山歩きにとって「日本百名山」踏破は夢だろう。私にしてみれば、根っからきついことに触手がおよばない。登山であれトレッキングであれ、関心はあっても登山靴の紐を結ぶ(ブートする)ことはできなかった。
そんなぐうたら気分でも、登山気分や山の風景を味合わせてくれる番組が、深夜に再放送を重ねている。NHKの「にっぽん百名山」(関連の番組)だ。その番外ともいえる、山を異界に見立てて不思議な体験を伝える番組があった。「異界百名山~体験者が語る不思議な話~」(初2018年8月15日、再2018年9月9日、再2019年8月15日)は、山中やその周辺で体験したいくつかの奇妙なエピソード紹介と同時に、(人選に多少疑問があるが)四人の人物による体験(経験)を踏まえたスタジオトークが展開された。
NHKのサイトにある同番組「異界百名山」の紹介に、スタッフから「異界百名山との出会い」のタイトルで番組成立の背景(動機)について次のように語られている。(抜粋)
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・・・今回の番組のディレクターが「面白い本があるんですよ!」と嬉々として見せてくれたのが「山怪〜山人が語る不思議な話」という「山と渓谷社」から出版されている本でした。著者の田中康弘さんはマタギの暮らしなどを撮影している写真家で、日本各地の山で聞いた不思議な体験を地道な取材によってまとめたルポルタージュでした。まさに自分がこれまで山で聞いて来たような不思議な話が、鬼気迫るリアリティと共に、かなりのボリュームでまとめられていたのです。この本で紹介されている不思議体験者の中には、昔からの知り合いもいて、本で紹介された話をベースに映像化したら相当面白いドキュメンタリー番組が出来るのではないかとディレクターとうなずき合ったのでした。
さっそく、著者の田中さんや出版社の方に連絡し映像化について相談したところ快諾を頂き、本には登場しない新たな取材先も加えつつ番組制作が始まりました。どうせなら、体験者の人物像や山での暮らしぶりなども深掘りしつつ、不思議体験を安易な再現映像にはせずに、山の風景のイメージ描写とインタビューのみで表現しようと考えました。撮影には情景描写に優れる一眼レフカメラを多用。結果、山の“異界感”の表現に成功したと思います。
日本の山は、太古の昔から、この世とあの世をつなぐ異界の入口だったというテーマのもと、日本人の死生観や自然との付き合い方、また、神話や物語の生まれる原点などについてスタジオトークも盛り上がりました。私たち日本人は、山にひかれ、山を仰ぎ見て、ご来光に手を合わせます。現代人が無意識のうちに求めている「異界の物語」の魅力とは何なのか?
都会でなくしてしまった「山」の中でしか得られない「何か」に気づく番組となりました。
※取材協力 田中康弘 「山怪」より
(クリエイティブネクサス プロデューサー 佐藤知樹)
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なるほど、元ネタは、ブログでも関心を持った本「山怪」(田中康弘著、山と渓谷社)だった。「山怪」シリーズが(秘かな)ブームになっていることを先日(8/11)の祝日「山の日」に記した。今回の上記番組について率直な感想をいえば、活字と映像ではイマジネーションの入り込む余地に違いがありそう。まして「神話や物語の生まれる原点」について語り合うのなら、人選にも注意を払っていただきたかった。
(本ブログ関連:”山怪”)
2019年8月15日木曜日
2019年8月14日水曜日
Mr. サマータイム
夏の定番の曲といえば、コーラスグループ「サーカス」の「Mr. サマータイム」(1978年)だろう。軽やかで洋風な心地よい響きは、湿気の多い日本の夏と違った洒落た空気を感じさせたものだ。この曲がフランスの(シンガーソングライター)ミシェル・フュガンの「Une Belle Histoire(美しい物語)」(ミシェル・フュガン作曲、ピエール・ドラノエ作詞、1972年)のカバー曲だったとは、その当時まったく知らなかった。
(本ブログ関連:”Mr.サマータイム”)
サーカスの「Mr. サマータイム」は、ふとした気の迷いを女性の側で歌うのに対して、ミシェル・フュガンの「美しい物語」は、次のYoutubeによれば、男女の一日の出会いと別れを歌う(訳詞者に感謝)。
(Youtubeに登録のKei's Echoに感謝)
(本ブログ関連:”Mr.サマータイム”)
サーカスの「Mr. サマータイム」は、ふとした気の迷いを女性の側で歌うのに対して、ミシェル・フュガンの「美しい物語」は、次のYoutubeによれば、男女の一日の出会いと別れを歌う(訳詞者に感謝)。
(Youtubeに登録のKei's Echoに感謝)
2019年8月13日火曜日
チョコバナナ
最近、アイスクリームは、帰り道の途中にあるコンビニでときどき買うくらい。スーパーに行っても、アイスクリーム・コーナーに立ち寄ることはなくなっていた。そんな今日、スーパーのアイスクリームのケースに箱入りの「チョコバナナ」アイスを見つけた。
黄色のパッケージに、「Dole」のマークの下にチョコレートでコーティングされた<棒アイス>が6本描かれている。てっきりDole社製のものと思って購入。帰宅してパッケージの説明書きを見たところ、ロッテ社の商品だった。Doleとの関係はどこにも触れていない。
アイスの「種類別」を見ると、「ラクトアイス バナナ果汁・果肉 10%」と記されている。棒アイスにチョコレートコーディングしているものの、屋台のそれのような曲がり具合がなく棒状である。味は、チョコのコーティングが薄い割りに濃い、少し細めのアイス(薄黄色)もバナナ風味がしっかりしている。ただし、一本当りの分量が少なめで・・・子ども向けといった方がよいかもしれない。
というわけで、久し振りに人工風味のバナナ味(菓子・飲料)を楽しんだ。バナナ信仰ともいうべき、バナナ味の巡礼はまだまだ続くよ。
(本ブログ関連:"バナナ"、”バナナ2”)
黄色のパッケージに、「Dole」のマークの下にチョコレートでコーティングされた<棒アイス>が6本描かれている。てっきりDole社製のものと思って購入。帰宅してパッケージの説明書きを見たところ、ロッテ社の商品だった。Doleとの関係はどこにも触れていない。
