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2010年11月30日火曜日

樹木観察会(紅葉めぐり)

昨日孫と遊んだ 小金井公園の樹木観察会に参加。初めて参加した前回(5/18)のテーマが花巡りなら、今回は紅葉巡りである。(主催: 小金井公園サービスセンター、小金井公園樹木の会)
公園東側の樹木30種類近くを10時から、2時間かけて、小金井公園サービスセンター長で樹木医でもある松井氏が説明された。参加者は30名は越えていただろうか、みな熱心に耳を傾けた。

解説を聞いて興味深い話題を記す。
紅葉のメカニズム: 葉の緑色の色素のクロロフィルは紅葉時期に分解され、葉の付け根にできた離層により栄養分(糖分)が蓄積し、作られた色素(キサントフィルなど)が、葉の地色になって見える。すなわち日陰の葉は紅葉が遅い。
・ケヤキ: 黄、赤、茶色などの紅葉は、木々(遺伝子)によって違う。ただし暑い夏が続くと、くすんだ茶色になる。(ケヤキの切り株があり、断面にケヤキを死に追いやったベッコウタケが滲みのように侵食しているのが分かる。削り取ったベッコウタケはキノコ特有の臭いがをした。)
・ユリノキ: 前回も話題になった木で、寒地ヨーロッパでは、黄から赤に美しく紅葉するとのこと。(ゆりの木広場がある)
・イチョウ: 黄色の落ち葉の葉脈を見て、2又2又に分かれていると説明された。
・モミジ: この木の赤い紅葉が美しい頃には、他の木々の紅葉は終わっている。
・桑の木やお茶の木: この地は江戸時代に農地だったという。その名残りか。
・その他: 種を遠くに撒くために、木々がいろいろな工夫(伸びた枝先ごと落ちたり、葉?に種を付けて滑空したりする)をしているとの説明があった。
以上、聞き取り違いをしていたら容赦願いたい。

次回参加を希望してアンケートを提出したら、葉の葉脈だけを残してラミネート加工した栞(しおり)のプレゼントをいただいた。(わたしのは、ヒイラギの葉脈だ)
参考)葉脈の栞作り:福岡県青少年科学館

2009年10月28日水曜日

紅葉

先日、鉱物採集に向かったとき、清里高原をのぼるにつれて木々の紅葉の変化に驚き、目的地川上村では山肌が一斉に橙色に染まっているのを見てその美しさに感嘆した。

日本の紅葉は北から南へと南進すると同時に、山頂から麓へと広がる。紅葉のイメージといえば、色づいた山々の光景が浮かんでくるわけだ。ところでカナダのような大平地の場合、紅葉はいかにといえば、大地をおおう森林を北から横一列にまるで波が押し寄せくるようにして秋の色に染めるという。

全山橙色の川上村の景色を見て、朱色のアクセントも欲しいという感想があった。他方、京都の紅葉はモミジが朱に染まり、かえって朱が強調され過ぎるという話を聞いたこともある。紅葉の美しさゆえに、みなわがままになる。

2023年11月25日土曜日

野鳥観察(57)

月二回(土曜日)開催の野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。今月初(11/4)のフィールドワークを欠席したので、今回は何としても参加しようと頑張った(きょうの日付に変わった深夜のTV番組を見入ってしまい、睡眠不足がちだが)。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

防寒着を重ねたものの、外の空気は寒い。手袋をするべきだったと気づく・・・家に戻るのも面倒でそのまま進んだ(探鳥会で動くうち暖まって、その必要性を感じなくなった)。

公園に入って紅葉に驚く。先日と違い樹々が赤黄色に彩り、装いをあらたにしていた。この数日間ですっかり変わったようだ。一番乗りした集合場所から見た東の空、雲の奥から照らす太陽が、スタートの勢いを与えてくれた気がした。


