春に桜の名所として名高い「小金井公園」の <梅林>*で、きょうから(~27日まで)「梅まつり」が開催される。もう少し咲きそろったころに観梅すべきところを、体操教室の帰り遠回りしてみた。
(*)<梅林> は実の収穫を、<梅園> は花の鑑賞を目的にしたもの(Gemini)だそうだが、景観から梅園といってもよいほど。
(本ブログ関連:”梅まつり”)
公園東側から入って、梅林にいたるまでの間、人影は少なかった。やがて遠目に梅の花が見えるころになると、観梅に訪れた人の数が多いのに気付く。どうやら、公園の来園者は、梅見物に集中しているようだ。
梅林の道路側に、梅の品種を紹介したパネルが立っている以外、とりたてて「梅まつり」を感じさせるのはない。梅林の梅の樹々に、咲いてないのがむしろ少ないくらいだ。
「白梅」、「紅梅」は次の通り。それに、「しだれ梅」も白い花をつけていた。きょうは初日の様子見で、あらためて盛況な様子をうかがいに来たい。
広瀬惟然の句
今度は第六巻、「第六 折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、芭蕉の門人にして風狂の人、広瀬惟然*(ひろせ いぜん、慶安元年(1648年)? ~ 宝永8年(1711年))の、朝寝を満喫した句が載っている。解説によれば、豊後の俳人宅に身を寄せて、心地よい朝寝の気分と感謝を梅に託したもののようだ。妻子がありながら出家して、後に念仏を唱えて全国行脚する。後年故郷に戻り小庵に住んだ・・・なんだか、尾崎放哉を思い起こさせる。
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ゆったりと寝たる在所や冬の梅 (在所: いなか)
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(*)惟然の特徴的な「口語調俳諧」(軽み)は、Wikipediaに例示されている。