アイスの「種類別」を見ると、「ラクトアイス バナナ果汁・果肉 10%」と記されている。棒アイスにチョコレートコーディングしているものの、屋台のそれのような曲がり具合がなく棒状である。味は、チョコのコーティングが薄い割りに濃い、少し細めのアイス(薄黄色)もバナナ風味がしっかりしている。ただし、一本当りの分量が少なめで・・・子ども向けといった方がよいかもしれない。
というわけで、久し振りに人工風味のバナナ味(菓子・飲料)を楽しんだ。バナナ信仰ともいうべき、バナナ味の巡礼はまだまだ続くよ。
(本ブログ関連:"バナナ"、”バナナ2”)
2019年8月12日月曜日
昼夜の気温差
普段使わない二階部屋に熱気が夕方までこもることが少なくなった。それも、ここ一週間ほどの変化の気がする。季節を感じるのは、意外と身近な処からかもしれない。
秋の気配を、鋭い観察眼をもって、風がかすめる具合や木の葉の揺れ具合といった振る舞いから気付くのが、少々高尚のような気がしないでもない。でも、日常生活の中でとっくに気付いていることがある。水道水に温みを感じなくなったとか、冷蔵庫の麦茶の消費量が減ってきたとか。
詩情というのは、個人的な生活感よりも、自然のなかで気付く日の陰りなどといった共通体験で語る方がよいのかもしれない。
でも、実感は日常の中にありそうだ。
秋の気配を、鋭い観察眼をもって、風がかすめる具合や木の葉の揺れ具合といった振る舞いから気付くのが、少々高尚のような気がしないでもない。でも、日常生活の中でとっくに気付いていることがある。水道水に温みを感じなくなったとか、冷蔵庫の麦茶の消費量が減ってきたとか。
詩情というのは、個人的な生活感よりも、自然のなかで気付く日の陰りなどといった共通体験で語る方がよいのかもしれない。
でも、実感は日常の中にありそうだ。
2019年8月11日日曜日
山の日 2019
きょうは、2016年以来施行されている祝日「山の日」だ。山にちなんだイベントもあるようだが、趣味の鉱物採集から遠ざかって以来、山に近寄ることもなくなった。いくつかの公園の中に、山の名を冠した標高50m~70m台の山がある。山というには余りにも低山。いつの間にか通り過ぎている。
(本ブログ関連:山の日”2016”、”2017”、”2018”)
「山の日」にちなんで、山にかかわる歌を思い浮かべた。その出しに「山には山の うれいあり」から始まる「あざみの歌」(作詞横井弘、作曲八洲秀章、1949年)がある。何と、昨年の今日もそれをブログに記していた。それじゃあ「山男の歌」ってか・・・、よほど山への想像力が足りないようだ。もともと、近場の高尾山が限界だったせいもある。
山といえば、おじさん好みの、山の怪異集「山怪」(山と渓谷社)シリーズがある。聞けばなんと累計17万部を突破したという。書店を巡ると書棚に真っ黒なカバーをした「山怪」シリーズが並んでいる・・・書店の規模に関わらず目にすることができる。どうやら秘かなブームのようだ。
(本ブログ関連:”山怪”)
「山怪」の発行元「山と渓谷社」のニュースリリース「累計17万部突破のベストセラー『山怪』第三弾! 現代版遠野物語『山怪 参 山人が語る不思議な話』刊行」*(2018/09/10)は次のように紹介している。(抜粋)
(*) https://www.yamakei.co.jp/news/release/20180910_02.html
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インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手掛ける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、9月10日に『山怪 参 山人が語る不思議な話』を刊行しました。
2015年6月に刊行されてベストセラーとなった『山怪 山人が語る不思議な話』、2016年1月に刊行された続編『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(共に田中康弘・著)に続く第3弾に当たります。
本書は、長年、マタギや狩猟など山に入り取材を続けてきた著者が、山に暮らす人や働く人をはじめ、多くの山人の元を訪ね、山の不可思議な体験談を取材しまとめた一冊です。本シリーズは「現代版遠野物語」として、新聞・雑誌等数多くのメディアで絶賛され、今作も同様に、すべて改めて取材した「現在形のフィールドワーク」であり、その集大成。シリーズ初となる北海道の取材を決行しています。
また、前作『山怪』『山怪 弐』は、2018年8月15日放送のNHK BSプレミアム「異界百名山」の原案にもなりました。
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真っ黒な装丁をした本といえば、埴谷雄高の全集なんて思い出す・・・。
(本ブログ関連:山の日”2016”、”2017”、”2018”)
「山の日」にちなんで、山にかかわる歌を思い浮かべた。その出しに「山には山の うれいあり」から始まる「あざみの歌」(作詞横井弘、作曲八洲秀章、1949年)がある。何と、昨年の今日もそれをブログに記していた。それじゃあ「山男の歌」ってか・・・、よほど山への想像力が足りないようだ。もともと、近場の高尾山が限界だったせいもある。
山といえば、おじさん好みの、山の怪異集「山怪」(山と渓谷社)シリーズがある。聞けばなんと累計17万部を突破したという。書店を巡ると書棚に真っ黒なカバーをした「山怪」シリーズが並んでいる・・・書店の規模に関わらず目にすることができる。どうやら秘かなブームのようだ。
(本ブログ関連:”山怪”)
「山怪」の発行元「山と渓谷社」のニュースリリース「累計17万部突破のベストセラー『山怪』第三弾! 現代版遠野物語『山怪 参 山人が語る不思議な話』刊行」*(2018/09/10)は次のように紹介している。(抜粋)
(*) https://www.yamakei.co.jp/news/release/20180910_02.html
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インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手掛ける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、9月10日に『山怪 参 山人が語る不思議な話』を刊行しました。
