よい天気で蒸し暑い。そんな中、隣り町、隣り駅にある駅ビルのレストランで昼食をとる。その後、のんびり駅前の図書館で時を過ごした。しばらくして外を眺めれば、路面に雨滴が跳ね返る土砂降りだ。ガラス窓越しなので、叩きつける雨音が聞こえてこない。時間を止めて眼をこらすと、図書館前の広場に雨がまるで円錐のガラスの造形のように現れては消える。不思議な光景に釘付けになる。
待つこと一時間ばかり。やがて雨脚は落ち着き、ようやく帰宅することができた。雨不足の空梅雨の話しもあったが、これから数日間雨がつづくという。