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2017年11月5日日曜日

スプートニク 60周年

今から60年前の1957年10月4日、旧ソ連の「バイコヌール宇宙基地」から発射されたロケット(ICBM R-7)に搭載の人工衛星「スプートニク1号」が、人類初の人工衛星として地球周回を開始した。(ちなみに、人間が地球周回したのは、1961年4月12日、同じくソ連の宇宙飛行士「ユーリイ・ガガーリン」によって達成された)

そんな時代が来たという驚きはあったが、何しろ初めてのこと、どうやって理解すればよいのか思案にくれた。宇宙新時代という実感は果たしてどうだったろうか。むしろ、ICBMでそんなことができるのかといった感想かもしれない。

その後、科学技術の進歩を象徴するものと認知され、ソ連って凄いなあという時代が来る。近所の診療所にも、雑誌「今日のソ連邦」がそれとなく置かれていたほど。だから、アメリカの衝撃は大きく、「スプートニク・ショック」と呼ばれ、教育の<近代化>が叫ばれた。(なにしろ、算数・数学に集合論を少し取り入れたりした)

当然、宇宙的、SF的な雰囲気を持った音楽バンドも出現する。エレキバンドの「The Spotnicks」がそれで、日本では「霧のカレリア」(1966)がヒットした。いわゆるシンセサイザー風の響きがした・・・といっても、僕らにはシンセサイーザーって何?というくらいの時代だったけれど。(「スプートニクス」のバンド名は、マネージャーの提案といったイメージ戦略だったみたいで)

(本ブログ関連:”スプートニク”、”霧のカレリア”)

「霧のカレリア」は、ロシア民謡「トロイカ」も聞こえたりして、日本人好みだったようで、「ベンチャーズ」支持の系譜につながるかもしれない。
(「霧のカレリア」の原曲について、ブログ「澎湖島のニガウリ日誌」に詳細に語られている。感謝。)


(Youtubeに登録のrautalanka1974に感謝)

2017年11月4日土曜日

「枯葉」の聴き比べ

暦は満月、残念ながら、夜道に小雨がぱらつく。まさか濡れると思わなかった。小走りして帰宅する。考えてみればもう晩秋、けれどこの秋の、虫の音の記憶がない。どうしたことか。よい時分の忘れ物をしたようでもったいない。明日は公園にでも出かけてみよう。

枯葉の感蝕はいかばかり、ちょいと気分を出して歩いてみたい。歌は、イブ・モンタンもいいがナット・キング・コールの「枯葉」を選んでしまう。昔なら、LPレコードをプレイヤーに載せ、レコード針をそっと置いて聴くもの・・・つまり、それだけの手間があった。いまやYoutubeで、ちょいちょいと探してクリックするだけ。(実はまことに申し訳ない行為をしているわけで)

(本ブログ関連:”枯葉”)

有名な歌手たちが歌う「枯葉」を聴き比べする、珍しいYoutube画像がある。


(Youtubeに登録の関雅行に感謝)

2017年11月3日金曜日

イ・ソンヒ、除隊のイ・スンギを迎える

2016年2月16日に軍隊に入隊した、イ・ソンヒの愛弟子(いつまでそういってよいのか分からないが)イ・スンギは、先日10月31日に除隊後、イ・ソンヒとのツーショット写真を見せたと、釜山日報の記事、「転役(除隊)のイ・スンギ、所属事務所の先輩イ・ソンヒと楽しい社会人(復帰の)証拠写真」(10/31、デジタルメディア本部記者)は、次のように報じている。

(本ブログ関連:”イ・スンギ”、”フックエンターテインメント”)

