どうもこの世は、ままならぬ。といっても、大げさなことではない。小市民の恥ずかしいできごと。調剤薬局へ行く途中、自転車を転ばせてしまったのだ。久し振りにサドルを上げたのがいけなかった。ある裏路地の斜面で、Uターンしようとしたところ、足先が届かずスッテンころりん。したたか右膝(ひざ)と右肘(ひじ)を強打して擦りむいた。
調剤薬局*で、肘の擦り傷のため<大判>のバンドエイドを求めたが、「アンパンマン」パッケージしかなかった。思いっきり可愛らしいアンパンマンの絵柄付きだ。窮余の策、かまわず貼り付けたが、やはり人目が気になる。おじさんの肘に貼っているものが、まさかバンドエイドに見えないのではないかと・・・。
(* 調剤薬局 : ドラッグストアと違い、市販薬・関連商品の品揃えは十分でない)
帰宅して、膝も見ればけっこうな擦り傷。さっそく、肘と膝の両方を消毒し、以前購入してあった大人用バンドエイドで傷口を押さえる。とりあえずケガ人らしい出で立ちになる。
原因は、自転車のサドルを上げ過ぎたこと。危険だから下げろと、息子に散々注意されていた。それを守って何年振りか、ちょいと上げた途端こんな不様なことに。頭を強打しなくて本当に運が良かった、驚いている。