2015年6月に刊行されてベストセラーとなった『山怪 山人が語る不思議な話』、2016年1月に刊行された続編『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(共に田中康弘・著)に続く第3弾に当たります。
本書は、長年、マタギや狩猟など山に入り取材を続けてきた著者が、山に暮らす人や働く人をはじめ、多くの山人の元を訪ね、山の不可思議な体験談を取材しまとめた一冊です。本シリーズは「現代版遠野物語」として、新聞・雑誌等数多くのメディアで絶賛され、今作も同様に、すべて改めて取材した「現在形のフィールドワーク」であり、その集大成。シリーズ初となる北海道の取材を決行しています。
また、前作『山怪』『山怪 弐』は、2018年8月15日放送のNHK BSプレミアム「異界百名山」の原案にもなりました。
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真っ黒な装丁をした本といえば、埴谷雄高の全集なんて思い出す・・・。
2019年8月10日土曜日
ツクツクボウシの鳴き声が聞こえた
8月10日の今日も暑かった。東京都心の最高気温は、「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)の34.4℃(13:11)で、「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)までに至らなかった。とはいえ今月に入って、東京都心の最高気温を見ると、すべて35℃以上で、「真夏日」は4日間、「猛暑日」は6日間だった。昨日までの4日間は「猛暑日」が連続した。
8月 最高気温
01日 35.0℃
02日 35.1℃
03日 33.7℃
04日 34.3℃
05日 34.9℃
06日 35.0℃
07日 35.6℃
08日 35.5℃
09日 35.6℃
10日 34.4℃
このところ、最高気温の時間帯と比べて、午後3時以降に日が傾き始めると、暑苦しさを逃れ、落ち着きを感じるようになった。微風から秋が遠くないことを知る。
昨日、街路樹の下で、色々なセミの鳴き声に混じって「ツクツクボウシ」の声を聞いた。本来、夏休みの終りごろ、宿題作業に駆け込む時期に聞こえてくるはずのもの。こんなに早く鳴き声がすることについて、ネットの情報では、梅雨の期間が長かったせいとか、夏が早仕舞いするのではといった見解がある・・・果たしてどうなのだろう。
(本ブログ関連:”ツクツクボウシ”)
ところで、テレビのニュース番組で、台風情報が盛んに流されるが、一説に番組制作の都合ではないかという。天気予報コーナーの制作費がかなりリーズナブルだからというのだ。テレビ苦難な時代だからこそか。
8月 最高気温
01日 35.0℃
02日 35.1℃
03日 33.7℃
04日 34.3℃
05日 34.9℃
06日 35.0℃
07日 35.6℃
08日 35.5℃
09日 35.6℃
10日 34.4℃
このところ、最高気温の時間帯と比べて、午後3時以降に日が傾き始めると、暑苦しさを逃れ、落ち着きを感じるようになった。微風から秋が遠くないことを知る。
昨日、街路樹の下で、色々なセミの鳴き声に混じって「ツクツクボウシ」の声を聞いた。本来、夏休みの終りごろ、宿題作業に駆け込む時期に聞こえてくるはずのもの。こんなに早く鳴き声がすることについて、ネットの情報では、梅雨の期間が長かったせいとか、夏が早仕舞いするのではといった見解がある・・・果たしてどうなのだろう。
(本ブログ関連:”ツクツクボウシ”)
ところで、テレビのニュース番組で、台風情報が盛んに流されるが、一説に番組制作の都合ではないかという。天気予報コーナーの制作費がかなりリーズナブルだからというのだ。テレビ苦難な時代だからこそか。
2019年8月9日金曜日
晩鐘
先日(8/5)、公開講座(「ロシア・スラヴの言語と文化入門」)を聴講した際、アンケート用紙が配られ、今後の要望などあれば記入するようにとあった。門外漢の素人が気ままに、勝手なことを記入した。ロシアンPOPとかエセーニンの詩を元にした歌があれば紹介して欲しいと。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
そのとき、名前を失念して記入できなかったロシアンPOPの女性歌手がいる。神田にあった今はないソ連(ロシア)専門のレコード店で、店内に流れていた「マリーナ・カプーロ(Марина Капуро)」の澄みきった歌声を聞いて、あまりの美しさに直ぐにCD(1997年版)を求めた。
(本ブログ関連:”マリーナ・カプーロ”)
Youtubeを検索すると、彼女が歌う(ロシアで人気の・・・という)「晩鐘(Вечерний звон)」(作詞:イワン・コズロフ、作曲:アレクサンドル・アリャービエフ、1827年)があったので、次にエンベッドする。
(Youtubeに登録のMarina Kapuroに感謝)
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
そのとき、名前を失念して記入できなかったロシアンPOPの女性歌手がいる。神田にあった今はないソ連(ロシア)専門のレコード店で、店内に流れていた「マリーナ・カプーロ(Марина Капуро)」の澄みきった歌声を聞いて、あまりの美しさに直ぐにCD(1997年版)を求めた。
(本ブログ関連:”マリーナ・カプーロ”)
Youtubeを検索すると、彼女が歌う(ロシアで人気の・・・という)「晩鐘(Вечерний звон)」(作詞:イワン・コズロフ、作曲:アレクサンドル・アリャービエフ、1827年)があったので、次にエンベッドする。
(Youtubeに登録のMarina Kapuroに感謝)
2019年8月8日木曜日
立秋 2019
今日は二十四節気の「立秋」。名の通りまさに秋が立つころ。立秋の前が「大暑」だったことを思い返すと、季節の大きな変わり目に気付く。あれほど暑さを気遣ったのに、今から秋の心構えが必要のようだ。今朝の寝起きに感じたのは、昨日までの汗ばんだ気だるさではなかったことだ。
(本ブログ関連:”立秋”、”大暑”)
秋の気配を、まずは風の変化で知ることになる。和歌の理解というより、季節の変わり目に一般に語られる例えに、平安時代の歌人「藤原敏行」の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(「古今和歌集」秋歌上169)がある。立秋の日に詠んだ歌だそうだが、もしかして、この風に、台風の予兆まで思い巡ったのだろうか。
