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2026年6月11日木曜日

入梅 2026

関東甲信にけかて、すでに「梅雨入り」したと気象庁から発表(9/7)されているが、雑節できょうが「入梅」であり、「田植えの日取りを決める」重要な日という。

(本ブログ関連:”入梅”、”雑節”、”梅雨入り”)

梅雨にちなんで梅酒作りがある。二十四節気の「芒種」(6月6日 ~ 6月20日)を3つに分けた七十二侯の「末候」は、<梅> に着目して、「6月中旬〜下旬の完熟梅を使って、『芳醇でフルーティー、コクのあるまろやかな梅酒』に仕上げる」といわれる。(一般の梅酒作りには青梅を使う)

子どものころに母が作ったのは、梅の実と氷砂糖だけのシロップだった。暑い夏に、氷水に混ぜて飲んだとき、シロップだけを飲んでみたい誘惑にかられたものだ。それは、カルピスの白くて濃いい瓶詰のシロップに対して、あるいはさくらんぼの缶詰のときもそうだった・・・ つまみ食いして悟ったのは、実際はそうでもないということだった。

ちなみに、雑節は次の9つがある。

■ 雑節(Gemini による)
雑節(ざっせつ)時期(目安)内容・意味
節分(せつぶん)2月3日頃 江戸時代以降
(立春の前日)
季節の変わり目。邪気を払うために豆まきを行い、恵方巻を食べる習慣があります。
彼岸(ひがん)3月・9月の春分・秋分を挟む7日間先祖供養をする期間。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の節目となります。
社日*(しゃにち)春分・秋分に最も近い「戊(つちのえ)の日」生育した土地の神(産土神 うぶすながみ)を祀る日。春は豊作を祈り、秋は収穫に感謝します。
八十八夜
(はちじゅうはちや)
5月2日頃
(立春から88日目)
本格的な農作業(茶摘みや種まき)の目安となる時期。この頃に摘んだお茶は縁起が良いとされます。
入梅(にゅうばい)6月11日頃
(太陽黄経80度)
暦の上での梅雨入り。農家にとって田植えの時期を決める重要な節目でした。
半夏生
(はんげしょう)
7月2日頃
(夏至から11日目)
農作業を終える目安の日。関西ではタコ、福井ではサバなどを食べる風習があります。
土用(どよう)各季節
(立春・立夏・立秋・立冬)の前約18日間
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期。特に夏の土用(丑の日)には鰻を食べることで有名です。
二百十日
(にひゃくとおか)
9月1日頃
(立春から210日目)
台風が襲来しやすい時期とされ、農家が警戒する厄日(やくび)の一つです。
二百二十日
(にひゃくはつか)
9月11日頃
(立春から220日目)
二百十日と同様に、台風の襲来や強い風に警戒が必要とされる日です。

* )社日: 上表のなかで、「社日(しゃにち)」について、あまり縁がないように思われるのは、郷土(生まれた土地)の守護神への意識が、とりわけ都市部で見られないせいだろう・・・もちろん、地域によって郷土意識が十分残っているところはあると思うが。

雑節は、郷土との絆を持たせる大切な知恵(季節観)と思う。郷土を慕い思い返す歌が、NHK「みんなの歌」から見られなくなりつつあるのは残念。

2026年5月3日日曜日

憲法記念日 2026、自然観察園

きょうから <国民の祝日> が続く。昨日 5/2(土)を合わせると5連休となる。祝日第1日目は「憲法記念日」だ。
・5/3(日):「憲法記念日」
・5/4(月):「みどりの日」
・5/5(火):「こどもの日」、二十四節気「立春」
(5/9(水): 振替休暇)

上記祝日の前後の有給休暇の取りようによっては、連休をさらに伸ばせる。とはいえ、子どものいる家庭はいろいろと負担だろう・・・連休明けに、<ゴールデンウィーク疲れ>が聞こえてきそう。


自然観察園

いつも日曜日で、そんなの関係ないといいながら、久しぶりに公園併設の自然観察園へ出かけた。快晴の昼過ぎ、まさに最高気温(25.8℃(13:32))のころ、公園の小川で子どもたちが水遊びする光景が見えた・・・まるで夏景色のよう。

自然観察園にも、大人たち(若いカップルから高齢者集団まで)が次々訪れていた。園内の緑は濃く、下草も一面に茂っていた。例によって、入り口の掲示板の写真と配布の「5月 観察順路図」資料に従って、次の写真の野草を観察した。

スイカズラ(写真左)、ヤブヘビイチゴ(写真中央)、ムサシノキスゲ?(写真右)
・自然観察園の入り口近くに、強い陽射しを受けた「スイカズラ」の花が咲いている。白と黄色の色合いが眩しく、いささか妖艶な感がしないでもない。花言葉が「愛の絆」だそうで、その感が増した。
・順路の路肩、草葉に隠れるように「ヤブヘビイチゴ」の赤い実が顔をのぞかせていた。可愛らしい。食べられるようだが、味はほとんどないとのこと。
・多磨霊園に隣接する <浅間山公園> に本来自生する「ムサシノキスゲ」が観察順路図に示されているので探したが、それより少し手前(入口寄り)、ロープで仕切られた奥に数輪咲いているのを見た(多分そうだろうと思った)。



