秋といえば、紅葉と菊の花が想い浮かぶもの、もう少し先のことだが。公園に秋の風情を探したが、この時期はまだ、海水と川水が混じる汽水域のようで、風の向きで夏にもなり秋にもなる。
それでも今日は一日中、長袖で過ごした。秋の涼しさを、どうやら受けとめ始めたようだ。秋らしい風景を周りに探せば、栗林で大きく実った毬栗くらいだろうか。(先年、病気にやられた栗園の木々がすっかり回復したようだ)
夏を惜しみつつ、いつのまにか秋を受け入れている。秋が深まれば、夏は忘れがたい。わたしは、寒いのが苦手と何度もブログに記した。だから、これから涼しく、寒くなるのは気掛かりだ。(とはいえ、今年の夏の暑さには相当閉口した)
イ・ソンヒの別れの歌、12集所収の「離別小曲(이별 소곡)」(2001年、作詞クォン・ジンヨン、作曲イ・ソンヒ)を聴いてみよう。こちらは、もっと切実のようだ・・・Youtubeの映像はミュージックビデオのよう。(映像の最後に登場する、ある詩人の詩とどのような関わりがあるのか不明)
(本ブログ関連:”離別小曲”)
生きていくことが、とても辛いです
そばにはあなたが いたのに
あなたなしに生きるなんて、一人になるなんて
思ってみたことないのに
残った人はそれでも 生きられるという
その言葉が、さらに苦しめます
こんなに会いたいのに 忘れることができないのに
残った私には 苦しい重荷なだけです
私に待てといわれるなら ただこう生きろといわれるなら
それはとても残酷じゃないの
あまりにも会いたいのに こんな私を置いて行かれたのですか
愛してる 待てと いっておいて
生きていくことが つらいのです
私に残ったあなたの 名残りだけで・・・
______
一生いきていっても、遂げられぬ恋なのに
なぜ私には時間をくれなかったのですか
残ったものはもうありません
戻せるのなら、以前のように一緒にできるのなら
生きていくことが つらいのです
私に残ったあなたの 名残りだけで・・・
生きていく痛ましさ もういいわ
わたしも 今 あなたのそばに 行きます
(Youtubeに登録の무민に感謝)