これから本格的な台風シーズンを迎える。気象庁の統計資料「台風の平年値」の「地方ごとの台風接近数の平年値」によると、<関東地方・甲信地方>の場合、来月(9月)をピークにつぎつぎ押し寄せてくるようだ。
0.2/6月 ⇒ 0.4/7月 ⇒ 0.9/8月 ⇒ 1.1/9月 ⇒ 0.6/10月 (その他の月は 0)
ちなみに、藤原敏行が詠んだであろう<近畿地方>の場合、8月、9月にピーク差はない。もちろん温暖化といわれる現代と平安時代の気象状況に差はあるだろうけれど。
0.3/6月 ⇒ 0.5/7月 ⇒ 1.0/8月 ⇒ 1.0/9月 ⇒ 0.5/10月
今晩の月は月齢7、上弦の月。夜空に浮かぶ姿を見れば、玄の張り加減が弛めに感じたが。
(本ブログ関連:”立秋”、”大暑”)
秋の気配を、まずは風の変化で知ることになる。和歌の理解というより、季節の変わり目に一般に語られる例えに、平安時代の歌人「藤原敏行」の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(「古今和歌集」秋歌上169)がある。立秋の日に詠んだ歌だそうだが、もしかして、この風に、台風の予兆まで思い巡ったのだろうか。
これから本格的な台風シーズンを迎える。気象庁の統計資料「台風の平年値」の「地方ごとの台風接近数の平年値」によると、<関東地方・甲信地方>の場合、来月(9月)をピークにつぎつぎ押し寄せてくるようだ。
0.2/6月 ⇒ 0.4/7月 ⇒ 0.9/8月 ⇒ 1.1/9月 ⇒ 0.6/10月 (その他の月は 0)
ちなみに、藤原敏行が詠んだであろう<近畿地方>の場合、8月、9月にピーク差はない。もちろん温暖化といわれる現代と平安時代の気象状況に差はあるだろうけれど。
0.3/6月 ⇒ 0.5/7月 ⇒ 1.0/8月 ⇒ 1.0/9月 ⇒ 0.5/10月
今晩の月は月齢7、上弦の月。夜空に浮かぶ姿を見れば、玄の張り加減が弛めに感じたが。
2019年8月7日水曜日
旧暦 七夕
今日は旧暦の7月7日。東京では、新暦の7月7日に「七夕」の風習があるが、地域によって月遅れのこの日に行うこともあるようだ。その理由について、マイナビニュースの記事「七夕祭りに月遅れが多い理由とは?」*(8/7)は、次のように紹介している。(抜粋)
(*)記事: https://news.mynavi.jp/article/20190807-ogiboy2/
-------------------------------------------------
七夕は7月7日に織姫と彦星が一年に一度だけ天の川で会う日で、それをお祝いするイベントが七夕祭りです。七夕祭りも7月7日開催が当然かと思いきや、地域によって一ヶ月後に開催されることも多くあります。
これは旧暦と新暦(明治時代に導入された現在の暦)とが関係しているからです。織姫と彦星が合う七夕の話は7月7日で間違いないのですが、この7月7日は旧暦で、現在の暦では8月20日ごろになります。さらに、七夕は夏に行われるお祭りという「夏」のイメージがあったので、季節感と7日という日付を調整して8月7日に開催する地域もあるといわれています。
日本(東北)三大祭りに数えられる「仙台七夕」祭りも 8月7日をメインに開催しており、今年は6(火)・7(水)・8(木)になります。・・・
-------------------------------------------------
(本ブログ関連:”七夕”)
(Youtubeに登録のハグクモーションに感謝)
(*)記事: https://news.mynavi.jp/article/20190807-ogiboy2/
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七夕は7月7日に織姫と彦星が一年に一度だけ天の川で会う日で、それをお祝いするイベントが七夕祭りです。七夕祭りも7月7日開催が当然かと思いきや、地域によって一ヶ月後に開催されることも多くあります。
これは旧暦と新暦(明治時代に導入された現在の暦)とが関係しているからです。織姫と彦星が合う七夕の話は7月7日で間違いないのですが、この7月7日は旧暦で、現在の暦では8月20日ごろになります。さらに、七夕は夏に行われるお祭りという「夏」のイメージがあったので、季節感と7日という日付を調整して8月7日に開催する地域もあるといわれています。
日本(東北)三大祭りに数えられる「仙台七夕」祭りも 8月7日をメインに開催しており、今年は6(火)・7(水)・8(木)になります。・・・
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(本ブログ関連:”七夕”)
(Youtubeに登録のハグクモーションに感謝)
2019年8月6日火曜日
ロードクロサイト
今日のテレビ東京の番組「なんでも鑑定団」を途中から視聴したところ、いきなり、赤い透明で四角面の立体をした結晶群が映った。それは美しい結晶で宝石にもなりそう。画面に「ロードクロサイト(rhodochrosite、菱マンガン鉱)」の名が表示された。
ところで、持ち込まれた物品は、ピンクの乳白色したものが粒(房)状に群集した鉱物で、いかにもマンガン系の鉱物にありがちな色合をしていた。
ところで、持ち込まれた物品は、ピンクの乳白色したものが粒(房)状に群集した鉱物で、いかにもマンガン系の鉱物にありがちな色合をしていた。
(なんでも、祖父の家にあったものを貰い受けたらしいのだが、周りに不人気で放置していたようだ。)*
(*) https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20190806/02.html
事例紹介された赤色透明の結晶は、<半貴石として宝飾や収集> 対象になるだろうけど、番組で鑑定されたものはもう少し地味なものだった。
マンガン系の鉱物は、一般に酸化すると黒くなるので、保管がむつかしいといわれる。採集地のズリ跡などにある「バラ輝石(rhodonite)」は、周りに黒い粉がある石塊で、ハンマーで叩くと石英並みに固いものの、割れた断面はピンク色している。
鑑定品も菱マンガン鉱だったが、随分長く家の中に置かれていたそうだが色褪(黒色化)していない。酸化に強いのだろうか。
- 一般に、菱マンガン鉱の方が、バラ輝石よりも酸化しやすいというのに?
