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2018年3月5日月曜日

イ・ソンヒのカバー「Tonight I Celebrate My Love」

昨日、ブログに「死の賛美」について記したので、今日は「愛の賛美」を甘く記してみよう。

ピーボ・ブライソンとロバータ・フラックのデュエット曲「Tonight I Celebrate My Love(愛のセレブレイション)」(1983年)がYoutubeにある。映像から <愛の賛美> だけでなく、愛を歌う余裕さえ感じる。

自分たちの愛で世界を征服する陶酔が聞こえてくる。恥ずかしいほど愛に彩られたラブソングである。とはいえ、異を唱える野暮もない。若者が、一度は経験する、あるいは経験を願うことだから。

イ・ソンヒとビョン・ジンソプのデュエットによる、「今晩、私の愛を祝って(오늘밤 나의 사랑을 자축하며)」が、KBSの青少年の健全をめざした歌番組「若者の行進」(1991年2月8日)で、<イ・ソンヒとビョン・ジンソプのコンサート> として歌われた。「Tonight I Celebrate My Love」のカバーである。
原曲の後に並べると、聞き比べしたくなる。国境を越えたカバーがいかに大変か・・・こんな風に横並びされるなんて思ってなかったろうけど。イ・ソンヒはとても頑張っている。

原曲

(Youtubeに登録の21sweetpeeに感謝)


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2018年3月4日日曜日

(雑談)「ドナウ川のさざなみ」と「死の賛美」

(懐かしい言葉になった)「ムード音楽」の巧者でもあるアルフレッド・ハウゼのオーケストラによる、イヴァノヴィチ作曲の美しい舞曲「ドナウ川のさざなみ」(1880年)をYoutubeに聴く。ヨーロッパ・タンゴが名手だが、ここでは爽やかなオーケストラ・ストリングを響かせる。

この「ドナウ川のさざなみ」に、悲哀というべき歌詞を被せた歌があった。

15年ほど前のこと、「韓国映画同好会」が開いた鑑賞会で見た映画「死の賛美(사의 찬미)」(1991年)に通低する、「ドナウ川のさざなみ」の旋律をベースにした、映画と同名の歌「死の賛美」があった。

鑑賞会で配布された資料に、この「死の賛美」について、「韓国歌謡史1895-1945」*(朴燦鎬、晶文社:日本語版)の解説が紹介された。孫引きになるが次に一部記す。
(*)「韓国歌謡史」: 同書1895-1945版増補改訂、および同1945~1980版と合わせて2巻が日本でも出版されるとのニュースがネットにあるが。

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1926年に「死の賛美」という歌が大ヒットした。それは、歌謡史上初のヒット曲として記録されている。
(歌詞)
   荒れた曖野を  駆ける人生よ
   どこを目指し  行くのか
   さみしい世界  険しい苦界に
   何を求めんと  するのか
   涙のこの世  死ねばそれっきり
   倖せ求める  人生よ
   お前の求めるのは 悲しみ
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この映画は、1926年、玄界灘に身を投げた尹心悳(윤심덕)と金祐鎭(김우진)の「情死」事件をモデルにしている。上記の歌詞は、日本で声楽を学んだ尹心悳が付したとされる。彼女は、妻子ある金祐鎭との関係を心中というかたちで清算した。

そして、大衆は何かをきっかけに時代を感じる。


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2018年3月3日土曜日

星出彰彦宇宙飛行士、国際宇宙ステーション船長就任決定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「星出彰彦宇宙飛行士」が、国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在、および同船長に就任が決定したと、毎日新聞小学生新聞(毎小ニュース)の記事「星出さん、ISS船長に決定」(3/3)は次のように伝えている。

(本ブログ関連:”国際宇宙ステーション(ISS)”)

ニュース紙面が総ルビの体裁で、日々経験のない珍しさと懐かしさ。大人の目に少し古風に見えないでもないが、久し振りに子どもの気持ちに返って読んでみたい。

ちなみに、ISS船長に日本人がなるのは、「若田光一宇宙飛行士」が「2014年3月9日、第39次長期滞在において、日本人初となるISS船長(コマンダー)に就任」以来2人目。ISSにおける、日本人宇宙飛行士の更なる活躍がうれしい。子どもたちにとっても、宇宙が目指すべき場所であり、手にすることのできる現実であることを教えてくれる素晴らしいニュースだ。

