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2016年6月28日火曜日

(雑談) 石の身の振り方

石に意志があるわけはない。だから自身の身の振り方、行く末を知らないだろう。応接間の床に、産地ごと袋に入れられた採集鉱物が並んでいる。いずれ、実体顕微鏡でも手元に置いて、のんびり観察するときがくるなんて考えていたが。どうしたことか整理もままならぬまま過ぎた。相変わらず、採集したものがつぎつぎ溜まっている。

変えることのできない記憶のように、採集袋が溜まる。いっときは2階の部屋に置いたこともあるが、重さが心配になって移動した。ときどき想像するのは、庭に小屋を建て、その中で一日中、石を割っていたい。

石仲間で賢明な方は、集まりがあるとき、ダンボール数箱に鉱物標本を詰めて持ってくる。そして、欲しい人に分け与える。賢明でない人は、いつまでも自宅に溜め込む。もちろん、他のマニアが欲するような珍しい石を持っていれば、私だってと言い訳できるのだが。

どうしよう、わが家の中途半端な鉱物袋。このままになるのだろうか。もしかしたら、庭の奥に・・・。もう少し、気を入れて考えねばならない。石に悪い気がしている。

2016年6月27日月曜日

(雑談) 映画「マーズ・アタック」の続編を見てみたい

いや、別に理由はありません。古い漫画というか少年雑誌の読み物の挿絵のような臭いがする、映画「マーズ・アタック(Mars Attacks!)」の続編を見てみたい。

(本ブログ関連:”マーズ・アタック”)

高尚な振りをしない、その気もないのが素晴らしい。面白ければそれでいいというのが好きですね。それに大金をかけて、たいそうに制作しているところが凄い。

今度は、火星人は頭が破裂するようなヘマはやらないだろう。どんな防御をするのか興味がある。でも、第一話の米軍は、まるでWWⅡ並みの装備にしか見えなかった。

有名スターを惜し気もなく使う、おバカ映画も悪くない。きっと、次回作にも喜んで参加するスターたちがいるに違いない。それにしても、メキシコのマリアッチスタイルで米国歌を奏でているのだから・・・。妙に感心したりする。

(Youtubeに登録のPucchi Movieに感謝)

2016年6月26日日曜日

イ・ソンヒの「恋文」

イ・ソンヒの7集所収の「恋文(연서)」(1991年、作詞イ・ナムギ、作曲キム・ジンリョン)は、耳に心地よく、このブログで何度もとりあげた。次のYoutube映像と合わせて聴くと、歌の想いとは違って、心和んでくる。永遠の歌姫のフィルターにかかると、どんな恋だろうと懐かしむ心の部屋が純化されていくようで。・・・うらやましいことです。

(本ブログ関連:”恋文”)


あなたを愛したから、心にあなたがとどまる
空の部屋を用意して、ロウソクを灯したわ

あなたへ笑顔を、部屋の壁に描いて
その懐に眠入りながら、夢を見ます

*冷たい風 空の果て、届くのを待ち疲れても
空の部屋 置かれた あなたの写真
私を じっと、見つめるのね

愛してます、言葉の代わりに、あなたの笑顔見たいのです

(*以降繰り返し)

愛してます、あなたのその言葉を、もう一度聞きたいのです

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年6月25日土曜日

「応答せよ1988」 イ・ソンヒの挿入歌

ナム・ウィキ(namu.wiki)」は、ケーブルテレビ「tvN」の番組「応答せよ」シリーズで、19.6%の最高視聴率を獲得した「応答せよ1988」(2015.11.06~2016.01.16、全20話)に挿入された曲目とその場面を合わせて紹介している。その中から、特にイ・ソンヒについて、曲だけリストアップしてみた。感謝。
なお、1988年はソウルオリンピックが開催された年であり、その前年には大衆運動にともない大統領の直接選挙が実施されている。

(本ブログ関連:”「応答せよ」”)

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2話 - 「ヤング(영)」(作詞:クォン・ヒョクシク、作曲:ナム・ククイン、イソンヒ3集 - 「なくしてしまった約束」(1986))

3話 -「私は恋に落ちました(나는 사랑에 빠졌어요)」(作詞:ソン・ジュホ、作曲:ソン・ジュホ、イソンヒ1集 - 「ああ!昔よ/少女の祈り」(1985))

5話 - 「走れ、ハニー(달려라 하니)」O.S.T。<(勝気な)ドクソンがTVを見ながら「バナナ味牛乳」を飲む場面で出てくる>

8話 - 「ひとしきり笑いで(한바탕 웃음으로)」作詞:ソン・シヒョン、作曲:ソン・シヒョン、イソンヒ5集 - 「ひとしきり笑いで」(1989))

9話 - 「私はいつもあなたを(나항상 그대를)」(作詞:キム・ミンジョン、作曲:ソン・シヒョン、イソンヒ4集 -「愛が散る場所」(1988)) ・・・ 2つの場面で流れる。

10話 - ① 「葛藤(갈등)」(作詞:ユン・ヒジュン、作曲:ソン・ジュホ、イソンヒ1集 - 「ああ!昔よ/少女の祈り」(1985))、
② 「私はいつもあなたを」(作詞:キム・ミンジョン、作曲:ソン・シヒョン、イソンヒ4集 - 「愛が散る場所」(1988))

