昨日、喉の痛みに診察を受けた。処方薬に鎮咳剤もあって、「眠くなるこがあるので・・・」という注意書きがあった。飲めば、体を休めろとばかりに直ぐに眠くなる。とうとう風邪にノックアウトされたわけで今日、明日、無理せず過ごすことにしよう。
これも神のおぼし召し、ゆっくり休む。治癒や体力の回復に一心で、懐旧する余裕はない。呼応するように、家の前を、「火の用心」の拍子木を打ちながら通り過ぎる音がした。響くのはそんな音ぐらい。
イ・ソンヒの「涙に咲く花(눈물속에 피는 꽃)」は、初アルバムと同年(1985年)にリリースされた第2集所収の曲だ。人気沸騰、デビュー時の彼女が、こんなにも情感を込めて歌うのに驚いたろうし、多彩な彼女の歌唱力に目を見張るばかりだっただろう。この歌が響いてくれるといいのだが。
(本ブログ関連:”涙に咲く花”)
“愛は 別れに、なおいっそう輝くでしょう
一人で寂しさを感じたとき、なおいっそう美しいでしょう”
あなたの目に映った 私の姿は
そんなに悲しい顔で 泣いていたのですか
思わず流れた 私のこの涙は
そんなにもあなたの心を 苦しめましたか
遠い空 見つめながら悲しみを消し去ろうと
気づかうあなたの姿は、むしろ私の心に
石を投げているのですね 涙に咲く花よ
“孤独が訪ねてくれば、こらえてしまうでしょう
こらえ続けて寂しくなれば、それだけで泣いてしまうでしょう”
こんなにつらい別れを 始めなければならないのは
もしかしたらあなたと私の 試練ではないでしょうか
私たちの目に宿る 涙に咲く花よ
(Youtubeに登録の김현진に感謝)