昨夜の雨跡が残った早朝、野鳥観察(探鳥会)に出かけた。夜明直前に冷えたものの、朝陽が登るや穏やかになった。家のまわりの「ヒヨドリ」たちがかまびすしい。
集合場所の様子がおかしい?? 集合時刻が7時なのに、以前の集合時刻の6時半と勘違いしたのだ。辺りを少し回ったところ、会員がカメラ片手に観察しているのに出会った。
本来の集合時、野鳥写真のベテランの方から、<今月のカレンダー写真> がみなに配られた。私は、いろいろある中から、可愛らしい「チョウゲンボウ」のものを選んでいただいた。
観察開始。フィールドに入るや、ここでもヒヨドリの鳴き声に出迎えられた・・・その後、群れになって飛ぶ姿を目にした(えっ、こんなに群れるのかと驚いた)。
集合場所がある原っぱもそうだが、林間の光景は一層際立った。朝陽に熱せられて、雨に濡れた地面から「もや」が辺りに立ち込め、その中を木漏れ日が光の筋になって降りてくる。まことに幻想的な場面。
観察路に「トチノキ」の大きな葉が、子どもが遊び散らかしたようにいっぱい落ちていた。
今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ:行くところずっと鳴き声が続いた。後半、群れになって飛翔するのに驚いた
・シジュウカラ:遠くの木立を1羽が舞い降りたといわれたので・・・多分そうだろう
・アオゲラ:これも鳴き声だけ・・・
・メジロ:鳴き声を指摘されるが、覚えられない。「チュルル」と聞こえたのがそうか?
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・トンボ(アキアカネ):2か所で、野草の葉にとまって羽を休めている様子を見る
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・カルガモ:別々の場所で1羽ずついるのを撮った。葦にガードされて見つけにくい
・アオサギ:相変わらず1羽、悠々としてたたずんでいた
・コサギ/チュウダイサギ:なぜかコサギとチュウダイサギが堰の上に一緒に並んでいた
赤とんぼ(アキアカネ)
<赤とんぼ> は、いつまで飛んでいるのだろうか。野草の葉に降りた「アキアカネ」は、間近に迫って撮影できるほど警戒心が薄い。「成虫は11月まで見られ、中には12月上旬まで生き延びるものもいる」(Wikipedia)とのこと。
カルガモ(写真左)、アオサギ(写真中央左)、コサギ(写真中央右)、チュウダイサギ(写真右)
・公園(東京都)の方針で、小川の岸の葦を自然のままにしているので、川筋を見るのが難しい。葦の隙間から「カルガモ」の姿を2度見つけることができた。
・小川に堰(せき)があって、その近くで、例によって1羽の「アオサギ」が立っていた。のっそりと動きも穏やか。
・堰の上に「コサギ」と「チュウダイサギ」が一緒に並んでいた。コサギは、足先が黄色なのでわかったが、もう1羽のサギについて、観察最終時にベテランの方からチュウダイサギと教えてもらった
(付記)
野鳥観察後すぐに帰宅。朝一番に予約していた検査を受けに地元の医院に行く。何も食べず、水も飲まずに探鳥会に出かけた後なので、腹がすいてしょうがない。検査を受けながら飯のことを考えていた。