19話 - 「私はいつもあなたを」(作詞:キム・ミンジョン、作曲:ソン・シヒョン、イソンヒ4集 - 「愛が散る場所」(1988))
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「応答せよ」シリーズは未見である。この1988版でもと思うが・・・全20話は長いな。

2016年6月24日金曜日

高麗神社

昨晩(6/23)の事前講演に続いて、今日の昼に、埼玉県日高市にある「高麗神社」を訪問した。四谷の韓国文化院主催の今回のイベント「道端の人文学」に応募して、このチャンスを得たわけだ。参加者は、同院前から2台のバスに分乗して現地に向かった。この訪問は、明日も同様に行なわれる。

高麗神社は、以前晴れた日に何度か訪れたことがあるが、今回は小雨に煙る木々の葉がしっとりと濡れ、静かに落ち着いた風情だった。高麗神社の宮司高麗文康氏(高麗郡初代郡司「若光」から60代目の子孫)は、高麗神社の歴史とそれに伴う高麗郡建郡1300年記念事業のいきさつについて(父君の遺志にも触れて)軽妙に説明された。

合わせて、昨晩の続きとして、高橋一夫氏(高麗浪漫学会会長)から、高麗神社の環境について次のようなヒントに富む話題を語られた。① 神社には自然に溶け込む神道のスタイルがあり、例えば葉の落ちることのない照葉樹林の中に置かれる。初期の神社は社殿があるわけではなかった。② 寺には、敷地が広く平らな規模の大きい官寺と、山中・山裾におかれる氏寺がある。
また、同神社に隣接する勝楽寺を巡ったとき、③ この寺に、若光の墓とされる「高麗王廟」があるが、律令制の当時、(高齢な)若光はもしかしたら都で亡くなっていたかもしれない。また、④ 高麗郡の役所跡について、遺跡出土が不明だが(太平洋戦争前に平地のため飛行場が設けられたほど広大な)高萩地区が考えられる(⇒ 遺跡が見つからない理由は、戦後に開拓が入り、礎石など掘り起こしたからかもしれない)、とのこと

史跡の訪問と詳細な解説を一度にかなえる幸運な機会に廻りあえたのは幸いだった。いろいろサポートをくださった韓国文化院スタッフの方々に感謝します。

2016年6月23日木曜日

イ・ソンヒの2016全国ツアー情報 (3会場追記)

イ・ソンヒは、ソウルの世宗文化会館大劇場での3日間のライブコンサート「2016イ・ソンヒThe Great Concert」(9月2日~4日、150分)にひきつづき、全国ツアーを4会場で展開することを先(6/12)に記したが、INTERPARKのチケットサイトによれば、新たに光州、大田、高陽の3会場が追記され、全7会場になる。

(本ブログ関連:”The Great Concert”)

ソウル: 16.09.02~16.09.04 ”The Great Concert”
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大邱: 16.09.24~16.09.25
全州: 16.10.07~16.10.08
光州: 16.10.22~16.10.22
大田: 16.11.05~16.11.06
釜山: 16.11.19~16.11.20
仁川: 16.12.03~16.12.03
高陽: 16.12.17~16.12.17
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(付記)
明日、巾着田の彼岸花(曼珠沙華)で知られる埼玉県日高市にある、「高麗神社」へ訪問のため、四谷にある韓国文化院で事前の講演会(講師 高橋一夫高麗浪漫学会会長)が開かれた。巾着田では真っ赤な彼岸花の他に畑いっぱいに咲いたコスモスの花を見てまるで天国気分になった。高麗神社では、韓国民族楽器を用いた現代集団演奏サムルノリを聞いたことがある。

明日、現地(行く途中)で、高麗神社の紹介をするのとのことで、今晩の講演は、武蔵野国に高麗郡(高句麗滅亡後の遺民による開拓地)が成立した当時(716年~)の状況を話していただいた。寺院屋根の装飾木型「笵(はん)」の展開について、高麗郡内に建立された高句麗関係寺院跡から見つかった資料をもとに説明された。

2016年6月22日水曜日

(余談)今日から健康体操を再開

とりとめない、わたくしごと。先日、地元の崖線巡り(5/29)に参加して転び、左膝打撲して完治に4週間弱かかった。今回は幸いなことに、軽微で済んだが。

最近、散歩に出ては転んでばかり。山に行っては滑ってばかり。

そんな訳で、今日、久し振りに出席した健康体操教室で、腰廻りの筋肉を鍛える運動を教えてもらった。家庭でできるシンプルな体操で、<壁に向かって両手を着き、爪先立ちを繰り返す>。要は、これを根気よく欠かさず続けることにある。

今度転んだら、やばいよ、やばいよ。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 沈香舞踊ほか

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(6/15)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、撥弦楽器伽耶琴カヤグム가야금)」演奏家「黄秉冀」(황병기、1936年5月31日~)と「沈香舞踊(침향무)」ほか関連した3曲を紹介した。

