不老長寿、あるいは不老不死の食べ物・薬のなかで、仙人が食したという仙薬に「霊芝」がある・・・なんだか深夜のテレビ通販番組に出てきそうな漢方薬が浮かんでくるが。仙人ともども気になる名だ。
仙人は病気をしない・・・というのも、風邪や腰痛で寝込んだり(女性の脛(はぎ)に目がくらんで落っこちることはあっても)するのを聞いたことがない・・・もしかしたら、あるかもしらないが。彼らはいただきを飛ぶエネルギーを持っている。それがうらやましい。
仙人の世界ではないが、アマチュアの鉱物趣味世界の頂上にいらした、関東の棲井欽一(さくらい きんいち:大正元年(1912年)~ 平成5年(1993年))氏、関西の益富寿之助(ますとみ かずのすけ:明治34年(1901年)~ 平成5年(1993年))氏を知らぬ者はいない。
さらに時代をさかのぼれば、江戸の本草学(奇石収集)の木内石亭(きうち せきてい:享保9年(1724年)~ 文化8年(1811年))が挙げられるだろう・・・ 鉱山関連で、平賀源内が出てきそうだが。
江戸中期、近江の木内石亭が記した「雲根志(うんこんし)」*に、不老長寿の「石芝」が収録されているという。どのようなものか、Googleの生成AI Gemini に問うてみた。
(*)雲根 = 石を指すとのこと。石の奇談に、雲がわく石の話がある・・・。
どうやら、伝説としての仙薬であり、実際には地衣類の「イワタケ」のようだ。キクラゲみたいなものを想像したが、もっと乾いて岩肌に張り付いている。「味はないが『キクラゲ』や『ワカメ』に似た弾力のある歯ごたえが特徴」とのこと。
■ Gemini
Q.木内石亭が記した「雲根志」に収録されている「石芝」は、植物との関係があると聞いていますがどのような内容ですか?
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A.「雲根志」に収録されている ≪「石芝(せきし)」が植物と関係があるという情報は、主に中国の古い書物に見られる仙人の食物としての「芝」≫ という概念に由来していると考えられます。
「石芝」と植物の関係について
「石芝」は、≪鉱物や化石、あるいは菌類(きのこ類)≫ を指す言葉として使われることがあり、その植物との関係は、以下の点に見られます。
1.仙草・霊芝としての概念
中国の道教や本草学における「芝」(霊芝)は、不老長寿の仙薬とされる架空の植物または縁起の良いキノコの総称です。この「芝」には、「石芝」「木芝」「肉芝」「菌芝」など、さまざまな種類があるとされ、「石芝」もその一種として古くから記載されてきました。
中国の古典における「石芝」の記述:
古代の神仙思想を記した書物などでは、「石芝」は石の姿をして海辺や石山に生じるとされています。これは、岩肌に張り付く地衣類(イワタケなど)や、特定の菌類(マンネンダケなど)、あるいは珍しい鉱物や化石が、仙人の食べ物である「芝」の一種として見なされたためと考えられます。
2.現実の生物としての「石芝」
「石芝」という語は、現代の生物学名や和名では主に以下のものを指します。
・地衣類(イワタケ:学名 Umbilicaria esculenta)は、岩の上に生育する地衣類(藻類と菌類の共生体)で、食用とされます。これも「石芝」と呼ばれることがあります。
・サンゴ(クサビライシ:草片石)は、石のような形をしたサンゴ(腔腸動物)の一種です。これも「石芝」の異名として知られています。
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