(本ブログ関連:”若田光一ISS船長”)

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星出氏(JAXA掲載)
宇宙航空研究開発機構うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう(JAXA)は2ふつか宇宙飛行士うちゅうひこうし星出彰彦ほしであきひこさん(49)=写真しゃしん・JAXA提供提供ていきょう=が2020ねんがつごろから約半年間やくはんとしかん国際宇宙こくさいうちゅうステーション(ISS)に長期滞在ちょうきたいざいすると発表はっぴょうしました。後半こうはんの2か月間げつかん船長せんちょうとして、搭乗員とうじょういん指揮しきします。
     船長せんちょうは、ISSの安全あんぜん任務にんむ実行じっこう滞在者たいざいしゃ健康管理けんこうかんりなどに責任せきにん大切たいせつ役割やくわりです。日本人にっぽんじん船長せんちょうつとめるのは、若田光一わかたこういちさん以来いらいふたりです。
     星出ほしでさんは01ねん宇宙飛行士うちゅうひこうし認定にんていされ、これまでに2かいISSに滞在たいざいしています。「20ねんには東京とうきょうオリンピック・パラリンピックが開催かいさいされます。わたし船長せんちょうとして、てしなき宇宙うちゅう挑戦ちょうせんしたい」とコメントしました。
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    2018年3月2日金曜日

    「らばQ」で紹介された話:子ザルの帰還

    「らばQ」のサイトは、いつも興味深い話題を提供してくれる。先日も、生き物の愛情あふれる光景を紹介した。「ケガした子ザルを保護、3週間後に野生に返すと…家族と感動の再会」(2/26)は、丁寧な解説を付している。(感謝)

    そこで、元のYoutube映像に戻って、情報を得てみた。

    タイトル「Umsizi Vervet Monkey Rescue release of Pearce..」にある「Umsizi」は、南アフリカのズールー語*で「支援、手助け」の意があり、ウムコマアス(UMKOMAAS)の地に、その名を冠した「ウムシズィ・ウムコマアス・ベルベットモンキー救援センター」が、小ザルのピアースを親元に放したといった内容のようだ。
    (*)ズールー語の発音: 「青年海外協力隊として南アフリカ共和国で活動している」方のブログに紹介がある。

    子ザルの帰還について、Youtubeに次のように記されている。
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    Pearce(ピアース)は、1歳のベルベットモンキーで、足を怪我したため捕捉され、治療と休養の後、彼は家族に戻されました... このビデオは、母親とだけでなく、群れ全体およびボスザルをふくめて、驚くべき絆(きずな)を見せてくれます... お楽しみあれ...

    (画面)かけがえのない愛... 気をつけて坊や
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    人間と変わらぬ・・・といったら陳腐だろうか。わが子が無事に戻って安堵する母ザル、それを見守る集団とリーダー。そこには、忘れることのなかった、情愛の集団的共感があるようだ。逆に、人間もそれを理解できる存在だといった方がいいのかもしれない。それにしても、戻った坊やの母親へのしがみつき方がたまりません。


    (Youtubeに登録のNigel Wrightに感謝)

    (雑談)
    Unix OSを祖に持つお手軽版ともいえるLinuxのひとつに、Ubuntuがある。このネーミングは、Wikipediaによると、< ズールー語で「他者への思いやり」、「皆があっての私」というような意味 > だそうだ。

    2018年3月1日木曜日

    3月

    早いもので、今年も 1/6 を終えて3月に入った。あっというまのできごと。過ぎた2ヶ月を、自分の年齢で除すれば、微々たるもの。そう気付くのはまだよくて、最近では、年単位でしか時の流れを感じなくなった。齢重ねるたび、おのずから里程標の在庫を気にとめる。無駄に杭打ちはできない。

    名目ともに季節は春。ちなみに、今日の都内の最高気温は 20.3℃ で、今年最高。昨日と比べて +5.6℃、4月下旬並みという。ぽかぽか陽気といってよいが、気温は次第に下っていくそうだ。まだストーブに未練がある。

    春は、若い人に眩しく、期待と不安のまじる季節。3月には「卒業式」がある。私には、これといった記憶がない。何かが試されるようなこともない平凡な時代だった。だから、せめて歌やドラマに託すのだろうけれど。(今の男子は大変だ・・・ボタンやチョコレートやら)