始めに、伽耶琴演奏家であり作曲家「黄秉冀」と、彼の曲「沈香舞踊(침향무)」について次のように紹介された。
・東洋で香を重視し、神や先祖の祭儀で香を焚く。最も貴重で代表的なのが「沈香」。インド、マレーシア、中国の南部地域で育つ沈香属の木部を削り取ったもの。木がダメージを受けると内部に樹脂が分泌され、それを集める。また、土中に埋めて腐らせると樹脂が多い部分だけが残るが、これで香を作ることもある。沈香は、薬が貴重な時代、緊急の薬剤として使われた。ほんのりとした香りが優れる。

▼ <新羅時代、沈香を焚いて仏の前で踊る姿を描いた>「沈香舞踊」第1章を聴く。香の漂いに任せて舞うよう。

・この曲は、黄秉冀が1974年に発表した創作曲で、仏教音楽の「梵唄」を基に、西洋のハープを連想させる伽耶琴奏法で注目を浴びた。また、打楽器チャングの胴体をばちで叩いたり、素手で演奏するなど話題になった。伽耶琴創作音楽の代表とされる。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒと梵唄”)

次に、深山に落葉を掃く暮らしを描いた黄秉冀の曲「掃葉山房(소엽산방)」について次のように紹介された。
・黄秉冀は、歴史と文化から題材を見つけ、モダンに表現した音楽を数多く手掛けた。作品に、伽耶琴を携え新羅に亡命した伽耶楽師「于勒(우륵)」が、真興(진흥)王の前で伽耶を演奏する光景を描いた「下林城(하림성)」、またイランの古代都市を想像した「ハマダーン」などある。「玄琴(コムンゴ、거문고)」独奏曲、「掃葉山房」は、深山の庭で落葉を掃く者の暮らしを想像した曲で、歴史的な話でないが、ひっそりとして静寂で余韻があり、山水画のような光景が浮かぶ。

▼ 「掃葉山房」から、「ドドゥリ(도드리)」のリズムを聴く。音の余韻を活用して、古風な響きをする。

最後に、朝鮮末期の「東道西器(동도서기)」*(東洋の道に基づき、西洋技術を活用する)について次のように紹介された。
・黄秉冀は伝統を重視しながらも、固執しなかった。それは、朝鮮末期、西洋の勢力と文物が入ってきた頃、国の未来を懸念したソンビが使った表現「東道西器」の文字に例えられる。彼の作品に盛り込まれた精神は、伝統から題材から見つけ、リズムや奏法においては果敢に伝統の垣根を飛び越えようとした。黄秉冀は、弟子に対しても、時代の流れに合った音楽を自由に演奏するよう指導した

(* 参考「和魂洋才」)

▼ 伽耶琴の室内楽団による演奏で「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を聴く。伽耶琴による今様曲の楽しい演奏。

2016年6月21日火曜日

夏至2016

二十四節気の「夏至」。日照時間が一年で一番長い日だ。昨晩、九州で大雨を降らせた雨雲がそのまま東に進み、朝から雨模様だった。夕方まで雨という予報と違って、昼過ぎには晴れた。

(本ブログ関連:”夏至”)

公園の木陰のベンチで一休憩したとき、木漏れ日が眩しいくらいに差し込んだ。夕方になっても、鋭さは変わらない。余裕たっぷりの日差しに、日照時間の長さを実感した。それにしても梅雨の最中のはず、こんな時に夏至とは、不思議な取り合わせだ。

ところで、今月6月は、旧称「水無月」。以前も触れたが、水無月の「無」は、格助詞「な」の連体修飾「~の」にあたり、<水の月>となる。小雨煙る墨絵のような世界だろうか。夏至が重なるとイメージが混乱してしまう。

気分転換。今日は6月21日、数字に分解すると、「6,2,1」・・・これに「0」を加えて組み合わせれば、2016年。今年の夏至の日につながって何となくうれしくなる 。

2016年6月20日月曜日

ドナドナ

「中学時代に好んで聞いた歌は何ですか?」という質問が、語学教科書にあった。考えてみれば、中学時代にアメリカンポップに入れ込んでいて、毎週ラジオから発表される「ビルボード」や「キャッシュボックス」の順位に耳を傾けてメモした。翌日、学校でその情報を自慢するためだ。

でも、歌うとなればちょっと違ってくる。校内ではコーラス活動が盛んだった。クラスを班に分けて結束させたり集中させることに、学校は熱心だった。何かにつけて、合唱グループが編成され歌わされた。音楽教師の成果でもあったろうが。

そんなとき、歌った曲に「ドナドナ」(1938年)があった。イディッシュ文化の歌ということを、当時の中学生が知るはずもない。売られる子牛が荷車に乗せられていく・・・そんな光景を思い浮かべながらも、ただ淡々と歌っていた。教師の意図とは別に、どれほど反応したのか、中学生はそんなものだった。

ところで、この「ドナドナ」のイディッシュ語表記、”דאָנאַ דאָנאַ” をコピーペーストすると、キーボード操作が怪しくなることがある。ヘブライ文字の右から左への配列の影響(制御?)がそのまま残るからだろうか。


(Youtubeに登録のtabby2003jpに感謝)

