子どもの頃に見た外国のテレビドラマに、ヘリコプターのパイロット、潜水ダイバー、駅馬車の御者などの職業と密接な人物を主人公にしたドラマがあった。
その中に、アメリカの鉄道機関士が主人公の連続ドラマ「ケーシージョーンズ(Casey Jones -TV series)」があって、番組主題歌のフレーズ「ケーシージョーンズ 楽しいな~・・・」が今も耳に残っている。
機関車は、玩具のアイテムである動き・音・光りを備えた、子ども(男の子であるわけだが)が真っ先に関心を持つ乗り物のひとつだ。まして機関士へのあこがれは、列車を擬人化して見るよりもより直接的だ。主人公のケイシー・ジョーンズが実在していたと、実は今知ったけれど・・・やっぱり、伝説の人物だったんだね。
それに、機関車が登場する、夏の「銀河鉄道の夜」、冬クリスマスの「急行『北極号』」の物語も、子どもの頃に見た夢や幻想を思い起こさせてくれる。わたしが、クリスマスプレゼントにサンタクロースからもらった記憶にあるものも、小さな木製の機関車と客車が数台連結した旅客列車だった。
(Youtubeに登録のDavid Bowenに感謝)