3月下旬、桜が満開になってから急に冷え込んだとき、「寒の入り」と「花冷え」のどちらで説明できるか調べたことを本ブログ(3/27)に記した。気象庁の用語に「花冷え」はなかったが、3~4月に再び寒気がくる「寒の戻り」はあった。
一般的な言葉として「花冷え」は、平年桜が満開する4月に襲う寒気と解釈したが、NHKのニュース中の天気予報でも気象予報士が、今日の冷え込みを「花冷え」といっていた。
結局、桜の開花時期であればカレンダーと関係なしに、「花冷え」の言葉は問題なく使えるのだろう。
ところで、今日の景色は寒風にさらされ、どんよりした空から漏れてくる光に錆びついていた。まるで薄赤茶色のフィルターを装着したカメラのファインダーから覗いているように見えた。おかげで、桜の花の薄桃色がいつもより増したようだ。イメージに合致しているといった方がよいかもしれない。風に舞う花弁も美しいが、路端に吹き集められた花びらが毅然として色合いを誇っているようにも見えた。
先日、朝のラジオニュース番組で、著名な気象予報士が面白いことを語っていた・・・その内容については更に確認しますといっていたが、結果を知りたい。
・桜の花が白く見えるのは、紫外線のせい?
・年寄りの目は経年、紫外線にやられているので、桜が白く見える?
天気により、桜の色合いが違うことについて、今日の空模様から何となく納得できるが、年寄りの目については・・・どうなのだろう。
実は、青い目の場合、補色が強調されて、風景が赤っぽく見えるのではと・・・素人考えしているが、どんなものだろうか。