オドリコソウ(写真左)、ヒメカンゾウ(写真右)
・自然観察園全体に「オドリコソウ」の花が広がっている。その勢いは増すだろう。花を輪状にして咲く姿は、見かけによらず地味だが、一面に広がると圧巻である。
・自然観察園の西側奥に「ヒメカンゾウ」が咲いているとのことだが、その数は少なく時期も過ぎたのか群生するほどでもない。ムサシノキズゲの黄色より濃い目の黄橙色の花が少しだけ咲いていた。

2026年5月2日土曜日

満月(フラワー・ムーン)、ブルームーン、八十八夜

立春(2月4日)から数えて88日目びきょうは、「新茶摘みを始める節目」の「八十八夜」にあたる。温まる意味から、インスタントコーヒーばかり飲んでいたので、そろそろ爽やかな新茶を楽しんでみようかと思う。

(本ブログ関連:”八十八夜”)

5月の満月
きょうの満月(月齢14.6、午前2時23分)を米国の農事暦で「フラワー・ムーン」と呼ぶ。ネーミングの由来は、アメリカン・インディアンの伝承による。
今年の5月は、満月が2回ある(約2~3年に一度。次回は  2029年1月元日と30日)。1度目がきょう、2度目は31日になる。2度目の月を(幸運な)「ブルームーン」と呼ぶそうだ。

(本ブログ関連:”フラワームーン / 満月”、”ブルームーン”)

■ ウェザーマップ(Yahooニュース)
「幸せを呼ぶブルームーン 満月が2度ある特別な月」(気象予報士・防災士 勝丸恭子、5/1(金) 16:00配信)
    ー https://news.yahoo.co.jp/articles/e31e5909b1d2d270757f8a20a59c46de455d9b2d
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 5月は満月を2度楽しむことができます。1か月に2回 満月になるとき、その2度目の月を「ブルームーン」と呼ぶことがあります。正式な天文用語ではないので定義や由来ははっきりしませんが、「見ると幸せになる」という言い伝えも。1度目の満月になるのはこのあと、5月2日の午前2時23分です。

月初と月末に満月
 今月2度目の満月は31日です。月の満ち欠けの周期は、約29.5日。一か月は30~31日ありますから、今月のように月はじめが満月だと、月末にもう一度 満月の日がやってくるわけです。月に2度満月になるのは、平均すると2~3年に一度。国立天文台によると、次は2029年1月(元日と30日)だそうです。
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それで、満月の写真を撮りに「行くんかい、行かへんのんかい、どっちやねん?」といわれても、きょうの野鳥観察に出かけてエネルギーを使い果たしたので・・・。

2026年2月25日水曜日

春雨

天気予報では、きょう一日、雨とのこと。予報通り、朝から雨が降り出した。この雨は、季語的に「春雨」。なぜなら「立春」(2/4)以降に降る雨だからだ。

(本ブログ関連:”春雨(雨水)”、”端唄 春雨”)

ちなみに、きょうは旧暦の1月9日で、季節的には「春」(旧暦1月~3月)。ただし、気象庁の区分では、4日後の3月から春になるのだが。

この雨が、公園の乾いた草地や樹林を、自然観察園の野草や干上がった池をどの程度潤すか。なにより、「はけ(崖)」の湧水に役立って、川底が露わになった公園の小川に水が回復するのか気になる。さらにいえば、水の乏しい関東ローム層の武蔵野台地に点在する農地に慈雨となること期待する。

先日(2/19)のブログに、端唄の「春雨」を記したのであらためて聴き直してみたい。

そうそう、月形半平太の「春雨じゃ、濡れて行こう」も懐かしい。子どもの時代、チャンバラごっこのとき「濡れてまいろう」と言って、雨の中を走り回ったものだが。

(本ブログ関連:”月形半平太”)

■ Youtube(登録: 男はつらいよ覚え書ノート)
「月様雨が… 春雨じゃ濡れて行こう」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=iNSbjzmRccs
    ー 若い美空ひばりには、おとなの仲をただ見送るだけのようで・・・

2026年2月19日木曜日

雨水 2026、端唄「春雨」

※ だらだらと過ごすうち、午後の体操教室を欠席してしまった。

きょうは二十四節気の「雨水(うすい)」。降る雪が雨に変わり、氷が溶けて水に変わる時期。大地が潤い、霞が立ち、草木が燃え始める。いよいよ本格的な春間近・・・気象庁の季節区分では来3月から春となる。

(本ブログ関連:”雨水”)

雨水から雨を連想する。「立春」を過ぎてこの時期に降る雨こそ「春雨」の始まり。ただし、きょうは快晴だが・・・。

そこで、「江戸端唄集」(倉田喜弘編、岩波文庫)所収の「端唄百番」にある「春雨」を聞いてみよう。「ウグイス(鶯)」(女性)と「ウメ(梅)」(男性)の関係は誰も代えられるものではない。

(本ブログ関連:”端唄”)
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はるさめに    しつぽりぬるゝ鶯の
羽かぜに匂ふ    梅が香の(や)
花にたはぶれ    しほらしや                           ← しほらしや(いじらしいことよ)