探鳥会の最初に登場したのは「ヒヨドリ」だった。彼らは場所をわきまえず、飛翔し鳴く・・・元気で何より。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものの中から、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ:「ヒョ」と呼び捨てられるほどに五月蠅く飛廻る。彼らに何の咎もないのに・・・
・ドバト(カワラバト): 公園に来る途中、そして探鳥のさなか、上空を群れて飛んでいた
・ハクセキレイ: 1羽、小川の向こう岸の土手道に舞い降りる。人通り多く撮れず
・ツグミ: 2羽ほど、遠く樹上にたたずむ(撮るチャンス無く飛び去る)
・カワセミ:(伝聞だけで、見るチャンスすら無い)
・カワラヒワ: 1羽(実際は多数)、遠くの樹上にたたずむ。何とか撮ることができた
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・カルガモ: 小川の葦などに隠れて、その隙間から姿をのぞかせた
・アオサギ: 1羽、人通り多く小川に沿って飛び去る(カメラを構えた瞬間飛び、撮れず)
--------------------------
・イチョウ: すっかり黄色くいろづいている
・トウカエデ: イチョウと並んで、こちらは紅く色づいている・・・その対比がおもしろい
・イイギリ(飯桐): 落葉高木、濃赤色の実(5~10mm)が葡萄房状にぶら下がっている


野鳥

1)カワラヒワ
今まで何度か名前をブログに記したが、写真に残すことができずにいた。今回、望遠一杯に(ブレながら)撮った写真だが、「カワラヒ」の背中(翼)の特徴が、私には見える気がする。


■紅葉の景観

1)イチョウトウカエデ
観察順路の途中、会員の方に指さされて振り帰り見あげると、イチョウの黄色とトウカエデの紅色が、紅葉(黄葉)の季節を彩って見せた。


2)イイギリ(飯桐)の赤い実
苗圃の木立の奥に立つ「イイギリ」の枝に、葡萄の房状に赤い実がぶら下っていた。Wikipediaによれば「果実は生食可で、加工して食べられることもある」とのこと。


3)紅葉風景
会長から紅葉風景について解説いただいた <紅葉は冷え込みにより急に変化する>。
太陽光が雲の合間から射すと、紅葉の景観は突然華やかになる。また、樹下で逆光に見るのも美しい。


2023年11月21日火曜日

紅葉一点

無性に蜜柑が食べたくて、街の八百屋に買い物に行った帰り道、ある苗圃の角地にモミジが一点 <紅葉> していた。暖冬がつづいて、街が紅葉に染まる気配がないだけにめずらしくて、いちど通り過ぎたもののすぐに戻って写真に撮った。
紅葉一点だけだったので「紅葉狩り」を楽しむに十分でなかったが、「紅一点」に洒落て秋の気配を感じることができた。

(本ブログ関連:”紅葉”)


最近、山に入ることがなくなった。だから、街につながる公園で待つしかない。公園の小川に沿った土手道を覆うモミジはまだ緑色。そんなとき、街の中にある苗圃のモミジが一点だけだけ紅葉しているのを見て、花に早咲きがあるのなら、樹木に早紅葉というのがあるだろうかと思ったりした。

昔、高尾山のケーブルカーに乗って、線路わきの真紅なモミジを見たことがある。強烈な色合いに驚いた・・・まるで観光用の色彩といっていいほど。それに比べれば、きょう出合った地元のモミジはかわいいものだ。

ハクセキレイ
その後、家近くにある小さな農園で「ハクセキレイ」が舞い降りるのを見た。尾をしきりに振っている。掘り返された畑地に虫でも見つけたのだろうか。まだまだ暖かい日射しのなかで、ハクセキレイは冬に向けて栄養をためているようだ。
(セキレイって、地上の姿ばかり気にしていたが、Youtubeで飛翔を見ると少しおかしい)

2025年9月20日土曜日

唱歌「もみじ(紅葉)」

紅葉といえば、日本ほど色彩に富んだ光景はないといわれる。島国で、海岸の平地に急峻な山地が迫るため、そして樹種が多いこともあり、モミジ(紅色)、イチョウ(黄色)のほか茶色や緑色が加わって色鮮やかだ。

(本ブログ関連:”紅葉”)

日本庭園に「借景」といわれる遠景の自然を、庭園の一部に組み込む美意識がある。庭園の植樹も巧妙に自然を模しているわけで、借景との連続性を持つ。秋に紅葉が色彩をともすことになる。

