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・今年でスタート15年を迎えた、朝鮮日報読者権益保護委員会(委員長チョ・スンヒョン)が、13日の第8期委員会で新しい陣容を整えました。キム・ギョンボム(ソウル大スペイン語スペイン文学科教授)、ユン・ヨンチャン(NAVER副社長)、イ・トクァン(西江大化学・科学コミュニケーション教授)、歌手イ・ソンヒ、イ・スンウ(貯蓄銀行中央会長)、イ・チョンヒ(韓国外国語大政治外交学科教授)、チョン・ヨウル(文学評論家兼作家)、チョン・ウォンファ(第一企画常務)など8人が新任読者権益保護委員に委嘱されました。
・8期委員会は、従前と比較して委員数が増えて分野も多様化しました。特に、経済、IT、科学、教育、文化分野が補強されました。新任委員は、この日、留任の委員らと共に初めて会議を開きました。留任委員はチョ・スンヒョン委員長、キム・テス(弁護士)、パン・ヒソン(弁護士)、ユ・ミファ(ソウル盤浦高校教師)、イ・チェジン(漢陽大メディアコミュニケーション学科教授)です。
・朝鮮日報は、「公正な新聞、正確な新聞、信頼される新聞(공정한 신문, 정확한 신문, 신뢰받는 신문)」を原則に据えています。委員は、毎月会議を持って読者観点でこの原則が守られたかを監視して討論します。厳正な紙面批判と創意的提言を通じてより良い新聞、より一層信じられる新聞を作るためのものです。会議内容は、本紙オピニオン面、およびインターネット(www.chosun.com)を通じて紹介されます。委員会はまた、朝鮮日報の報道で被害をこうむった当事者や読者が問題を提起する場合、これを審議して訂正および反論報道などを決定する権限も持っています。
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イ・ソンヒの社会との関わりは、その生い立ちからも見ることができるし、歌手になってからは政治の世界にも大きく踏み込んだこともあり、その振幅も大きい。芸能界に徹する他の歌手たちと違った生き方を選んでいるようにも見える。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒと社会”)
ところで、同委員会の実績について、ネットで調べると、朝鮮日報/朝鮮日報日本語版に次のような記録が最初にヒットする。
照会した記事、「産経コラム裁判、韓国社会は理性を持って起訴したのか」(1/15、整理=キム・ジョンヒョン記者)に、日韓関係に大きな問題に発展しかねなかった事件について検証されている。ただ、同委員会でどのように議論されたかについて不明。
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朝鮮日報読者権益保護委員会(委員長:趙舜衡〈チョ・スンヒョン〉元議員)が11日、定例会議を開き、先月1カ月間の朝鮮日報の報道について話し合った。趙委員長のほか、パン・ヒソン委員(弁護士・東国大学法学部元教授)、アン・チャンウォン委員(ソウルYMCA会長)、ファン・ジュリ委員(画家)、ユ・ミファ委員(盤浦高校教諭)、イ・ジェジン委員(漢陽大学メディアコミュニケーション学科教授)、キム・テス委員(弁護士)が出席した。
- 朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し昨年12月17日、無罪判決が出たことを受け、「産経前支局長コラムは虚偽報道・名誉棄損だが誹謗の目的なし」という見出しの記事があった。告発・起訴時は大きな記事だったが、無罪判決が出た時は事実上、判決内容のみを掲載した。2014年の起訴時、国全体が『よくやった』と沸いたが、法律家らは『検察が法解釈を誤ったか、あるいは国民感情に同調して無罪判決の可能性が高い事案を無理に取り上げたもの」と見ていた。メディアは今からでも当時の韓国社会が理性を持って起訴したのか冷静に取り上げるべきだ。有罪にならないことを知りながら起訴したなら悪い法律家だし、有罪だと信じていたなら無能な法律家だ。
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