寒い寒いと言っていたが、今日の寒さは本格的。防寒着の襟元ボタンまでしっかり留めるも、頬をよぎる風はことのほか冷たい。これで二十四節気の「小寒」というのなら、後の、寒さ甚だしい「大寒」はいかばかり。ここしばらく、この冬寒に難儀することだろう。何度もいうが寒いのは苦手だ。だが、何度いっても寒さは変わらない。冬真っ最中じゃ無理か。
(本ブログ関連:”小寒”)
近所にある読書室の窓辺で、ガラス戸越しに陽に当たりながら読書した。ぽかぽかして心地よい。そんなとき、巨大な温室を作って日がな一日ぼんやり暖まったらなんて空想したりする。それに溜め込んだ鉱物標本を小さく割ってみたいし・・・。
以前、ビニール温室の作り方をYoutubeで見たことがある。農家が使う規模になると、とても一人でできるものでない。かといって、趣味の園芸用のものは小さすぎる。
読書室が冷え始める頃、街通りの冷気を潜り抜けて帰宅する。寒暖の差は、やっぱり体にきついようだ。部屋の暖気にまた咳き込んだ。