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・俳優兼歌手のイ・スンギが、国防の義務を果たして社会人になった。
・31日、イ・スンギの所属事務所「フックエンターテインメント」の代表は、自身のインスタグラムに、「来た。帰って来た。イ・スンギが帰って来た」という文とともに、数々の写真を掲載した。
・公開された写真の中には、軍服を着て所属事務所の前でポーズを取っているイ・スンギの姿が入れられた。特に、イ・スンギは、所属事務所先輩であるイ・ソンヒとも親しくポーズを取って見せた。
・イ・スンギは、陸軍第13空輸特戦旅団 75特戦大隊 情報課情報兵として勤務した認定書を公開したこともある。新兵教育優秀、保安監査有功、多読王など多数の叙勲内訳も記録された。また。「特級戦士」、「戦闘特戦兵」徽章を共に公開したりもして注目を集めた。
・一方、イ・スンギの復帰作は、ホン姉妹が執筆した、(12月放映予定)tvNドラマ「花遊記(화유기)」に予定された。
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(KBS World Radio:「イ・スンギが除隊 復帰作は?」)

(雑記)
手で草抜きする替わりに、ナイロンコード式の草刈機を使ってみて驚いた。あれよあれれよという間に除草できたのだ・・・もちろん、根から抜き取るわけではないので、同じに比較できないが。

2017年11月2日木曜日

秋期イディッシュ語 2017-5th

イディッシュ語教室の通学に電車を利用している。ちょっとした遠出になっている。歳をとると次第に出不精になるので、この通学はそれを解消してくれて幸いだ。よければ、その効用が語学力にまで通用してくれると更によいが・・・。

(本ブログ関連:”イディッシュ語”、”秋期イディッシュ語”)

さて、今日から少しずつ難しくなってきた。
① 否定形:動詞の後に ”נישט” を置く。
② 英語の ”There is/are ~” の相当句: ”... עס איז/זענען דאָ” の使い方。
③ 疑問詞:モデルとしてイディッシュ語話者や教室内で尋ねたいことを想定した練習。
    次は、わたしの場合のQAだが。
   ?װאָסער מוזיק האָבסטו ליב
        - 어떤 음악을 좋아해요?
   .איך האָב ליב קאָרעיִש מוזיק
        - 저는 한국 음악(Trot)을 좋아해요.

帰りのこと、地元駅前広場が濡れて夕闇に溶けていた。サテライト教室を出たとき果たしてどうだったか、思い出そうとして悩む。雨降り後だったのかどうだか確信がないのだ。

2017年11月1日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 上院寺の朝

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(10/25)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、弦楽器の系譜を通して、「上院寺の朝」ほか関連する曲を紹介した。

始めに、伝古朝鮮の代、船頭の「霍里子高(곽리자고)」が語ったことを妻の「麗玉(여옥)」が、(アッシリア起源とされる)楽器「箜篌(くご、공후)」で歌った「公無渡河歌(공무도하가)」について次のように紹介された。
・昔、「霍里子高」が川辺で舟を手入れしたとき、白髪の男が入水するのを止めようと、その妻が追ったが、結局男は水に陥る。男の妻は、楽器「箜篌」で悲しみを表し、<川を渡らないで> との内容を歌い終わると、同じ川に身を投じた。霍里子高は家に戻って妻「麗玉」にそれを語った。麗玉は家の箜篌で、その歌を奏して歌い、人々は悲しみ涙して聴いた。古朝鮮の歌「公無渡河歌」にまつわる話だ。箜篌は、古代東アジアで使われ、ハープに似て指で弦を奏でた。
今年の第69回「正倉院展」にて、現有唯一の「箜篌」が展示される:NHK「日曜美術館

▼ 箜篌とセンファンの演奏で「上院寺の朝(상원사의 아침)」を聴く。以前聴く、朝明けの光景を、今様に。

次に、箜篌と楽器「琵琶」の構造や歴史的関係について次のように紹介された。
・箜篌に幾つか種類があり、昔の絵によく登場して親しまれた。今は演奏者があまりなく、楽器だけ伝わる。その範疇に、西洋ギターに似た「琵琶」がある。琵琶の名は奏法に由来し、「琵」は外側に、「琶」は内側に奏でる意を持つ。琵琶に似た韓国琵琶は、しゃもじ様のものと指ぬきをはめて弦を奏でる。竹製撥で音を出すこともあった。1930年代まで、コムンゴ奏者が琵琶を奏でたりしたが、今はあまりいない。他国の琵琶奏法を参考に、独自の奏法を作り出す動きもある。

