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2024年8月31日土曜日

今年も2/3(三分の二)食っちまった

きょうで8月も終わり。この一年の、8月/12月=2/3を食ってしまったことになる。でも、身になることを何一つせず、何を食ったかも忘れて、日々ダラダラと無為に過ごしてきた・・・それでもいいじゃないか。

そんな8月も終わり、あすから気象庁の季節区分で「秋」になる(二十四節気では、8月7日が「立秋」だったけれど)。これから野鳥の動きが目覚ましくなる。「ツバメ」は南へ帰り支度するし(してるし)、一方、「ツグミ」は北からやって来る。

夏は、暑さと台風の長雨を口実に外出が減った。せっかくの野鳥観察や植物観察をもったいないことした。でも、秋の来月(9月)には天気も回復するだろうし、毎週の体操教室が再開する。身動きしやすい季節の到来をチャンスに楽しもうか*。
(*)朝晩の気温の下がりように秋を実感するきょうこのごろ。

付録
Youtubeで、1960年代に耳に沁みた「ザ・ロネッツ(The Ronettes)」の「ビー・マイ・ベイビー(Be My Baby)」(1963年)**と出会った。当時の発声法が懐かしい。これを視聴したコメント欄に、下記のような記述があって大いに共感した。
(**)日本では、独特な存在感を持った弘田三枝子が「私のベイビー」(1963年)で歌った。

「The Ronettes - Be My Babay - live | [color]」(登録:MrHaagsesjonny1)
ー https://www.youtube.com/watch?v=C3lQH1B4wQ0
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@DanielOrtegoUSA : 1か月前(編集済み)
私の人生で最も素敵な歌の一つです。はい、私は年寄りです。間違いなく、彼女たちの誰ひとりとしてタトゥーを入れている人はいませんし、奇妙なボディ・ピアスをしている人も確かにいません。車が金属でできていて、女性が女性らしく見えた時代が懐かしいです。
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(気象のいましめ) 二百十日

台風10号は、8月29日に九州(鹿児島県薩摩川内市付近)上陸後 → 四国横断の進路を定めているようだが、自転車あるいは人の歩行並みという余りの低速だ。その後、熱帯低気圧に変わりながら関西(紀伊半島南部)へ進み、本州横断が<予想>*されている。遠く南関東地は余波を受け、だらだらと雨降りが続くばかり。
(*-1)予想進路:今後さらに「迷走」する可能性ありとの報道が出る始末。
(*-2)9/1 熱帯低気圧化し、その後温帯低気圧化するとのこと(9/2追記)

そういえば子どものころ、「二百十日」の言葉は割とポピュラーだった(大人たちから聞かされただけかも知れないが)。
最近あまり聞かれないのは、ザックリした表現のためか。天気予報で単なる話題に終っている気がする・・・取りあげれば説明に時間がかかるからかもしれない。そうであれ、伝統の言葉には直感的な共有感や季節理解があって貴重だが。

(本ブログ関連:”気象のいましめ”)

「立春」(2/4)から数えて210日目のきょうを、雑節で「二百十日」という。今年は、四年に一度の「うるう年」にあたり、2月が例年に比べて1日多いため、きょう(8/31)になる。うるう年でない例年の場合、二百十日は 9/1 となる。

二百十日のころに、台風がよく来るとか風が強く荒れるなど、空模様の危なっかしい日とされた。稲の開花時期でもあり、「農家の厄日」ともいわたそうだ。日本独特の地形や季節による観天望気のようなものだろう。
ウェザーニュースに次の解説記事がある。

■ ウェザーニュース
「二十四節気「処暑」  立春から210日目に警戒すべき理由とは?」(2024/08/22)抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202408/210155/
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「二百十日(にひゃくとおか)」に警戒すべし
・「二百十日」は雑節(ざっせつ)の一つで、立春から数えて210日目のことです。
・二百十日のあたりは古くから、野分**などの災害が起こりやすいとして、厄日(やくび)と考えられ、特に農家の人たちは警戒していました
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(**)野分:「台風の古称。二百十日の頃、野の草を吹き分ける強い風」(Wikipedia)

ところで、アメリカのハリケーンの場合、二百十日に当るようなものはあるのだろうか(ちなみに、二百十日についての英語版Wikipeda はない)。大平原の先に現れるハリケーンにも、きっと前触れのようなもの(いい伝え)があると思うのだが。

2024年8月30日金曜日

森山加代子の「月影のナポリ」

お月さまと恋の関わりについて、きのう(8/29)触れたので、きょうも探してみよう。

森山加代子のデビュー曲「月影のナポリ」(翻案訳詞岩谷時子、編曲皆岡進、1960年)がある。私の目には、近所のお姉さんといった親しみ感のある歌手だった。歌はどれも陽気で明るくどんどん先を進んでいく、まさに和製ポップスの先駆けのような人だった。

彼女のイメージは、いまだにブラウン管の白黒テレビのままだが、「月影のナポリ」が発売された1960年には、テレビのカラー放送が開始されている。カラーテレビ受像機の本格普及は、1964年の東京オリンピックのときだったので、モノクロームでもよいかもしれない。
Youtubeで、昔見たテレビ番組がカラー映像で紹介されたりすると驚くことがある。まあ、シーズン2?とかの場合によるものだろうけれど*。
(*)例えば「奥さまは魔女(Bewitched)」とか「拳銃無宿(Wanted Dead or Alive)」とか・・・。

歌詞に「ティンタレーラ・ディ・ルナ(Tintarella di Luna)」がある。あるブログに、イタリアの原曲「Tintarella di Luna」**の歌詞の意味合いから、肌を月の白光で焼くといった解説をされていた***。
(**)原曲:作詞Franco Migliacci、作曲Bruno De Filippi、歌手Mina、1959.9.9発表。
(***)楽天ブログ:「ミーナ『月影のナポリ』 (6)」(穴水氏?、2003.09.21)
    ー https://plaza.rakuten.co.jp/ageorge/diary/200309210000/
上記から、日光浴をヒントにして、さしずめ肌を白くする「月光浴」とでもいえるのかな。

さて、日本語歌詞では、「蒼(あお)いお月様 あの人に云って」とか「お月様その光で あの人見つけて」などと積極的にお月様と掛け合っている。まさに、彼女にぴったりの曲だ。

■ Youtubeに、森山加代子の「月影のナポリ」(歌詞付き)がある。
https://www.youtube.com/watch?v=6jEodBhx0hY (登録者:Taka Maki)

2024年8月29日木曜日

テレサ・テン(鄧麗君)の「月は我が心(月亮代表我的心)」

台湾の歌手テレサ・テン(鄧麗君)の歌に「月亮代表我的心(”ユエ・リャン・ダイ・ビャオ・ウォー・ダ・シン”:月は我が心)」(作詞孫儀、作曲湯尼(翁清溪)、1977年)がある*。
(*)C-POP mania:「鄧麗君 テレサ・テン【月亮代表我的心】歌詞 ピンイン付日本語訳」
    ー https://cpopmania.com/yueliangdaibiaowodexin/
Wikipediaによれば、台湾で生まれた原曲を、テレサ・テンがカバーして東アジアに広がった。また、日本語版は存在しないが「月は何でも知っている」と邦題がつけられたとのこと。耳に馴染んだこの曲の日本語バージョンがないのが不思議なくらい。

この月下に想いをはせる古典的なイメージを、韓国のイ・ソンヒのアルバム第3集に収録の「分かりたいです(알고 싶어요)」(作詞ヤン・インジャ、作曲キム・ヒガプ、1986年)も同様にならっている。東アジア独特といっていいだろう、もしかしたら空気の乾いた中国や朝鮮の景色に、月明りに照らされて静かに思いを募らせる心情がよく似合う。