小鳥でさへも 一すじに                              ← 一途に
ねぐらさだめる気はひとつ

わたしや鶯 ぬしは梅

やがて身まゝ    気まゝになるならば              ← 身が(遊郭から)自由になったなら
サア 鶯宿梅*じやないかいな
さツさ なんでもよいわいな                        ← 今の苦労はなんでもない、細かいことはどうでもよい
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(*)鶯宿梅(おうしゅくばい): 元は、勅命で枯れた梅の木を他所から移し替えた故事(結果、他所の梅の木と鶯の関係が切り裂かれる)とは別に、本来の鶯と梅の関係になれば最高じゃないか。

■ 岩波文庫(音源)
「春雨」( 根岸登喜子 ・・・ 文庫編者の倉田氏の妻)
https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/voice/3028310/01.mp3


次のYoutubeは、端唄の代表的な唄であり、歌手「美空ひばり」により吹き込まれたもの。登録者によれば、EP音源(制作:コロムビアレコード (SA-3051 ⓟ1959年))であるが、音質は極めて明瞭。(歌謡界のトップ、さすがに歌詞を聴きとりやすい)

■ Youtube(登録: jun-hogaku)
「[端唄] 春雨:美空 ひばり」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=En7vY1TwIPQ

2026年2月4日水曜日

立春 2026 ・・・ 二十四節気の第1番目

きょうは二十四節気の第1番目である「立春」、寒い季節の中、ようやく <春の気が立つ> ころとなった。

(本ブログ関連:”立春”)

昔の<>は旧暦1月から、すなわち2週間先の 2/17 の旧正月から始まるが、現在は気象庁の季節区分で3月からから始まるとなっている。

ところで、春の始まりのイメージから、「『立春』は、旧暦1月1日だという(のは)勘違い」(Wikipwdia)で、「『太陽』で決めるのが <立春>、『月』で決めるのが <旧暦の正月>」(Gemini)だからということになる。けれど、年賀状に表現する「新春」とか「迎春」の感覚から、その辺が曖昧な気もするが・・・。

追記:
一般の「歳時記」における「季節区分は、<旧暦(および二十四節気)に基づいた区分> を採用するのが圧倒的な主流」で、1月は新年で「初春」として、8月は盆の「初秋」として扱われる(Gemini)。

早春賦とウグイス
唱歌「早春賦(そうしゅんふ)」(作詞:吉丸一昌、作曲:中田章、大正2年:1913年)の冒頭に歌われる「春は名のみの  風の寒さや」は立春のころだ。それに続く歌詞の通り、谷間の「ウグイス」は、まだホーホケキョと鳴きだそうとしない*。当分、ストーブやエアコンなど暖房器具を手放せない。
(*)ウグイスの初鳴きは、「早くて2月下旬、平均的には3月中旬ごろ」(Gemini)とのこと。

■ Youtube(登録: 童謡・唱歌 : 春夏編)
「~早春賦~ NHK東京児童合唱団」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=inYwjOZbK2A
    ー 歌詞(Uta-Net): https://www.uta-net.com/song/5947/

2026年2月3日火曜日

節分 2026、衆院議員選挙 期日前投票と恵方巻

きょうは「節分」、あすから春の気配がする「立春」の前日に当たる。気象からみて、気象庁の季節区分*の「春」は <3月~5月> であり、実質的にまだ晩冬で寒い。
(*)気象庁:「時に関する用語」>「 季節を表す用語」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html

(本ブログ関連:”節分”)

節分には、「一般的には『鬼は外、福は内』と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒(ま)いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う」(Wikipedia)風習がある。

「豆まき」は、子どものころに、窓(掃き出し窓)を開け、「鬼は外!」といって庭に撒いた記憶がある。また、歳の数だけ豆を食べたのはほんの数回しかない・・・というのも、残った豆を好きなだけ食っていたからだ。
それが、この歳になると、歳の数が多すぎて食えるものじゃないことになっている。

衆院議員選挙の期日前投票と、いまだに馴染めない「恵方巻」
昼過ぎ、「衆院議員選挙」の <期日前投票> に行った帰り、スーパーに寄ったところ、「恵方巻」の海苔巻きがずらりと(多種多様に)並んでいた。コンビニで始まった、関西起源の風習だが、いかにも客単価を上げたいがための商魂たくましいラインアップに見えて、いまだに不自然さを感じる。(よく紹介される、恵方巻を食べる姿に共感を持てないでいる)

結果、店内を巡ったのに、豆まきの袋が霞んでしまったようで・・・購入するのを忘れてしまった。(もしかしたら、入り口の一角にある小さな商品棚に置かれていたのかもしれない)

2026年1月20日火曜日

大寒 2026

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」、寒さが最も厳しいころ。とはいえ、厳寒の折り返し点であり、つぎに「立春」が待っている。そう思えば、我慢のしようもあるものだ。

(本ブログ関連:”大寒”)

最高気温が、きのう(14.5℃、13:54)と比べて、きょうは何と、8.3℃(09:35)しかなく、朝から冷えびえした北風が吹く一日だった・・・例によって寒さが苦手ゆえ、家に籠りっぱなし・・・まさに <大寒>。

そういえば、最近、雪かきするほどの降雪にあってない。雪の降り始めには、なぜかホッとする穏やかな一瞬がある・・・いいものだといって、銀世界が待ち遠しいほどでもない・・・雪国の方に申し訳ないが。