▼ カヤグム演奏曲である「沈香舞(침향무)」を琵琶の演奏で聴く。以前聴く、緩やかなときの流れを感じる。

最後に、1940年代の新しい楽器「鉄弦琴(철현금)」について次のように紹介された。
・楽器「鉄弦琴」は、1940年代に(ナムサダンペ綱渡り名人の)金永哲(김영철)が、西洋ギターを真似て作った。四角いギターの形状をして、床の上で演奏する。コムンゴのように撥で弦を奏でる。コムンゴやカヤグムが弦を奏でて音を出した後に弦を揺らして音程に変化を与えるのに対し、鉄弦琴は弦をこすりつけるのが特徴。鉄弦琴の歴史は短いが、伝統音楽の特徴を生かし、不思議な音色で親しまれている。

▼ 鉄弦琴演奏による「夕焼け(노을)」を聴く。夕暮の霞たなびく静けさを詩情豊に、今様に。チターを思い起こす。

2017年10月31日火曜日

ハロウィン 2017

隣り町からの帰り道、ハロウィンの夜、辻に小さな妖精が湧いた。ほとんど女の子、ディズニーのお姫様かとまごうばかり、可愛い衣裳のおちびさんたちが、それもお母さんに囲まれて。

(本ブログ関連:”ハロウィン”)

一夜限りの楽しさに、母親が思いを込めて縫ったろう、無理ない仕立てが好ましい。妖精の姿を見るたび、何度微笑んだことだろう。

ところで、男の子の姿をほとんど見かけない。ハロウィン行事が完全に定着しきってないためか、照れくささのためか。近所で菓子を配るようになれば、男の子も化け物に、吸血鬼になるだろう。

今夜も都心で、若者たちが貧欲にハロウィン熱に浮かれている。昔、クリスマスに、父親たちが三角帽子をかぶって街を飲み歩いたことがあった。そんなバカ騒ぎも廃れ、今や家族で楽しむ日本独自の年末行事になっている。渋谷交差点が、ハロウィンの夜、平静に人々が行き交う時代がいずれ来るだろう。

2017年10月30日月曜日

「エアレース世界選手権」、「木枯らし1号」

今日の寒さは本格的。夕方、韓国語教室の往復に備え、完全防寒して出かけた。襟首を閉じ、手袋までしての冬装備。吐く息が白くなるまではなかったが、気分はとっくに冬だ。

そんな寒い日の、時間の順に見聞したこと二題を次に記す。

① エアレース世界選手権
今日の日付に変わった夜中、NHKテレビで「エアレース世界選手権2017」が放送された。パイロット室屋義秀(むろや よしひで、1973年生まれ)が日本人として初めて(アジア人としても初めて)、同選手権の <年間王者の座を射止めた> のだ。放送は、最終ラウンド(10月14,15日)の中継録画であったが、まるでライブのような興奮を覚えた。

以前、落下傘部隊の降下を見たことがある。映像などで持っていた勇壮なイメージとまるっきり違う、飛び降りる若者たちの存在がひしひしと伝わってきたのだ。そのとき、命を感じた、名前を持った生身の若者ひとりひとりの命を。

放送画面にもかかわらず、飛行機好きな素人の勝手な思いが許されないような緊張を感じた。レース会場は、「インディ500」で知られる、スーパーカーブーム以前の、ぼくらが子ども時代に夢見た場所だ。そして、うれしい取り合わせがあった。

画面に、日本人にとって、もう一つの永遠の到達点であったこの「インディ500」の2017年優勝者、日本人として(アジア人としても)初の、レーシングドライバー佐藤琢磨(さとう たくま、1977年生まれ)が駆けつけていたのが映った。室屋パイロットの優勝を祝って、両者が肩を抱き合い歓ぶ姿を見て、素人ながらもすっかり感動してしまった。


(Youtubeに登録のIndianapolis Motor Speedwayに感謝)

(合わせて、「インディ500」の佐藤琢磨の勇姿も見たい、雄叫びを聞きたい)

(Youtubeに登録のBraun vonに感謝)


② 木枯らし1号
今朝のテレビ天気予報の通り、東京に今年最初の「木枯らし」が吹いた。日暮れはあっけなく、夕焼けを楽しむ暇もない。あっというまに暗転し、寒風も厳しくしみる。もう冬なのだ。(明日はハロウィンだけど)