(本ブログ関連:”分かりたいです”)

旋律について、かつて日本に進出したケイ・ウンスクの「東京HOLD ME TIGHT」(作詞大津あきら、作曲浜圭介、1991年)があって、東京の夜の場面に一瞬、テレサ・テンの「月亮代表我的心」を思い出す部分がある。

■ Youtubeに、テレサ・テンの「月亮代表我的心」(日本語訳歌詞付く)がある。
https://www.youtube.com/watch?v=-FdzX8EGHZo (登録者:EI CL)

2024年8月28日水曜日

(気象のいましめ)二八月荒れ右衛門

先日(8/5)、深夜に放送されたパリ・オリンピックのテレビ中継に見入ってしまい、寝不足のまま昼間に、熱射の公園を巡った結果、軽い熱中症にかかった。いくら水分補給をしても、ダルさから回復しない経験は初めてだった。

熱中症と気象の関係について、NHKテレビで解説番組*があった(多分、深夜の再放送だったと思う)。「黒潮」海流**について、亜熱帯化の証左として、近年東北沖まで北上し、一部が千切れて滞留しているというのだ。日本の太平洋岸沖は、平年と比べて海面温度差が世界的にも高く激しいという
(*)NHKスペシャル「熱波襲来」
    ー https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/Y6JYRY23P6/
(**)海上保安庁海洋情報部:「日本近海の海流」
    ー https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN8/sv/teach/kaisyo/stream4.html

きょう、図書館でたまたま新聞各紙を閲覧したとき、産経新聞の「産経抄」に、八月(旧暦)の気象の格言と合わせて、台風10号の進路について語られていた。
確かに、このごろの台風は終盤、太平洋に抜けたかと思ったら、再び回転して日本に戻って来たりする。今回の10号は、ゆっくりと本土を縦断するようだし。

それにしても、二月・八月(新暦)にいわれる経済減の「二八(にっぱち)」の法則と重なってしまう。俗諺と知りつつ、どこか的を得たいましめを感じたりもする。

(本ブログ関連:”気象のいましめ”)

■ 産経新聞
「<産経抄>「二八月」の戒めいまも、迷走台風」(2024/8/28 05:00)抜粋
https://www.sankei.com/article/20240828-GHX7JNTUMJJV7KWA4KV3ZCUVVQ/
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空模様を占う格言に、「二八月荒れ右衛門」がある春の強い温帯低気圧秋口の台風を指す。旧暦の二月(新暦3月ころ)、八月(新暦8月ころ)は天候の急変しやすい時期だから、十分に備えよ。新暦とはひと月ほどずれるものの、先人はそう戒めたわけである。
<二八月は思う子船に乗せるな>も、その一つ。大切な人を乗せた船が、荒れた海にのまれる事故は昔から多かったのだろう。さすがに現代は、雲行きと風向き次第で、交通機関が計画運休を打ち出すようになった。利用者の側も、仕事や旅の予定変更をどうかためらわずに…。
▼と、簡単に書けない今回の迷走台風である。10号は予想進路が定まらず、旅程を狂わされた人も多いのではないか。発生した22日以降、次第に速度を落とし、日本海へ向け猛進するとした当初の予報円は、列島を縦に縫うコースに変わりつつある
----(以下略: 登録必要なため)----------------------------


■ 海上保安庁: 高松海上保安部
「全国共通ことわざ -その他-」
https://www.kaiho.mlit.go.jp/06kanku/takamatsu/d_safety_navigation/d_16_kotowaza/d_16z_sonota/d_16z_sonota.html
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的中率(A:かなり高い、B:高い、C:低い D:気象学的に根拠が見いだせない)
・春海秋山: (注)春は海が晴れれば好天、秋は山間部が晴れると晴天である。
・嵐の前の静けさ (A)
・早朝、あたたかいときは雨 (A)
・井戸水、高まるは大風の兆
八月荒れ右衛門: (注)旧暦の二月(新暦3月ころ)と八月(新暦9月ころ)は荒天が多い
二、八月は、思う子船に乗すな: (注)旧暦の二月(新暦3月ころ)と八月(新暦9月ころ)は海が荒れ難船することが多い
・彼岸荒れ: (注)春の彼岸頃は天気が荒れることがよくある。
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(地震)神奈川県東部地震

きょうの日付にかわった午前2時過ぎ、突然ドンと上下に揺れた。久し振りの、叩くような揺れだ。きつい振動はそれだけだったが、微動が10数秒続く・・・このタイミングに、いろいろなことを思い巡らした。

いずれ来る台風10号の直接的な影響ではないだろうが、通り雨が繰り返し降ってくる。秋に入ったとはいえ寝苦しい深夜のこと。このまま大震災にでもなったらどうしようとか、だらしない格好を晒すことになるなんて・・・などと思いが浮かぶ。

さっそくテレビをつけたところ、画面上段に地震速報のテレロップが流れて、地震の時刻、震源、規模などを報じた。やがて震度別地域名を細かく表示した。
神奈川県東部を震源とするだけに、当地域の揺れもきつい。震源地域の震度は3の模様で*、当地は震度2にとどまった・・・最初の揺れがずっと続いたなら、間違いなく震度3になっていただろう。
(*)今月(08/19)の「茨城県北部地震」の最大震度4(M4.7)に続く震度である。


■ 気象庁
「震源・震度情報」(2024年08月28日02時09分 発表)
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・地震の発生日時: 08月28日02時05分頃
・震央地名:         神奈川県東部
・深さ:               40km
・マグニチュード:M4.1
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2024年8月25日日曜日

アカトンボ

自然観察会のベテランの方から、毎日送っていただいている公園の観察写真に、「ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)」があった。「赤とんぼ」と括(くく)られてしまいがちだが、違うとのこと。正式な「アカトンボ」(赤とんぼ)は、「アカネ属」に属するトンボになる。

とはいえ、一般に赤とんぼは、秋ぐちの公園、川沿いの小道、或いは高原で出会う、この時期の涼しい風に浮かび、まるで出迎えるようにして飛ぶ、人懐っこさのあるものだ。

(本ブログ関連:”赤とんぼの捕まえ方”、”アカトンボ”)

赤とんぼと間違えられるトンボに「ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)」と「ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)」があるという*。私としては、ウスバキトンボは、公園で見かける、薄茶色した地味なトンボで、赤とんぼに一緒くたにしてしまう。また、ショウジョウトンボは見るからに赤く、気持ちとしては、これこそまさに赤とんぼと言いたくなる。
(*)「神戸のトンボ Odonata of KOBE」「モノグラフ:アカトンボ」
    ー https://www.odonata.jp/02odonatology/sympetrum/index.html

(本ブログ関連:”ウスバキトンボ”)

■ 童謡「赤とんぼ」(作詞:三木露風、作曲:山田耕筰、1927年)
作詞者三木露風が満5歳のとき、両親が離婚して、母と弟が去った。兵庫県竜野市を流れる川岸で、取り残された寂しさを歌にしたといわれた。けれど、三木露風が語ったのは、北海道で生活したころ、自分を負ってくれた子守娘(姐や)を思い出してのことだという**。ただし、母親への思慕は、ずっと後年の母の死に際しても続く。
ちなみに、この曲は、NHKが1989年に募集した「日本の歌 ふるさとの歌」で人気ナンバー1だったそうだ。
(**)「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)

■ 演歌「紅とんぼ」(作詞:吉田旺、作曲:船村徹、1988年)
新宿の小料理屋が店じまいするとき、常連の客におかみが語る。いろいろな歌手にカバーされているが、何といっても、ちあきなおみの「紅とんぼ」の原曲にはかなわない。

(本ブログ関連:”ちあきなおみ”)

