今日もお天道様は冴えなかった。天候と縁のある「狐の嫁入り」をネットで探していたら、日本の童謡に「狐の嫁入り」(歌永岡志津子、作詞泉漾太郎、作曲平岡均之、日本ポリドール管弦楽団、レコード3685-B)がYoutubeに登録されていた。
歌詞画面もあって、天気のよいのに雨降りの中を進む狐の嫁入り行列を、SP時代(年代不詳)の古い歌で味わうことができる。
(本ブログ関連:"狐の嫁入り")
作詞の泉漾太郎(1908年1月5日~1996年10月23日*)は栃木の出身とのこと。野口雨情を師として仰いだという、那須塩原にある旅館和泉屋の当主だった田代太平(筆名泉漾太郎)**のことのようだ。
同じ那須の湯本付近に殺生石になって残った九尾狐の伝説があるが、泉漾太郎は九尾狐の伝説をもとに歴史小説「新版 花妖殺生石 九尾の狐後日譚」を著したようだ。どんな内容なのだろう・・・。
(*) d-score
(**) 和泉屋旅館ギャラリー
(Youtubeに登録のnack500に感謝)