以前、カナダのような平らな大地が続く場合、黄葉が波のように並んで押し寄せてくると聞いたことがある。それが変化に乏しいというのだが、見たわけではないので・・・。

ところで、明治末発行の「尋常小学唱歌(二)」に発表された「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、明治44年(1911年))は、私の子ども時代にも、小学校で合唱曲として歌われた。語りかけるように、美しい紅葉が目に浮かぶ。それは、木造の音楽室でガラス窓の白いカーテンが風に揺れていた思い出と重なる。現在でも、小学校で歌われているのだろうか。

調べてみると、音楽教科書のシェア上位の出版社に、教育芸術社、教育出版、音楽之友社がある。そこで、教育芸術社をネット検索したところ、次のように紹介していた。

■ 教育芸術社 小学生の音楽 4
「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、中野義見編曲)
    ー https://textbook.kyogei.co.jp/es/4-46.html
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今から 110 年ぐらい前の教科書のためにつくられた曲です。
当時はせんりつのみでしたが,後に,げんざいのような二部合唱に編曲されたものが親しまれるようになりました。
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■ Youtube(登録: S. ENDO)
「童謡『紅葉(もみじ)』」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Oz5AHnfol5U

2015年11月30日月曜日

イ・ソンヒの「少女の祈り」

総じて暖冬。昼の日向の温もりも、日陰に入ればヒンヤリする。月面であれ、宇宙であれ、太陽光のあたる部分とそうでない部分の温度差は想像以上。地上でも、砂漠の昼夜で随分と差がでる。そう考えると、この寒暖に不平もいえない。

紅葉は温度差が激しいほど美しいという。最盛期は過ぎたが、高尾山の紅葉はまだ見ごろとのこと。行ってみようかと思案するが、寒さと人の混み合いを想像するだけで足が遠のく。詩情がわかないが、近場の紅葉でおさめる。それにしても、紅葉を愛でるにふさわしい(人生の)時期もあるようだ。

イ・ソンヒの初めてのアルバムに収録の「少女の祈り(소녀의 기도)」(1985年)は、思い出が落葉のように重なる乙女の歌だ。次のYoutubeの歌声は、20周年コンサートのものだろうか。高音につやが加わって、なめらかに響く。たぶん、最も美しい紅葉だろう。

(本ブログ関連:”少女の祈り”)


風吹けば散る、寂しい落葉が みな
おぼろな露のよう、揺らぎます
その声耳にして   空しく歩く うつろな心は
*
離れた人 なつかしむ、切ない心だけれど
一人残り 守ればならぬ、 孤独なわたしを泣かすよ

引き留められぬ 未練さに
落葉の季節に わたしを埋めて
春がまた訪れを 祈ります、この夜が明けたら

(*以下繰り返し)

この夜が明けたら

(Youtubeに登録のseony7676に感謝)

2012年11月25日日曜日

紅葉の高尾山

高尾山薬王院の紅葉
むかしの仕事仲間と紅葉の高尾山に行く。
京王線のガラリと空いた各駅停車で向かったため、人の混みように気付いたのは北野駅で乗り換えたときだった。車内の混雑は、そのまま終点の京王高尾山口駅を人々であふれさせた。それはすさまじいもので、登山口どころか、ずっと山頂まで続いたのだ。

想像できるだろうか、標高わずか599mの山とはいえ、まるで祭りの参道をゆるり歩くように山路をたどったのだから。山を登ることよりも、黙々と歩くひとの混み合いに疲れた。途中の高尾山薬王院は、隘路となり路がくねっているため、歩みが止まったりした。ただし、この場所は紅葉を楽しむに一番よい景観もあった。

さて、山頂広場での昼食は・・・期待どころでない。通り路以外、座り込んだ登山者の昼食場所になっていたのだ。登山口で買ったおにぎりを食うところがない・・・何とか売店の影で口にしたが。いわば立錐の余地もないといった観であった。早々に引き上げて下山する頃には、ようやく登山者も減り始めたためか、下山路にゆとりができ、気ぜわしさも減って下ることができた。

ミシュランの3つ星やテレビ局のこの時期の紹介はありがたいけれど、その分ひとびとに苦難を課したようだ。来年、紅葉を愛でに出かけるのは遠慮するだろう。でも、平日なら何とかなるかな・・・。