    そんなわけで、イ・ソンヒ(1964年生まれ)と照らしてほぼ同年代の、柏原芳恵(1965年生まれ)の卒業の歌「春なのに」(作詞・作曲 中島みゆき、1983年)を聴いてみよう。曲名の通り、「春なのに」のフレーズの切なさ、可憐さがいつまでも耳に残る。そしてなんという可愛らしさ。イ・ソンヒファンとしては、語るに複雑な心情である。

    (本ブログ関連:”柏原芳恵”)


    (Youtubeに登録のrokumaru sirakawaに感謝)

    2018年2月28日水曜日

    2018年度春期間イディッシュ語講座の紹介

    今年度の「イディッシュ語講座」について紹介します。

    イディッシュ語を身近に聞き、楽しく学ぶことができます!

    東京外国語大学の社会人向け「オープンカレッジ・アカでミー」で、一昨年(2016年)の<夏期講習>に始まった「イディッシュ語講座」が、昨年から、<通年(春期+秋期)コース>として開催されています。

    授業は、東京外国語大学非常勤講師の鴨志田聡子先生が担当されます。(⇒ 先生のブログ
    ---(先生の自己紹介)------------
    東京大学でユダヤ人の言語について研究しながら、東京外国語大学で非常勤講師としてイディッシュ語を教えています。ヘブライ語の児童文学も翻訳しています。博士論文はイスラエルのイディッシュ語の歴史と現状について現地での調査をもとに書きました。今はイスラーム世界出身のユダヤ人の言語とコミュニティについてエジプトやトルコなどでも調査しています。
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    2018年度は、新旧順送りに進むため、通年コースが初級と中級クラスになりました。初めての方も最初から学ぶことができます。講座概要とクラスの詳細については、次のリンク先をご覧ください。

    ■講座概要
         https://tufsoa.jp/course/list/

    ■クラス詳細
    【A1804010】 イデッシュ語初級Ⅰ: ヘブライ文字で書くユダヤのことば
         https://tufsoa.jp/course/detail/11/

    【A1804011】 イディッシュ語初中級: 本気で学ぶユダヤのことば
         https://tufsoa.jp/course/detail/12/


    熱心で向学の若者もいれば、私のように一知半解、年寄りの冷や水のようなおじさんも迎えてくれる、暖かくて楽しいクラスです。

    (参考)昨年の受講記録: ”春期イディッシュ語 2017”、”秋期イディッシュ語 2017

    2018年2月27日火曜日

    イ・ソンヒの本歌取り

    ファンながら、イ・ソンヒのコンサートで、観客の気質が日本とだいぶ違うことを意識することがある。韓国らしい、地から押し出すように彼女が歌うときだ。

    イ・ソンヒのコンサート後半に歌われる曲がある。そのとき、会場は熱狂し沸騰する。(最近にいたり)四、五十代中心の観客にもかかわらず、彼らは席を立ち、ペンライトを振って一緒に歌う。そんな光景が毎回見られる。

    彼女の第1集所収の「あ! 昔よ(아! 옛날이여)」(1985年)、第4集所収の「美しい江山(아름다운 강산)」(1988年)がそれだ。面白いことに、これらには原曲があって、彼女に < 本歌取り > されたといってよい。今では彼女の持ち歌となり、国民歌謡的な存在でもある。

    (”あ! 昔よ”、”美しい江山”)


    <あ! 昔よ>
    以前、ブログに紹介した一部を抜粋する。(大衆音楽評論家・ジャーナリストのパク・ソンソによる、第1集リマスター版「アルバム紹介」より)
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    ・「あ! 昔よ」も他の歌手によって先に発表されたが、埋れていた歌であった。歌手チン・ピレによって1年余り前の83年5月に発表された当時、歌の題名は「その時と今」(パク・ゴンホ作詞、ソン・ジュホ作曲)」。この歌もまた、イ・ソンヒによって始めて光を見た歌だ。このようなエピソードは単に偶然な幸運でなく、多少運命的だと見なされる。はじめて歌が主人に会ったことと解釈される部分でもある。
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    (原曲)

    (Youtubeに登録のUnInvited Guestに感謝)


