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2014年6月29日日曜日

日曜日の「この雨やんだら」

昼過ぎまで、真夏のように強い陽射しして、空にいくつもの白い雲が浮かんだ。昨日聴いた、イ・ソンヒの「この雨やんだら」の歌の最後にあるように、(昨夜来の)「この雨がやめば、その美しい陽射しが、私にも光を与えるよ」のごとく、晴れ晴れした気分だ。

気を好くして近所の公園をのぞけば、久し振りの晴れ間に、陽を浴びようと家族連れで賑わっていた。公園を外周する散歩道は、木陰に覆われて、その木漏れ日が叩くような錯覚すら覚えた。まさに緑陰に逍遥する。

帰路、寄り道して通りに出て見ると、なんと辺りが濡れていた。知らぬ間に雨が降ったのだ。西から北の空では、雲が外出時のように明るく照らしていたが、東から南の空には、重く鈍色の雲が幾重にも重なり泰西名画のように、まるで芝居じみて浮かんでいた。

で、写真を撮ったけれど、写り具合が口でいうほどでない。素人写真は逃がした魚のよう。(せっかく載せんと思ったのに)

そんなわけで、雲行きに怪しさを感じていたら、夕方に強雨が我が家を叩き始めた。雨具合、梅雨というより夏雨のよう。あっけらかんとしている。