2024年9月18日水曜日

9月の満月(ハーベスト・ムーン)

今晩(旧暦8/16)のお月様は、まんまる「満月」だ。きのうは「中秋の名月」だったが、満月ではなかった・・・必ずしも一致するわけではないようだが。
ー きょうの満月の瞬間は、昼間の11時36分。夜は雨曇りの空になるという。

(本ブログ関連:”満月”、”中秋の名月”)


最高気温
きょうの最高気温は 36.3℃(12:35)で、9/12(木)の 36.0℃ 以来の「猛暑日」だった。
一方、東京都心の最高気温も、次の通り、35℃ を超える「猛暑日」だった。

■気象協会のニュース
「【速報】東京都心35℃超 最も遅い猛暑日 82年ぶりに記録更新」(日直主任、2024.9.18)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/09/18/30555.html
ー 東京都心の最高気温は、35.1℃(11:55)となり、統計開始(1875年)以来最も遅い猛暑日を記録した
ー 東京都心の最も遅い猛暑日は、1942年9月12日(最高気温は35.3℃)で、82年ぶりに記録を更新した


満月
お月様は真っ暗な「新月」より、一番明るい「満月」がよい。月明りに誘われて誰もが浮き浮きする。狸には、満月の晩に賑やかに騒ぎ立てる「狸ばやし」がある。狼人間の場合、満月の明かりに「狼男」に変身する困ったことがあるが。

アメリカの農事暦で、9月の満月は「収穫月(Harvest Moon)」といい、アメリカ先住民の風習に由来する言葉だそうだ。読んで字のごとく、実りを収穫する豊穣の時期に相応しい呼称だ。

(本ブログ関連:”農事暦”)


Harvest Moon
恋を成就して時を経た二人が、”Harvest Moon” の月明かりを浴びながら、充実した時間を過ごす、大人の雰囲気がする ニール・ヤングの曲がある。「クラシック・ロック・レビュー」は、「恋愛関係や恋愛の長寿を祝福するタイトル曲」と評しているそうだ(e-Wikipedia)。

■ Youtube: Harvest Moon(収穫月)
「Neil Young - Harvest Moon lyrics」(登録:vikoRock10、1992年)
ー https://www.youtube.com/watch?v=iPqv_N2mOGE


9月の和名
ところで、9月の和名の代表は「長月」だ。その他の9月の異称を含めて、ウェザーニュースは次のように解説している。

■ ウェザーニュース
「9月は「長月」、何が“長い月”なの?   たくさんある"9月の異称"とは」(2022/09/01)
https://weathernews.jp/s/topics/202208/240225/#google_vignette
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なぜ「長月」と呼ぶのか?
・「長月は、古くから“夜長月(よながづき)”が略されたものだといわれてきました。旧暦9月ともなれば、ずいぶん日の入りが早くなり、夜が長いと感じるようになります。そこから「夜長月」と呼ぶようになり、縮まって“長月”になったということです。
・ほかに、“稲刈月(いねかりづき)”や“稲熟月(いなあがりづき)”が変化したという説もあります」(山下さん)*

(他の異称:詳細は記事を)

【寝覚月】(ねざめづき)                夜が長く冷え込む、夜中に目覚めてしまう
【小田刈月】(おだかりづき)            旧暦9月は、稲刈りの月
【菊秋】(きくしゅう・きくあき)    菊見月」、「菊咲月」、「菊開月)」、「菊月」
【紅葉月】(もみじづき)                 本格的な紅葉、「薄紅葉」、「斑紅葉(むらもみじ)」
【色取月】(いろどりづき)              木の葉が色づく
【梢の秋】(こずえのあき)              旧暦9月は、晩秋にあたる、「末(すえ)の秋」
【涼秋】(りょうしゅう)                 旧暦9月は、涼しい秋
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(*)山下さん:「二十四節気と七十二候の季節手帖」著者、作家山下景子氏

2017年10月3日火曜日

もみじ(紅葉)

小学校で学んだ合唱曲で一番記憶にあるのは、唱歌「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、1911年:明治44年)だろう。私にとって、琴線にふれるような思いで深い曲だ。

