きょうが過ぎれば、今年も半年が終わったことになる。それは駆け足で鉄道駅ホームに立ったとき、目指す電車の後ろ姿を見つめるあっけなさに通じる。時は待っちゃくれないし、カレンダーは無情に破り取られる。
今年も半分過ぎたことを、このブログではリンゴの実を半分喰ってしまった例えで語ってきた。そんな思いを何度繰り返したことか。半年、半年とつづけば一年。そして一年、一年とつづけば一生。短いようで長い。長いようで短い。
(本ブログ関連:”半年”)
とはいえ、まだまだ終わりではない。そんなとき、スキータ・デイヴィスの美しい「The End of the World」(1962年)が聞こえてくる。作詞はシルビア・ディー、作曲はアーサー・ケントである。
ゆったりと回想するような調べから、感傷的な失恋の想いを描いてしまいがちだが、作詞者シルビア・ディーによれば <彼女の父の死の悲しみをくみ上げてこの詞を書いた> とのこと(Wikipedia)。
(本ブログ関連:”The End of the World”)
(Youtubeに登録のスキータ・デイヴィス - トピックに感謝)