むかし、SONYの「ウォークマン」がポータブル・カセットプレーヤーを席捲した。個電の先走りであり、その後にアップルの「iPod」がとって代わることになる。
ウォークマンは少し高価だったので、他社製のものを購入して、通勤途中によく利用した。夏場に、ヘンデルの「水王の音楽」(ARCHIV、パーセル・スコラ・カントールム合奏団、アウグスト・ヴェンツィンガー指揮)を聴いたものだ・・・カセットテープを探したら、部屋の奥に見つけることができた。
全15曲中、最も知られているのが「(第2組曲)第12曲『アラ・ホーンパイプ』」で、この時期どこかで流れているはず。カセットケースに解説のパンフレットが入っていたので取り出してみたが、活字が余りに小さいというか老眼には霞んで読めない。
そういえば、イヤホン(有線タイプ)をしっかり耳にさし込んで、強音で聴いていたせいか、あるとき眩暈がして病院へ診断に行ったことがある。診察の際、横になって耳に水を入れられ、天井がグルグル回る経験をした。ウォークマンの聞き過ぎが注意された時代のこと。
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「ヘンデル 「水上の音楽」 アラ・ホーンパイプ バロック管弦楽団演奏」
- https://www.youtube.com/watch?v=UnTfED5A1yE