遅くまでみなで合唱曲の「もみじ」を練習したとき、教室の窓にきらきら輝く夕陽が差し込んだのを思い出す。そんな思い出を独り占めしたいのか、一緒の仲間たちの影がすっかり霞んでしまっているのだ。歌の気分に、記憶まで染まってしまったようだ。

(本ブログ関連:”紅葉”)

子どもの目に映った紅葉は、うっすらした赤い光景でしかない。それを確かめたく、大人になって山に登ったり、バスツアーで眺めた紅葉の景観は、大人の目のものでしかない。懐かしさを求めたはずのに、結局、観光気分にしかなれないのだ。

そんなことなら、子どものころに、もっとしっかり自然に親しんでおくべきだったと思うばかり。


(Youtubeに登録の3113663eeeに感謝)

2022年11月28日月曜日

公園の紅葉

先日(11/26)の公園で、野鳥観察(探鳥会)のとき、紅葉の美しさに目を見張った。今まで何度か経験した中で、最も美しく染入るものだった。もしかしたら、自然に対して謙虚になってきた私の歳がそうさせたのかもしれない・・・と思ったりした。

(本ブログ関連:”紅葉”)

探鳥会にカメラを持参せず映像に残せなかったので、あらためて公園を訪れて写真におさめた。人通りはまばら、ひっそりとして日射しも穏やか。小川に沿った散歩道は、彩りあざやかに紅や黄に染められていた。いってみれば、紅葉舞台の花道のようなもの・・・と思ったりした。


2014年10月30日木曜日

紅葉(もみじ)

道で転んで、右膝小僧をすりむいたのが、ちょうど3週間前の夜。今も歩くに少々かばい気味。急なねじりや、しゃがんでハンマーを振り下ろす、山中の鉱物採集に出向くには、ちょっと時間が要りそう。どっぷり秋が深まったというに、身動きできないのは残念。

秋といえば、小学生の頃好きでよく口ずさんだ歌に「秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)」で始まる、「紅葉(もみじ)」(作詞 高野辰之(1876年~1947年)、作曲 岡野貞一(1878年~1941年))がある。紅葉の織り成す華やかさというよりは、夕暮れに薄まる山裾が処どころ陽を受けて、そこだけ彩る静かな情景を想像したりした。当時、子どもの耳に日常入ってくる音楽と比べて、上品さがよかった。


(Youtubeに登録のf3113663eeeに感謝)

2015年9月18日金曜日

もみじ

日本の秋は、木々の葉を色鮮やかに染める。特に、もみじの紅葉の美しさは欧米人を驚かせるようだ・・・、そんな感想を以前テレビで知ったことがある。山の起伏に展開する独特な景観であって、広い大地を波のように色付けていく様とは、およそ違った印象を持つのだろう。

日本建築の粋(美意識)に借景がある。部屋の内から望む、庭園と自然の背景が織り成す景色を、一幅の絵のように楽しむ。昔の室内は照明があるわけでなく、一層明暗と色彩が際立ったことだろう。残念ながら、今の私たちには贅沢過ぎるし、そんな余裕もない。

子どものころ、音楽の時間に歌った「紅葉(もみじ)」(作詞 高野辰之1876年~1947年、作曲 岡野貞一1878年~1941年)は、いつまでも忘れられない。おじさんの心に、歌や景色に、そんなにも素直に感じることができたという証である。ひとなみに無垢な時代があったんだ。

(本ブログ関連:”紅葉”、”もみじ”)

(Youtubeに登録のf3113663eeeに感謝)

2009年11月27日金曜日

高尾山の紅葉

仕事の合い間を見つけた家族と共に高尾山に遊ぶ。ケーブルカーで登り、頂上の時間を満喫して、1号路をくだった。
ケーブルカーに迫る紅葉は惜しむらく高潮を越えていたが、乗客の目を楽しませるには十分といえた。全山ほどよく紅葉に染まっていた。
登山路を歩む多くは、互いに溶け込めるほど歳を重ねている。そんな人々の中を、弾んだ声を響かせて導かれる幼稚園児の一団の様は微笑ましかった。
ケーブルカーの終点駅を出てほど近い頂上では、防寒を準備したいでたちが勝ちすぎて、汗を拭きながらの昼食となる。近況、世間話のはながさく。
いつもは登り道に使う1号路を、今回くだりに利用したところ、思いのほか膝がきつかった。ケーブルカーで登りの労を惜しんだせいだろうか。

