「天皇誕生日」の朝、昨夜の雨から一転してきらきら輝き、澄んだ青空に真白な雲を浮かべていた。気分爽やか、日比谷公園で開催中の「東京クリスマスマーケット2016」(12/16~25)に出かけることにした。都心の最高気温は19.6℃(何と01:45)、13:00頃でも17.5℃だった。
(本ブログ関連:”東京クリスマス・マーケット”)
昼頃到着したせいもあって、会場は大変な混みよう。ソーセージなど肉料理とワインやビールを中心にしたドイツ料理の売店テントが多数あり、どこも客たちの長蛇の列が続いた。そのほかクリスマスを飾る小間物や飾り物も売られていた・・・。昨年見たのと同じ、高さ14m、6層の「クリスマスピラミッド」の頂で、水平の羽根がゆるり回転していた。
人混みに圧倒されたわけでない。昨日から喉がヒリヒリして、唾を飲み込むのも痛いため、美味しい香りにもかかわらず、絶好の賞味の機会を逸した。本当に惜しいことをした。
ところで、夕方、テレビを見ていたら、NHKで「世界で一番美しい瞬間(とき)クリスマス・スペシャル ▽ 天使が舞い降りるときドイツ」が放送された。ドイツ・ロマンチック街道上にある、南ドイツの(カトリック信者が多数を占める)都市アウクスブルク(Augsburg)のクリスマスマーケットが紹介された。大きなクリスマスツリーの飾りのそばにクリスマスピラミッドが立っていた。クリスマスマーケットの話題の中心は、市庁舎(ラートハウス)の窓に可愛らしい天使たちが現れる「エンゲーレスシュピール(Engelesspiel)」だ。WWⅡから復興したシンボルでもある天使は、街の子どもたちにとって守護天使でもある。エンゲーレスシュピールを通して、天子役の子どもと家族の愛あふれる関係も紹介された。