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2014年3月25日火曜日

イ・ソンヒ 15集「SERENDIPITY」発売

イ・ソンヒのアルバム15集の概要が、ショーケースの今日、ファイナンスニュースの記事「イ・ソンヒ、15集アルバムのショーケースでカムバック…タイトル曲*『その中であなたに出会って』」(3/25、チェ・ヒョンホ記者)に、次のように紹介されている。

(*) 15集: アルバム名「セレンディピティ」、タイトル曲「その中であなたに出会って(그 중에 그대를 만나)」

Youtubeで、「その中であなたに会って」の一部が紹介されている。(登録の1theKに感謝)
他にも全曲を登録しているものがあるが、今の時代、許容されるかどうか。アルバムを求めて聴きたい・・・コリアプラザに明日にでも早速聞こう。

Daumミュージックに全曲名が次のように表示されている。
1.Someday
2.동네한바퀴 (꽃다운나이..(Feat. 칸토)
3.너를 만나다
4.그 중에 그대를 만나
5.거리구경
6.꿈
7.이제야
8.나에게 주는 편지
9.이뻐 이뻐
10. 솜사탕
11. 나는 간다

Daumミュージックのページは、ミュージックビデオの一部も紹介している。

(本ブログ関連:”15集”)
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(追記)アルバムに使われた写真のよう
歌手イ・ソンヒが新しいアルバムを持ってカムバックした。

イ・ソンヒは、25日正午エムネット、メロン、バグス、オレミュージックなどすべてのオンライン音源サイトを通じて、15集アルバム「セレンディピティ」を発売した。去る2009年の14集「愛よ...」以後5年ぶりの新だ。

今回のアルバムは、1984年の江辺歌謡祭デビュー後、30周年を迎えたイ・ソンヒがスペシャルに準備したアルバムで、「偶然を通じて運命に巡り会う」の意を持つ「セレンディピティ(serendipity)」というアルバム名のように、30年前音楽に初めて会って歌を運命のように思い生きてきた、この時代の国民歌手イ・ソンヒの音楽的力量に会うことができるアルバムだ。

特にイ・ソンヒは、今回のアルバム収録曲の11曲中、9曲を作曲、7曲を作詞したし人気作曲家パク・グンテ(박근태)と感性作詞家のキム・イナ(김이나)、イダンヨプチャギ(ダブル・キック)と、作曲家ミスケイ(미스케이)、ユ・ジェハ音楽競演大会大賞出身の天才ミュージシャンのコ・チャンヨン(고찬용)、数々のYGの作・編曲を担当したソヌ・ジョンア(선우정아)、感覚的で繊細な歌詞の先頭走者であるエピトンプロジェクトまで総動員した。

タイトル曲「その中であなたに出会って」という(耳に残る)中毒性の強いメロディは、イ・ソンヒだけの深い響きで伝えられるウェルメイドなポップ・バラード曲。ペク・ジヨン(백지영)の「恋などしない」、チョPDの「友よ」など数多くのヒット曲を作曲したパク・グンテ プロデューサーが曲を書いて、アイユ、ケイウィル、ブラウンアイドガールズの曲などを作詞したキミナ(김이나)が作詞して関心を集めている。

この他にも、一編の映画音楽のようなプリティシュィ・ポップスタイルのビンテージなバラード曲「サムデイ(Someday)」、イ・ソンヒの地声と裏声を行き来するボーカルと、感覚ラッパーのカント(칸토)のラップが印象深くフィーチャリングされた「町を一巡り(동네 한바퀴)」、80~90年代のLP盤を聞くようなクラシックな曲「あなたに会う(너를 만나다)」などが完璧な調和を作り出して、新鮮な衝撃を与えている。

そうかと思えば、レコードのマスタリングは、エイミーワインハウス、ジェームズ、モリスン、ネロなど海外アーティストらと作業した英国のメトロポリス・マスタリング・エンジニアのスチュアート・ホークス(Stuart Hawkes)が参加した。

一方、イ・ソンヒは、この日午後8時、ソウルオリンピック公園で、15集発売記念ショーケースが開く。 これはポータルサイトDaumを通じて、生中継される予定であり、Mnetを通じても放送される予定だ。
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KBS WORLD「国楽の世界へ」 畑耕し

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(3/19)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第48回として、「畑耕し(밭갈이)」にまつわる話を紹介した。

まず、ドキュメンタリー映画「牛の鈴音워낭소리)」の紹介から、次のように始まった。
・2008年公開の、農村の<時間>を記録した「牛の鈴音」は、多くの人に感動を与えた。一生、畑を耕した80歳のお爺さん(ハラボジ)と、40年共に生きた牛の「ヌロンイ」が主人公だ。タイトル「牛の鈴音」は、牛の首にかけた鈴(워낭)からきている。農夫にとって牛は単なる家畜でない。田畑を耕し、重い荷物を運ぶ、大切な家族同様の存在だ。耳が遠くなったハラボジも、牛の鈴音だけは聞き分ける。足が不自由に関わらず、ヌロンイの餌の草取りに毎朝山に登る。牛も、平均寿命(15年)をとおに超えて、立つのも難しいほど衰えたが、ハラボジと一緒だと、大木を運び畑も耕す。便利な生活を求める現代だからこそ、静かに時間の流れる古里の風景が心にしみる。

▼ 映画「牛の鈴音」のサウンド・トラックから「タボンネ(따북네)」を聴く。都市生活者の聞く古里のイメージか・・・今様である。

・ハラボジとウロンイは、残念ながらこの世を去ったが、今も山間の村では、牛を利用した畑仕事が行われている。

次に、耕作に使われた牛にかかわる言葉について、次のように説明された。
・古く牛が耕作に使われたのは、4世紀頃と言う。牛は人力より深耕できるため、生産力も高く、農家に大切な財産だった。近年、容易で強力な機械が普及したが、今も山間で牛を利用する訳がある。山の中腹斜面の畑は、機械を運んだり重心を保つのが難しいが、牛は自ら動けるからだ。牛と一体に動くには、互いに通じ合い共感が必要だ。その際に重要なのが歌だ。
・1頭の牛が引く鋤(すき)を「ホリ(호리)」、2頭の場合「キョリ(겨리)」と呼び、左側の牛を「アンソ(안소)」、右側を「マラソ(마라소)」という。古い畑仕事の歌に、マラソとアンソに子供に呼ぶような温かい歌詞が残っている。

▼ 江原道楊口地方の畑を耕す歌(밭 가는 소리)を聴く。牛に語り聞かせて歌う。息遣い、土の香りがするよう。

最後に、済州島の馬を使ったときの民謡を、次のように紹介された。
・農作業で、動物と心通わせる独特な歌に、済州島の畑を踏む歌がある。済州島は石、風、女が多いとされ、「三多島」とも呼ぶ。昔から農作業を行うのも、女性の仕事だった。畑に転がる石を拾い集めて、畑のへりに垣根のように積んで風を防いだ。それでも種が風にあおられることが多かったため、畑に種をまいた後、土中に深く埋めて、しっかり根を張らせるため、馬を使って畑を踏み固めた。済州島だけに見られる農作業方法のひとつで、このときの歌も、他地域では見られない。済州島方言や独特なメロディーが残るこの歌は、伝統が薄れる中で、貴重なものとなりつつある。

▼ 畑を踏む歌(밭 밟는 소리)を聴く。労働の相和す歌は素晴らしい・・・島風に混じって聞こえてくるよう。

・農作業で歌われた歌は、昔の農作業、ひとびとを記録するものとして、重要な価値を持つと言える。