2016年6月19日日曜日

イ・ソンヒとイェジンのデュオ、またしても連勝、5連勝

歌手がファンとのデュエットで歌唱力を競うSBSの「ファンタスティック・デュオ」で、イ・ソンヒとイェジンのデュオが5連勝を果たした。スポーツトゥデイの記事、「イ・ソンヒ x イェジン(お嬢さん)、『美しい江山(아름다운 강산)』で、またしても 5連勝 ・・・ 『ファンタスティック・デュオ』 名誉卒業」(6/19、チン・ジュヒ記者)は、次のように報じた。

(本ブログ関連:”ファンタスティック・デュオ”、”美しい江山”)

彼女たちデュオの最後の舞台になるべく、「美しい江山」を選んだのは必然だろう。国民歌手イ・ソンヒの名に負う、まさに国民を鼓舞する曲、この歌なればこそである。

そして、幅広いジャンルをカバーするイ・ソンヒとデュオを組んでこそ、イェジン(お嬢さん)は歌唱力をいかんなく発揮できたことになる。彼女がイ・ソンヒの秘蔵っ子になるのか気になるところ。

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・「ファンタスティック・デュオ」 イ・ソンヒとイェジン(お嬢さん)が、「美しい江山」の歌で舞台を熱くした。

・19日放送されたSBSの「日曜日が良い-ファンタスティック・デュオ」では、キム・ミンジョン、Sechs Kies、Vibe、イ・ソンヒの対決がうつされた。

・この日、5連勝を狙うイ・ソンヒとイェジン(お嬢さん)のキム・イェジンは、イ・ソンヒの「美しい江山」を準備した。

・イ・ソンヒは、「今、真夜中を過ぎた時間なので体力的にも大変そう」と、疲れた内心を吐露した。 反面、キム・イェジンは、「イ・ソンヒ先生と一緒に行なう最後の舞台である。最善を尽くして思い通りにやってみたい」と話した。

・二人は、間奏が始まるとすぐに、名不虚伝[さすがに]パワフルな歌唱力を披露して客席とパネルたちをどよめかした。

・その結果、イ・ソンヒは5回続けて「パンデュ[ファンタスティック・デュオ]」に登板して、5連勝の神話を作り出した。
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(Youtubeに登録のentertainmentSBS に感謝)

2016年6月18日土曜日

書籍代

ちょっと気になること。韓国の書籍価格だ。例えば、韓江(ハンガン)の「菜食主義者(채식주의자)」(出版:創批)について見ると次の通り。紙の書籍代が、日本の半額に近い。翻訳費用・部数の関係もあるだろうが。これは、CDについてもいえることで・・・。

(換算) ウォン(₩) X 0.1 ≒ 円

<韓国国内>-----------------------------------------------

韓国語版
・書籍:  12,000 ⇒ 10,800 ₩ (ネット割引)
・eBook: 8,400 ⇒   7,560 ₩ (ネット割引)

英語版(”The Vegetarian” (US版: Random House、Paperback))
・書籍:  15,500 ⇒  9,350 ₩ (ネット割引)

※ ネット割引とはいえ手数料・送料は?・・・調べていない。(Daum)


<日本国内>-----------------------------------------------

日本語翻訳版(「菜食主義者」(出版:CUON))
・書籍:  2,376 円、税込み

輸入韓国語版
・書籍:  2,592 円(代行: CUON)、税込み
・書籍:  2,365 円(代行: Innolife)、税、送料込み

2016年6月17日金曜日

イ・ソンヒの「共存」

イ・ソンヒの11集所収の「共存(공존)」(1998年、チョ・ウンヒ作詞、イ・ソンヒ作曲)は、しっとりと染み入るように聞かせる。これで何度聞くことになるのだろう。

(本ブログ関連:”共存”)

熱い想いが消え去ったわけでない。未練が残っているわけでもない。夜空に輝く星を見るように、地上に風を感じるように、一瞬思い出と共存できれば、それでいいのかもしれない。

なんて、おじさんに、そんなドラマチックな思い出があるわけもなく・・・。映画を見るように、感情移入して聞けば十分でないか。イ・ソンヒさんの世界に酔わせてもらいましょう。


旅は終わったの、私たちの愛も
戻るには、あまりにも遠い 道に旅立ったわ
夜空の星のように、胸に積もる
一瞬の、愛は過ぎても 思い出は残って

*私のそばに止まった風、私の中にあふれた陽射し
いつか、傍(そば)を通り過ぎていくでしょう
永遠(とは)に私は見れなくとも

一つになれなかった、世界が嫌(いや)になっても
恋しい、私の心の根は
いつも貴方に向いて深いから

(*以下繰り返し)

夜空の星のように、胸に積もる
一瞬の愛は過ぎても、思い出は残ったわ

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年6月16日木曜日

映画「チャンス商会 ~初恋を探して~」

中央日報(日本語版)の【中央時評】は、「人口の崖」の素顔の一つに高齢化・少子化をあげている(6/7、(1)(2)、ノ・ソクギュン嶺南大総長)。(抜粋)
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・大韓民国が速いペースで高齢化している。統計庁によると、65歳以上の高齢人口比率が、2015年(昨年)13.1%(世界51位)だったが、2060年には40.1%(世界2位)に上昇する見込みだ。

