朝、ラジオを聴いていたら、きょうは小学校の入学式の日だという。幼稚園や保育園で年長さんだった子どもたちが小学生になるわけだが、小学生では一番下になる。そこにギャップを感じたりするらしい。でも、それはほんの一瞬で些細なことのように感じる・・・大人の考え過ぎだろう。
昼めしを食いに商店街へ行ったところ、入学式を終わったらしい家族連れ(おもに母子連れ)の集団がレストランや食堂を探しているのが目についた。回転寿司店に入ったところ、入口が順番待ちで混雑しているのを見て断念した。
これから、新一年生の通学姿を見ることになる。遠目に、大きくて重いランドセルだけが揺れながら歩いている、そんな可愛らしく目になごむ光景と出会えるのが楽しみだ。
ちなみに中学校の入学式は、明日9日(火曜日)とのこと。中学生になると、女の子の大方はすでに女性らしい大人の感性を持っているが、男の子はだいぶ遅れていて、中学2年の夏を過ぎてやっと男らしくなるようだ。むかし若いころに、中学生の塾の手伝いをした経験からいえることだが。
ミロのヴィーナス
1820年のきょう4月8日に、エーゲ海のミロス島(現ギリシャ領)で農民によって「ミロのヴィーナス」が発見されたそうだ。断片が見つかって、それらを組み合わせて西洋的美がよみがえったわけだが、いつ誰がそれをそれを語った(主導した)のか興味ある。
ミロのヴィーナスは、次のように4月8日と縁があるようだ。
現在、パリのルーブル美術館に展示されているが、「ルーヴルを出て海外へ渡ったことはただ1度、1964年(昭和39年)4月~6月*、日本の東京都(国立西洋美術館)および京都府(京都市美術館)で行われた特別展示のみである。」(Wikipedeia)とのこと。まさに同年、身体を競う「東京オリンピック」の大イベントに合わせて(対置して)、「ミロのヴィーナス展」がアートの大イベントとして開催されたことになる。
(*)国立西洋美術館 会期:1964年4月8日~5月15日 / 京都市美術館 会期: 1964年5月21日~6月25日
日本で「ミロのヴィーナス展」に多くひとびとが熱狂した(東京と京都会場の入場者数は約172万人)ようだが、当時の反響についてあまり記憶がないのは・・・どうして?
ー オリンピックについては、体操部に所属した特典で日本の女子体操チームの練習風景を東京都体育館で見学、また校内の抽選で小雨のなか馬事公苑で乗馬試合を観覧することができた思い出がある。