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2012年12月7日金曜日

ふたたび地震に揺れる

気象庁:地震情報(各地の震度に関する情報)
帰宅してテレビをつけ、のんびりPCを起動しようとしたとき、いつもならネット上の"Signal Now Express"で聞く地震報知音がテレビから流れた。

ズズズッと小刻みに揺れが始まり、やがて家が軋みだした・・・このままいけば、昨年の3.11と同じになるのではと不安がよぎる。慌ててストーブの火を消した。
幸い、1分少しの揺れでおさまったが、震源地域の海岸では津波警報(宮城)、および注意報(茨城~青森)が発令された。

気象庁の地震情報(17時29分)は次のように伝えている。
・震源地は、三陸沖(北緯37.8度、東経144.2度、牡鹿半島の東240km付近)で震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されます。

最大震度5弱とのことだが、西日本の佐賀県でも震度1が確認されている。今回も日本全体を覆う地震である。当地は震度3を測定されたようだが、その最中、不安が加わるのだからたまらない。

イ・ソンヒの「母をたずねて三万里」

距離単位の「里」について、Wikipediaによれば、日韓同名称ながら次のように違いを説明している。すなわち、「里(り)は・・・現在の中国では500m、日本では約3.9km、朝鮮では約400mに相当する。」とある。歩いた時間(日本)や歩数(韓国)、あるいは一定面積の辺の長さ(中国)が根拠になったようだ。
日本の里(約4Km=3927.272 727m)を基準にすると、中国のそれは約1/8であり、韓国のそれは約1/10(360歩、393m)である。

イ・ソンヒのアルバム「愛唱童謡(애창동요)」(1993年)に収められたアニメソング「母をたずねて三万里(엄마찾아 삼만리)」*の<三万里>は、30,000/10=3,000ということで、日本の「母をたずねて三千里」(1976年、放送:フジテレビ、制作:日本アニメーションほか)に当たる。
(*)「韓国のアニメーション史に関する一考察」(金先喜:キム・ソンヒ)によれば、「母をたずねて三万里」(1981年:監督:ジョン・スヨン、制作会社:ソンウプロダクション)の一行がある。

日本版(大杉久美子)と比べつつ、イ・ソンヒが童謡アルバムの中で、憂いを感じさせながらも軽快なテンポで歌う、優しく澄んだ声を聴いてみよう。母と会える喜びを、会いたいという情緒を歌っているのだろう。子どもたちにとって、どちらもたいせつなことである。



(Youtubeに登録の2002Jyan、KnightmareSMに感謝)