・さらに世界最低水準の出生率(1.24人)が重なり、生産可能人口(15~64歳)比率は、2060年に49.7%と、人口全体の半分以下に落ちると予測されている。このままでは生まれてくる子どもたちが高齢社会の負担をそのまま抱えることになる。韓国の存立自体を根本的に脅かすものだ。
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(本ブログ関連:”高齢化”、”少子化”)

韓国の高齢化・少子化のスピードは、日本を上回る(少子化)ともいわれている。特に、高齢化の張本人たる戦後(日本は太平洋戦争後、韓国は朝鮮戦争後)のベビーブーム世代にとって知らぬ振りできぬ課題がある。いずれ訪れる痴呆問題だ。高齢化がなければ知らぬに済んだかもしれないが。

昼過ぎ、韓国文化院で「2016年 韓国映画企画上映会」があって、家族愛を描いた「チャンス商会~初恋を探して~(장수상회)」(Salut D'Amour: 愛の挨拶)を見てきた。

再開発問題で揺れる下町にあるスーパー「チャンス商会」で、頑固で周りに波乱を引き起こす主人公の老人キム・ソンチルが働いていた。独り身の彼は自分の怒りに、日頃の物忘れと照らして何か不安を感じていた。それでも、彼を見守る町の人々は優しかった。特にスーパーの若い社長とその娘も、真向かいの花屋の女主人とその娘も、そして周りの人たちも。
老人は、そんな花屋の女主人の優しさに、次第に心を寄せていく。しかし、彼女は癌におかされていた。病院に駆けつけた老人は、そのとき<初めて>衝撃の事実を知らされる。

家族の愛とは何かを問いかける。もっといえば、家族の形とは何かから始まる。当り前と思っていることが、当り前でなくなる痴呆を物語に重ねると、家族の世界はがらっと姿を変える。それでも、愛で包み、見守ることができる最後の絆は家族かもしれない。

「チャンス商会」の「チャンス(장수)」は、スーパーの社長の名前がキム・チャンスだからだろうが、「長寿(장수)」の意にも通じる。この映画は、目尻に少し流れるものがあったとしても、誰にも共通する家族の、自身の問題を扱っている。決して大袈裟でなく。

せつなさと笑いが親和する二つの映画、「怪しい彼女」が母に対してなら、「チャンス商会」は父に対する家族のオマージュかもしれない。なぜなら、家族はいつも父や母の生き写しなのだから。


(Youtubeに登録のCJ ENM_Movieに感謝)

(付記)
映画を見る前に、新宿HISで、9月4日のイ・ソンヒコンサートへの旅行(1泊2日)を相談をしてきた。コンサート当日、会場の世宗文化会館近くに宿をとれればと思っている。

2016年6月15日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 鳥にまつわるストーリー

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(6/8)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、鳥にまつわるストーリーに関連した3曲を紹介した。

始めに、大笒(テグム、대금)の奏法「散調」の創始者、朴鍾基(박종기、1879-1941)について次のように紹介された。
・朴鍾基は、全羅南道(珍島)出身の大笒奏者だ。大笒の代表的な奏法「散調」を創始した。彼は、大変親孝行で、早くに母親を亡し、3年間一日も欠かさず墓参して大笒を吹いた。山鳥のさえずり、水の流れ、風のそよぎなど山から聞こえる全ての音を大笒で奏でた。大笒を吹くと鳥が飛来して彼の肩に留まった。その真心に感動した山神から、優れた竹林の場所を夢で教えられ、その竹で大笒を作って吹いたという。大笒の音色は、竹林に吹く風音に似て、その隙から鳥のさえずりが聴こえてくるよう。伝統音楽には、鳥をテーマにしたものが多くある。

▼ 朴鍾基流「大笒散調のクッコリ*」の演奏を聴く。舞う精霊の鳥にことづけるよう。

(*)クッコリ: 韓国の民間信仰で様々な占いやお払いなどを行うムーダン(巫堂:무당)という職業的宗教者が行う巫俗(フゾク:무속)儀式のことを指す。

次に、パンソリ「水宮歌」に登場した鳥たちが瑣末な争いをする場面について次のように紹介された。
・パンソリ「水宮歌」に、上座に座る争いをする鳥の話がある。水宮歌は、カメが竜王のためにウサギを捕らえようとする物語だ。カメは、ウサギを探しに海から上陸したところ、森の片隅で鳥が集い宴会をしていた。だが馳走を前に、オウム、カラス、ミミズク、鳳凰に至るまで、互いに自分が上座に座るべきと主張して、それらしい理由を挙げて口喧嘩をしているのだ。そんなことで偉そうに争う姿が、まるで人間の社会と変わらない。