雪景色の歌「Winter Wonderland」(フェリックス・バーナード作曲、リチャード・バーナード・スミス作詞、1934年)をビング・クロスビーの唄で聞いてみよう。
まるで不思議な国のような冬景色を歩く、<Walking in a winter wonderland>。

■ Youtube(登録: Bing Crosby)
「Bing Crosby, London Symphony Orchestra - Winter Wonderland (Lyric Video)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=ZBlwZym4dfk



(追記)
きょうは、「シマエナガの日」だそうだ。知らなかった。

■ Youtube(登録: とら吉博士)
「【2ch動物スレ】1月20日は「シマエナガの日」日本のあざとい代表「シマエナガ」を見た海外ニキ→反応がおもしろ過ぎると話題にwwwww【なんj/にちゃん 面白いスレ】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=-aW-WxI_wow

2025年3月20日木曜日

春分の日 2025

きょうは二十四節気の「春分」であり、合わせて国民の祝日の「春分の日」である。春分は「立春」(2/3)から数えて四番目の節気に当たる。春分と対極にある「秋分」(「秋分の日」)は、昼と夜が同じ時間になるといわれるが、実はともに昼が少し長いそうだ、

(本ブログ関連:”春分”)

春分を三つに分ける七十二候のキーワードは、それぞれ「雀(スズメ)」(巣作り)、「桜(サクラ)」(開花)、「雷」(春雷)で、春らしさを醸し出している。とりわけ、サクラの開花は一番知りたいところ。

日本気象協会(Tenki.jp)もウェザーニュースも、東京都心(靖国神社)の開花は3月24日(月)を予想している。満開については、前者は 3/29を、後者は 開花後1週間~10日以内としている。
(追記)ウェザーマップの予想では、開花3/22、満開3/27 とのこと。

春はサクラに代表されるが、小川の岸辺から眺めれば、小さな息吹を感じられる。
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    すみれや れんげの花
    蝦(えび)やめだかや 小鮒(こぶな)の群
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これは、文部省唱歌の「春の小川」(作詞 高野辰之、作曲 岡野貞一、1912年:明治45年/大正元年)に詠われる春の生命だ。

■ Tiutube(登録:ゆめあるチャンネル )
「春の小川(童謡)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=6oqI7AC_860

2025年2月13日木曜日

きのう「春一番」にならなかった理由は?

きのう(2/12)の気象関係のニュース記事によれば、同夜、東京(都心)に「春一番」の可能性があると報じたものの、結果、きょう(2/13)になって、何もなかったかのような顔をしている。
(きょうの風の具合は、きのうより断然強かったが冷えた)

(本ブログ関連:”春一番”)

きのうの東京で「春一番」にならなかった理由は何だろうか?
・風向き:     南南西              OK
・風速:        14.8m/s          OK
・気温上昇:  10.5→12.7℃    OK
・気圧配置:  下記天気図(日本気象協会)のように、「低気圧」が日本海上にない?

「春一番」にならなかった理由の推測
「春一番」にならなかった理由を示す記事が見当たらないので素人推測してみる。風向き、風速、気温上昇は条件を満たしたが、もしかして、低気圧が日本海上になくて、大陸側の縁に沿って北上したからだろうか。
ー もしかして、もっと明確な理由があるのかもしれない。その場合、即修正します。

■「春一番」の条件
冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風を「春一番」という。ただし、発表条件は地域によって違い、関東地方の条件は次の通り。
 ・立春から春分までの期間
 ・日本海に「低気圧」がある
 ・強い「南寄りの風」が吹き、「気温」が上がる
     ー 東京の場合、8m/s以上の風で、前日より気温が高い

■ 気温、風速(東京都心)
    ー https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2025&month=2&day=11&view=
日付         最低気温            最高気温         最大瞬間風速
                ℃ 時分         ℃  時分         m/s   16方位 時分
02/13 3.4 22:53 13.1  01:41 20.6   北西 12:38
02/12 0.4 06:25 12.7  23:59 14.8   南南西 18:49
02/11       0.3                    10.5                 16.0   西北西

■ 気圧配置(日本気象協会:実況天気図(2025年02月12日) )
    ー https://tenki.jp/past/2025/02/12/chart/

2025年2月3日月曜日

立春 2025

きょうは二十四節気の「立春」で、冬が極まり、はじめて春のきざしが始まるころ。なにより、歳時記の本の最初に戻るわけで、気分は一新して春にかたむく。とはいえ今朝のテレビの天気予報では、明日から当地も寒気が強まり、最低気温が -3℃ ~ 0℃ の日が続く*という。寒さ極まる今季最強の「寒波襲来」とのこと。
(*)最低気温: 当地についてテレビやネット情報に基づく。ただし当地の雪情報はない。

(本ブログ関連:”立春”)

七十二候
立春の期間の「七十二候」には、春に向けた言葉がならぶ。
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・初候: 東風**解凍(とうふう こおりを とく) 暖かい春風が厚い氷を解かし始める。
・次候: 黄鶯***睍睆(うぐいす なく) 春を告げる鶯(うぐいす)の美しいさえずりが始まる。
・末候: 魚上氷(うお こおりに あがる) 暖かくなって割れた氷の間から魚がはね上がる。
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(**)東風(こち): 春に吹く風。思い浮かぶのは教科書に載っていた、菅原道真公の歌「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」だろう。