気象庁の用語解説によれば、「木枯らし」の定義は、「晩秋から初冬にかけて吹く、北よりの(やや)強い風」という。(この「強い風」について、「毎秒8メートル以上の風」という話もある)

(本ブログ関連:”木枯らし”)

朝日新聞の記事「都心で木枯らし1号、昨年より10日早く」(10/30)は、次のように報じている。(抜粋)
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気象庁は30日、東京都心で「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より10日早いという。都心では午前5時半ごろ、最大瞬間風速16.6メートルを記録。最大風速も午前10時半ごろに8.6メートルを観測した。
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そんなわけで、今日は飛翔と疾風の怒濤の雰囲気を味わうことができた。

2017年10月29日日曜日

歌姫

今日も雨。雨音にすっかり慣れてしまった。間断ないそぼ降りに、揺らぎが欲しくなる。浜辺に寄せる波音なんかいいんじゃないかな。そんなわけで、Youtubeにある長時間、自然環境立体録音から波音を聞く。1/fが癒してくれる。

夏の海がいい、夕焼け海はもっといい。そして、南の海で「歌姫」と巡り会えればどんなに素晴らしいことだろう・・・そんな空想ぐらい勘弁して欲しい。

(本ブログ関連:”歌姫”)

歌姫(diva)といえばイ・ソンヒの代名詞だが、中島みゆきが歌う「歌姫」があって、これを聴くと、ましてこれを歌えば、心浄化してくれるよう。おじさんの懊悩をすっかり洗い流してくれるよう。

(むつかしいことだが、次の映像がいつまでもYoutubeに続きますよう願う)← 翌朝10/30には消されました。

(そこで、カラオケ版を埋め込みさせてもらいます)
(Youtubeに登録のまがいもの商事株式会社に感謝)

2017年10月28日土曜日

(雑談)宅配便

もっぱらネット通販はAmazonを利用している。宅配便で受け取るわけだが、あいにく不在なときがあって、業者の方に二度手間をかけてしまうことがある。この複数回の手間が話題になっている。業者のコストアップにつながるだけでなく、担当者の作業に大きな負担になっているという。

先日、ある小さな文具を求めたところ、当方の不在が続き、三度手間をかけてしまった。メールで連絡があったのに気付かずいたせいだ。担当者に申し訳ない思いがした。(それにしても配送用の外箱の大きさに驚く)

雨降りの今日、配送通知があって外出せず待った。一つは、郵便局によるもので、手紙と一緒に郵便受けに入れてくれていた。待ちに待ったイディッシュ語テキストで、教室で参考にしているもの。もう一つは、宅配便によるもので、草いじりのための小道具だ。

外出もままならぬ思いもあったが、考えてみれば雨のせいで家にこもる言い訳にしていたかもしれない。そんな身勝手さに比べて、しとしと続く長雨の中を配送していただいたことに、ありがとうという思いが湧いてくる。

宅配作業の負担がクローズアップされ、その軽減策に世間で異論がなかったことに、みなひとしく労働に対する日本人のモラルが確認された気がする。

2017年10月27日金曜日

イ・ソンヒ「秋の風」オリジナル

歌に秋の詩情を求めれば、イ・ソンヒの「秋の風(カルパラム)」が筆頭にあげられるだろう。以前、触れたことだが、「秋の風」の「갈바람」(「갈」は「秋(가을)」の略、「바람」は「風」)は、船員(漁師)言葉だ。「秋に吹く風(西風、서풍)」を意味する。

(本ブログ関連:”秋の風”)

この名曲が、彼女のデビュー直後というのに驚きを感じる。どうして、と思うほどに味わい深いのだ。デビュー翌年の1985年に、アルバム1集と2集を発表していて、その2集に、この「秋の風(갈바람)」(作詞チョン・ウニ、作曲ナム・クギン)が収録されている。

秋風は寂しさだけを残して過ぎ去っていく。そんな切なさを、イ・ソンヒは抜群の表現力で歌うのを聴いてきたが・・・、実はこの曲、発表時に、彼女の「自伝」によれば次のような問題があった。

