きょうから新暦8月が始まる。旧暦8月の月名は「葉月」*であるが、本日は旧暦「水無月」の6月8日であり、旧暦の8月1日は新暦の9月22日となりずっと先だ。
(*)葉月は、木々が紅葉して葉の落ちる秋の気配を指す。季節感が今とまるっきり違う。
それでも、葉月といわれると、夜道の風の具合が微妙に変化しているのを気づく。そして、今夕の小雨に冷えてか、水道の蛇口から出る水が一瞬冷たく、やがて温くなるのを感じて、微妙に秋の気配を感じたりする。
一週間後の8月7日には、二十四節気の「立秋」になる。確実に秋が忍び寄ってきている。8月もあっという間に過ぎ去るだろう。若いころ、それに気付いていたら、もっともっと夏を謳歌したろうにと思う次第だ。
気が早いが、秋の深まりにふさわしいイングランド民謡の「グリーンスリーブス(Greensleeves)」を聞いてみよう。Youtubeに、木管奏者 Leyna Robinson-Stoneが豪華な装飾を施した「緑色の袖」を持つ衣裳を纏いながら、縦笛の「ティン・ホイッスル」**でグリーンスリーブスを演奏している。
(**)そういえば、むかし、ティン・ホイッスルを少々練習したことがあったなあ。
■ Youtube(登録: Leyna Robinson-Stone)
「Greensleeves - tin whistle version by Leyna Robinson-Stone」
ー https://www.youtube.com/watch?v=QtnplRYvLGQ