(***)「ウグイス」: 別名「春告げ鳥」といわれ、早春に「ケキョ」と鳴き、春が進むと「ホーホケキョ」と鳴く(Wikipedia)そうだが、ネットで調べると多彩のようだ。
暮らしの歳時記「日本の七十二候を楽しむ」(白井明大、東邦出版)の立春の項の扉絵に、梅の木にウグイスが集まり、小林一茶の縁起の良い句「外からは梅がとび込福茶哉」が併載されている。
ウグイスは写真で見ると少々地味な外見のため、見た目のかわいらしい「メジロ」と混同されるようだ・・・思わず納得する。梅の花との取り合わせに、メジロの方が絵になりやすい気がする。
なお「夏告げ鳥」として、「カッコウ」や「ホトトギス」がある。

2025年2月2日日曜日

市民向け古代史発掘調査の講演会、節分2025

日曜日の空は、きょうの日付に変わった深夜から午前中にかけて小雨がぱらついた。昼過ぎの市民講座に出かけたとき(午後1時過ぎ)、曇天の空に一瞬霧雨を感じたが、帰り道はすっかり乾いていた。

講演会は、地元の考古学的発掘調査の状況を市民向けに報告するもので、教育委員会が昨年3月に発刊した「文化財パンフレット」の小冊子をもとに紹介された。講師は、市教育委員会の学芸員の髙木翼郎(たかぎよくろう)氏がされた。
ー あいにくの天気にもかかわらず、聴講者100名を予定していたところ何と150名の参加となったそうだ。

当地は、多摩川の河岸段丘の古い台地である、野川の流れる国分寺崖線上部の「武蔵野面」にある。それでも、台地の窪地を辿(たど)り「仙川」が流れて(さらに北側の他市には「石神井川」があり、後の江戸時代に市中に向けた「玉川上水」も加わるが)いて、古代人(旧石器時代【37,000年前】~縄文時代、および古墳時代以降)の住居跡がある。
ー なぜか、弥生時代にひとびとの姿が消えるそうだ。(勝手な推測だが・・・水稲生産の都合上、水利のよくない武蔵野面から、南側に広がる水田に適した?「立川面」の方へ移動したのではないだろうか?と、素人は瞬間的に勝手に想い付くのであるが・・・)

上記の遺跡紹介の中で、古墳時代の「横穴墓」(七世紀中期)の発見や、中世の古道と現在の街道と差異がある(遺跡とかかわる古道は重要)こと、あるいは仙川の水源について新たな見解などが紹介された。

(追記)
きょうは「節分」。「立春」の前日と決まっているので、今年は2月2日(2月3日ではなく)となる。上記の講演会の帰り道、スーパーに寄って結局「恵方巻」を買ってしまった。

(本ブログ関連:”節分”)

2025年2月1日土曜日

野鳥観察(78)

野鳥観察(探鳥会)の朝、明るさは次第に増してきているものの(明後日は二十四節気の「立春」というに)寒さは厳しい。家を出てすぐ気づいた・・・手袋をしっかりはめていても、指先がじんじんするのだ。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

公園内を横断して集合場所に近づく路に、鳥の影をあまり見かけないので少し心配したけれど、結果は以下の写真のようにちょっとだけ満足のいくものだった・・・カメラに小鳥たちを捉えることが何とかできたのだ。

前回の観察会(1/25)を本ブログに記したとき、公式に100回目としたが「200回目」が正しいと、集合場所で知らされた。(急いでブログを訂正した)

会長から次のような話をうかがった。
・木の根: まっすぐ地中に深く伸びる根を「直根」という。(横に伸びるものを「側根」という)
・寒椿: 「サザンカ」の仲間に、高く成長するものと低く広がるものがある。(寒椿は低め)
・目撃: あるとき小川に「ダイサギ」がいるのを見て女子高生が「鳥がいる!」と叫んだ。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラの巣穴: ベテランの方が撮影したカメラ映像で確認できた(本当に目が不確か)
・メジロ: 花盛りのツバキに、多数が群れて素早く飛廻った
・エナガ: 2羽が一本の木の中でダンスをするように飛び舞った
・ツグミ: 1羽が木の頂き近くにいるのを見てカメラを向けたが見失う
・ヒヨドリ: 1羽が木の頂き近くにいるのを見てカメラを向けたが、ピンボケ
・キセキレイ: 小川の水門近くに1羽が小走りしていた、何となく黄色に見えた
オオタカ: キジバト1羽に狙い定めて執拗に追い続けるのを見た。衝撃の場面だった
・カワラヒワ: 黄色の筋をカメラの映像で確認した-(下記写真)
・シジュウカラ: 背が黒青色なのをカメラの映像で確認した-(下記写真)
・モズ: カメラの映像で確認した-(下記写真) 
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・カルガモ: きょうは意外に少ない(下記写真)
・アオサギ: いつものように1羽孤高を保つ(下記写真)
・トモエガモ: カルガモの群れに1羽の雌が混じる(下記写真)
・コサギ: 1羽が川筋を飛ぶのを見る
・クイナ: そこに居たという過去形の言葉だけが残る(前回、集合前に見たのはクイナか)