(*) https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20190806/02.html
事例紹介された赤色透明の結晶は、<半貴石として宝飾や収集> 対象になるだろうけど、番組で鑑定されたものはもう少し地味なものだった。
マンガン系の鉱物は、一般に酸化すると黒くなるので、保管がむつかしいといわれる。採集地のズリ跡などにある「バラ輝石(rhodonite)」は、周りに黒い粉がある石塊で、ハンマーで叩くと石英並みに固いものの、割れた断面はピンク色している。
鑑定品も菱マンガン鉱だったが、随分長く家の中に置かれていたそうだが色褪(黒色化)していない。酸化に強いのだろうか。
- 一般に、菱マンガン鉱の方が、バラ輝石よりも酸化しやすいというのに?
2019年8月5日月曜日
ロシア・スラヴの言語と文化入門 2019- 1
今日から始まった <TUFS(東京外国語大学)オープンアカデミー>の夏期間公開講座「ロシア・スラヴの言語と文化入門」(全3回)の初回は、中澤英彦 東京外国語大学名誉教授による「小さなグミの木(Тонкая рябина)ー グミは川を越えられるか」で、興味深く聴講させていただいた。
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
実は、夏期間公開講座に予定されていた別講座を申し込んだものの、事務局から成立できなくなったとの連絡があり、関心と近い関係のあるクラスに急遽振り替えていただいた。当然ながらキリル文字を苦労してたどっても、文法も単語も知らず出かけたのだから、我ながら相当な心臓だ。
今回のタイトルにある小さなグミの木をもとに、ロシアの独学の詩人「スーリコフ・イワン・ザハーロヴィチ(Суриков, Иван Захарович)」(1841年~1880年) の詩について解説された。付いていくのが精一杯だったが、話題は多岐にわたり、素人でも楽しく拝聴することができた。
「小さなグミの木」の詩は、日本でも1960年代の歌声運動で盛んに歌われたという*。しかしながら、もともとの詩は、スーリコフが23歳ころの1864年に詩作されたもの。この詩を元にした歌が、彼の死後の1920年ころから歌われだしたという。
(*)日本語歌詞: http://www.utagoekissa.com/gumi.html
露語歌詞: Что шумишь, качаясь (どうして揺れながら立っているの)
(Youtubeに登録のaaasssdd100に感謝)
川をまたいで立つ2つの木、薄幸な乙女を指すナナカマド(≒グミ)の木と、たくましい若者を指すオーク(≒樫)の木はついに合間見えることはない。このことから、旧帝制ロシアの過酷な労働下の女子工員と男子工員の関係とか、あるいはWWⅡ後の戦争未亡人の想いとか、いろいろな解釈があると紹介された。
ところで、スーリコフがロシア革命前の農民を愛した「農民派」の詩人なら、一方、ロシア革命をまたいで激しく生きた「無頼派」の詩人セルゲイ・エセーニン(Есенин、1895年~1925年)についても気になる・・・。
(本ブログ関連:”エセーニン”)
(本ブログ関連:”ロシア・スラヴの言語と文化入門”)
実は、夏期間公開講座に予定されていた別講座を申し込んだものの、事務局から成立できなくなったとの連絡があり、関心と近い関係のあるクラスに急遽振り替えていただいた。当然ながらキリル文字を苦労してたどっても、文法も単語も知らず出かけたのだから、我ながら相当な心臓だ。
今回のタイトルにある小さなグミの木をもとに、ロシアの独学の詩人「スーリコフ・イワン・ザハーロヴィチ(Суриков, Иван Захарович)」(1841年~1880年) の詩について解説された。付いていくのが精一杯だったが、話題は多岐にわたり、素人でも楽しく拝聴することができた。
「小さなグミの木」の詩は、日本でも1960年代の歌声運動で盛んに歌われたという*。しかしながら、もともとの詩は、スーリコフが23歳ころの1864年に詩作されたもの。この詩を元にした歌が、彼の死後の1920年ころから歌われだしたという。
(*)日本語歌詞: http://www.utagoekissa.com/gumi.html
露語歌詞: Что шумишь, качаясь (どうして揺れながら立っているの)
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川をまたいで立つ2つの木、薄幸な乙女を指すナナカマド(≒グミ)の木と、たくましい若者を指すオーク(≒樫)の木はついに合間見えることはない。このことから、旧帝制ロシアの過酷な労働下の女子工員と男子工員の関係とか、あるいはWWⅡ後の戦争未亡人の想いとか、いろいろな解釈があると紹介された。
ところで、スーリコフがロシア革命前の農民を愛した「農民派」の詩人なら、一方、ロシア革命をまたいで激しく生きた「無頼派」の詩人セルゲイ・エセーニン(Есенин、1895年~1925年)についても気になる・・・。
(本ブログ関連:”エセーニン”)
2019年8月4日日曜日
タレント年表
先日のテレビ番組で、タレント年表が語られた。芸能界で活躍した若い女性ポップ歌手を指していた。その(年表の)一番にあげられたのが、沖縄復帰の前年にあたる1971年に「17才」でデビューした南沙織(みなみ さおり、1954年7月2日生まれ)だ。キラキラと輝いた目鼻立ちが印象的な少女だった。
むかしのタレント(歌手)はみなひとりで歌っていた。それも、演歌とは違う大衆歌謡を。一体いつ頃から、タレントという言葉が使われるようになったのだろう。若手演歌歌手を今ではタレント扱いするのだろうか。よく分からないのが現実だ。
ところで、南沙織が写真家の篠山紀信と結婚して生まれた息子の篠山輝信が、テレビで活躍しているのを見ると、よい意味で南沙織の姿が浮かんでくる。合わせて思い出すのが、渡辺徹と榊原郁恵の息子の渡辺裕太もそうだ。遠目でしかないけれど、二人の若者たちの頑張りを、それぞれ家族を通して見てしまう。
今もタレントがつぎつぎ登場しているが、おじさんには最早ついて行くことができない。深夜のテレビに、若いタレントだけで構成される番組があるが、誰が誰やら見当つかない。まるで、見知らぬタレントばかりなのだ。若者を熱気させるのは、若者だけでしかないということだろう。
