人の心変りをどう見るか、男女の違いで見れば、女はオーバーライドであり、男はリムーブ。つまり見えぬようすべて覆い隠すか、それとも見えないところへ移動するか。隠しフォルダー(ディレクトリー)を持ち続ける限り、忘れたことにならないのだが。
季節の変わり目に、ふと気付くことがある。厳しかった冬から春を迎えて、これまで冬がなかったかのように振舞うこと。われながら前向きなのか健忘なのか。
春に体調が慣れるのに「春眠」がある。「春眠暁を覚えず」(孟浩然)といっても、別に明け方だけの話ではない。春眠は、朝でも昼でも夕べでもよい。時と場所を選ばない。うつらうつらすることで、厳冬の縛りから徐々に解放されるようだ。
(本ブログ関連:”春眠”)
以前ブログに記したことだが、昼寝は短時間がよいけれど、午後3時過ぎての転寝は夜更かしに通じて好ましくないという。
最近、底冷えの夜が緩んできた気がする。寒暖を往復しつつ、春雨を交えて本格的な春が迫って来るようだ。