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・1985年11月、私の2集アルバムが出た。タイトル曲は「秋の風」。
・ところで、この歌が盛んに電波に乗っている頃、盗作の是非にまきこまれて、すぐさま放送停止にあってしまった。公演倫理委員会が立てた理由は、キム・ヨンジャさんが1983年発表した「愛の迷路」中の「あぁ、私たちの愛のロウソクの灯り/消えて道に迷ったね」の部分をそのまま盗作したというのだ。私が作曲した歌でなく、何か抗弁する立場ではなかったが、ちょっとくやしかった。メロディが全く同じならばともかく.・・・結局、私は「秋の風」を再録音しなければならなかった。それでも若干惜しくなかったのは、「ケンチャナ(大丈夫)」が「秋の風」に劣らずヒットしたという事実だ。慰めはなった。
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そんなわけで、結果的に <中間部分を再編曲して再録音した> ようだが、以下(同曲Originalという)Youtube映像を見ると、当時の初々しくふっくらした容貌とあいまって、若さゆえ力の入り過ぎ具合が微笑ましく感じる。


「秋の風(カルパラム)」

小さな胸にこんなに、しみじみ恋しさ残して
去ったあなたは風、寂しさくれた「カルパラム」
今も目元を巡る、あなたの暖かだったあのまなざし
こころ、何度も何度も、恋しい翼を広げさせるよ

*ああ、あなたは「カルパラム」、雲を作る「カルパラム」
ああ、あなたは「カルパラム」、私のこころ奪った「カルパラム」

小さな胸にこんなに、しみじみ恋しさ残して
消えたあなたは風、寂しさくれた「カルパラム」

(*以下繰り返し)


(Youtubeに登録の사사구통に感謝)

2017年10月26日木曜日

秋期イディッシュ語 2017-4th

今日は、外に出て雨上がりに気づくことしきり。玄関を開けたとき、イディッシュ語教室の帰り路など。雨に会わずして、雨跡ばかり見る不思議。天気予報では、一日「晴れ」だったはず。

(本ブログ関連:”イディッシュ語”、”秋期イディッシュ語”)

今回の授業は主として、① 規則・不規則動詞、疑問詞の文法、② 疑問文の作成と会話練習(≒ロールプレイ)、および ③ 板書。この板書でつくづく感じるのは、(ヘブライ文字筆記体の)シャキッと勢いある文字を他の受講者が書くこと。そのシャープさは定着した証だろう・・・自分の文字のつたなさを思えばこそ。

授業前、「クレズマー音楽」の話題があり、代表的ミュージシャンが大変ユニークな趣味を持っているとか・・・、いろいろな人たちでこの世はできているわけで、知れば知るほどおもしろい。この機会に、クレズマー音楽を聴きたい、知りたい。

ところで、授業で参考にしている<テキスト>が、Amazonからようやく届くことになった。一安心。

2017年10月25日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 風具音

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(10/18)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、「風具の音(ね)(プングソリ、풍구소리)」ほか関連する曲を紹介した。

始めに、風を利用した農具「風具(唐箕풍구)」から「風(바람)」の別意について次のように紹介された。
・「風具(唐箕:とうみ)」は、風を起こす農具で、穀物を入れて籾殻(もみがら)を飛ばすのに使った。取っ手を回し、扇風機の羽状のものを回転して風を起こす。穀物を、重い穀と軽い”しいな”や塵など選別した。また、木製の筒に穀物を入れて回し、殻を取るものもある。地域によって形状や大きさが違い、小さいものは、釜戸で火を焚き、鍛冶屋で火力を高めるのに使った。風具は「風」といい、風=浮気の意から、西道民謡「風具音」の曲名は、浮気者の夫を恨む妻の心を表現する。

▼ 「風具音」を聴く。アカペラ合唱で今様に表現。

次に、昔の女性の行動から海辺の歌「ナナニ打令(나나니타령)」について次のように紹介された。
・昔、女性は、男性に比べ行動範囲が狭かった。身分の高い家柄の女性も外出は容易でなかった。一般の民は働かねばならないし、出かけるのは田畑くらいだった。他人を気にせず自分の気持を表せるものに歌がある。民謡に。女性の気持ちを表わすものが多い。長い歳月、口伝される中、詩のように美しく整った表現もある。