むかしのタレント(歌手)はみなひとりで歌っていた。それも、演歌とは違う大衆歌謡を。一体いつ頃から、タレントという言葉が使われるようになったのだろう。若手演歌歌手を今ではタレント扱いするのだろうか。よく分からないのが現実だ。
ところで、南沙織が写真家の篠山紀信と結婚して生まれた息子の篠山輝信が、テレビで活躍しているのを見ると、よい意味で南沙織の姿が浮かんでくる。合わせて思い出すのが、渡辺徹と榊原郁恵の息子の渡辺裕太もそうだ。遠目でしかないけれど、二人の若者たちの頑張りを、それぞれ家族を通して見てしまう。
今もタレントがつぎつぎ登場しているが、おじさんには最早ついて行くことができない。深夜のテレビに、若いタレントだけで構成される番組があるが、誰が誰やら見当つかない。まるで、見知らぬタレントばかりなのだ。若者を熱気させるのは、若者だけでしかないということだろう。
2019年8月3日土曜日
鰻の蒲焼
先週の「土用の丑の日」(7/27)に果たせなかった鰻の蒲焼を食しに近隣の街へ出かけた。昔から(江戸以来?)の夏バテ防止の習慣。これで猛暑の夏場を乗り越えられるだろう。
今日の東京都心の最高気温は、33.7℃(13:50)で、一昨日、昨日の「猛暑日」とはならず、「真夏日」に終わった。たしかに、家を出たとき、真綿でくるまれたような逃げ場のない暑さほどではなかった。この後、(明日の予報を別にして)これから先は真夏日が続くという。一段落か。
ところで、今日利用した鰻の蒲焼屋は、この時期でない限り寄りがたい店だが、昼には客であふれていた。「土曜の丑」の日近傍ならではのことか。庶民にとっては通過儀礼(儀式)のようなもの。そう思えば、確かに美味かった。
先日の台風6号は本土上陸して、岐阜あたりで熱帯低気圧になった。その後の7号は、今ごろベトナムにあるという。そして、台風8号が南の海に発生し、8/5過ぎには九州横断との予報がある。鰻のように、にょろにょろ動くことなく、北西に直進するという。スパコンの神託や如何に。
今日の東京都心の最高気温は、33.7℃(13:50)で、一昨日、昨日の「猛暑日」とはならず、「真夏日」に終わった。たしかに、家を出たとき、真綿でくるまれたような逃げ場のない暑さほどではなかった。この後、(明日の予報を別にして)これから先は真夏日が続くという。一段落か。
ところで、今日利用した鰻の蒲焼屋は、この時期でない限り寄りがたい店だが、昼には客であふれていた。「土曜の丑」の日近傍ならではのことか。庶民にとっては通過儀礼(儀式)のようなもの。そう思えば、確かに美味かった。
先日の台風6号は本土上陸して、岐阜あたりで熱帯低気圧になった。その後の7号は、今ごろベトナムにあるという。そして、台風8号が南の海に発生し、8/5過ぎには九州横断との予報がある。鰻のように、にょろにょろ動くことなく、北西に直進するという。スパコンの神託や如何に。
2019年8月2日金曜日
ヤブラン(藪蘭)
分かっていても暑い。昼過ぎ街に出れば、熱射でじりじり焼かれる気がする。家にいて、クーラーで涼んでいた方がよっぽどましだったのにと躊躇する。今日の東京都心の最高気温は、35.1℃(13:26)だった。ここ数日を見ると次の通り。
7/24 31.6℃
7/25 32.4℃
7/26 33.1℃
7/27 31.4℃
7/28 32.3℃
7/29 33.7℃
7/30 33.6℃
7/31 34.6℃
8/01 35.0℃
8/02 35.1℃
東京都心の最高気温は、「夏日」(最高気温が25℃以上の日)は別にして、7/24から「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)が連続し、ついに昨日、今日は「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)となった。すこしも緩まる気配がない。
その足で、久し振りに「自然観察園」を訪れて、8月初の草花を観察した。こちらも人影はまばらで、セミの鳴き声だけが聞こえてくる。それにしても、いずれの公園もセミの鳴く場所が限定的なのが気になる。子どものころは、セミは処かまわずあちこちで鳴いていたものだ。
(本ブログ関連:”自然観察園”)
自然観察園の扉を開けて入れば、すぐに淡紫色の「ヤブラン(藪蘭)」の花(写真)を目にする。意外と場所をかまわず咲いているようだ。公園発行のリーフレット「初夏~夏の草花」に次のような解説がある。
「葉は長く、幅は約1cm、花の大きさは約0.6cm、8~10月にうすむらさき色の花がさきます。花は棒のような形に集まって、葉よりも上にのびます。日かげでもよく育ち、林の中で多く見られます」
このヤブランと同じキジカクシ科に属し、花弁も同じ淡紫色ながら、花の大きさが全然違う「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」も咲いていた。落ち着いた姿形は、どちらかいえば野趣に富んでいる気がする。
このほか、中華の色感が濃い淡紅色の「シュウカイドウ(秋海棠)」、野に置いてこそ可憐といえそうな白色で小粒の「ユウガギク(柚香菊)」など観察した。
7/24 31.6℃
7/25 32.4℃
7/26 33.1℃
7/27 31.4℃
7/28 32.3℃
7/29 33.7℃
7/30 33.6℃
7/31 34.6℃
8/01 35.0℃
8/02 35.1℃
東京都心の最高気温は、「夏日」(最高気温が25℃以上の日)は別にして、7/24から「真夏日」(最高気温が30℃以上の日)が連続し、ついに昨日、今日は「猛暑日」(最高気温が35℃以上の日)となった。すこしも緩まる気配がない。
その足で、久し振りに「自然観察園」を訪れて、8月初の草花を観察した。こちらも人影はまばらで、セミの鳴き声だけが聞こえてくる。それにしても、いずれの公園もセミの鳴く場所が限定的なのが気になる。子どものころは、セミは処かまわずあちこちで鳴いていたものだ。
(本ブログ関連:”自然観察園”)
自然観察園の扉を開けて入れば、すぐに淡紫色の「ヤブラン(藪蘭)」の花(写真)を目にする。意外と場所をかまわず咲いているようだ。公園発行のリーフレット「初夏~夏の草花」に次のような解説がある。
「葉は長く、幅は約1cm、花の大きさは約0.6cm、8~10月にうすむらさき色の花がさきます。花は棒のような形に集まって、葉よりも上にのびます。日かげでもよく育ち、林の中で多く見られます」
このヤブランと同じキジカクシ科に属し、花弁も同じ淡紫色ながら、花の大きさが全然違う「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」も咲いていた。落ち着いた姿形は、どちらかいえば野趣に富んでいる気がする。