カワラヒワ(写真左)、シジュウカラ(写真中央)、モズ(写真右)
・アトリ科の中で小柄な「カワラヒワ」は小鳥の可愛らしさが感じられる。翼の黄色帯がわたしには唯一の目印。
・写真で見ると「シジュウカラ」であることを確信できるが、これも、せわしく飛ぶ姿から見極めるに眼力が足りない。
・樹上からあたかも遠望するがごとき、「モズ」の雄姿は凛として清々しい。



アオサギ(写真左・写真中央左)、カルガモ・トモエガモ(写真中央右)、トモエガモ(写真右)
水鳥は、小鳥の空を切るような動きが少ない分、余裕を持って観察できる。
・岸辺にとどまった「アオサギ」が、写真左⇒写真中央左の順に、飛び立つ一瞬をとらえることができた。
・「カルガモ」と一緒に「トモエガモ」(雌)が混じっていた。このところ、ここに居場所を求めたのかずっと見かける。
・トモエガモの特徴な、頬に白斑が見られる。

2025年1月20日月曜日

大寒2025

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」となり、一年で寒さが最も厳しいころ。気象庁の「(東京都) 平年値(年・月ごとの値)」(1991~2020年)*で、「冬」の季節区分である 12月~2月の平均気温を見ると、1月が最も寒い。日ごとでは、1/21,22の両日である。
    12月  7.7℃
    1月   5.4℃  ← 1/21、1/22  5.1℃**
    2月   6.1℃
(*) https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=44&block_no=47662
(**) https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_d.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=1&day=&view=p1

(本ブログ関連:”大寒”)

ところが、今朝のテレビの天気予報によれば、東京都のきのう(1/19)の最高気温(9.2℃、11:22)よりアップして、3月並みの暖かさになるとのこと。しばらく気温は緩むようで、その結果「花粉症」対策が必要になるらしい。

そんなわけで <大寒> ながら、体感は冬ならず、春ともならず。もともとの大陸でいう、寒い季節の寒暖の周期、「三寒四温」だ。あとは、来月の「立春」を待つのみ。

「七十二候」
大寒の期間の七十二候は以下の通り。
● 初候: 款冬華(ふきのとう はなさく)  蕗の薹(ふきのとう)が蕾(つぼみ)を出す
● 次候: 水沢腹堅(さわみず あつく かたし)  沢に氷が厚く張りつめる
● 末候: 鶏始乳(にわとり はじめて にゅうす)  鶏が卵を産み始める

そういえば、先日、スーパーで買った惣菜セットに苦味のあるテンプラが入っていて、「タラの芽」だったか、それとも「蕗の薹(フキノトウ)」か。形、サイズからして、タラの芽だったろうけれど。口にしたとき走った苦味に、春が近くなんだと気付いた次第。

2024年9月22日日曜日

秋分の日 2024

きょうは二十四節気の「秋分」で、「太陽が 秋分点(天の赤道を北から南へ横切る点)を通過する」日で、「立春」から数えて「二十四節気の第16」にあたる(Wikipedia)。小雨まじりの一日が続いた。

二十四節気の秋分は 9月22日から10月7日頃までの時期であり、秋分の起こる国民の祝日である「秋分の日」は 9月22日か23日(まれに24日)になる。きょう日曜日と重なったため、あす(9/23、月曜日)振替休日となる。

(本ブログ関連:”秋分の日”)

「春分」と同じく秋分は、昼と夜が同じ長さになるといわれるが、実際は、昼が少し(14分ほど)長くなる。とはいえ、これから先は「地軸」のせいで夜が長くなり冷えていく。寒いのが苦手な私には気掛かりな時候となる。

秋分の日に「おはぎ」を食べる伝統がある。「春分の日」に食べるのは「ぼたもち」と区別されるそうだが、私にしてみたら違いに関心はない。餅米のにぎりを、小豆を原料にした餡子(あんこ)で覆った和菓子という認識でしかない。

餡子について好みをいえば、粒餡(つぶあん)に餡子らしさを感じる。田舎風にドテッとまぶしてくれたら、なお一層美味しい。一方、晒し餡(さらしあん)/漉し餡(こしあん)は上品でいけない。あっけなくて物足りないのだ。
餡には、その他に、黄な粉、うぐいす餡、栗餡など多様で、結局どれも美味しくて嬉しい。

(追記)
日の暮れた帰り道、和菓子店に寄っておはぎを求めた。粒餡と晒し餡がセットになっていて、両方とも美味しくいただいた。甘さが控えめなのに時代を感じた。
秋分の日に、おはぎが間に合ってよかった。

2024年8月31日土曜日

(気象のいましめ) 二百十日

台風10号は、8月29日に九州(鹿児島県薩摩川内市付近)上陸後 → 四国横断の進路を定めているようだが、自転車あるいは人の歩行並みという余りの低速だ。その後、熱帯低気圧に変わりながら関西(紀伊半島南部)へ進み、本州横断が<予想>*されている。遠く南関東地は余波を受け、だらだらと雨降りが続くばかり。
(*-1)予想進路:今後さらに「迷走」する可能性ありとの報道が出る始末。
(*-2)9/1 熱帯低気圧化し、その後温帯低気圧化するとのこと(9/2追記)