▼ 仁川の海辺の女性が <嫁入り暮らしに愚痴をこぼす>歌「ナナニ打令」を聴く。ふつふつ湧き出る響き。

最後に、黄海道生まれの夫婦(妻차영녀、夫김필운)の歌い手について次のように紹介された。
・この「ナナニ打令」を歌った女性とその夫は、共に黄海道甕津郡生まれ。「朝鮮(韓国)戦争」時に避難して仁川に定着した。妻の父は船主、夫は船乗り。そんな縁で知り合って結婚、一生海辺に暮らした。音楽と共に過ごした夫婦は美しい。

▼ <豊漁祈願や船を迎えるときに歌った>黄海道民謡「 ベチキの音(배치기 소리)」を聴く。まさに空気も伝わる。

2017年10月24日火曜日

(雑談)ポジティブ・シンキング

以前、NHKの「スーパープレゼンテーション」という番組で、「ポジティブ・シンキング」について、ショーン・エイカーのスピーチ「幸福と成功の意外な関係」を視聴した。

このスピーチは、いろいろな分野で、ユニークな関わりを持つ人びとが壇上で語る「TED」プログラムタイトルの中の一つ。詳細は、ネットの「TEDの英文日本語訳資料」(あるいは「TED価値ある資料」)で知ることができる。

「幸福と成功の意外な関係」で、わたしが納得したキーワードは、講演の最後に語られた言葉かもしれない。ポジティブ・シンキングに生きるために、次のことを毎日すればよいというのだ。
「感謝を表す3つの新しい出来事を毎日、21日間書き続ける」
そうすれば、世の中をネガティブに捉えるのでなく、ポジティブなものを見つけようとするパターンが身につくという。

そこで、わたしもこのブログに感謝を書くように心がけている。
さて、1つ目は・・・・・・、ムムム。
どうやら、まだ「ポジティブ・シンキング」にいたってないようだ。

2017年10月23日月曜日

霜降 2017

今日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。<露が冷えて霜が降り始めるころ>とのこと。ほぼ毎年ブログに記しているが、今回、霜降が巡り来たという実感に乏しい。連日の長雨と台風一過のせいか、霜降のイメージが湧いてこないのだ。

(本ブログ関連:”霜降”)

それでも、今夕、スタディルームの帰り道、本来ならそのまま韓国語教室へ行く身じたくをしていたが、思いのほか冷え込みにあわてて一旦帰宅。完全防寒の冬仕度に着替える。思いっきりの厚着。(そうそう、弓のような赤い月が西の空低く浮かんでいた)

ところで、自転車に乗って空を飛びたいけれど、31日の月は月齢11.3、真ん丸ではない。映画”ET”のようにいかない。

(日本人は宗教的にゆるくて、ハロウィンに悩むことがない - 次のYoutubeはある新聞に載っていたもの)

(Youtubeに登録のMovieclipsに感謝)

2017年10月22日日曜日

雨が降ってる日曜日

室内にいると雨が小休止したと錯覚することがある。なぜか急に静けさを感じるからだ。結局、窓ガラスの向こうで小雨は降り続いているわけで、外出の機会はない。(ちなみに一昨日、選挙前投票している)

こんなとき、ふと口ずさむものがある。昔のCMソングだが、「雨が降ってる日曜日、坊や泥んこなぜ泣くの、あそこのかどで転んだの、・・・」といった何とも優しい響きのする、広告の臭いを感じさせない。

(本ブログ関連:”雨が降ってる日曜日”)

子どもは初めての雨に歓喜するし、やがて水溜りを好んでわざわざ足を踏み入れ、水を跳ねる。感蝕を楽しむのだろう。だから、雨のなかで転んでも、泥だらけになったとしても、どうということはない。

日曜日の雨に、つい昔に戻った気分になる。CM目的を超えた、いい思い出に連なる旋律が聞こえてくる。(それにしても、この雨一体いつまで続くのだろう)


(Youtubeに登録のsunaf kingに感謝)

