「大晦日」のならわし、「年越しそば」を食べた。ところで、いつ頃に食するのが正解なのか気になった。
例年、夜の10時頃、テレビを見ながら熱々の <かけ蕎麦> を啜ったりしたものだが、今年の冬は腹の具合がかんばしくなくて難儀したため、夕方早々に食した。なにより、歳とともに夜食がもたれるようになり、小腹の数も減ってきた。
寒いのが苦手なので、当然、深夜零時に合わせて「初詣」に出かける気にならない。今夕帰宅するとき、まるで背中を押すように <北北西> の寒風が吹きつけた。身が風にふらつくとは・・・。
大晦日の夜、恒例のNHK「紅白歌合戦」を除いてテレビで見るべきものがない・・・なんて思っていたら一つだけあった、「孤独のグルメ 2019大晦日スペシャル」だ。飯屋で、アーだ、ウォーだ、クァーだと感嘆しながら、おじさん(松重豊)がひとり食事するだけの番組なのだが、味の想像力(妄想力)がたまらない。
小腹が豊富だったら、見終わった後、台所へ飛び込んで何か手料理を始めるに違いない。できれば、同じものを見ながら食べられたらどんなに愉快だろう。
ところで、もりもり食べる松重さんの胃腸は大丈夫なのだろうか。心配やら羨ましいやら。