    (Youtubeに登録のAlejandro Kimに感謝)


    <美しい江山>
    ある意味、時の政権への反抗を秘めたといわれる、原曲作者シン・ジュンヒョン(申重鉉、신중현、1938年1月4日~)を象徴的な存在にした「美しい江山」は、思いっきり官能的に仕上げられた。
    これも以前、ブログに紹介したことだが、1973年「NOW」に収録されている官能的なキム・ジョンミ(김정미)の歌をサイケデリック ロックの観点から、大衆音楽評論家カンホン(강헌)は、次のように解説している。(一部抜粋)
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    ・「美しい江山」のオリジナルボーカルがキム・ジョンミということは、大衆的にあまり知られていない。(バンドThe Men(더멘)と共による版とソロの版がある )
    ・キム・ジョンミの「美しい江山」を聞けば、今までの「健全歌謡」のサウンドが完全にひっくり返る破格的な響きに聞こえてくると記している。
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    それが、イ・ソンヒの手にかかると、彼女の特徴である健全さ、清潔さと融合して、国民に浸透する歌謡になる。

    (原曲)

    (Youtubeに登録のSeoul GigCamに感謝)


    (Youtubeに登録のwallace6813に感謝)

    2018年2月26日月曜日

    (雑談)春は眠い眠い

    春が近づくと、花粉症が気掛かりだ。ある日を境にそれは始まる。でも、何となく予感するときがある。妙に眠くなるのだ。

    春に合わせて体が緩むためか、もわっとした感がする。暁を気付かぬほど深い眠りに落ちることはないが、軽い転寝をしたりする。多分、気温が温んできたにもかかわらず、ストーブをそのままにしているせいか。猫が炬燵で丸くなるように、おじさんもうつらうつらする。

    以前、遅くまでつい起きてしまい眠りが浅いもので・・・と、医者に診察の後気になることはないかと尋ねられて、思いつくまま言った。すると、転寝はするかと問われたので、昼寝することもあると応えた。大丈夫、大丈夫、昼寝や転寝の時間を加えて、合計が7、8時間あれば十分とのこと。

    ただし、どんなに眠くても、午後3時以降、夜の就寝までの間に転寝は禁物。本格睡眠を邪魔するからだそうだ。

    昔の親のように、そうはいっても、テレビを見ながらいつのまにか転寝してしまう。

    2018年2月25日日曜日

    イ・ソンヒ「あなたの香り」

    二十四節気の「立春」を過ぎ、カレンダーの3月までもう少し。春が待ち遠しい。イ・ソンヒの14集所収「あなたの香り(그대 향기)」(作詞クォン・ジンヨン、イ・ソンヒ、作曲イ・ソンヒ、編曲チェ・テワン、2009年)は、春の香りを予感させる。

    そんな春に軽やかに輪舞する光景、ボッティチェッリの「春(プリマヴェーラ)」の絵が浮かんでくる。神話の図像に全くの不案内なのに、イメージするなんておかしな話だが・・・。

    イタリアルネッサンスと北方ルネッサンスに交流があった。この絵に、フランドルのタペストリーと似た構成があるという。そういえば、女性像が小太りなのも、北方ルネッサンスの女性体型を思い出させる(ちょっとした偶然だろうけれど)。「ラファエロ展」で知った、<肖像画技法>にもそんな交流話があったという。

    (本ブログ関連:”ルネッサンス”)


    *あなたはなつかしい愛でしょう
    なつかしさは 愛と同じ

    重さに耐え切れなかったなつかしさ
    風に乗せてみます

    聞こえますか 私の心の声
    届くように差しあげる祈り

    **陽射しあふれる ある春に
    私たちのまた会える日を
    忘れずに覚えます
    あなたを待つでしょう

    踊る春風に乗った
    あなたの香り思い出します
    なつかしさは愛になって
    あなたに届くでしょう

    (*以下すべて繰り返し)

    (**以下繰り返し)

    あなたに届くでしょう


    (Youtubeに登録のlys2187に感謝)

    2018年2月24日土曜日

    冬季オリンピック女子新種目マススタート 金

    冬季オリンピックも最終に迫り、俄かファンの宿命、移り気になりかけていた。そんな粗忽な気分をシャキリとさせる素晴らしいニュースを、今朝(2/25)のテレビ報道で知った。