▼ 「水宮歌」から「上座争い(상좌다툼)」の歌を聴く。激しくののしり争う響きはしないけど・・・。

最後に、パンソリ「赤壁歌」で、敗走した曹操が聞いたという、鳥の鳴き声を表現した「鳥打令」について次のように紹介された。
・パンソリ「赤壁歌」は、中国三国時代の政治家諸葛亮(孔明)や武将の曹操などが登場する、歴史小説「三国志演義」をパンソリで構成したもの。川辺で戦に備えていた曹操は、孔明などの攻撃に悲惨に敗れる。多くの兵士は命を落とし怪我をするが、曹操はやっとのことで助かる。森の中まで逃げるが、一息ついて考えると自分の欲で命を失った兵士に悪い気がした。その時、山の方から鳥のさえずりが聞こえてきた。それが、まるで亡くなった兵士の魂の恨みに聞こえたという。戦いに敗れた曹操の心情が深く表れる場面だ。

コムンゴ(거문고、「玄琴」表記あり)演奏と歌で<多様な鳥の鳴き声を切なく表現する>「鳥打令」を聴く。それでも淡々と・・・。

イ・ソンヒ、国民褒章受賞

イ・ソンヒの社会性について、昨日(6/14)にも触れたが、昨年韓国の記念事業での活動で、国民褒章を受賞したと、スターニュースの記事、「イ・ソンヒ、光復70周年記念事業国民褒章受賞」(6/9、イ・ギョンホ記者)は、次のように報じている。(抜粋)

(本ブログ関連:”イ・ソンヒと社会”、"イ・ソンヒと政治")

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・9日午後、イ・ソンヒ所属事務所「フックエンターテインメント」の関係者によれば、イ・ソンヒがこの日午前、ソウル鍾路区の政府ソウル庁舎で開かれた光復70周年記念事業有功者褒賞授与式で国民褒章を授与された。

(本ブログ関連:”フックエンターテインメント”)

・同関係者は、「昨年(8月15日)、KBS(2TV)で進めた光復70周年プロジェクト(国民大合唱)『私は大韓民国』(2015年6月13日~2015年8月8日)に出演して、(1945合唱団の指揮者を引き受け)国民に感動を与えた功績を認められて、国民褒章を受けることになった」と明らかにした。

・続けて、「ファン・キョアン国務総理が、直接イ・ソンヒに国民褒章を授与し、イ・ソンヒは授与式後『感謝申しあげる』という言葉を伝えた」と付け加えた。
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2016年6月14日火曜日

イ・ソンヒ、朝鮮日報の「読者権益保護委」を委嘱される

イ・ソンヒは、朝鮮日報の記事、「朝鮮日報 読者権益保護委 拡大・・・新任委員8人委嘱」(6/14写真)によれば、同紙の<読者権益保護委員>に、13日付けで委嘱されたという。イ・ソンヒ以外の委員について、普段どのような発言をされている方々なのかネットのリンク先で知るのみ。
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・今年でスタート15年を迎えた、朝鮮日報読者権益保護委員会(委員長チョ・スンヒョン)が、13日の第8期委員会で新しい陣容を整えました。キム・ギョンボム(ソウル大スペイン語スペイン文学科教授)、ユン・ヨンチャン(NAVER副社長)、イ・トクァン(西江大化学・科学コミュニケーション教授)、歌手イ・ソンヒ、イ・スンウ(貯蓄銀行中央会長)、イ・チョンヒ(韓国外国語大政治外交学科教授)、チョン・ヨウル(文学評論家兼作家)、チョン・ウォンファ(第一企画常務)など8人が新任読者権益保護委員に委嘱されました。

・8期委員会は、従前と比較して委員数が増えて分野も多様化しました。特に、経済、IT、科学、教育、文化分野が補強されました。新任委員は、この日、留任の委員らと共に初めて会議を開きました。留任委員はチョ・スンヒョン委員長、キム・テス(弁護士)、パン・ヒソン(弁護士)、ユ・ミファ(ソウル盤浦高校教師)、イ・チェジン(漢陽大メディアコミュニケーション学科教授)です。

・朝鮮日報は、「公正な新聞、正確な新聞、信頼される新聞(공정한 신문, 정확한 신문, 신뢰받는 신문)」を原則に据えています。委員は、毎月会議を持って読者観点でこの原則が守られたかを監視して討論します。厳正な紙面批判と創意的提言を通じてより良い新聞、より一層信じられる新聞を作るためのものです。会議内容は、本紙オピニオン面、およびインターネット(www.chosun.com)を通じて紹介されます。委員会はまた、朝鮮日報の報道で被害をこうむった当事者や読者が問題を提起する場合、これを審議して訂正および反論報道などを決定する権限も持っています。
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イ・ソンヒの社会との関わりは、その生い立ちからも見ることができるし、歌手になってからは政治の世界にも大きく踏み込んだこともあり、その振幅も大きい。芸能界に徹する他の歌手たちと違った生き方を選んでいるようにも見える。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒと社会”)

ところで、同委員会の実績について、ネットで調べると、朝鮮日報/朝鮮日報日本語版に次のような記録が最初にヒットする。

照会した記事、「産経コラム裁判、韓国社会は理性を持って起訴したのか」(1/15、整理=キム・ジョンヒョン記者)に、日韓関係に大きな問題に発展しかねなかった事件について検証されている。ただ、同委員会でどのように議論されたかについて不明。
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  朝鮮日報読者権益保護委員会(委員長:趙舜衡〈チョ・スンヒョン〉元議員)が11日、定例会議を開き、先月1カ月間の朝鮮日報の報道について話し合った。趙委員長のほか、パン・ヒソン委員(弁護士・東国大学法学部元教授)、アン・チャンウォン委員(ソウルYMCA会長)、ファン・ジュリ委員(画家)、ユ・ミファ委員(盤浦高校教諭)、イ・ジェジン委員(漢陽大学メディアコミュニケーション学科教授)、キム・テス委員(弁護士)が出席した。