2024年8月22日木曜日

処暑 2024

きょうは、二十四節気の「処暑(しょしょ)」。暑さもすでにピークに至って、後はゆるやかに反転するだけ。そういえば、朝や夜の水道の蛇口から流れ出る水が、ヒンヤリするのに気づく。

(本ブログ関連:”処暑”)

小学生の夏休みは、きょうを含めてあと11日間ほど。ツクツクボウシの鳴き声を聞きながら、宿題の仕上げに追われてあくせくしていることだろう。子どもたちの夏の終わりは、明るくせわしくて、実に健康的だ。

大人になると、この時期を「夏の終わり」と口にすると、急に気恥ずかしくなるだろう。
夏の入りの歌は、これから始まる何かに期待を込めるものが多いけれど、夏の終わりになると、熱射に燃えた興奮とはしゃぎから冷めて、あるいは情熱の経験も終わり、思い出となってしまう。バラード風になる。そんな映画がある。

映画「おもいでの夏」(19781年)
若者(15歳の少年)が妄想と経験をした夏。残念ながら未見の映画であるが、音楽は知られて、美しくセンチメンタルである。(音楽 Michel Legrand)
ー WWⅡ下、1942年の夏、ニューイングランド沖の小島に来た少年は、ある新婚の若妻に魅かれる。

(「おもいでの夏(The Summer of '42)」、Youtube登録:8823 macaron)

功徳となるか

 ● 浅草の浅草寺には、7月10日に参拝すると「四万六千日」の「功徳」*があるという。
この行事は、鎌倉の長谷寺、奈良の東大寺二月堂などでもあるようだ。また、京都の清水寺では、毎年お盆の16日までを「千日詣り」としている。決められた日に参拝するだけで、多数参ったのと同じに値する。日常せわしい庶民にとって、ありがたく便利な行事でもある。
(*)あさくさ 浅草寺: https://www.senso-ji.jp/annual_event/13.html
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平安時代頃より、(浅草寺の)観世音菩薩の縁日には毎月18日があてられてきたが、室町時代末期(16世紀半ば)頃から、「功徳日」といわれる縁日が設けられるようになった。
功徳日とは、その日に参拝すると、100日、1,000日分などの功徳が得られるという特別な日を指す。功徳日は寺社によって異なるが、現在、浅草寺では月に1度、年に12回の功徳日を設けている。このうち7月10日は最大のもので、46,000日分の功徳があるとされることから、特に「四万六千日」と呼ばれる。・・・ 46,000日はおよそ126年に相当し、人の寿命の限界ともいえるため、「一生分の功徳が得られる縁日」である。
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● 四国の寺院「八十八ヵ所」(札所)を巡る旅は、徒歩で約40~45日かかるといわれる。お遍路さんは、その行程に耐えるだけの元気さが必要だろうし時間がかかる。
今は、観光ツアーのひとつにもなっているが、お遍路はいつ頃から始まったのだろうか**。
(**)国土交通省「四国遍路の歴史」: https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/common/001558016.pdf
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・(9世紀に四国を巡ったと言われる「空海」(774年~835年)の死後)極めて信仰心の篤かった少人数の僧が行った、これらの巡礼の最も初期の記録は、12世紀まで遡ります。
・今日知られているような四国遍路が成立したのは、平和が続き文化や宗教の追求が花開いた江戸時代(1603–1867)のことです。
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僧の修行と違い、庶民のお遍路は、平穏な時代に世界を広げるチャンスであり、楽しんだのかもしれない。

● けれど、誰もが健康なわけではないし時間に余裕もない。それにかなうように、瀬戸内の小さな島に、四国の八十八ヵ所を短縮した「島四国」があって、徒歩7~8日で済む巡礼の道が設けられている。体のきつい人も含めてお遍路ができる。
島四国のお遍路さんには、歴史に語られることのない人びとが混じっていた。それは、小さな寺院の建物の影で、目立たぬように休憩する癩病者たちの姿だ(明治期を経験した人からの伝聞)。少し前のお遍路の旅には、今のツーリズムと違って、自らの人生を見届ける旅の意味合いもあった。

● ある種の人びとは、共同体でねんごろに最後を迎えられるわけでもない。
明治期の田舎、田んぼの中に襤褸(ぼろ)をまとった男が倒れていた。この放浪俳人にはまだ息があった。処置に困った村人は、隣村へ運び置いたし、結局、家々をたらいまわしされた。
(***)井月の生涯(一ノ瀬武志氏、井上井月顕彰会):  https://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/seigetsu/denki.htm
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そしてとうとう、明治19年(1886年)の12月、駒ヶ根市東伊那の田んぼの中で、井月は行き倒れになって発見されました。こんなところで死なれては困ると思ったのでしょうか、村人たちは、井月を戸板に乗せて火山(ひやま)峠を越え、隣の富県(とみがた)へ運んで、置いて帰りました。
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井月の辞世の句といわれる、「何処(どこ)やらに鶴の声きく霞(かすみ)かな」はどこかさびしい。

2024年8月20日火曜日

満月(スタージョン・ムーン)撮影

今夜のお月さまは「満月」。うまくいけば、真ん丸お顔を拝見できる。すべては天気次第。

(本ブログ関連:”満月”)

きょうの東京の「月の出・月の入」時刻*は次の通り。
(*)「日の出・日の入りマップ」サイト >「月の出・月の入りマップ」より
    ー https://hinode.pics/moon
    月の出時刻: 18時57分
    月の入時刻: 05時06分
    ・満月の瞬間: 03時27分ころ(← さすがに、この時刻に外へ出るのは気が引ける)

そこで、夜8時過ぎに家を出た。雲が低く垂れて不安だったが、満月は東南東の空、高度16°近くに浮かんでいた。うすく雲が横切る墨絵の世界だ。場所を変えて撮影した中で、納得できたのが次の写真(他は手振れでピンぼけしていた)。

2024/08/20 20:26

夏の終わり頃(本来、秋三か月の中、陰暦八月)に、満月をめでる「仲秋の名月」がある。陰暦の8月15日の満月がそれにあたる。一方、陽暦8月の今夜の満月には、特別な呼称がない。ネットで検索したが見あたらない。(Chat-GPTで確認したところ、逆にこんな名称はどうかと創作した候補を提案されたりして・・・)

(本ブログ関連:”十五夜”)

ところで、アメリカの「農事暦(farmer's almanac)」**では、各月の満月に名称が与えられており、8月の満月を「スタージェン・ムーン(Sturgeon Moon)」(チョウザメ月)と呼ぶ。
(**)農事暦: https://www.farmersalmanac.com/full-moon-dates-and-times

なぜ「チョウザメ」なのか、ピンとこないので「ALMANAC」のサイトを覗いてみた。
■ ALMANAC
「チョウザメの満月 スーパームーンを見よう」(Catherine Boeckmann、2024.8.18)
https://www.almanac.com/content/full-moon-august
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スタージョン・ムーン(チョウザメ月)
スタージョン・ムーンという名前は 、五大湖と(その東方にある)シャンプレーン湖に生息する巨大な「湖チョウザメ」に由来しています。この在来の淡水魚は、夏のこの時期によく捕獲され、この地域に住むネイティブ・アメリカンにとって重要な主食でした。かつては、晩夏に湖チョウザメは豊富にいましたが、現在では希少になっています。
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今夜のお月さまのお見受け具合を、気象情報最大手の「ウェザーニュース」の記事を参照した。