    そこで、ブログのタイムスタンプを、実際の月日である 2月24日に設定して、本文を登録した。

    オリンピック女子新種目の「マススタート」で高木菜那選手が優勝して、金メダルを獲得したのだ。2月25日付けスポーツ報知の記事「高木菜那、1大会女子初2つ目の金 マススタート初代女王」は、「女子団体パシュート」(2/21)で金メダルを手にした高木菜那選手が、2度目の金メダルに輝いたと次のように報じた。(抜粋)
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     女子マススタートが行われ、高木菜那(25)=日本電産サンキョー=が金メダルに輝いた。1回戦で佐藤綾乃(1)))=高崎健康福祉大=が転倒に巻き込まれ、1人で臨んだ決勝。駆け引きとラストのスプリント勝負を制し、今大会から実施の新種目で初代五輪女王となった。高木菜は団体追い抜きに続く優勝で、夏冬含めた五輪で日本女子初となる同一大会2個目の金メダル獲得となった。25日に閉会式が行われ、17日間にわたった大会は幕を閉じる。
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    高木菜那選手は、女子団体パシュートで妹の高木美帆選手と一緒に金メダルを胸にしている。帰国後、金メダルを量産した娘たちに家族は一体どう反応するんだろう。こんな凄い体験をできる家庭なんてないのだから。

    (雑談)2月の月末に思うこと

    今日の都内の最高気温は、14.4℃。通りで暖かい。今、足元のストーブを消したりつけたりしている。

    24日が土曜日、25日が日曜日。というわけで、23日の金曜日に、給料をおろすためだろう、銀行のATM前に行列ができていた。

    2月は、通常28日。閏年(うるうどし)の月でも29日。つまり、30日でも31日にもならない月だ。だから(通常月の)2月は、他の月と比べて、最大 31-28=3、 3日足りない。3日のロスは大きい。けれど、請負仕事のとき、お客にしたら、2月だって、1/12年とカウントする。本当は、分かっていてもね。

    2月は、二八(にっぱち)といって、8月と同様に消費が落ちる月だ。2月は他の月より日数が足りないのが原因じゃないのか・・・。

    2018年2月23日金曜日

    (資料)ショーレム・アレイヘムの短編「番い」

    ショーレム・アレイヘム(Sholem Aleichem 1859-1916年:שלום עליכם)の短編「番(つが)い(דאָס פּאָרפֿאָלק)」のイディッシュ語原文が、スティーブン・スピルバーグの <デジタル・イディッシュ・ライブラリー>にアーカイブされている。

    pdf参照先: https://archive.org/details/nybc200079

    ・タイトル:「Ale verk」(אלע ווערק:All work)Vol.5 ・・・ 1917
    ・作品: 7.「דאָס פּאָרפֿאָלק」(p.127 - 154)・・・(番い、夫婦、カップル)

    岩波文庫の「世界イディッシュ短編選」(西成彦編訳)にイディッシュ語から訳された「番い」が掲載されている。

    (本ブログ関連:”番い”、”ショーレム・アレイヘム”)

    この作品の発表時期がいつなのか分からないが、上記のように「Ale verk(全作品)」が出た1917年より前になるだろう。
    ⇒ 1909年頃か?


    (追記)
    上記pdfの書式が旧いようで、次のネット資料イディッシュ語の世界が参考になる。
    ・  http://yiddish.haifa.ac.il/tmr/tmr01/porfolk.pdf
    ・  ラテン文字変換  (  http://yiddish.haifa.ac.il/tmr/tmr01/tmr01.020.txt  )

    2018年2月22日木曜日

    (イディッシュの民話)全世界を喜ばすなど・・・・

    「イディッシュの民話」(秦剛平訳、青土社)は、本当はいたって教訓めいた話が収められていて、わたしの好きな「ヘルムの住人」たちが仕出かす、落語に似たお馬鹿な話は少ないかもしれない。なるほど、長い生活の中で、笑いだけでは安寧も続かない。

    (本ブログ関連;”イディッシュの民話”、”ヘルム”)

