▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2024年5月25日土曜日

野鳥観察(67)

目覚まし時計の調子が悪い。To-doに合わせてアラーム設定したが、ピリ..ピリ..と微かに鳴るだけ。でも、野鳥観察(探鳥会)の場合は特別、わずかなアラーム音にも敏感に反応して起床する。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

手際よく準備完了。フィールドで虫に刺されるのが嫌なので長袖にしたところ、家を出て気付いた。意外に涼しく風がある。早朝のこの時間帯は、きょうの日付に変わった深夜から気温が下がり、集合時刻には底を打ったようだ(21℃ ↘ 19℃ ↗)。

公園に入り、集合場所に近づくと、「ウグイス」の鳴き声「ホーホケキョ」が響いた。

バードウォッチング開始早々、犬散歩と出会った。そのとき、連れの「イングリッシュ・セター」犬が、前方草地にいる「ハシボソカラス」に対し、猟犬として狩りの体勢をとったのを見て、みなが驚いた。実に印象的な場面だった。

きょうのフィールドは、しかし静かだった。

下記内容も含めて、会長からこんなお話をうかがった。
ー 草の茎(ツメクサ、オオバコ、スミレ、オヒシバ、レンゲソウ)を使って勝ち負けする、男の子の「相撲遊び」がある。
ー 樹木の幹に名前などを標示した板を「樹名板」という。

今回も、会長やベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ボソ(ハシボソカラス): 姿も鳴き声も当たり前の存在
・ヒヨ(ヒヨドリ): ボソと同じく、姿も鳴き声も当たり前の存在
・ハクセキレイ: グラウンドに1羽いたが、カメラを向ける前に飛び立った
・カワセミ: 鳴き声がして、ベテランの方から、あれがカワセミの声と教えられた・・・
・ツバメ: 2~3羽が行ったり来たり飛翔した
・ムクドリ: 滑空する一瞬、普段のこの鳥らしくなく、おおらかに飛んで見せた
------------------------------
・マルガモ: マガモとカルガモの交雑。カルガモ2羽と一緒に小川に浮かぶ
・カルガモ: 小川に1羽浮かんでいた(上記のカルガモとは別場所)
----------------------------------------------------------------
・ケヤキ: 公園の遊歩道をさえぎるようにケヤキが並んでいる場所がある
  - 幹の太さが違うので植樹年度が違うようだ(スギ、ヒノキの植林は同一年一斉に行なう)
ホルトノキ: 常緑広葉樹の高木であるが、葉が古くなると紅葉して落ちる(常時ある)
・オオシマザクラ: 紅い実が多数膨らみ、熟した黒い実は甘いとのこと(味見せず)
・イロハモミジ: プロペラのような赤い種が見えた
------------------------------
・アカツメクサ: シロツメクサと同じ仲間だが、丈はアカツメクサの方が大きい
  - 明治期に、輸入品(ガラス製品など)のクッション材として使われた「詰め草」が起源

マルガモ
羽つくろいしたばかりの場面なので、よく見ると変な姿になっている。「マルガモ」が、何でこんなとき撮るのかと、意見ありそうな表情をしている・・・ように見える。



オオシマザクラ(写真左)とイロハモミジ(写真右)
・「オオシマザクラ」に実がなっていて、赤い実は若く、黒い実は熟して甘いようだ。何人かはチャレンジしていたが・・・反響が乏しかったので遠慮した。
・「イロハモミジ」にプロペラ状の赤い種ができた。いずれ風に乗って少しでも遠くへ着地するのだろう。



アカツメクサシロツメクサ
・ちょうど「アカツメクサ」と「シロツメクサ」が隣り合って生えていた。同じマメ科だが、アカツメクサの方がシロツメクサよりやや丈が高いようだ。