■ ウェザーニュース
「今夜は満月 8月の満月は別名『スタージェンムーン』とも」(2024/08/19 06:59)
https://weathernews.jp/s/topics/202408/180105/
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今夜は広い範囲で雲が広がりやすいものの、関東〜西日本太平洋側では雲の隙間から満月が顔をのぞかせるチャンスがあります
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(付記)
満月をカメラにおさめようと家を出て、ある路地を進んだとき、ママチャリとそれを追いかける小さな子供用の自転車がわき道から出てきた。車輪のスポークがぴかぴか点滅する自転車に乗った女の子が、ハンドルを切り損ねて倒れてしまった。両手両足を地面に立てたまま泣き声をあげ、すぐに立ちあがれないでいるのを見て、私と他の通行人が駆け寄った。
いそいで、女の子の背中(肩)を持ち、ひょいと立たせてあげた。びっくりしたのか、泣き声はすぐにやんだ。あわてて駆け戻った母親に抱きかかえられて安心したのだろう。
小学校低学年か、小さな子どもを持ち上げたとき、その身の軽さに驚いた。なぜか尊く感じた。
長居をぜず、すぐその場を立ち去った。

2024年8月19日月曜日

(言葉)ガラパゴス

「生物進化論」*の提唱者といわれる「チャールズ・ロバート・ダーウィン」(1809年2月12日 ~ 1882年4月19日)は、進化説(自然選択=種の起源)のヒントを「ガラパゴス諸島」での自然観察で得たといわれる。各島の地質学的な形成や、ゾウガメ、フィンチ、イグアナなどの生物の形態(生態)を調査をしての成果だ。
(*)現在は、偶然の要素を取り入れた進化論がある。

(本ブログ関連:”ガラパゴス”、”ガラ携”)

ガラパゴス諸島をスペイン語で「Islas Galápagos」と呼び、Islas(諸島)+ Galápagos(ゾウガメ=甲羅が馬の鞍(galápago)に似ている)を意味している。ゾウガメは、餌を与えなくても長く生きる便利な蛋白源だったため、一隻の船で700匹を連れ去った**と、ダーウィンの「ビーグル号航海記」に記されているという。彼もゾウガメを食したようだ(下記 Chat-GPTによる)。
(**)国士舘大学 政治研究, 5, 2014-03「ダーウィンをめぐる三題噺」(的射場敬一)
    ー https://kokushikan.repo.nii.ac.jp/record/6253/files/1884_6963_005_08.pdf

ガラパゴスは、長生きのゾウガメにふさわしい、時代や環境に取り残され(遅れた)、スマホに対応できず「ガラ携」を使い続けている私のような存在に例えられている。

ところで、新約聖書の時代を背景にした映画「ベンハー」(1959年)や、人と猿の関係が逆転するSF映画「猿の惑星」(1968年)で主役を演じた「チャールトン・ヘストン」の作品に、姥捨て山を想起させるSF映画「ソイレント・グリーン」(1973年)がある。人口過密の未来、社会に役立たずの老人を食品にしてしまうという、おぞましい物語だ。

その後、スーパーの商品棚にエンドウ豆のスナック袋菓子が並んだのを見て、一瞬躊躇したこともあったけれど、菓子は美味かった。ダーウィンがゾウガメを美味しそうに食べたのとは違った意味で。


(補記)
Chat-GPT
Q.進化論の提唱者「ダーウィン」は、ゾウガメを食べたことがあるか?
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A.はい、チャールズ・ダーウィンはゾウガメを食べたことがあります。
彼は、1835年にガラパゴス諸島を訪れた際、乗組員とともにゾウガメを食べたという記録があります。当時、ゾウガメは船乗りたちにとって重要な食料源でした。ダーウィン自身もその肉を味わい、ゾウガメが非常に美味しいと述べています。
この経験は彼の進化論に直接的な影響を与えたわけではありませんが、彼がその生物を研究する一環として食べたことは興味深いエピソードとして知られています。
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2024年8月17日土曜日

台風一過、小公園(カルガモ)と資料館(ジャカード装置)

きのうの台風(7号)は、上空を渦巻いた雨雲の隙間に当地があったおかげか、大過なく済んだ。台風一過のきょう、空は深く青く澄み渡り、そこに白い雲がむくむくと湧いた。

昼間に街へ出かければ、熱射に襲われて、あわてて日蔭道をたどったほど。きのうのことは無かったことにしようと、お天道様はいわんばかり。

カルガモ
帰り道、ルーチンのように小公園の人工池を覗く。「カルガモ」が9羽いた。8羽は、木陰に涼んだコンクリート製の石畳の上に、列になって休んでいる。そして1羽が、池の中央に設けられた段差の仕切りに立って、じっと彼らを見守っている。そんな風に思うのは、少し前、母鳥に8羽のヒナが従っていた光景が頭の中に焼き付いて離れないせいか。なにより、この群れが、ヒナを1羽も失うことなく成鳥したとしたら、実に素晴らしい。

サルスベリ
小公園には、先日(8/11)記した通り、「サルスベリ」の花が咲いている。① ミツバチに食べられるための雄しべと、② 雌しべに受粉させるための雄しべがあって、前者は上向きに多数並び、後者はその周りに6本並ぶ(上に伸びて、首先を下向きに下げる)。じっくり観察した。それにしても暑い。

ジャカード装置
涼むつもりで、小公園の隣りにある大学博物館に寄った。いろいろな織機が展示される中に、「ジャカード*付き絹織機」があった。昭和14年製の国産機だが、独特な穴(500個/枚)が開いた長方形の厚紙「紋紙(もんがみ)」が装置に取り付けられていた。紋紙は、織機にパターン操作を指示するもので、数十枚を糸で連ねていた。
(*)ジャカード: 昔は「ジャガード」と濁音読みだったこともある。

紋紙(カード)は、いわば古いコンピュータで使われパンチカード(プログラムを表現したもの)に相当する。わたしらより前の電算世代の方から、「カードさばきを知っているか?」と自慢気に問われたものだ。

2024年8月16日金曜日

台風7号って、結局なんだったのか?

台風7号にちょっと拍子抜けしている。

幼い子どものころの「台風」体験は、ただただ怖かった。小学生になって、転校生から「伊勢湾台風」の体験を聞き、被災したひとびとに対して、ある意味思いやりできるようになったからだろうか、自然災害の怖さがいっそう増した。

その後、大きな台風を経験したり、被災の様子を直接うかがうことはなかったけれど、いまでも上空に強風が唸ったり、豪雨が家を打ち付けたりするのを聞くと、逃げ場のない事態に恐れおののく。

だから今回、関東地方に接近する台風7号について、テレビで気象予報士から解説を聞いたりすると、何か手を打たねばと走る。きのう(8/15)は、スーパーに買い物に出かけたし、風呂に水をいっぱい貯めたし、雨戸をすべて閉め切った。まあ、それくらい準備した。

でも実際のところ、当地*の台風7号の影響は、雨音がときたまするくらいだったし、上空でとぐろを巻くような唸りはなかった。それでいいんだがね。
(*)当地は「雨雲レーダー」から見ると、雨雲の隙間にあたる幸運なほんの一地点だった。

2024年8月15日木曜日

(情報)南海トラフ地震「巨大地震注意」終了、台風7号接近

一週間前(8/8)の夕方、宮崎県沖の日向灘で「日向灘地震」(最大震度6弱、マグニチュード 7.1)が発生した。このとき発せられた、南海トラフ地震「臨時情報(巨大地震注意)」が、今夕、終了となった。ホッとひと安心する。

■時事通信 
「防災呼び掛け、終了 プレート変化、観測されず―南海トラフ、初の臨時情報から1週間」(社会部、2024年08月15日20時37分)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081500626&g=soc
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南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」の発表から1週間となった15日、内閣府は後発地震に備えた防災対応の呼び掛けを午後5時に終了した。
気象庁によると、同地震の想定震源域周辺でプレート境界の固着状況に、特段の変化は見受けられないという。
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まさか、それに対抗するように、今夜、神奈川県西部で 最大震度4(神奈川県 中井町)の地震が発生した。

気象庁: 地震情報 > 詳細情報
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地震検知日時:        2024/08/15 20:20
緯度経度:           北緯35.4度 / 東経139.1度
マグニチュード:     4.4
震源の深さ:           10km
震央地名:              神奈川県西部
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そういえば、先週の8/9にも同じ場所(緯度経度)で、震度5弱の地震が発生している。
まるで「忘れるなよ!」といわんばかりだ。


■ 台風7号
あす(8/16)、関東地方に接近する「台風7号」の防災準備をした。
子どものころ、九州に住んでいたとき、親父が木製の雨戸と縁側をしっかり固定するため、クギを打ち付けていた。今でも覚えていて、地元を台風が襲う可能性がある場合、日ごろズルしている雨戸を戸袋から出すようにしている。今晩も抜かりなく、金属製の雨戸をすべてピッタリと閉めた。

(追記)
あす1時間ごとの、当地の降雨量の予測値が微妙に減っている。台風の進路が、東側(太平洋側)にズレてきたのかな?

