きのう、体操教室の帰り道、和菓子屋に寄ったところ、入口に月見団子の案内があった。店を出るとき、店員さんから「あすは十五夜です」といわれてあらためて納得した。
(本ブログ関連:”十五夜”)
旧暦8月15日にあたる今晩の <十五夜の月> を「中秋の名月」と呼び、それを観月する「月見」の風習がある。家族にとって、七夕の笹に願いを込めた飾りを付けたように、十五夜の月に月見団子を供えたりする。子どもたちにとって、いずれ楽しい思い出となることだろう。
今年の中秋の名月は、当たり前のように満月*となって登場するが、必ずしもタイミングが一致しているわけではない。次に一致するのは2030年とのこと**。
(*)国立天文台: 満月となる時刻は19時ごろ(午後6時58分)。
(**)AstroArts: https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12841_ph230929
朝から薄曇りの空、天気は芳しくない。夜を待って外に出たものの曇り空のまま。薄い雲の隙間から月明かりが漏れてくるものの、満月のお月様を見ることができないでいた。
ならば、げんかつぎにと蕎麦屋に寄って「月見うどん」でも食って時間をかせごうとしたところ、道の途中、午後7時50分の東南東の上空(高度26.5°)に、まん丸お月様が現れたのだ。・・・お月様を撮った後、蕎麦屋にて月見うどんを食ったのはいうまでもない。
我ながら凄い写真を撮ってしまった |
国立天文台「こよみの計算」***より
年月日 時刻 高度[°] 方位[°] 月齢
2023/09/29 19:50 26.5 110.2 14.4
(***)こよみの計算: https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
(付記)
本日未明(04:00~)、「ラグビー・ワールドカップ」の日本・サモア戦をTV中継で見た(結果は 28対22 で日本勝利)。にわかファンの私には(古武士のようなリーチ マイケル選手を見るとホッとする)、語彙不足で試合経過をうまく語れないけれど、最終(フィジカルの強い)サモアがジリジリと追い詰める反撃にヒヤヒヤしたものだ。
なお、試合会場である仏トゥールーズの夜空でも、真ん丸お月さまが浮かんでいた。