★★★★★ 孫が転んでもひるまず座卓をつかんで「立っち」するムービーが届いた ★★★★★

2018年9月12日水曜日

涼しいというより冷える

これまで暑い暑いと大騒ぎしたのが嘘のよう。夕方の冷え込みに驚く。半袖は間違えだったかと見回せば、行き交う大方のひとも同様に半袖姿。みな内心、涼しいとか、冷えると思っていることだろう。

気象庁の観測データによると、今月都心の最低気温が 20℃より下がったのは、昨日からで19.3℃、今日は18.1℃(04:28)と順調に推移している。とはいえ、秋は心がわりする季節。しばらく変動するらしい。

旅行社からパンフレットが届く。人びとを集めてのことゆえ、一足早い催事案内で、もっぱら紅葉鑑賞が中心。まだ辺りはその兆しはないものの、イメージだけ浮かぶ。

(本ブログ関連:”紅葉”)

Youtubeに、長野県茅野市にある「御射鹿池(みしゃかいけ)」の畔が紅葉した映像がある。まるで彩色されたように紅く染まった映像を、「G線上のアリア」の音楽と一緒に楽しむことができる。

同池は、ドイツで絵画修行した東山魁夷の作品「緑響く」のモチーフとなった場所だそうで、緑濃い頃の姿は、他のネット情報(ブログ「Shiho and ...」に感謝)でも紹介されている通り、絵画のような味わいがある。東山魁夷は、「緑響く」の絵の中に白馬が過ぎる様を空想して、「モーツァルトピアノ協奏曲第二楽章の旋律が響いているのを感じた」との記述がある。[長野県信濃美術館 東山魁夷館


(Youtubeに登録のYatsugatake21_4K_Japanに感謝)

2013年9月23日月曜日

秋分の日2013

今日は「秋分の日」。ひんやりした曇天の一日。ご近所の通り道で遊ぶ子どもたちの戯れる声が聞こえなかったら、どうといったこともない祝日に終わったことだろう。元気な声はよい、彼らに元気をいただく。

夕方の薄闇を散歩中、一瞬小雨を感じたが、それ以上変化はなかった。静かな一日に終わりそうだ。

こんなときだから、艶やかに紅葉を重ねるもみじの木漏れ陽を、 燃えるように真っ赤に敷きつめた曼珠沙華(彼岸花)の群生を見てみたい。

それから、しみじみと秋を想わせてくれる文部省唱歌「もみじ」(高野辰之作詞・岡野貞一作曲、1911年)を聴いてみよう。

(本ブログ関連:”秋分の日”、”紅葉”)

2021年11月27日土曜日

野鳥観察(24)

先月末(前々回)の野鳥観察(探鳥会)を、膝の痛みで途中脱落して以来一度休んだものの、きょうは何としても参加したく出かけた。念が通じたのか、起床時に足の動きがスムーズに動いたからだ。

集合場所に生えた雑草は、露に濡れて濃い緑色した葉を、朝陽に輝かせていた。ほぼ5週間振りの参加となり、辺りがすっかり紅葉した景色に変わったのに驚く。多分、朝の光のうっすらした色合いがフィルターのような効果をもたらしたからかもしれない。

そんなわけで、いざ出発して森に入ると、黄葉した樹々の葉を透かして朝陽がさしてくる。早朝だからこそ経験できる、一瞬のパノラマ(むかし風にいうと、総天然色シネマスコープ)を見ることができた。


園内をほぼ一周して出発地点に戻るとき、小川に沿った小道をモミジの紅葉が覆っていた。驚くほど鮮やかさで、以前、遠くから眺めたときの受けとめ方と大きく違う。それは、まるで上空に紅を散らしたようだった。