    「全世界を喜ばすなど・・・・」の小話は、滑稽な世界に身を置いて悟らせる。
    ・この世に同じ人間がいないように、同じ考えはない。そして絶対的に正しいものも(多分)。
    ・だからといって、世間を読み解く力ばかり増やしても、選択肢に溺れ、結局は自分を失うことになると戯画風に描いている。(どこかに教訓の香りがするが)

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    砂漠を、歳老いた父親と十歳の息子とがラクダを連れて旅していた。
    ・途中、出合った男に「ラクダは人間を乗せるために創造されたのですよ。」と言われた。
    そこで、父親がラクダに乗って、息子がその後を付いて歩いた。
    ・途中、出合った別の男に「息子さんをかわいそうだと思わないんですか?」と言われた。
    そこで、息子がラクダに乗って、その後を父親が付いて歩いた。
    ・途中、出合ったまた別の男にいわれた。「歳老いた父親を歩かせて、子どもがラクダに乗る権利などありゃしませんで。」
    そこで、父親と息子の二人がラクダに乗って進んだ。
    ・途中、出合った更に別の男に言われた。「あなたがたはもの言わぬ動物を虐待している。」
    そこで、父親と息子の二人は手でラクダを運んだ。

    父親が言った。「多分、道中で誰かに会ったら、何て馬鹿なことと言ってくれるだろう。何をしようと、全世界を喜ばすなどできはしないのだから。」
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    長い昔から語り継がれた民話はおもしろい。

    2018年2月21日水曜日

    冬季オリンピック女子団体パシュート 金

    まさに、その日その場限りの俄かファンにとって、今回の勝利がなければ身近に聞くことも無かったかもしれないオリンピックのスケート競技がある。

    チームで追い抜きする種目を「団体パシュート」と呼ぶそうだ。そんな女子スピードスケート種目で日本チーム(4名)が、オリンピック新記録で「金」メダルを獲得した。めでたいことが続く。

    共同通信の記事「スピード女子団体追い抜き『金』」(2/21)は次のように報じている。
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    ・平昌冬季五輪第13日の21日、スピードスケート女子団体追い抜きで高木美帆*(23)=日体大助手、高木菜那*(25)=日本電産サンキョー、佐藤綾乃*(21)=高崎健康福祉大、菊池彩花(30)=富士急=の日本が金メダルに輝いた。今大会の日本のメダルは11個となり、1998年長野五輪を上回り冬季大会最多となった。

    ・高木美は1500メートルの銀、1000メートルの銅に続くメダル獲得。長野五輪で金2個、銀1個を手にしたスキー・ジャンプの船木和喜に次いで、冬季五輪の1大会で三つのメダルを獲得した2人目の日本選手となった。今大会の日本の「金」は3個目で通算では13個目。
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    (*)決勝に参加した選手3名、また高木両選手は姉妹

    (追記)
    高木両選手の姉妹関係について、日刊スポーツの記事「高木姉妹8年の五輪金メダル物語、ケンカしたことも」(2/22)は、金メダルにいたるまでの、互いにライバル視し、研鑽しあった経緯を紹介している。

    Twitterのハッシュタグ

    「Twitterのハッシュタグって、知ってる?」なんて聞いたら、鼻で笑われるだろう。Twitterのユーザー登録はしたものの、何も書き込みもせず、覗くだけだった。そんなとき、ある話題が気になりハッシュタグをやってみようと思った。

    「Twitter」や「FaceBook」で、ある話題が盛り上がっているという。そこで、Twitterの世界でどんな風になっているのか知りたくて、初めてハッシュタグしたのだが・・・ちなみに、「FaceBook」のユーザー登録はしていない。

    まして、「インスタ映え」なんて全く無縁。「スマホ」も「タブレット」も使ったことがない。ガラ携なので「Line」だって知らない。

    今となっては、到着点が「東京でベコ飼うだ」といった勘違いがおかしい、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」(1984年)と同じ世界にいるのかもしれない・・・だんだん、そんな気がしてきた。


    (Youtubeに登録のhironameko09に感謝)

    KBS WORLD「国楽の世界へ」 御馳走

    KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/14)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、パンソリ「興甫歌(흥보가)」、「春香歌(춘향가)」にまつわる馳走の話を紹介した。