このほか、中華の色感が濃い淡紅色の「シュウカイドウ(秋海棠)」、野に置いてこそ可憐といえそうな白色で小粒の「ユウガギク(柚香菊)」など観察した。
2019年8月1日木曜日
日時計
予想はしたが、昼過ぎに外出するとうだるような暑さだった。まるで、湯船に浸かったような熱さ・暑さにくるまれたよう。さすがに街は人影がまばら。みな暑さを嫌って外出を控えたのだろうか。
その足で公園を訪ねてみると、やはり人っ子ひとりいない・・・は大袈裟にしても、太陽ががんがんに照りつける原っぱで日光浴している若者がちらりほらり。いつもの、幼児連れの家族の姿がとんとないのだから。こんな日に来ればたちまちに日射病(熱中症)になりかねない。
いつもなら、いろいろな遊具のある遊び場に子どもたちが集まってくるのだが。歓声もない静まり返った遊び場の近くに、白いコンクリート製の「日時計」が置かれている。もちろんここも静まり返っている。いわゆる「赤道式日時計」のようだ。
(本ブログ関連:”日時計”)
昨年のブログに、この日時計について記したことがある。5月の末頃のことだった。日時計は16時ごろを指していた。今回は、写真のように、白い矢印の先に右下に落ちる薄い影が見える。15時ちょうど指していることになる。実際、携帯電話で正確な時刻を確認すると、14:59だった。日時計が意外なほど正確なのに驚かされる。
その足で公園を訪ねてみると、やはり人っ子ひとりいない・・・は大袈裟にしても、太陽ががんがんに照りつける原っぱで日光浴している若者がちらりほらり。いつもの、幼児連れの家族の姿がとんとないのだから。こんな日に来ればたちまちに日射病(熱中症)になりかねない。
いつもなら、いろいろな遊具のある遊び場に子どもたちが集まってくるのだが。歓声もない静まり返った遊び場の近くに、白いコンクリート製の「日時計」が置かれている。もちろんここも静まり返っている。いわゆる「赤道式日時計」のようだ。
(本ブログ関連:”日時計”)
昨年のブログに、この日時計について記したことがある。5月の末頃のことだった。日時計は16時ごろを指していた。今回は、写真のように、白い矢印の先に右下に落ちる薄い影が見える。15時ちょうど指していることになる。実際、携帯電話で正確な時刻を確認すると、14:59だった。日時計が意外なほど正確なのに驚かされる。
2019年7月31日水曜日
2019年7月30日火曜日
美術展「模写 ー 西洋絵画の輝き」
野川に沿った国分寺崖線の「はけ(崖)」のもとに小さな美術館がある。ここは、今回もそうだが、地方の美術館と連携して、個性的な美術展を開催(巡回)することがあるようだ。以前、イギリス絵画展「風景への視線」を鑑賞したことがある。
(本ブログ関連:”野川”)
今回は「模写ー西洋絵画の輝き」というタイトルで、イタリアおよび北方ルネッサンスやロシアのイコン画を中心に、模写した作品が展示された。しかも、原画が作成された当時の画材・技法を踏襲することにある。
(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)
1階の展示室で目に飛び込んできたのは、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」の新婦図像部分だ。どこまで目を凝らしても精緻である。修復を踏まえた、原画の画材や技法にそった模写の技術の凄さを知る。まさに、模写とは原画を「材質」から忠実に再現することにあるようだ。
油絵具を開発したヤン・ファン・エイクの時代は、「テンペラ技法」から油絵の過渡期であった。今回の美術展は、テンペラの技法を中心に据えており、彼の他作品および同時代の画家たちのテンペラ技法による絵画の模写も展示されている。
こちらも油絵による模写だが、ピーター・ブリューゲル(父)の「鳥罠のある冬景色」も、目を皿にして細部(筆致)を眺めた。模写の取り組みが感じられてくる。そして絵画の見方が一層深まったような気がした。
(本ブログ関連:”ピーター・ブリューゲル”)
(本ブログ関連:”野川”)
今回は「模写ー西洋絵画の輝き」というタイトルで、イタリアおよび北方ルネッサンスやロシアのイコン画を中心に、模写した作品が展示された。しかも、原画が作成された当時の画材・技法を踏襲することにある。
(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)
1階の展示室で目に飛び込んできたのは、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」の新婦図像部分だ。どこまで目を凝らしても精緻である。修復を踏まえた、原画の画材や技法にそった模写の技術の凄さを知る。まさに、模写とは原画を「材質」から忠実に再現することにあるようだ。
油絵具を開発したヤン・ファン・エイクの時代は、「テンペラ技法」から油絵の過渡期であった。今回の美術展は、テンペラの技法を中心に据えており、彼の他作品および同時代の画家たちのテンペラ技法による絵画の模写も展示されている。
こちらも油絵による模写だが、ピーター・ブリューゲル(父)の「鳥罠のある冬景色」も、目を皿にして細部(筆致)を眺めた。模写の取り組みが感じられてくる。そして絵画の見方が一層深まったような気がした。
(本ブログ関連:”ピーター・ブリューゲル”)
2019年7月29日月曜日
梅雨明け 2019
一昨日になって、中部地方に上陸した台風6号は熱帯低気圧に変わった。それでも、今日の東京に雨などの影響を心配したが、昼間はからりと夏晴れだった。日経新聞の記事*「関東梅雨明け、昨年より30日遅く 岩手など猛暑日に」(7/29 8:21、11:04更新)は、遅めの「梅雨明け」を次のように報じた。(抜粋)
(*)記事: https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47897040Z20C19A7MM0000/
(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)
------------------------------------------------------
・気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。統計開始以降最も早かった昨年より30日遅く、平年より8日遅かった。