今回も十分な体調でなく、みなの後を追うといった態で、記録に乏しいものになったが、ベテランの方の話しを聴きながら、見たもの・知ったものも補い次に記す。
・ヒヨドリ: 樹間を飛ぶ姿を見た(鳴き声も聴く)
・メジロ: 随分遠くを2羽が飛ぶ(教えていただいて・・・)
・シジュウカラ: 声はすれども(教えていただいて・・・)
・ツグミ: 太い枝の上で動かずにいるのを、目視・双眼鏡の両方で観察できた
・ハクセキレイ: 本当に人慣れした小鳥で、歩く人の前に舞い降りては遊ぶよう
・カルガモ: 小川の水面に・土手に18羽まで数えられたが(最終的に30羽カウントされた)

結局、膝をかばいながら遅れて付いて行くことになった。次回は、別の場所でも観察を予定されているようだが、膝痛関係者はここに留まることになるだろう。

2025年11月17日月曜日

公園の紅葉

予想外な暖かさに誘われて、昼過ぎ(午後2時ころ)、公園に秋の景色を見に行った。きのうと比べて、最高気温が20℃超えで 4℃ も高い。園内の散歩路を巡るとき、陽射しがまぶしく感じて、木陰に入るとほっとするほどだった。

月日  最高気温(時刻)
----------------------------
11/17 22.8℃(14:17)
11/16 18.7℃(14:20)

公園の中央をえぐるようにして流れる小川の斜面に生えた雑草を、手動型や乗用型などの草刈り機を使って大がかりに除草していた。あちこちで機械音が響く。同時に、雑草を刈ったときの香りが漂い・・・野草たちにとっては残念だろうが、すがすがしい気分になる。

小川越しに見える北側の木立は、陽を浴びて、緑と紅(黄)の葉が混じり合い輝いていた。せっかくの光景だったのに、次の写真は色が散ってしまった。(廻って見ると)木立の下は、ほどよい日陰になっていた。


公園の南側に、街路樹などの樹木を育てる苗圃(びょうほ)がある。その区画を通る小道に、さまざまの木々が育ち空に伸びていて、「モミジ」の紅葉や「イチョウ」の黄葉があざやかに対比していた。


今週、江戸時代からの本格的な庭園で、秋の景色を鑑賞するという。ぜひ参加したいと思っている。

2024年9月2日月曜日

パラリンピックと本当の秋

夜明けのテレビで、パリで開催のパラリンピック種目「ボッチャ」*の試合(女子個人BC1クラス、3位決定戦)を見た。遠藤裕美選手がみごとに銅メダルを獲得した。すでに投げられた球の間をぎりぎりすり抜けて、目標球に近づけたのに驚いた。
(*)革製の小球を、最初に投げた目標球に、互いの小球を近づけて競う競技

以前、テレビでルールの解説を聞いたときと比べて、緊迫した実際の競技に見入ってしまった。投球の駆け引きを予想する楽しみがある。また投球のたび、遠藤選手のお母さんが小球を彼女に手渡す場面が印象的だった。

先月のオリンピックを深夜観戦して寝不足となって、プチ熱中症を経験したこともあり、今回のパラリンピック観戦はその時々の関心に任せようと思う。

さて、きょうは9月の最初の月曜日、小学生にとって2学期の始まり。幸いお天気もよろしい。これから本当の秋を感じることだろう。昔なら、運動会**とか遠足の行事があったが。
(**)運動会は、春開催(5、6月)と秋開催(9、10月)が拮抗しているという、意外だ。

秋は渡り鳥の季節、うっそうと繁った森の葉がいずれ落ち、視界も広がり観察がしやすくなる。
まずは、紅葉を楽しみたい。昔、バスツアーで遠方の紅葉観光に出かけたりしたが、その気力は今はない。きらきらと色鮮やかな景色じゃないけれど、楽しむべき場所が武蔵野の台地に、公園や旧庭園がいくらもある。

そこで気になる台風だが、気象庁の「台風の上陸数」を調べてみると、8月の76件と比べて、9月は68件となっているが、気候変動の影響のあって、今後どうなるかは分からぬが。

■ 気象庁
「台風の上陸数」(6月~10月、1951年~2023年について)
ー https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/landing/landing.html
   ----------------------------------
    6月    7月    8月    9月    10月
     11     36     76     68     18
   ----------------------------------

