンク先をご覧ください。

    ■講座概要
         https://tufsoa.jp/course/list/

    ■クラス詳細
    【A1804010】 イデッシュ語初級Ⅰ: ヘブライ文字で書くユダヤのことば
         https://tufsoa.jp/course/detail/11/

    【A1804011】 イディッシュ語初中級: 本気で学ぶユダヤのことば
         https://tufsoa.jp/course/detail/12/


    熱心で向学の若者もいれば、私のように一知半解、年寄りの冷や水のようなおじさんも迎えてくれる、暖かくて楽しいクラスです。

    (参考)昨年の受講記録: ”春期イディッシュ語 2017”、”秋期イディッシュ語 2017

    2018年2月27日火曜日

    イ・ソンヒの本歌取り

    ファンながら、イ・ソンヒのコンサートで、観客の気質が日本とだいぶ違うことを意識することがある。韓国らしい、地から押し出すように彼女が歌うときだ。

    イ・ソンヒのコンサート後半に歌われる曲がある。そのとき、会場は熱狂し沸騰する。(最近にいたり)四、五十代中心の観客にもかかわらず、彼らは席を立ち、ペンライトを振って一緒に歌う。そんな光景が毎回見られる。

    彼女の第1集所収の「あ! 昔よ(아! 옛날이여)」(1985年)、第4集所収の「美しい江山(아름다운 강산)」(1988年)がそれだ。面白いことに、これらには原曲があって、彼女に < 本歌取り > されたといってよい。今では彼女の持ち歌となり、国民歌謡的な存在でもある。

    (”あ! 昔よ”、”美しい江山”)


    <あ! 昔よ>
    以前、ブログに紹介した一部を抜粋する。(大衆音楽評論家・ジャーナリストのパク・ソンソによる、第1集リマスター版「アルバム紹介」より)
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    ・「あ! 昔よ」も他の歌手によって先に発表されたが、埋れていた歌であった。歌手チン・ピレによって1年余り前の83年5月に発表された当時、歌の題名は「その時と今」(パク・ゴンホ作詞、ソン・ジュホ作曲)」。この歌もまた、イ・ソンヒによって始めて光を見た歌だ。このようなエピソードは単に偶然な幸運でなく、多少運命的だと見なされる。はじめて歌が主人に会ったことと解釈される部分でもある。
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    (原曲)

    (Youtubeに登録のUnInvited Guestに感謝)


    (Youtubeに登録のAlejandro Kimに感謝)


    <美しい江山>
    ある意味、時の政権への反抗を秘めたといわれる、原曲作者シン・ジュンヒョン(申重鉉、신중현、1938年1月4日~)を象徴的な存在にした「美しい江山」は、思いっきり官能的に仕上げられた。
    これも以前、ブログに紹介したことだが、1973年「NOW」に収録されている官能的なキム・ジョンミ(김정미)の歌をサイケデリック ロックの観点から、大衆音楽評論家カンホン(강헌)は、次のように解説している。(一部抜粋)
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    ・「美しい江山」のオリジナルボーカルがキム・ジョンミということは、大衆的にあまり知られていない。(バンドThe Men(더멘)と共による版とソロの版がある )
    ・キム・ジョンミの「美しい江山」を聞けば、今までの「健全歌謡」のサウンドが完全にひっくり返る破格的な響きに聞こえてくると記している。
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    それが、イ・ソンヒの手にかかると、彼女の特徴である健全さ、清潔さと融合して、国民に浸透する歌謡になる。

    (原曲)

    (Youtubeに登録のSeoul GigCamに感謝)


    (Youtubeに登録のwallace6813に感謝)

    2018年2月26日月曜日

    (雑談)春は眠い眠い

    春が近づくと、花粉症が気掛かりだ。ある日を境にそれは始まる。でも、何となく予感するときがある。妙に眠くなるのだ。

    春に合わせて体が緩むためか、もわっとした感がする。暁を気付かぬほど深い眠りに落ちることはないが、軽い転寝をしたりする。多分、気温が温んできたにもかかわらず、ストーブをそのままにしているせいか。猫が炬燵で丸くなるように、おじさんもうつらうつらする。

    以前、遅くまでつい起きてしまい眠りが浅いもので・・・と、医者に診察の後気になることはないかと尋ねられて、思いつくまま言った。すると、転寝はするかと問われたので、昼寝することもあると応えた。大丈夫、大丈夫、昼寝や転寝の時間を加えて、合計が7、8時間あれば十分とのこと。

    ただし、どんなに眠くても、午後3時以降、夜の就寝までの間に転寝は禁物。本格睡眠を邪魔するからだそうだ。

    昔の親のように、そうはいっても、テレビを見ながらいつのまにか転寝してしまう。

    2018年2月25日日曜日

    イ・ソンヒ「あなたの香り」

    二十四節気の「立春」を過ぎ、カレンダーの3月までもう少し。春が待ち遠しい。イ・ソンヒの14集所収「あなたの香り(그대 향기)」(作詞クォン・ジンヨン、イ・ソンヒ、作曲イ・ソンヒ、編曲チェ・テワン、2009年)は、春の香りを予感させる。

    そんな春に軽やかに輪舞する光景、ボッティチェッリの「春(プリマヴェーラ)」の絵が浮かんでくる。神話の図像に全くの不案内なのに、イメージするなんておかしな話だが・・・。

    イタリアルネッサンスと北方ルネッサンスに交流があった。この絵に、フランドルのタペストリーと似た構成があるという。そういえば、女性像が小太りなのも、北方ルネッサンスの女性体型を思い出させる(ちょっとした偶然だろうけれど)。「ラファエロ展」で知った、<肖像画技法>にもそんな交流話があったという。

    (本ブログ関連:”ルネッサンス”)


    *あなたはなつかしい愛でしょう
    なつかしさは 愛と同じ

    重さに耐え切れなかったなつかしさ
    風に乗せてみます

    聞こえますか 私の心の声
    届くように差しあげる祈り

    **陽射しあふれる ある春に
    私たちのまた会える日を
    忘れずに覚えます
    あなたを待つでしょう

    踊る春風に乗った
    あなたの香り思い出します
    なつかしさは愛になって
    あなたに届くでしょう

    (*以下すべて繰り返し)

    (**以下繰り返し)

    あなたに届くでしょう


    (Youtubeに登録のlys2187に感謝)