2024年8月13日火曜日

サルスベリ(百日紅)

街に出た帰り道、午後4時ころ、小公園に寄ってみた。園内の池にたたずむカルガモたちを脅かさぬよう、遠くから観察するためだ。彼らは、ゆっくり陽の陰る夏の夕暮れを待つように、コンクリートの畳の上でのんびりと羽を休めていた。どうやら、南に在る小川の流れる公園より、ここ小公園の方が居心地がよいようだ。

小公園の端に、「サルスベリ(百日紅)」の樹が薄紅色の花を咲かせていた。いつもは民家の塀越しに眺めるだけで、間近に迫って見ることはない。よくよく見れば、薄紅の花弁が黄色の雄しべを包み込むように咲いている。それ以上深く実見する余力もなく、カメラにおさめただけ。帰宅して、いくつかのネット情報を参照してみた。

(本ブロ関連:”サルスベリ”)

花は、萼が6枚、花弁も6枚だそうだが、雄しべについてミツバチとの関係で、二段階の仕掛けがあるという。次の、高校生の研究論文*で知った(二高校連係して観察研究したようだ)。
(*)熊日ジュニア科学賞:「なぜサルスベリには雄しべが 2種類あるのか」
    ー 熊本県立八代南高等学校・熊本県立八代清流高等学校 科学部 2年
    ー https://www.higo.ed.jp/center2019/wysiwyg/file/download/1/378
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   ・雌しべ:下向きに付いている(1本)
   ・雄しべ: 
        ① 黄色で短く多数(44本)ある、上向きの雄しべ(セイヨウミツバチに食べさせる)
        ② ①の周りに長い(6本)下向きの雄しべ(セイヨウミツバチが②の花粉を雌しべに付ける)
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サルスベリ(百日紅)
今回、雌しべや雄しべについて、識別することすら気付いてなかった。ただ写しただけで、形態(構造)について思いもしなかった。それで、写真に黄色の実のようなものがあるが、果たしてそれが実でよいのかどうか分からないままでいる・・・。

パリ・オリンピックが終わって

パリ・オリンピックが終わって、何もなかったように日常に戻っている。でも、深夜のテレビの前で、会場の熱気をかすかに感じ取り興奮したことを思い返したい。

(本ブログ関連:”パリ五輪”)

スポーツ競技は、記録が破られてこそ未来につながる。しかも、競技会が世界的な関心と規模の中で実施されればなおさら。オリンピックはまさにその象徴である。

パリ・オリンピック(五輪)は、時差の関係もあって深夜にライブ中継された。最初は意気込んで視聴したものの、次第に寝不足になり昼夜逆転した。その結果、炎天下に出歩いて軽い熱中症を引き起こしたようだ。今年の夏は暑かった。

五輪競技を全て見ることなどできない。だから、ニュース記事などで、メダルの歴史的な意義とか、入賞者の人生をかけた取り組みを知ることになる。試合結果は、もしかしたら次の世代が実現するより大きな成果への継承となるかもしれない。にわかファンは、勝手な希望を持って期待する。

2024年のパリ五輪で、日本人選手は次の活躍をした。さらに、8位内の入賞者も含めれば未来は明るいと思う。

チーム             金      銀 合計
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柔道                 3 2 3 8
レスリング        8 1 2 11     量産ぶりが目立つ!とのこと
体操競技           3 0 1 4
スケートボード  2 2 0 4
フェンシング     2     1 2 5      1大会で初の複数金メダル
ブレイキン        1 0 0 1       パリ五輪の追加種目(初代女王)
陸上競技           1 0 0 1       女子フィールド種目で日本選手メダル獲得初
卓球                 0 1 1 2
スポーツクライミング     0 1 0 1       日本男子初の銀メダル
セーリング        0 1 0 1       日本勢20年ぶりメダル
競泳                 0 1 0 1
近代五種           0 1 0 1       日本の選手がメダルを獲得するのは初
飛込                 0 1 0 1       1920年アントワープ大会以降の表彰台
バドミントン     0 0 2 2        
ゴルフ              0 0 1 1        日本男子ゴルフ界初のメダル
馬術                 0 0 1 1        総合馬術団体、(訂正)*
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(合計)           20     12    13    45

(*)「今回を以て五輪種目から除外」と記したが、近代五種での馬術で、馬術種目とは別。
    - なお近代五種の馬術は、次回LA大会より「SASUKE」に替わるとのこと。

チェコ共和国大使館 [公式]
https://x.com/Czechia_JP/status/1823277855209558479
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パリオリンピックでは選手のみなさんの素晴らしい活躍をみることができましたね👏
チェコ共和国のメディアでは「日本のやり投げ金メダリストの北口榛花選手が、ドマジュリツェにオリンピックメダルを持ち帰った」と報道されています🥇✨
改めておめでとうございます🎊
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(IDNES.cz)

■ 東スポWEB
「【パリ五輪】北口榛花の語学力に海外注目『感銘を与えた』『なぜこれほど上手に…』」(2024年8月12日 16:27)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/313015

2024年8月11日日曜日

(パリ五輪)陸上女子やり投げ 北口、レスリング女子 元木、鏡、レスリング男子 清岡 各選手 金メダル

パリ五輪終幕に向けて、ゴールドラッシュが続く。(以下追記・注記: 赤字記載)
・北口榛花選手が、陸上女子やり投げで優勝*。
元木咲良選手が、レスリング女子フリースタイル62キロ級で優勝。
・鏡優翔選手が、レスリング女子フリースタイル76キロ級**優勝。
・清岡幸大郎選手が、レスリング男子フリースタイル65キロ級優勝。
    (*) 日本女子のトラック・フィールド種目で初の金メダル獲得になるそうだ。
    (**) 日本女子の最重量級で初の金メダル獲得の快挙になるそうだ。

やり投げについては深夜のテレビ中継で観戦したが、レスリングについては速報テロップやラジオで知った。テレビ局別に、カバーするスポーツ種目が違うからか・・・。

テレビ画面を見入るほど、選手の表情やインタビューのやりとりから、彼らの競技人生のひだが垣間見えるような気がしてくる。にわかファンが、いっときそう理解する錯覚だろうけど。

スポーツ解説者が <過去を学び、歴史を積み上げ、未来に進める> といったまとめをしていた。金メダルの先に、まだ未来がある。金メダルは通過点なのだろう。
金・銀・銅のメダル受賞者と、8位以内の入賞者には、たくさんの物語がある。彼らの活躍に、新しい地平を広げたという話をたくさん聞いた。