- 朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し昨年12月17日、無罪判決が出たことを受け、「産経前支局長コラムは虚偽報道・名誉棄損だが誹謗の目的なし」という見出しの記事があった。告発・起訴時は大きな記事だったが、無罪判決が出た時は事実上、判決内容のみを掲載した。2014年の起訴時、国全体が『よくやった』と沸いたが、法律家らは『検察が法解釈を誤ったか、あるいは国民感情に同調して無罪判決の可能性が高い事案を無理に取り上げたもの」と見ていた。メディアは今からでも当時の韓国社会が理性を持って起訴したのか冷静に取り上げるべきだ。有罪にならないことを知りながら起訴したなら悪い法律家だし、有罪だと信じていたなら無能な法律家だ。
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2016年6月13日月曜日

ひまわり

この時期、小学校の南側にある畑一面、「ひまわり」の花が咲く。腰の丈ほどの小型のものが栽培されている。園芸用だろうか。花瓶に飾るのに丁度よい大きさかもしれない。

(本ブログ関連:”ひまわり”)

子どものころのひまわりは、見上げるほどだった。だから、ひまわり畑に入ると、初夏の青い空と陽射しを葉陰の隙間から覗くことになる。そんなヒマワリも最近では、目的が違うのだろうか、超ミニサイズのものまであるそうだ。

ひまわりの花が密集する畑は、乾いた風の通り道を見せてくれた。黄色の外輪が一斉に揺れるさまは、美しくもあり、風にあらがえぬ運命のようでもある。映画「ひまわり( I Girasoli )」は、そんなひまわり畑を描いた。

(本ブログ関連:”映画「ひまわり」”)

第2次世界大戦の対ソ戦に参戦した、イタリア兵士は瀕死の傷を負い、そこで手当てしてくれた女性と結婚する。しかし、彼はイタリアに結婚したばかりの妻を残していたのだ。戦後、夫を探した妻がソ連で見たのは、現地の家庭だった。突然尋ねた彼女は、駅まで連れて行かれ、仕事から帰宅する夫と再会する・・・。


(Youtubeに登録のCG Entertainmentに感謝)

2016年6月12日日曜日

イ・ソンヒの2016全国ツアー情報

世宗文化会館大劇場で、9月2日~4日の3日間開催するライブコンサート「2016イ・ソンヒThe Great Concert」(150分)は、その後、大邱をかわきりに全国ツアーを展開する。

ちなみに、私は9月4日の世宗文化会館でのコンサートを楽しみにしている。

(本ブログ関連:”The Great Concert”、”イ・ソンヒの全国ツアーコンサート幕開け都市は大邱”)

INTERPARKのチケットサイトによれば、最初の大邱を含めて、以降次の都市が予定されている。例年の4、5月開始と比べて、今年は9月から始まるため、年末までの4ヶ月間しかなく、4都市限定になったのかもしれない。
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大邱: 16.09.24~16.09.25
全州: 16.10.07~16.10.08
釜山: 16.11.19~16.11.20
仁川: 16.12.03~16.12.03
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(参考)
イ・ソンヒの最近2009年、2011年、2014年の世宗文化会館および全国ツアー開催都市は次の通り。

2014 コンサート”歌うイ・ソンヒ”4/18-20

・ソウル 04.18-20:「世宗文化会館」 ★4.19レポート
・大邱 05.10-11:「大邱エックスコ・コンベンションホール」
・蔚山 05.24-25:「蔚山東川体育館」
・光州 06.07-08:「金大中コンベンションセンター」
・城南 06.14-15:「城南アートセンターオペラハウス」
・釜山 06.28-29:「KBSホール」
・富川 07.12-13:「富川室内体育館」
・全州 08.30-31:「韓国ソリ文化の殿堂 モアク堂」
・安養 09.13-14:「安養室内体育館」
・大田 10.04-05:「忠南大正心華国際文化会館正心華ホール」
・昌原 10.17-18:「昌原城山アートホール大劇場」
・高揚 11.1-02:「高揚アラムヌリ アラム劇場」
・水原 11.15-16:「水原室内体育館」(予)


2011 コンサート"5月の陽ざし"5/21-22
(海外)
・ニューヨーク 02.03(木):「カーネギーホール(Stern/Perelman)」

(国内)
・ソウル 05.21(土)-22(日):「世宗文化会館」 ★5.21レポート
・水原 07.02(土)-03(日):文化の殿堂 幸せ劇場
・高陽 07.09(土)-10(日):高陽アラムヌリ アラム劇場
・大田 07.16(土)-17(日):忠南大 チョンシムファホール
・釜山 09.03(土)-04(日):KBS釜山ホール
・全州 09.17(土)-18(日):全北大 三星文化会館
・仁川 10.08(土):サムサン・ワールド体育館
・光州 11.05(土)-06(日):光州文化芸術会館 大劇場
・大邱 11.12(土)-13(日):大邱EXCO本館 5階
・晋州 11.19(土)-20(日):慶南文化芸術会館


