風の強い西日射す冬の午後、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。午後3時過ぎとなれば、人影もまばら。結局、閉園(午後4時30分)間際まで園内を巡った。
キセキレイ
先日(2/12、19)、本園の「かがみ池」のほとりに「カワセミ」がいたので、今回も会えればと覗きに行った。前回と比べて、池の水位がずいぶんさがっていたのにびっくりする。しばらく待ったが、カワセミは現れなかった。
水が引いたかわりに顔を出した泥地を1羽の小鳥がしきりに動き(walking)、エサを探しているように見えた。西陽に輝いて見えたので「ハクセキレイ」と思い、新しいカメラで何枚も撮った。帰宅後、PC画面を拡大して驚いた。それは、「キセキレイ」だった。
スイセン(写真左)
今の観察園の植物は花が乏しく、地下でエネルギーを蓄え春を待っているよう思われる。入口の掲示板に「スイセン」の花の写真が飾られていたが、どうやらピーク(1月)を過ぎたらしい(園の、多分愛護ボランティアと思われる方からうかがった)。昨年12月4日に来たときは早過ぎたわけで・・・スイセンの花の群生を見るチャンスを逃したようだ。
ザゼンソウ(写真右)
正直、「ザゼンソウ」について何も知らない。観察園の湿地に貼り付くように咲く、何やら怪しい花と出会った・・・ネット情報によれば、蔽(おお)いのようなものは「苞(ほう=仏炎苞=苞葉)」で、その中にあるのが花弁の集団という。どう見ても変な花としか思えないのだが。
今回初めて「キセキレイ」と「ザゼンソウ」をこのブログに記すことになる。