・東京都心も33度**まで気温が上がった。湿った空気が入り込む影響で大気が不安定になり、日中は局地的に雷を伴った激しい雷雨となるところもありそうだ。
(**)東京都心の最高気温: 33.7℃(12:23)
・今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっていたが、気象庁は一転して東、西日本で8月2日ごろにかけて、北日本で30日から8月3日ごろにかけて気温が高くなると予想。猛暑日の地点も出てくるとして、熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。
------------------------------------------------------
今年の梅雨は、長雨、梅雨寒といった雨模様にもてあそばれた感がある。それに加えて、テレビの気象解説で、スパコンを使った雨雲の予報アニメを見て、わたしら素人は情報以上の先読みをしてしまいがち。確度の高い場合を除いて、一般向け早々情報を提供するのはどうだろうか・・・まさに素人のわたしがそういうのだから。(素人は、専門家の小出しの知識を針小棒大に振りまわす傾向がある)
ところで、夜半になって雨が降りだした。上記の気象庁の解説通りになったようだ。打ち水効果とでもいうべきか、エアコンが急に効きだした。
(*)記事: https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47897040Z20C19A7MM0000/
(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)
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・気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。統計開始以降最も早かった昨年より30日遅く、平年より8日遅かった。
・東京都心も33度**まで気温が上がった。湿った空気が入り込む影響で大気が不安定になり、日中は局地的に雷を伴った激しい雷雨となるところもありそうだ。
(**)東京都心の最高気温: 33.7℃(12:23)
・今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっていたが、気象庁は一転して東、西日本で8月2日ごろにかけて、北日本で30日から8月3日ごろにかけて気温が高くなると予想。猛暑日の地点も出てくるとして、熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。
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今年の梅雨は、長雨、梅雨寒といった雨模様にもてあそばれた感がある。それに加えて、テレビの気象解説で、スパコンを使った雨雲の予報アニメを見て、わたしら素人は情報以上の先読みをしてしまいがち。確度の高い場合を除いて、一般向け早々情報を提供するのはどうだろうか・・・まさに素人のわたしがそういうのだから。(素人は、専門家の小出しの知識を針小棒大に振りまわす傾向がある)
ところで、夜半になって雨が降りだした。上記の気象庁の解説通りになったようだ。打ち水効果とでもいうべきか、エアコンが急に効きだした。
2019年7月28日日曜日
台風6号 熱帯低気圧に
昨夜来の今朝方、夢うつつの中で雨音がしたような気がした。しかも今日は、台風6号*の影響があって雨降りが予想されていた・・・はずだったが。
(*)台風:「7月27日午後3時、台風6号は熱帯低気圧に変わった」(tenki.jp、7/27)
それがどうだ、昼間、公園に出かけてみればカラカラに乾いて、陽射しは強い。東京の天気予報で報じられた台風がもたらすだろう雨の気配はまったくない。
(ここ3連日、東京の最高気温は28℃台だったが、今日は32.3℃[12:37]を記録した)
今日の公園の上空には、高層雲が渦巻いていた。高層雲が見られるとき、これから天気に変化をもたらす兆しともいうが。
台風は、熱帯低気圧にかわったという。現在、関西地域を覆っている熱帯低気圧の雨雲は、次第に東に移動して関東地域に影響を与えるだろうというけれど・・・素人判断では、明日は晴れに違いないと思いたい。
(*)台風:「7月27日午後3時、台風6号は熱帯低気圧に変わった」(tenki.jp、7/27)
それがどうだ、昼間、公園に出かけてみればカラカラに乾いて、陽射しは強い。東京の天気予報で報じられた台風がもたらすだろう雨の気配はまったくない。
(ここ3連日、東京の最高気温は28℃台だったが、今日は32.3℃[12:37]を記録した)
今日の公園の上空には、高層雲が渦巻いていた。高層雲が見られるとき、これから天気に変化をもたらす兆しともいうが。
台風は、熱帯低気圧にかわったという。現在、関西地域を覆っている熱帯低気圧の雨雲は、次第に東に移動して関東地域に影響を与えるだろうというけれど・・・素人判断では、明日は晴れに違いないと思いたい。
2019年7月27日土曜日
土用の丑の日
今日は「土用の丑(うし)」の日。ちなみに、「土用」は、四季の始まる「四立(立春、立夏、立秋、立冬)」の直前の約18日間をさす。そして、土用の中で今日は、昨日が「甲子(きのえね)」だったので、次の「子(ね)」⇒ 「丑(うし)」となる。
(本ブログ関連:”土用の丑”)
そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。
(本ブログ関連:”蒲焼”)
それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。
来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。
(本ブログ関連:”土用の丑”)
そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。
(本ブログ関連:”蒲焼”)
それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。
来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。
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