    始めに、韓国の正月は旧正月「ソルナル(설날、元日)」を採用していることについて次のように紹介された。
    ・韓国の日常生活はほとんど陽暦基準だが、正月は旧正月(陰暦)の「ソルナル」を採用している。ソルナルは一年の始めであり、民族精神を継承する日でもあるが、最近は、遠くにいる家族が集まる日の意味合いが強いようだ。正月を控えるころ、祭祀やもてなし料理を作る家庭も多い。パンソリ「興甫歌」にも馳走を準備する場面がある。

    ▼ 「興甫歌」から「ノルボが興甫の家を訪ねる場面(놀보가 흥보집 찾아가는 대목)」。(兄弟もままならず)

    次に、パンソリ「興甫歌」で、善人の弟「興甫」の妻への、兄「ノルボ」が嫌がらせについて次のように紹介された。
    ・パンソリ「興甫歌」で、意地悪な兄「ノルボ」は、寒い真冬に、善人な弟「興甫」家族を追い出し、食糧が尽き訪ねて来た興甫を、殴って追い返す。そんな兄が、弟が金持ちになった噂を聞き駆け付ける。興甫の妻はノルボを招くが不満だが、家族なので馳走の準備をした。それも溢れるほど豪勢に・・・見返したかったのだろう。ノルボもそれに気づき嫌がらせして、興甫の妻に、酒を勧める妓生が歌う「勧酒歌(권주가)」を歌わせようとした。興甫の妻の怒りはいかばかりだったか。

    ▼ 「勧酒歌」として「萬壽山(만수산)」の曲を聞く。(王の長寿を願うか)

    最後に、パンソリ「春香歌」で「李夢龍(이몽룡)」への勅命と春香との別れについて次のように紹介された。
    ・パンソリ「春香歌」にも「勧酒歌」の場がある。王の勅命で地方に遣わされた「李夢龍」は、物乞いの姿をして地方官の宴を訪ね、飲食で、妓生の勧酒歌がないと飲めぬと言う。妓生は仕方なく酒を注ぐが、彼が王の勅命を受けてのこととは知らず、<一生物乞いをするように> と歌い呪った。李夢龍が科挙の準備に都漢陽へ向かうとき、春香は彼のため食事を用意した。その中身が、京畿雑歌「出引歌(출인가)」で歌われる。青唐辛子、塩漬けのキムチ、たこ、アワビなど、心を込めた数々の膳だ。愛する春香を置いて、漢陽へ向かう李夢龍の足も重かったろう。

    ▼ 京畿地域の雑歌「出引歌」を聴く。(心を込めて料理が次々と並ぶ)

    2018年2月20日火曜日

    (雑談)うらやましい話

    粒が大きく美晶なら宝石「ガーネット」、粒が小さく砂状なら研磨剤「金剛砂」、そしてどちらでもないが結晶が十二面体の鉱物標本にピッタリなら「柘榴石」。(みな同じものだが)

    鉱物趣味の原点は、だれでもが水晶から始まるだろう。釣りの原点がヘラブナ(箆鮒)釣りで、「箆鮒に始まり、箆鮒に終わる」に例えて、鉱物採集では「水晶に始まり。水晶に終わる」といったかどうだか。

    身近な結晶で、自然物というより、中学の化学実験で出会った「硫酸銅」の青色結晶は衝撃的で、薬瓶から一粒取り出してポケットにしまった。そして授業中に取り出しては眺めさすった。思わずやってしまったことだが、重金属の毒性があるなんて知らずに。いつのまにか、ポケットから消えた。

    以前、ブログに記したが、自然石で採集可能な鉱物として、なぜか興味を持ったのは「柘榴石」だったかもしれない。
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    鉱物(染料)のトークイベントがあって、美大の助教授が幼いころに育った福島県の石川町の思い出に、あぜ道に落ちている大きな正十二面体の柘榴石を拾っては遠くに投げていたという話をしていた。贅沢なこととうらやましかった覚えがある。
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    茨城県の真壁町「山の尾」は、柘榴石の有名な産地だったそうだが、とっくの昔に入山禁止(つまり鉱物採集禁止)になっている。ああ、遅すぎたねえといいながら探したが見つからない(つまり行ってしまった)・・・時代は遅すぎた。拾って投げたなんて夢のまた夢。うらやましい限りだ。