各国のメダル状況(8/11
チーム                  合計
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1.米国                        40 44 42 126
2.中国                        40 27 24 91
3.日本                        20 12  13  45
4.オーストラリア         18 19 16 53
5.フランス                  16 26 22 64
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朝のラジオで、今回のパリ五輪で獲得したメダルの総数(上記の通り)は、過去に参加した海外での五輪より、最多更新したと報じた。


■ NHK NEWS WEB(早朝時点
「パリ五輪 日本 金メダル・メダル総数ともに海外大会の最多更新」(2024年8月11日 6時31分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014545621000.html
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パリオリンピックで日本選手団が獲得した金メダルが18個となり、2004年のアテネ大会の16個を上回り、海外の大会での最多を更新しました。また、メダルの総数でも、2016年のリオデジャネイロ大会の41個を上回る43個となり、海外で開かれたオリンピックとして過去最多を更新しました。
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2024年8月10日土曜日

(パリ五輪)レスリング男子と女子、ブレイキング女子でゴールドラッシュ

パリ五輪、日本選手の金メダルが止まらない。
ブログに、金メダル獲得のフォローを日々するのは難しいとしたにも関わらず、ゴールドの輝きに引き寄せられて記している。にわかファンを承知のうえ、金メダル選手から元気をいただいているのに気付く。幸いなことだ。それに、地震の不安を吹き飛ばしてくれる気がする。

夜中にテレビ中継をずっと見つづけるのは厳しくて、もっぱら早朝のテレビ報道で結果を知る。今朝も、3つの金メダルの獲得を知った。
樋口黎選手が、レスリング男子フリースタイル57キロ級*で金メダルを獲得。
櫻井つぐみ選手が、レスリング女子フリースタイル57キロ級*で金メダルを獲得。
    (*)両試合の男女ともに「フリースタイル57キロ級」と改めて確認した。
湯浅亜実(AMI)選手が、今大会から追加競技になったブレイキン**女子で優勝。
    (**)ヒップホップ文化から生まれたというブレイキンについて何もかも不案内である。


連日の地震について
各種報道で、沈静化をはかる意味からか、次の(専門家による)解説が念押されている。
・「日向灘地震」(8/8)の「巨大地震注意」は、地震発生の予測ではなくて、あくまでも注意(心がまえ)である
・「神奈川県西部地震」(8/9)は、南海トラフ地震の想定震源域から離れているので関係ない

(本ブログ関連:”日向灘地震”、”神奈川県西部地震”)

太平洋岸の「日向灘地震」の翌日に「神奈川県西部地震」が発生するなんて、専門家もどう解説すべきか思案したのではないだろうか。素人目にも、そのタイミングが密接過ぎる?と思ったりした。

2024年8月9日金曜日

神奈川県西部地震

夜に入って、PCに向かったとき、突然地震のアラームが流れた。ほどなくして治まったが、真っ先に浮かんだのは、きのうの「日向灘地震」を含む南海巨大トラフ地震との関連だ。
「震源」は、Google Mapにも表示されて、丹沢山系南麓の神奈川県道611号大山板戸線の南側にあたる。

(本ブログ関連:”日向灘地震”、”南海巨大トラフ地震”)

急いでテレビチャンネルをNHKに合わせたところ、今回の地震と南海巨大トラフ地震は関係ないとのこと・・・胸をなでおろした。それにしても、民放テレビ全局が地震関係の臨時番組を立てることなく、平常放送に徹したのに驚いた。

気象庁: 地震情報 > 詳細情報
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地震検知日時           2024/08/09 19:57
緯度・経度              北緯35.4度 / 東経139.2度
マグニチュード         5.3
震源の深さ              10km
震央地名                 神奈川県西部
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各地の「震度」について次の通り。(震度5- 以上)
神奈川県        5-     厚木市、中井町、松田町、清川村

最大震度が「5弱」だったのに対して、わが街は「3」だった。体感通りだった。

カルガモが9羽

ヒリヒリするような厳しい陽射しの昼間、スーパーへ出かけた帰り道、小公園の池を観察しに寄った。もしかしたら、カルガモの親子を見られるかもしれないと思ったからだ。以前、ここで母カルガモと8羽のヒナを目撃したことがる。

池には、カルガモが泳ぐに十分といえないが、ほどほどに水量があった・・・日照りが続くと心配。水循環のポンプは大丈夫なのだろうか。

すでに観察者がいて、祖母と孫(小学生男子)だろう二人が、池の縁を巡りながらカルガモの群れを眺めていた。そこへ、手押し車の老人(男性)が加わった。ベンチに座った老人からこんな話をうかがった。カルガモの親子を、公園に隣接する大学の関係者が大学構内に一度連れ戻したというのだ。以前、大学構内の池でカルガモが子育てしているという話を聞いたことがある。

どうやら、カルガモの群れは観察のたび増えていき、9羽をカウントできた。以前見たカルガモの母子連れが、母親と8羽のヒナだった。もしかして、彼らは無事に成長して、ここにいるのだろうか。もしそうなら、まことに幸いなことだ。

カルガモの群れ
岩の上にいるのが母親で、その下にいるのは成鳥した子どもたちだなんて想像したくなる。残りの3羽は、画面におさまりきれない場所にいる。(実は、残りの3羽は、混じらず別にいたので、もしかしたら、2つの集団かも知れない)

(パリ五輪) レスリング女子フリースタイル53キロ 藤波朱理選手 金メダル

パリ五輪で、五輪初出場の藤波朱理選手(20)が、レスリング女子フリースタイル53キロで金メダルを獲得した。「この階級で、東京五輪の向田真優選手に続き、日本勢が連覇を達成した」ことになるという。

今回の金メダルについて、今朝のテレビニュースで知った。
深夜のテレビ視聴は、夏バテのせいか、もはや睡魔への回転ドアになっている。試合と結果がつながらず、認識がグルグルしている。そんなときは眠るに限る。

藤波選手は、霊長類最強と言われた吉田沙保里選手の119連勝を超えた強者で、今も無敗を誇っていて、今回、137連勝に達したそうだ。そんな彼女が、決勝戦で勝利した後、喜んでコーチの父親に飛びついたのをテレビで見たとき、家族の強さを感じた。

きのうは、「日向灘地震」およびその地域が含まれる「南海トラフ巨大地震注意」の報道に、もっぱら関心が向いた。遠隔地の大規模地震で「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」、直近では「能登半島地震」のように、被害状況が当日よりも翌日になって知る経験があっただけに、報道されるたび心配が重なった。

パリ五輪に目を向けようとしても、緊急事態が起これば、せっかくの金メダル選手に申しわけないが、競技に対する関心が薄らいでしまう。それでも、朝のニュースで優勝を知るとうれしくなり、メダリストのアピールポイントや、日本人選手の業績の連続(継承)などに興味が向くものだ。

2024年8月8日木曜日

日向灘地震、南海トラフ巨大地震注意

夕方のテレビニュースを見ていたとき、気象予報士の天気解説の終盤、突然アナウンサーが地震速報を語り出した。九州、宮崎県沖の日向灘で地震が発生したという。津波の心配、および南海トラフ地震との関係についても触れ始めた。

気象庁: 地震情報 > 詳細情報
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・地震検知日時:    2024/08/08 16:43
・緯度・経度:       北緯31.8度、東経131.7度
・マグニチュード: 7.1
・震源の深さ:       30km
・震央地名:          日向灘
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各地の「震度」について次の通り。
宮崎県       6- 日南市
                5+ 宮崎市、串間市、都城市
                5-     国富町、小林市、三股町、高原町、高鍋町、新富町