2017年10月21日土曜日

(雑談)1/f揺らぎ

雨が降ります。だらだらと、ぼそぼそと、だらしない音が続きます。詩情なんてありません。ちょっと止んだと思って外を覗けば、水溜りに波紋が浮かびます。なんだ、と舌打ちするような感じです。

明日には、台風が接近し、暴風雨の警戒が必要とか。だから、今この静けさは台風前のものでしかないようです。行動範囲は狭められ、日頃出かける所へも行けず、一日家にとどまっていました。

Youtubeに、海辺に寄せる波音を長時間聞かせるものがあります。それを背に、室内でいろいろ手がけていると、ある錯覚に陥りました。あわ立つ波、砂浜を走る波、それらが幾重にかさなって、一瞬、潮風のにおいがしたのです。

染まりやすいというか、すぐその気になるというか。鬱陶しい長雨と違って、爽やかな空気を感じたのです。それは乾いた感じもしました。心身が自然に同調するような、1/f揺らぎを感じた次第です。

(YoutubeのBGMに、こんな便利な聞き方ができるものがあるようです)

(Youtubeに登録のAmeyama Channelに感謝)

2017年10月20日金曜日

イソップ「自分の仕事(星占者[ほしうらない]と旅人)」

物事を大きな視点で見ると賢くなった気になる。いわゆる、大局を見るとか、俯瞰するという。といって、小さな積み上げができなかったり、その変遷を記憶できないようでは、信用はつかない。

アウレリウスのように、宇宙の星々と比べてわが人生の何と小さなことよと慨嘆(自省)するのはいいけれど、子どもたちにすべからく規範を教えるのに、もうちょっと具体的な方がいいかもしれない。明治時代の子ども向け道徳書、古代ギリシャのイソップの寓話集「イソップお伽噺」(三立社、1911年、明44年9月、訳述者 巌谷季雄=小波:国会図書館デジタル書籍)は、今見てもおもしろい例えがある。

(本風ブログ関連:”国会図書館デジタル書籍”)

この寓話集に所収の、「四二 自分の仕事(星占者[ほしうらない]と旅人)」は、ものごとを判断するのに、自然(星座)の動きから摂理を体得したはずの者が、日常の些細な行動を見誤るといった、按配のわるさ(きまり悪さ)を教える。

つまり、庶民はこんな語りをするものだ、「わかった、わかった。で、あなたは一体どうなんだよ」と。

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諸君! 他人の仕事にかれこれと、おせっかいする様を暇があったら、自分の仕事に注意して精を出す方が、どんなにましだかしれません。自分の現在していることことに注意するのは、つまり立身出世の道捷(ちかみち)ではありませんか。

むかし在る所に、一人の星占者がありました。星占者とは空の星を眺めて、吉凶を占ふもので、人智の進歩しなかった頃には、なかなか流行したものです。
さて此の星占者が、一生懸命星を眺めて歩いている間に、うっかり足を踏みすべらせて、濠(ほり)の中へ落ちてしまひました。すると其処へ一人の旅人が通りかかり、星占者に申しますには、
「オヽ、貴君(あなた)、今の失敗の気が付いたなら、星の進むのを研究する手間で、少しは自分の足下(あしもと)にも、御注意なされたらよいでせう。」
と、諭(さと)しましたとさ。
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2017年10月19日木曜日

秋期イディッシュ語 2017-3rd

今日、雨にも負けず、イディッシュ語講習に出かける。昨日少し晴れ間が覗いたが、ここ一週間小雨が続いている。さらに、台風21号の影響も加わり、来週半ばまで雨降りのようだ。

(本ブログ関連:”イディッシュ語”、”秋期イディッシュ語”)

講習は、新しいテキストにもとづいて、(私もようやく)フルスロットルに達した。離陸を開始したのだ・・・他の方々は、とっくに上空で旋回しているが。

例文の読解・板書、会話練習(≒ロールプレイ)など矢継ぎ早。”.איך בין שטענדיק מיד”
そして、先生お手製の絵入り単語カード(25枚)セットを、全員に配布いただいた。各自机上に並べて、先生の語る単語のカードをさっと選ぶのだが・・・(おじさん)耳が遠くて苦戦する。結局、これも<הײמאַרבעט>になる。