    年寄りの繰り言、なんど話したことか。

    2018年2月19日月曜日

    雨水 2018

    今日は、二十四節気の「雨水(うすい)」、降る雪も雨に変わるという。この地は、すでに雪は降りそうにもない。ただ、住宅街の北側塀の下にまだ雪の塊りが一部残っており、雨水の候に溶けるのを見てみたい。

    (本ブログ関連:”雨水”)

    映画「怪しい彼女(수상한 그녀)」(2014年/韓国)の中で、シム・ウンギョン演じる主人公が、 チェ・ウンオク(채은옥)のデビュー曲「雨水(빗물)」(1976年)を歌う場面がある。二十四節気の「雨水」というよりは、静かに降る雨に離別した人を思い返す歌であり、ついついこの時期に、ブログで触れてしまう。(チェ・ウンオクの歌った韓国歌謡独特の歌いに比べて、次のYoutubeのシム・ウンギョンは馴染みやすいかもしれない)

    (本ブログ関連:”怪しい彼女”)


    (Youtubeに登録の원근이に感謝)

    2018年2月18日日曜日

    冬季オリンピック女子スピードスケート500m 金

    その日その場限りの俄かファンとしては、昨日の男子フィギュアスケート(シングル)での羽生選手の金メダルにつづいて、今日の小平選手の金メダルについて記さねばならない。

    (冬季オリンピック)
    平昌オリンピックの女子スピードスケート500mで初の金メダルを獲得した。
    日刊スポーツの記事「小平奈緒が金メダル『全てが報われたような気持ち』」(2/18)は、(余りにも大きな)期待に応え最高の活躍(オリンピックレコード)をした小平奈緒選手について次のように報じた。(抜粋)

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    スピードスケート短距離のエース小平奈緒(31=相沢病院)が36秒94の五輪新記録で金メダルを獲得した。1000メートル銀に続く今大会2個目のメダル。日本のスピードスケート界では98年長野五輪男子500メートル清水宏保以来、女子では初の金メダル獲得となった。
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    ところで、小学生のころ同じクラスに、目鼻立ちが少し欧風な雰囲気の女の子がいた。クォーターで、祖父だったかがノルウェー人だそうだ。何となく北欧という風貌がある。小平選手を見て、ふとそんなことを空想したりする。寒いスポーツのせいからかもしれない。

    後天性の才能があれば

    以前、大音響セットによる映画「フラッシュバックメモリーズ 3D」を見たことがある。オーストラリア原住民のアボリジニの民族楽器「ディジュリドゥ」奏者である、日本人のGOMA氏が、「演奏」と「記憶喪失」の狭間で苦悩する日常をあつかったドキュメンタリーだ。

    (本ブログ関連:”フラッシュバックメモリーズ 3D”)

    記憶喪失の原因になった交通事故をきっかけに、GOMA氏に、ある能力が突然現れたことを触れられるが、映画全編、圧倒的な「ディジュリドゥ」が響き、客席を振るわせる。主題は、爆音ともいうべき音響効果にゆだねられたようだった。

    その、もうひとつの能力とは、緻密な点描画作成の才能だ。昨晩、NHKのETV特集「Reborn ~ 再生を描く ~ (ディジュリドゥ奏者・画家GOMAが新たな表現に挑む!」(2/17)は、この点に目が向けられた。

    生来の脳障害に、特定分野の才能を発揮する「サヴァン症候群」がある。一方、普通に生活していた人が、事故などで脳障害を起した際に発生する「後天性サヴァン症候群」がある。GOMA氏は、交通事故後、点描画に執着することになったが、他の(海外の)ケースでは、作曲や数学など文化的な(いってみれば脳内で活性化するであろう)才能が突然花開くことがある。

    後天性サヴァン症候群は、うらやましいほどの才能を見せるが、その背景に脳に関わる事故があったわけで、記憶の問題を抱えているようだ。今回、その症候群について現代医学状況を紹介した。

    さて、私にしたら、生活に困らない程度であれば、後天性サヴァン症候群を体験したい誘惑にかられる。不謹慎かもしれないが、後天性サヴァン症候群は、結局は、その人だけ特有の症状であって、才能が決して猿真似でないのだから。うらやましいと思わぬでもないではないか。

    ただ、私は転んで膝をすりむく程度。今の生き方も、考えてみれば、同じくらい偶然に支えられているのかもしれない。