鹿児島県    5+ 大崎町
                5-    鹿屋市、垂水市、曽於市、東串良町、肝付町、鹿児島市、霧島市、姶良*市

(*)姶良の地名から、九州の巨大カルデラ「姶良カルデラ」を、他に「阿蘇カルデラ」、「鬼界カルデラ」を思い出した。


南海トラフ巨大地震注意
気象庁は、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合の結果を受けて、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」**を初発表***した。基本的に南海トラフ(震源域内)における注意喚起・準備で、「事前の避難は伴いませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。」とのこと。
(**)内閣府「防災情報のページ」
    ー https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/rinji/index4.html
(***)気象庁「南海トラフ地震臨時情報《巨大地震注意》について」(令和6年8月8日 19時45分)
    ー https://www.jma.go.jp/jma/press/2408/08e/NT_202408081945sv.pdf

(パリ五輪) レスリング男子グレコ77キロ級 日下尚選手 金メダル

パリ五輪で、 日下尚選手がレスリング男子グレコ77キロ級で金メダルを獲得した。
この結果、グレコローマンスタイルで1大会で2金メダル(複数)獲得は、1964年の東京大会以来(60年ぶり)だそうだ。金メダルの歴史がつぎつぎと書き込まれていく・・・何と素晴らしいことだろう。

今回の金メダルについて、今朝のテレビニュースで知った。
さきおとつい(8/5)に軽い熱中症?になったせいか、体が自然と防御(回復)に向っていうりょうで、この連夜爆睡中である。結果、夜のテレビ中継を放送を徹底フォローする気力が足りず、例えば、飛込競技で選手が飛び板の上で弾みを付けているのを見ながら眠りに落ちてしまい、着水の様子が記憶にないといった次第・・・。


きょうは何の日
ところで、きょう(8/8)は、何の日かとサイト「雑学ネタ帳」*を見たところ、民間団体・企業などが独自に認定した記念日などを含めて多数あって驚いた。
(*)雑学ネタ帳: https://zatsuneta.com/category/anniversary.html

そこで、年間通じて各種記念日が集中する日を検索したところ、「記念日文化研究所」サイトに次のタイトルの記事**があった。
「日本記念日協会の認定した記念日が1年でいちばん多い日。それは10月10日です。そして二番目に多い日は 11月11日8月8日です。」(2022年10月6日 時点)
(**)https://www.kinenbilabo.jp/?p=942

2024年8月7日水曜日

立秋 2024、(パリ五輪)レスリング男子グレコ60キロ級 文田健一郎選手 金メダル

パリ五輪で、文田健一郎選手がレスリング男子グレコ60キロ級で金メダルを獲得した・・・日本勢40年ぶりの快挙とのこと。


きょうは二十四節気の「立秋」、そろそろ秋の気配が立ち始めるころ。とはいえ、まだ夏盛り。夜も暑く、扇風機を微風にして寝床についている。

(本ブログ関連:”立秋”)

夏の終わりを実感するのは、もう少し先。「盆休み」(8月13日(火)~ 16日(金)の4日間)を経て、「ツクツクボウシ」が鳴き出すころからだろう。

今年のカレンダーをもちょっと詳しく見ると、「盆休み」は、① 土(8/10、8/17)・日(8/11。8/18)の休日と、② 祝日「山の日」(8/11)の振替休日(8/12)を含めて、8月10日(土)~ 8月18日(日)まで、延べ9日間ほどの休暇を楽しめそうだ。実際、そんなにズバッと休めるもんだろうかね。

七十二候
立秋をさらに分けた「七十二候」では、次の三候がある。
・初候: 涼風至(すづかぜいたる): 涼しい風が立ち始める
・次候: 寒蝉鳴(ひぐらしなく): 蜩(ひぐらし、カナカナ)が鳴き始める
・末候: 蒙霧升降(ふかききりまとう): 深い霧が立ち込める

涼風いたる
① 「古今和歌集」の巻四巻 秋上(169番)に、詞書「秋立つ日よめる」として、藤原敏行朝臣のあまりにもポピュラーな歌がある。
あききぬと めにはさやかに見えねとも 風のおとにそ おとろかれぬる
(秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる)
暦上、太陰太陽暦でいう立秋であって、現在の立秋と同じではないが、秋の気配を感じ取るという意味で同じとしよう。
昨夜、きょうの日付に変わる直前、雷雨があった。短時間だが停電はするし、有線テレビ併用のネットは落ちるしで、とても風流といえたものではなかった。

② 昔のウィスキーのテレビCM*(2000年ころ)に登場した「涼風真世」*さんを思い出した。というのも、CMで演じた和風で、たおやかな印象に魅かれて、酒販店で彼女をイメージしたノベルティがあればウィスキーを購入したいと相談したが叶わなかった。その代わりに、彼女のCDを買った・・・アニメソングも歌うんだ。
(*)Youtube〔bivikuma〕: https://www.youtube.com/watch?v=wb7dGKJJYpQ

2024年8月6日火曜日

(パリ五輪) 体操男子種目別「鉄棒」で岡慎之助選手 金メダル

きのうのパリ五輪で、20歳の岡慎之助選手が、体操男子種目別「鉄棒」で金メダルを獲得した。
岡選手は今大会で、体操男子団体および個人総合での金に続き、今回の種目別「鉄棒」で金*、「平行棒」で銅により、4つのメダルを獲得したことになる。
(*)NHK NEWS WEB(2024年8月6日 0時57分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240805/k10014537721000.html
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・日本人が1つの大会で、団体と個人総合と合わせて3冠を達成したのは、1972年のミュンヘン五輪の加藤澤男選手以来、52年ぶりとのこと。
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実は、今朝のテレビニュース画面で、鉄棒と並行棒の着地をバシッと決める瞬間を見た。


体操競技器具:鉄棒や並行棒のしなり具合
パリ五輪の体操競技の器具について気になることがある。鉄棒や並行棒のしなり具合がいつもと少し違うように感じたからだ。そこでネットニュース記事**を参照した。
(**)時事通信 JIJI.com(2024年07月23日04時33分)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024072300116&g=spo
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・体操競技は国際大会ごとに使われる器具のメーカーが異なる。日本国内ではセノー製が主流だが、パリ五輪はフランスのジムノバ製
・両社で顕著な差があるのが、鉄棒と段違い平行棒のバーを固定する構造だ。セノー製は全方向にしなりやすく固定する一方、ジムノバ製は前後の動きが制限される
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やっぱり弘法は筆を選ばずで、体重の軽い選手に合った日本製じゃなくても、ちゃんと優勝して見せてくれた。本当に立派なことだ。


(停電)
深夜の23:55ころ、穏やかな雷鳴がした後 7-8秒間ほど停電があった。
① ノートPCのバッテリーが効いたのか、Youtubeショート画像は落ちることはなかった。
    ー 他のショート画面に切り替えたところ、ネットワーク接続が不可と表示された。
② やがて停電から回復し、ネットワークも一瞬接続できたけれど、再び接続不可となった。
③ PCを再起動して、ネット接続装置をリセットした後、ネット接続の可を確認できた。

2024年8月5日月曜日

(パリ五輪) フェンシング男子フルーレ団体 金メダル、ひまわり

熱帯夜*が続き、パリ五輪のライブ中継もあってなかなか寝付けない。夜明け前に、金メダル獲得の報道があった。
(*)熱帯夜: 夜間の最低気温が25度以上のこと(気象庁の統計種目にはない)。

フェンシングの男子フルーレ団体で、日本チーム(敷根崇裕飯村一輝松山恭助永野雄大の各選手)が優勝した。この種目で、日本の金メダルは史上初とのこと。にわかファンは勝利しか理解できてないけど、「金」はやっぱりめでたい。

朝寝することなくブログを書き始めた。どこかで昼寝するかも知れないが・・・。
以前、昼夜逆転していると医師に相談したところ、切れぎれの転寝時間を合計して、6~7時間もあれば十分とのこと(ただし、午後3時以降の転寝は避けるよう注意された)。