単語カード作成という先生のお手間に感謝。そして、低空だが私もみなに続き飛翔したいと思う。

(授業前にイスラエルのポップスの話題で・・・イエメン系歌手”オフラ・ハザ”、懐かしい香りする高音)

(Youtubeに登録のOrly Yahalom Photography & Israeli Musicに感謝)

2017年10月18日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 友

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(10/11)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、友について、中国北宋時代の詩人蘇軾(蘇東坡)の詩「赤壁賦」ほか関連する曲を紹介した。

始めに、蘇軾の詩「赤壁賦」をもとに、短歌(단가)「赤壁賦(적벽부)」について次のように紹介された。
・中国の詩人「蘇軾」は、若くして科挙に合格、官職につく。民を大事にするも、周りから疎まれたようで、生涯を閑職や島流しの生活を送った。辛いなか、作品の時間もあった。不朽の名作「赤壁賦」も、島流しのときの作品。韓国伝統の短歌「赤壁賦」は、蘇軾の詩にリズムをつけたもので、多様な形の歌で伝わる。

▼ 「短歌、赤壁賦」を聴く。風景に在ってか、淡々と聞こえる。

・ある秋、島流しの辺鄙な地に訪ねてきた友と共に、赤壁川に船を浮かべ、馳走を用意して夜景を楽しんだ。<元豊五年(1082年)陰暦7月、既望の日> に始まる。「既望」は陰暦16日、満月は過ぎても、依然と月明るい夜をさす。<船を浮かべ、赤壁川の秋の趣きを楽しむ。涼しい風、穏やかな川面はひっそりとしている。酒を交わしながら詩を謳うと、月が昇って、こんな美しい世に悲しいことがあろうか>という内容。友を得ての感慨、大事な存在だ。

▼ 平時調(평시조)で、<友の大切さを歌った>「友人(친구가)」を聴く。淡々と聞こえる。

次に、孔子の「論語」から友とのかかわりについて次のように紹介された。
・孔子の「論語」、君子が喜ぶ三つの話から始まる。① まずは、学んで身に着けることは、なんと楽しいことか。② 次は、遠来の友と学問の話しをすること。③ 最後は、他人が自分を理解してくれなくとも憤(いきどう)らないこと。そういう人ことが真の君子であると言う。孔子のことばから、ときに辛いとき、心細く寂しいときに、自分を理解してくれる友こそ、どれほど大きな慰めになるか分かる。

▼ <全羅道地方の音楽的特徴を最も濃く感じる>という「興打令(흥타령)」を聴く。抑揚をきかせて歌う。

・「興打令」は、<窓の外に菊の花を植えて、お酒を醸しておき、花が咲いて酒も出来上がると、友と夜通しで遊んでみよう> と歌う。月明かり、コムンゴ演奏など、楽しい様子を表す。

2017年10月17日火曜日

もうじき Halloween

私にとって「ハロウィン」の原点は、レイ・ブラッドベリの「10月はたそがれの国」で、遠い昔のこと。だから、日本のいまどきの、ハロウィンの熱狂は唐突でしかなかったが、沸騰振りが年々高まり、クリスマス前行事としてどうやら定着してきたようだ。

(本ブログ関連:”ハロウィン”)

昨年10月31日のハロウィンのときもそうだった。韓国語教室の晩、通う夜道の途中、ある教会前に大勢の人だかりがあった。まるで道を塞ぐ賑わい。子どもたちは熱狂し、親の注意もうわの空で、通行人に道を譲ることをすっかり忘れている。

子どもたちが、大声を張りあげて歓喜するのも楽しい思い出になると思えば、道を開けてくれるまでしばらく待とうというもの。いつの間にか、ハロウィンの渦に巻き込まれている気がした。

不思議なことに、今様のハロウィン騒動にすっかり冷ややかでなくなった。ハロウィンは子どもたちのものといった前提で臨むようになっている。気持ちも随分変わった。

(「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」より)

(Youtubeに登録のNobuyoshi Takeuchiに感謝)