2022年12月4日日曜日

マユミの実(種子)とスイセンの花

昼ころ、紅葉の公園へ行った。日曜日のせいか、バーベキュー広場もグラウンドも人出であふれていた。私は、昨日(土曜日)恒例の「野鳥観察会」(探鳥会)を欠席したため、自然と接するという辻褄合わせ?で出かけたわけだが。

例によって、公園付属の「自然観察園」を散策した。こちらは意外なほど人の気配がなかった。冬だから花も見当たらない。入口に配置の「12月の自然観察園の花だより」を片手に巡ることにした・・・。

マユミの実(種子)
観察園に配置の「樹木観察クイズ」には、30種の樹木の名前当てクイズが載っている。その一問に、冬の季節に相応しい「マユミ」の木が選ばれている。赤い実(種子)で飾られた枝は園内の通路を覆い、さらに柵を越えて園外にまで広がっていた。園の外側で、きゃしゃな枝々を丁字型の枝受けで支えていたほど。

(本ブログ関連:”マユミ”)

クイズの解答には次のよう記されている。「黄緑色の花。実は熟すと4つに裂け、赤色の種子が顔を出す。紅葉が美しい。よくしなるので昔はこの木で弓を作った。」(緑の愛護ボランティアの会:植物グループ樹木班作成)
また、「葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑」(林将之 監修・写真、ナツメ社)では、「これ(果実・種子)は多くの野鳥の好物であり、秋冬の貴重な食糧だが、果実や種子を食べる機会の少ないメジロやコゲラが好むのが興味深い。」(写真解説:「種子を食べるコゲラ」)といった解説がある。野鳥の食性が知れてうれしい。



スイセンの花
園の西側、ヒガンバナ群生地(現在、緑色した艶やかな線形の葉を密集させている)のさらに奥に、少し狭ばめであるが「スイセン」が群生している場所がある。園の掲示板にスイセンの写真があって、「花だより」にも記されていたので観察順路図を頼って行ってみた。しかし、まだ早かったようだ。スイセンの株はいくつもあるが、しいて探せば一株だけ花びらを咲かせていた(写真:赤の丸印)。

(本ブログ関連:”スイセン”)

スイセンは「水仙」と書き。牧野富太郎の小冊子「植物知識」(講談社学術文庫)によれば、「仙は仙人の仙で、この草を俗を脱している仙人に擬(なぞら)えたものであろうか。」と推論されている。ちょうど私も、来年から仙人の境地で生きたいなどいって、「年賀状おさめ」の挨拶葉書を出したばかり。

2014年11月28日金曜日

養老渓谷、金谷

昨日からの天候に恵まれて、千葉県夷隅郡大多喜町粟又にある「養老渓谷」巡りのバスツアーに参加した。養老渓谷に訪れたのは初めてである。

「養老」という言葉から、滝の水が酒に変わったという孝行伝説に出てくる「養老の瀧」(岐阜県養老郡養老町)との区別をこの機会に整理した。千葉の養老渓谷は、紅葉時期の景観が素晴らしく、渓流にある滝を「粟又(あわまた)の滝(高滝)」という。

粟又の滝は、養老川の上流にあって、川床を緩やかに斜めに削ってできた滝だ。滝の下から、岩肌を落下する水流を眺めるのもよいが、滝の上で滑り落ちる水の勢いを眺めるのもよい。左の写真は、滝上部に脇道があって、そこから渓流の下りを撮ったものだ。

足元は、ドロ状で滑りやすい。川床が泥岩からなっているからだろうか。おかげで、靴はドロだらけになってしまった。年長者には、この岩場での転倒を心配をしてしまう。

紅葉はピークを過ぎただろか・・・とはいえ、葉を染めた木々が、まだ渓谷を彩っていたし、渓流の音と光と相まって景観を楽しめる。

ツアーの楽しみにもう一つある。フェリー港、金谷でカキ、ホタテ、サザエ焼きを時間いっぱい賞味したのだ。いやあ実に美味かった。てきぱきと食べる人あれば、慌てて後追いする人もいる。楽しくて面白い一日だった。

(付記)
バスの振動は心地よい。会社帰りに、バス路線をわざわざ選んだほどだ。今回も乗車中、ほとんど居眠りしていた。