時間がたっぷりあるので、「早起きは三文の得」にならって出かけることにした。

ひまわり
先日(8/3)の外出の際、畑地の一区画に「ヒマワリ」の花が咲いていたのを思い出した。それより前に、人の丈ほどなくて、葉が密集した草地にしか見えなかった区画に、やっと黄色の花が現れた・・・例年と比べて開花が遅く感じる。
不思議なことに、ここの畑地に咲くヒマワリは、なぜかみんな東を向いている。

(本ブログ関連:”ひまわり”)



軽い熱中症?
ヒマワリの写真を撮った後、カンカン照りで最高気温 35.4℃(11:49)のなか、野鳥観察のフィールドを一巡りすることにした。先日の順路を行きつ戻りつ、時間をかけて廻った(~12:30ころまで)。

早朝のオリンピック中継以降、一寝入りすることもなく、昼間に熱射のなかを出かけたことになる。結果、軽い熱中症になったのかもしれない。公園の自販機で冷たい缶ジュースを飲んだが、体中に熱気がこもったままで・・・だるい状態が続いた。
急遽、空調の効いた公民館に飛び込んで、15:00ころまで涼んで家に戻った。体を冷やしながら転寝した。

2024年8月3日土曜日

野鳥観察(71)

今朝も快晴。野鳥観察(探鳥会)で草木の中を巡るため、虫よけに長袖服を考えたが、さすがに暑苦しい。半袖を着て家を出る際、虫よけ用の噴霧薬を、腕や足首にタップリ吹きかけた。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

早朝とはいえ太陽の高度は高く、夏用のつばの大きい野外ハットも役立たず、陽射しが目を直撃する。手のひらで、まぶしさを遮ったほど。集合場所への途中、畑地に中型の向日葵の花が咲く畝を見つけた・・・夏は今が盛りだ*。そして、あっという間に秋が来る。
(*)夏が盛りの昨夜と今夜、大学のグラウンドを借りて市民「夏祭り(盆踊り)」がある。

前回の野鳥観察と同様、参加者数野鳥種類数 となった。参加者は前回より少ないにもかかわらず。野鳥も暑すぎて、飛びまわるのも鳴くのもシンドイのかもしれない。

探鳥の途上、今回も下記内容も含めて、博識の会長から次の話をうかがった。
● 「サクラ」の樹液が固まって膨らんでいたこと
フィールドを進んでいたとき、順路に「ハチに注意して」標識があり、桜の樹の周りを黄色のテープで囲っていた。
・桜の木の根元に、薄黄緑色した塊り(樹液が発酵して膨らんだもの)がある。「クヌギ」、「コナラ」にも見られる。
・樹液を滲み出すため、まず「スズメバチ」などが強い歯で樹皮をかじる。その後、樹液を求めて、かじる力のない蝶やカブト虫などが集まる(ハチの恩恵)。スズメバチと蜜を吸うだけの昆虫は、「棲み分け」の関係(多様性)にある。


前回(7/27)の観察会で見つけたものを、小学生会員が同定したとのこと。凄い。
・「ナラ枯れ」などで、樹木が消失した影響があって増えたのではないかとのこと**。
(**)東京都レッドデータブック: https://tokyo-rdb.metro.tokyo.lg.jp/アカアシオオアオカミキリ/

● 玉川上水のサクラ
・玉川上水は、サクラの名勝として有名だが、今のように他の樹木との混在を今後どうするか議論が分かれているそうだ。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラ: 樹間をよぎる瞬間が見えたが、高すぎて首がきしむ(23区にいない鳥という)
・カワラバト(ドバト): きょうの最多、遠く高圧線に群れているのがみえた
・カラス: 1羽が、小川に水を注ぐ場所で「烏の行水」をしていた
・カワセミ: 遠く指された先に見えたが、カメラを構えたときには消えていた
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・カルガモ: 川辺の葦や野草に隠れて、2羽を見るのみ
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・ミンミンゼミ: 鳴き声ばかり
ヒメウラナミジャノメ: イネ科の草を食する
ヒカゲチョウ: 日影・木陰にいる
ツマグロヒョウモン: 上記の蝶に比べて色・模様が際立っている
・ジャコウアゲハ: ツマグロヒョウモン囲んで見ているところに割り込んできた
タイワンウチワヤンマ: 尻尾の先が特徴。写真は焦点が合わず
ウズバキトンボ: 小川の岸辺を群れて飛びまわる(「赤とんぼ」と言われたりする)
※ アカアシオオアオカミキリ: 上掲


ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)
イネ科の草を食するとのこと。とまっている葉は、イネ科っぽいのだが、何という植物だろうか?

2024年8月1日木曜日

(ゲーム)神経衰弱 初級 (容易版に改良?)

ネットを長く見ていると疲れる。気分転換に、フリーの「神経衰弱ゲーム」*をよくやる。記憶力の衰えを、それとなく心配している者向けの気休めになる。
(*) 神経衰弱ゲーム: https://www.afsgames.com/mind.htm

(本ブログ関連:”神経衰弱ゲーム”)

完全試合を期待したが、なかなか連続して突破できないでいたところ、最近になってゲームソフトを改善(容易に)したらしく、「初級レベル」(32枚)がぐっと楽になった。

今回、次のように(2度目の)完全試合(32対0)を達成した。若い人ならアッというまにクリアできるだろうけど、年配者には時間がかかる。


どうやら初級レベルについて、コンピュータ側は、対戦者が失敗した1ステップ前の配置しか記憶されていないよう、ソフトを改良(容易化)したように見える。つまり(ありがたいことに)コンピュータ側は、ものすごく物覚えの悪い役割りを果たしてくれている。
この後、中級、上級とあるが、しばらく深追いしないつもり。

(パリ五輪)体操男子個人総合で岡慎之助選手 金メダル

パリ・オリンピックで、日本人選手が金メダルを獲得したニュースをフォローするのを小休止するといいながら、今朝のテレビで、オリンピック第6日に、岡慎之助選手が、体操男子個人総合で優勝したことを知った。岡選手にとって、第4日の体操男子団体(橋本大輝、萱和磨、谷川航、杉野正尭、岡慎之助の各選手たち)総合と合わせて、2つ目の金メダルになる。凄い。

体操(本ブログ関連:”オリンピック”)

しかも、岡選手の年齢は20歳。これは、東京オリンピックで、体操男子個人総合で優勝した橋本大輝選手(当時19歳)につづくものだそうだ。日本体操チームの層の厚さが知られる。

オリンピックのフォローを小休止するといいながら、体操競技について記したのは、高校時代に”幽霊部員”として、弱小の体操部に紛れ込んだ経験からだ。歯を食いしばって基礎体力をつける頑張りはなく、ただ真似事ばかりしていた。ただし、学内の体操クラス対抗イベントに出られるくらいはできたが・・・。

あるとき、他校の体操部の練習に参加する機会があったが、唖然とした。他校部員の、床運動での回転の高さがまるっきり違うのだ(正直怖気づいた)。真っ白な体操着姿で、呆然と見つめるしかなかった。
とはいえ、体操部に曲がりながら属していたおかげで、東京オリンピック大会の体操選手の練習風景*を見学するチャンスがあった。
(*)日本の女子選手たちのものだったけれど、遠目にも小野清子選手の姿が華やいで見えた。

オリンピックで、各国の観衆が互いに対抗心を湧かせるのは自然だ。けれど、私なりに経験した体操競技は別で、素晴らしい演技をした選手に対して、いずれの国の代表だろうと関係なく納得するし拍手する。オリンピック出場の選手となれば、極めて高い次元で互いに尊敬と友情をもって競い合っているだろうと推測できる。

(本ブログ関連:”スポーツ”、”オリンピックの思い出”)