昨晩の酒がきいたのか、今朝は気分爽快で、出かける準備をする。ブックフェアの入場券の裏にアンケートに応えて書き込む。これでよしと、入場券を表に返して開催日を確認したら・・・な、何と!昨日までではないか。朝っぱらから挫けてしまった。
せっかくなので、近在の駅ビルにある書店に行く。そういえば、「月の銀色の林檎/太陽の黄金の林檎」のフレーズを思い出し、イェイツ(Yeats)の「さまようイーンガスの歌(The Song of Wandering Aengus)」が収まった詩集はないものかと探したが見つからない。とりあえず、岩波文庫の詩集から始めよう。
ケルトの愛と若さの神イーンガス(オェングス)によせて、愛するものを、林檎の花の飾りした少女を永遠に探す・・・。
若い林檎は純粋さがあるだけに、自分の傲慢に気付かないこともあるけれど、老いてなお林檎を求め続けるとは、神話の世界なればこそか。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒの「リンゴの木の下で」”)