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2024年11月7日木曜日

立冬 2024、木枯らし、富士山の初冠雪、オーロラとキツネ

二十四節気「立冬」
きょうは二十四節気の「立冬(りっとう)」。冬の気が立ち始めて、いよいよ冷気が沁みるころ。今週いっぱい寒気が南下して、最高気温は 14℃ と冷え込むようだ。天気予報では、来週に 21℃ に復活すると予想している。

(本ブログ関連:”立冬”)


七十二候
二十四節気の「立冬」の間を、三つに分けた雑節の「七十二候」は次の通り。
●初候:「山茶*始開(つばき はじめて ひらく)」  山茶花(さざんか)が咲き始める
    (*)山茶: 「ツバキ(椿)」の意。ここでは、ツバキ科の「サザンカ」を指す
●次候:「地始凍(ち はじめて こおる)」  大地が凍り始める
●末候:「金盞**香(きんせん こうばし)」  水仙の花が咲く 
    (**)金盞: 金色の杯、「スイセン(水仙)」の別名

(本ブログ関連:”スイセン”)


木枯らし
きょう、東京に「木枯らし1号」が吹いた。きのうから予想されたものだが、確かに昼過ぎ体操教室に出かけたとき、寒風に身が染みた。

■ 日経新聞
「東京・近畿で木枯らし1号 各地で今季一番の冷え込み」(2024年11月7日 12:18)より抜粋
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE073IE0X01C24A1000000/
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・気象庁によると、7日午前10時54分、東京都心で最大瞬間風速13.7メートル北西の風を記録した。
・木枯らし1号は例年、東京近畿で発表される。〔共同〕
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■ 気象庁 お天気相談所 (2020年の資料)
https://www.data.jma.go.jp/tokyo/shosai/news/pdf/2020/20201104kogarasi_oshirase.pdf
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東京地方における「木枯らし 1 号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
東京における風向が西北西~北である。
東京における最大風速が、おおむね風力 5(風速 8m/s)以上である。(ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する)
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■ 木枯らし紋次郎
昔のテレビ番組に「木枯らし紋次郎」(中村敦夫主演、1970年代)という股旅ものがあった。主人公が口にする「あっしにはかかわりのねえことでござんす」という決め台詞が流行った。竹楊枝をくわえた姿に、いっそうニヒル味が加わった。


富士山の初冠雪
きのう、静岡側で富士山に冠雪が確認されたが、歴史的に甲府地方気象台による観測が必要とされているとのこと。

■ 日本気象協会 tenki.jp
「富士山で「初冠雪」 統計開始以来 最も遅い観測」(日本気象協会日直主任、2024年11月07日07:17)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/11/07/30890.html
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今日7日(立冬)、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、統計開始以来、最も遅い初冠雪となりました。
富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台が観測しており、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。
・これまでの最も早い記録は、2008年の8月9日でした。
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オーロラとキツネ
以前に触れたことだが、寒い夜、雪原を走るキツネの尾が雪を巻き上げて、火となる伝説がフィンランドにある。寒さがしみるとき、舞い上がった粉雪が、やがて上空のオーロラへつながるのを幻視したのかもしれない。

フィンランド政府観光局:「オーロラ  キツネが飛び散らせる火花?」より。
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フィンランドの北部(ラップランドなど)に住むサーミ(Sápmi)の人々の伝説に、オーロラ(極光)は「キツネが北極圏の丘を走るとき、尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって現れる」という。
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(本ブログ関連:”オーロラとキツネ”、”キツネ 狐”)

■ Youtube (登録: VisitFinland)
アニメーション「Revontulet (狐火) - FINLAND」
https://www.youtube.com/watch?v=UILnfI3dcAc