そういえば子どものころ、「二百十日」の言葉は割とポピュラーだった(大人たちから聞かされただけかも知れないが)。
最近あまり聞かれないのは、ザックリした表現のためか。天気予報で単なる話題に終っている気がする・・・取りあげれば説明に時間がかかるからかもしれない。そうであれ、伝統の言葉には直感的な共有感や季節理解があって貴重だが。

(本ブログ関連:”気象のいましめ”)

「立春」(2/4)から数えて210日目のきょうを、雑節で「二百十日」という。今年は、四年に一度の「うるう年」にあたり、2月が例年に比べて1日多いため、きょう(8/31)になる。うるう年でない例年の場合、二百十日は 9/1 となる。

二百十日のころに、台風がよく来るとか風が強く荒れるなど、空模様の危なっかしい日とされた。稲の開花時期でもあり、「農家の厄日」ともいわたそうだ。日本独特の地形や季節による観天望気のようなものだろう。
ウェザーニュースに次の解説記事がある。

■ ウェザーニュース
「二十四節気「処暑」  立春から210日目に警戒すべき理由とは?」(2024/08/22)抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202408/210155/
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「二百十日(にひゃくとおか)」に警戒すべし
・「二百十日」は雑節(ざっせつ)の一つで、立春から数えて210日目のことです。
・二百十日のあたりは古くから、野分**などの災害が起こりやすいとして、厄日(やくび)と考えられ、特に農家の人たちは警戒していました
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(**)野分:「台風の古称。二百十日の頃、野の草を吹き分ける強い風」(Wikipedia)

ところで、アメリカのハリケーンの場合、二百十日に当るようなものはあるのだろうか(ちなみに、二百十日についての英語版Wikipeda はない)。大平原の先に現れるハリケーンにも、きっと前触れのようなもの(いい伝え)があると思うのだが。

2024年5月31日金曜日

きょうで5月が終わり、あしたから夏

昔のラジオ番組「君の名は」には有名なナレーションがあって、「忘却とは忘れ去ることなり」と人生の局面(運命を納得すること)を語った。そんな大げさなものではないが、近ごろ「時」の経過を忘却する。ブログに書いたことすらも忘れる・・・納得してないのに。

(本ブログ関連:”君の名は”)

だから、PCの横に「日付」と「曜日」を大きく強調したデジタル時計を置いているのだが、それすら見落としていることが多々ある。

きょうは5月31日、気象庁の季節区分*で「春」が終わる。あしたから「夏」になる。
(*)気象庁:「時に関する用語 - 季節を表わす用語」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html#A95
    ・春:3~5月
    ・夏:6~8月 
    ・秋:9~11月
    ・冬:12~2月

それに比べて「初夏」といった表現は、二十四節気**をもとに、Wikipedia***やネット情報によれば「立夏」~「芒種」の前日(すなわち「小満」)までとなる・・・ゆるい感じで。
(**)国立国会図書館「二十四節気(にじゅうしせっき)| 日本の暦」
    ー https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s7.html
(***)Wikipediaによる
    ・初春:「立春」~「啓蟄」の前日(すなわち「雨水」いっぱい)まで
    ・初夏:「立夏」~「芒種」の前日(すなわち「小満」いっぱい)まで
    ・初秋:「立秋」~「白露」の前日(すなわち「処暑」いっぱい)まで
    ・初冬:「立冬」~「大雪」の前日(すなわち「小雪」いっぱい)まで

すでに初夏(立夏5/5~芒種の前日6/4)である。このところ太陽が強く照り付ける日があるものの、雨天が続いている。

初夏の鳥(カッコウ、ホトトギス、ツツドリなど「カッコウ科」)の情報を、野鳥観察(探鳥会)の幹事さんから求める案内をいただいている。昨年の6/4の未明、「カッコゥ、カッコゥ、カッコゥ」の鳴き声を聞いたが、今年はどうだろう。

(本ブログ関連:”カッコウ”)

2024年5月1日水曜日

八十八夜 2024

きょうは、二十四節気など暦日のほかに設けられた「雑節」の「八十八夜」で、「立春」の初日(今年は2/4)を1日目として88日目にあたる。茶摘みの言葉に、まぶしく清々しい光景を思い浮かべるが、あいにく今朝から曇天で、天気予報では午後には小雨に変わるとのこと(その通りになった・・・そして思いのほか冷える)。

(本ブログ関連:”八十八夜”)

茶摘みの歌に、「夏も近づく八十八夜」で始まる唱歌「茶摘み」(「尋常小学唱歌 第三学年用」、1912年(明治45年)刊行)がある。誰もが知るこの曲は、作詞・作曲者が不詳とのこと、不思議である。そのせいか、唱歌や童謡の資料として参照している「唱歌・童謡ものがたり」 (読売新聞文化部著、岩波現代文庫) に掲載されていない・・・取材しにくかったのだろう。

そこで民謡に目を向けると、「日本民謡集」 (町田嘉章, 浅野建二編集、岩波文庫) に静岡県の「ちゃっきり節」*が採録されている。Youtubeには、市丸**(明治39年【1906年】~平成9年【1997年】)が吹き込んだレコード音源が紹介されている。
(*)ちゃっきり節: 観光用の新民謡北原白秋作詞、町田嘉章作曲、昭和2年(1927年)
(**)市丸とレコード盤の関係について、次の記述がある。(Wikipedia)
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全国的に知られるようになったのは、芸妓から歌手に転身した市丸が1931年にレコードに吹き込み、翌1932年にヒットして以後である。
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市丸が歌った、Youtubeの「ちゃっきり節」は、歌詞の一番、二番、六番で構成されている。