2009 コンサート"招待" 4/1-4/5

・ソウル(서울) 04.01-05:「COEXオーディトリウム」 ★4.2レポート
・仁川(인천) 05.16(土):「仁川サムサンワールド体育館」
・全州(전주) 06.27(土):「韓国音文化の殿堂モアクダン」
・清州(청주) 07.05(日):「清州芸術の殿堂大公演会場」
・水原(수원) 07.11(土):「京畿道文化の殿堂大ホール」
・城南(성남) 08.15(土):「城南アートセンターオペラハウス」
・高揚(고양) 09.05(土):「高揚アラムヌリ アラム劇場」
・大邱(대구) 09.12(土):「大邱市民会館大劇場」
・釜山(부산) 10.24(土):「KBS釜山ホール」
・大田(대전) 11.01(日):「忠南大 チョンシムファホール」

2016年6月11日土曜日

韓江「菜食主義者」

英国の文学賞として権威あるものに「ブッカー賞」がある。両親ともに日本人の間に生まれ、後に英国に帰化した作家カズオ・イシグロ(石黒 一雄)が、1989年に「日の名残り」で受賞したことで知られる。

(本ブログ関連:”ブッカー賞”)

ブッカー賞には、さらにロシアブッカー賞(1992年)、マン・ブッカー国際賞(2005年)*などが設けられてきた。その国際ブッカー賞を今年受賞した韓国作家、韓江(ハンガン[한강]、1970年11月27日~)の作品、「菜食主義者(채식주의자)」(2011年 きむふな訳、CUON)を読んだ。
(*)国際ブッカー賞(隔年開催): 実質的にブッカー賞の翻訳文学部門。
期間名称特徴・対象
2005年〜2015年

マン・ブッカー国際賞
(Man Booker International Prize)
【隔年選出】 存命の作家の <生涯の功績>に対して
贈られる賞(ノーベル文学賞に近い形式)。
2016年〜2018年

マン・ブッカー国際賞
(名称は同じ)
【毎年選出へ変更】 特定の <翻訳作品> を対象と
する現在の形式に変更。賞金は著者と翻訳者で折半。
2019年〜現在

国際ブッカー賞
(International Booker Prize)
スポンサー交代に伴い「マン」が取れ、現在の名称に。
ルールは2016年以降の形式を継承。

この作品は3部構成で、「訳者あとがき」によれば、2002年~2005年に発表されたという。
① 肉食を拒絶する妻(ヨンヘ)とそれに戸惑う夫を中心に彼らの視点で描いた「菜食主義者」。娘の肉食忌避を治そうと暴走する彼女の家族。
② 症状の進んだヨンヘに対する、ヨンヘの姉の夫の視点で描いた「蒙古班」。彼は、映像芸術の創作行為と肉欲の錯綜の中でヨンヘを犯す。
③ 山深くにある精神病院のヨンヘを見舞う、姉(インヘ)の視点で描いた「木の花火」。拒食を続ける妹に対する姉の回想、流される無力感。

若い女性ヨンヘを巡って、ヨンヘの夫、ヨンヘの実姉とその夫、それぞれの視点で描かれる。そういえば、地下鉄ソウル駅で見失なった母を探す、家族のそれぞれの視点を主語(代名詞)にして描いた、申京淑の「母をお願い」(2009年)を思い出す。家族の関係が強い世界なのだろうか。しかし、確実に互いの思いが食い違っている。

(本ブログ関連:”母をお願い”、”申京淑”)

「菜食主義者」は3部で構成されているが、それぞれ色合いが違う。①の「菜食主義者」は、序曲に相応しく全体の構図を見極めやすく、物語の要素が織り込まれている。その分、読みやすさを重視している。②の「蒙古班」は、植物化するヨンヘを呼び戻す試みをしているようだ。ここでは、①の父親の強権と同じく、(ヨンヘの実姉の夫である)映像芸術家の暴走が示される。③の「木の花火」は、既にベジタリアンではなく、拒食症に落ちた重度障害の妹を見守る(①の父、②の夫とつながる)実姉の悔恨ともいえる。

文学には素人なので、作品から何を得ようとすればよいかわからない。登場人物の内省で、「~なかった(否定)」、「~のようだ(推測)」という表現が重なると、追いついていけなくなる。文学理解というのは、相当タフでないと難しいようだ。

(映画化されている)⇒  残念ながらYoutube で見られなくなった。
(Youtubeに登録のFrenchie Cerderolに感謝)


(追記)
国際ブッカー賞について

■ Youtube(登録: TBS CROSS DIG with Bloomberg)
「【英国翻訳ベスト50に日本文学23作品】村上春樹だけじゃない“爆売れ”の正体/次は「ポスト村田沙耶香」を探せ/翻訳家・鴻巣友季子が語る出版市場の“地殻変...」(2026/01/15)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=CAs9qEQyftQ