唄はちゃっきり節 男は次郎長
花はたちばな  夏はたちばな
茶のかおり
【囃子】ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ          
    蛙(かわず)が鳴くんで  雨ずらよ

茶山茶どころ  茶は緑どころ
ねえね***行かずか  やあれ行かずか
お茶つみに
【囃子】ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ          
    蛙(かわず)が鳴くんで  雨ずらよ

山で啼くのは  藪うぐいすよ
茶つみ日和の  晴れた日よりの
気のとろさ
【囃子】ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ          
    蛙(かわず)が鳴くんで  雨ずらよ

(***)ねえね: 良家の年若い女児

歌詞の各番の最後にある「雨ずらよ」は静岡方言だそうで、こんな経験がある。むかしの職場に静岡県出身の者がいて、彼はしばしば「ぞうずら」を口にしていた。「そうだよ」といった肯定の意味合いだけと理解していたが、「そのようだね」といった婉曲表現でもあることをネットで知った。とにかく愉快な人物だった。

(登録者 ”市丸/波岡惣一郎/鈴木正夫/喜久丸 - トピック”  に感謝)

2024年3月5日火曜日

啓蟄 2024

きょうは、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」、これまで地中に籠り冬を越えていた虫たちが這い出てくるころをいう。春については、まず太陽の照る角度から春の訪れを知る「立春」、次に雪が溶けることから春の温もりを知る「雨水」、そして地中から這い出る虫の動きから命の春を知る「啓蟄」がある。

(本ブログ関連:”啓蟄”)

朝から気温に変化の乏しい昼過ぎ、玄関先の路地を覗くと小雨に濡れて黒く光っている。きょうは古紙回収日だが、こんな天気にそぐわないと遠慮したが、回収車の巡る音が聞こえてきた。アメダスの記録では、各時間とも平均降水量 0.0mm だった。やがて、静かな辺りに「ドバト」の鳴き声が始る。

冬場、植木の松に害をおよぼす「マツカレハ」の幼虫を、幹に巻き付けた藁(わら)編みの「こも(菰)巻き」の中に留め置き、啓蟄のきょうそれを取り外す(「こも外し」)という。<こも外し> は、実際のところ防虫効果が薄いと近年判明している。

(本ブログ関連:”こも巻き”、”キクイムシ”)

従来の<こも>と違って、現在は薬剤を塗布したり・粘着性のあるトラップと呼ばれるものがあるが、啓蟄の風物に見られる庭園で使われているかどうか知らない・・・。
冬の園芸の「雪吊(ゆきつり)」と同様 、<こも巻き> も象徴的な美意識の産物と考えればいいのであって・・・。

2024年2月4日日曜日

立春 2024、ウグイスとメジロ

きょうは二十四節気の第1の「立春」、春の始まりである。ただし、気象庁の季節区分では 12月~2月は冬、このところ寒い方に揺り戻された感じで、天気予報では明日にも「湿雪」が降るという。(今日の10時ころに、小雪の可能性があったようだが、外を覗けばその気配はなかった)

(本ブログ関連:”立春”)

<夏>を告げる鳥に「郭公(かっこう)」(カッコー、カッコー)あるいは「杜鵑(ほととぎす)」(キョキョ キョキョキョキョ)があるように、<春>を告げる鳥に文字通り「春告鳥(はるつげどり)」がいる。すなわち「鶯(うぐいす)」(ホーホケキョー)だ。

(本ブログ関連:”カッコウ”、”ウグイス”)

ウグイス」と「メジロ」は混乱しやすい。
桜の花から甘い蜜を吸うメジロは絵になる。以前、庭の<餌かご>にオレンジジュース液を置いたところ、メジロは高価なジュースに限って寄ってきたが、安価なもの(それでも100%表示)には見向きもしなかったことがある。
メジロの甘いもの好き繋がりで更にいえば、和菓子の「鶯餅(うぐいすもち)」は、メジロの羽色に似た黄緑色の粉がかかっているので、メジロを連想してしまいがち。ついついメジロとウグイスを混乱しそう。

ウグイスを、図鑑やネットの絵と写真などで見ると、ずいぶん地味な色柄をしていることが分かる。棲む環境も山中や森の中で、人目に付きにくい。野鳥観察会のフィールドで、ウグイスの鳴き声を何度か聞いたけれど、その姿を確認したことがない・・・ベテランの方はしっかり視認しているが。

メジロがとまるサクラは絵になる。
立春についてニュース記事があって、その口絵(写真)に同様な構図がありながら、記事中では <春告鳥(はるつげどり)> としてウグイスを紹介している。それが次例だが・・・もちろん関連文末に「※冒頭の画像の鳥は『メジロ』です。」と、ちゃんと注が施している!

(参考)
■ ウェザーニュース(監修:山下景子 作家、 02/04)
「二十四節気『立春』ここから始まる “いちばん初めの節気”」より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202402/020075/#google_vignette
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 ・「春告鳥(はるつげどり)」が春を教えてくれる⁉
    ー 「ホーホケキョ」と鳴く「鶯(うぐいす)」。
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